引火点とは?【有機溶剤の引火点をわかりやすく解説!】
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- เผยแพร่เมื่อ 22 มี.ค. 2020
- 今回の内容は「引火点とは?」です。
室温20℃下で、アセトンに火を近づけると燃えますが、灯油に火を近づけても燃えません。
なぜでしょうか?
引火点とは、液体がその温度に達すると引火する温度のことです。
灯油は引火点が40℃程度なので、灯油自体が40℃以上になった状態で火を近づけると引火します。
一般的に常温とは20℃付近のことを指しますし、液体の温度は室温と同じと考えると、常温で火を近づけても燃えないということになります。
一方、ガソリンは引火点が-40℃とかなり低いです。
そのため静電気など点火源が少しでもあるだけで引火し、火事の要因となってしまいます。
ただし、引火点が高いほど溶剤の乾燥性が遅い(沸点が高い)傾向にあるので、実務的にみると引火点と乾燥性を考慮して、溶剤や洗浄剤を選定する必要が出てきます。
詳しくはブログにもまとめてますので、そちらを参照してください。
まっすーの有機溶剤情報局
「引火点とは?」
aoi-masumoto.com/solventknowl...
===動画もくじ===
※数字クリックするとそのポイントまでジャンプできます↓
0:09 今日のテーマ「引火点とは?」
0:44 前回のおさらい「なぜ灯油に火が付かない?」
1:36 引火点の定義の確認
2:17 引火点とは決まった温度
4:15 引火点と引火の関係
4:33 常温(20℃)で灯油に火が付かない理由の答え
6:03 引火点を参考にするケース
7:10 次回予告「消防法とは?」
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#引火点 #消防法 #有機溶剤
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チャンネルの解説している人↓
現役で有機溶剤の営業(業界営業経験6年)をしています。
業界知識を教えてもらうことがなく、手探りで身に着けていき、
営業で苦労した経験から、「自分がこんなこと教えて欲しかったな」という内容を配信しています。
このチャンネルは視聴者様との相互コミュニケーションを醍醐味としておりますので、ご不明点あればコメント欄へお願いします。
動画の内容をブログで文字起こししています。
まっすーの有機溶剤情報局
aoi-masumoto.com/
※動画の内容より大衆向けに書いています。
※このチャンネルは個人のチャンネルです。
勤め先の会社は関係ないため、本動画内容に関して、直接会社へのお問い合わせはご遠慮願います。
めちゃくちゃ分かりやすいです
ありがとうございます!励みになります!
わわわわわかりやすいです!
コメントありがとうございます。
そう言って頂けて嬉しいです!
分かりやすくて、すっきりしました!有り難うございました!
コメントありがとうございます!
お役に立てて光栄です!
引火点以外で近づけると燃えないのはわかったのですが
火を引火点以下のときに近づけるのではなく
液体につけると引火点以下でも燃えるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
火を液体の中に放り込むイメージでしょうか?
その場合、引火点以下であれば引火しないので、火が消えます。
灯油の引火点は、40℃ということですが、ストーブとかファンヒーターの仕組みは、40℃に加熱しているということですか?
コメントありがとうございます。
ストーブやヒーターの仕組みについてはあまり詳しくはありませんが、
ファンヒーターの場合は、灯油を気化させて点火するので、灯油の沸点である170℃以上に温めて点火しているかと存じます。
沸点は気化する温度ですが、点火する瞬間は引火点40℃であることを利用して点火していると考えられます。
こんにちは、よくある質問で灯油をペットボトルで短期保管とか聞きますが、問題点多いですか?
コメントありがとうございます。
短期保管なら可能です。
長期だと灯油の成分によりペットボトルが変形していくと思います。
ペットボトルも種類によって厚みが違うので、厚みのあるボトルを利用された方がいいと思います。
ありがとうございます。ポリタンクが割れてたので2日ほどペットボトルで代替してましたが、特に問題なく新しいポリタンクに移せました。
ガソリンの引火点がマイナス40℃以下というのはどういう認識なんでしょうか?
コメントありがとうございます。
引火点が-40℃ということは、例えば真冬の北海道(約-20℃)でガソリンに火をつけても燃えるということになります。
一般的な溶剤はここまで引火点が低くないので、同じ状況下で燃えることはありません。
乙4試験に向けて勉強中のものです。アセトンの引火点を-20℃と記事しているサイトがあります。
また保管数量とは指定数量と同じものでしょうか?
コメントありがとうございます。
アセトンの引火点は測定した値によって、-20℃や-18℃と書かれているものもあると思います。
指定数量と保管数量は同じ意味で使われていますが、正しいのは指定数量という言い方です。
指定数量だとわかりづらいので、噛み砕いた表現として保管数量と使われているのだと思います。
ありがとうございます。@@user-db6wr2kl6h
私は工場勤務です。危険物乙種全類持っていますが、まったく意味ありませんよ
ガソリンの引火点は−40℃以下ですが
−40℃以上(−40〜0)の場合は引火しないということでしょうか?
コメントありがとうございます。
ガソリンの場合、引火点-40℃以下なので、例えば-100℃の空間では引火しない(火がつかない)ということになります。
-40℃以上の場合は引火しますので、-40℃のり温度が高い-10℃、-20℃などであっても引火します。
どうして温度が上がると洗浄力が上がるんですか?
コメントありがとうございます。
簡単に言うと、熱が化学反応を促進するからです。
他にも洗浄したいものが油だと、温度を上げることによって粘度が下がるため洗浄しやすくなるという理由もあります。
油でベトベトな食器を洗うときに、冷たい水で洗うか、温かいお湯で洗うか、どちらで洗いやすくなるかイメージして頂けるとわかりやすいかもしれません。
引火点も発火点も低いほど危険って正しいみたいですけどそれがよくわからないです。
コメントありがとうございます。
引火点は、火元を近づけたときに火がつく温度です。
引火点が低いと、火花やタバコの火などで簡単に火がつくので危険と考えられます。
例えばガソリンは引火点が低く、-40℃でも引火します。
発火点は、自然発火点ともいい、火元がなくても勝手に火が付いて燃える温度です。
揚げ物油を熱し続けたら勝手に燃える映像を見たことがあるかもしれませんが、あれは加熱した火で燃えているのではなく、油自身が自然発火しています。
ガソリンを例にすると、ガソリンは自然発火点が300℃なので、火元さえなければ、ガソリンは300℃まで加熱しても自然に燃えることはないと考えられます。
引火点よりも火元がなくても燃える発火点が低いほうが危険ですが、ちょっとした火花でも引火してしまう引火点も注意が必要なので、引火点と発火点の低いものは危険と言われます。
参考になれば幸いです。
冬に灯油ヒーターで火がつくのは別の原理ですか?
コメントありがとうございます。
原理は同じです。
灯油ヒーターの場合、液体を燃やすのではなく、灯油を気体にしてから燃やします。
そのため、灯油は電源を入れてから、温かい空気が出るのに時間がかかります。
(この間に予熱しています。)
回答ありがとうございます。気化ガスという事ですね!