アセトンとは?【溶剤徹底理解!アセトンの物性・用途・メーカーがわかる!】
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- เผยแพร่เมื่อ 6 ต.ค. 2024
- 今回は「アセトンとは?」について解説しました。
アセトンは有機溶剤の中でも入手がしやすく、用途も幅広いので、企業だけでなく、一般の人にも広く使われ、認知されているかと思います。
一般向けではネイルをされる女性の除光液の成分として有名です。
企業向けでは脱脂洗浄剤や塗料、インク等の原料として使われていることが多いように思えます。
有害性が高く、有機溶剤中毒予防規則に該当しており、引火性も高いため、取り扱いには注意が必要です。
アセトンのメーカーについてはあまり知られていませんが、国内に3社あり、日本のアセトン需要は国内メーカーによりほぼ100%賄われています。
この動画を通してアセトンに対する理解を深めて頂ければ幸いです。
●ブログ「まっすーの有機溶剤情報局」
今回の内容をブログでも記載しています。
【溶剤徹底理解 アセトンとは?】
aoi-masumoto.c...
※コメント欄でご指摘頂き、気づきましたが、アセトンの構造式としていたものが間違っています。大変失礼しました。
※動画が19分とボリュームがあるので、以下の動画もくじを使用し、必要な所を見て下さい。
===動画もくじ===
※数字クリックするとそのポイントまでジャンプできます↓
0:14 今日のテーマ「アセトンとは?」
0:52 ①アセトンの特徴・物性・有害性
2:26 アセトンの特徴3つ
3:21 アセトンの物性
5:15 アセトンの有害性
6:19 アセトンの関連法規
7:21 ②アセトンの用途・業界
7:41 アセトンの用途① 塗料・インク・接着剤の原料・希釈剤
8:23 アセトンの用途➁ 塗料・インク・接着剤の洗浄剤
9:17 アセトンの用途③ 脱脂洗浄
10:06 アセトンの用途➃ 除光液・ネイルリムーバー
11:05 アセトンの用途➄ FRPの洗浄
13:12 注意:アセトンは爆弾の原料
14:06 ③アセトンの製造メーカー・価格帯
15:23 市販のアセトンのメーカーを特定するのは不可能
17:07 アセトンの価格帯
18:35 まとめ
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#アセトン #アセトンとは #有機溶剤
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チャンネルの解説している人↓
現役で有機溶剤の営業(業界営業経験6年)をしています。
業界知識を教えてもらうことがなく、手探りで身に着けていき、
営業で苦労した経験から、「自分がこんなこと教えて欲しかったな」という内容を配信しています。
このチャンネルは視聴者様との相互コミュニケーションを醍醐味としておりますので、ご不明点あればコメント欄へお願いします。
動画の内容をブログで文字起こししています。
まっすーの有機溶剤情報局
aoi-masumoto.com/
※動画の内容より大衆向けに書いています。
※このチャンネルは個人のチャンネルです。
勤め先の会社は関係ないため、本動画内容に関して、直接会社へのお問い合わせはご遠慮願います。
シンナーで一括りになってるものを個別に解説して頂いてとても勉強になります
コメントありがとうございます。
参考になったようで良かったです!
いつも分かりやすいご説明大変助かっております。
初心者レベルですが、モノマーの溶解(希釈)用途でアセトン、MIBKをよく使っています。普段から疑問に思っていたのが、アセトンはMIBKより沸点低いから飛びやすいのは理解できますが、MIBKは沸点高いのにそれなりの揮発性を示します。水より高沸点なのに水より飛びやすい印象です。
逆にMIBKとそこまで沸点変わらないのに揮発遅いなと思う溶剤もあったりするので、なぜだろうと気になっています。この辺の化学的なメカニズムは難しそうなので、実際に試さなくても、だいたいの揮発の程度が分かる方法とかパラメータがあればと思ってます。
という、溶剤の揮発性に関するご解説をお願いする事は可能でしょうか。
コメントありがとうございます。
揮発性の話をするときは、大抵沸点の高い低いで説明されることが多い(私もそう説明しています)が、実は沸点以外の要素も揮発性に関係します。
蒸気圧といって、物質ごとに違うのですが、一般的に同じ温度下では蒸気圧が高いほど揮発性が高いと言われます。
MIBKと水の揮発性の違いはここに関係してくると考えられます。
どこかで揮発性に関する考え方を動画にしたいと思います。
ご回答ありがとうございます!参考になりました。調べてみます!
昔コンピューターメーカーに勤めていた時にアセトン使ってました😄🤚ダイヤモンド削ったあとの洗浄に使ってました😄✌️
コメントありがとうございます!
凄いニッチな用途で使われてたんですね。
削り粉や指紋の除去用途でしょうか...
初めて聞く使い方です。
ローリーでいつも運んでる溶剤のことよくわかりました。ありがとうございます😊
コメントありがとうございます。
ローリーの運転手されてるんですね。
ローリーの運転手が少ないと言われる中、いつも運んで頂きありがとうございます。
いち営業として、モノがあっても、運ぶ人がいないとどうにもならないので、いつも感謝しております。
盲点かも知れませんが、建築現場等で塗装前の脱脂(ウエスに含ませての脱脂清掃)でアセトンを使用しても良いか?の質問がありますが、
アセトンは乾燥が早すぎて脱脂作業性が悪いのでラッカーシンナー、ウレタンシンナーがあればそちらを使用して下さいと言います。
ウエスに含ませた場合、瞬時に乾燥してしまい広い面の脱脂清掃には向きません。
コメントありがとうございます。
ご経験に基づく補足をして頂きありがとうございます。
確かにアセトンは乾燥が早すぎるので、外作業では向かないこともあるかと存じます。
頂いたコメントが、他の多くの方の参考になると思います。
私では気付けなかった点ですので大変助かります。
アクリルの接着に使えます、注射器を使うと無駄な揮発を防げます。
気泡を入れないようにうまくやると継目が見えなくなり、重ねても全体が透明に仕上がります。換気、火気に十分注意してください。
コメントありがとうございます。
実際に使用されている方のご意見参考になります。
切削油の脱脂に洗浄用シンナーを使っています。
切削油などの脱脂にアセトン、メタノール、ラッカー、洗浄用シンナーは何が1番良いですか?洗浄用シンナーと他で違い有りますか?
脱脂に特化した動画も見たいです!
コメントありがとうございます!
脱脂能力だけで言うと、
アセトン=ラッカー≧洗浄用シンナー>メタノール
となります。
個人的にはアセトンが乾燥早いのでお勧めです。
洗浄用シンナーは色んな種類がありますので、中々この場で説明し切ることは難しいのですが、脱脂に特化した動画を作成し、その中で説明したいと思います。
ありがとうございます!
0:59
挿入されてる図の化合物、ジエチルケトンじゃない?
コメントありがとうございます。
本当ですね...間違えています。
動画概要欄に訂正の一文入れるようにします。
ご指摘頂きありがとうございます!
職場で接着剤を使った機材の洗浄に使っています。保護具はラテックス手袋を使っていますが、透過します。アセトンの皮膚への影響は気にしてませんが、溶解した接着剤(エポキシ等)が手に付く事は非常に気になります。溶剤専用の手袋を使った方がよいでしょうか。
コメントありがとうございます。
透過している状態も好ましくないですし、都度接着剤がつくのであれば、保護具を変えた方がいいと思います。
溶剤用手袋として、参考に挙げます。
ダイローブH202
www.dailove.com/dailove-h202.html
ここまで強度の高いものが不要な場合はホームセンターで売っているような厚手のPE(ポリエチレン、使い捨て)手袋でもいいと思います。
参考↓
item.rakuten.co.jp/inishienohonoo/10056700/?scid=wi_ich_androidapp_item_share
ラテックスには耐溶剤性がないので、耐溶剤性のある手袋を選定して頂ければ幸いです。
詳しい解説、ありがとうございます。
市販品として、「アセトン」「FRP用アセトン」「アセトン100%のネイルリムーバー」などがありますが、中身は大差ないんでしょうか?
用途としては、接着剤の融解に使いたいと思っています。
コメントありがとうございます。
中身は大差ないです。
〇〇用とした方が消費者のターゲットを絞れるので、マーケティング的な施策だと考えられます。
@@有機溶剤情報局まっすーチャ
ご回答ありがとうございます。
参考にして、探しに行ってみます。
( ´ ▽ ` )ノ
匂いがどんなか溶剤全般に解説を加えて頂けると有り難いのです〜、宜しく。
コメントありがとうございます!
臭いについては中々伝えるのが難しい面もありますが、今後のテーマに取り上げてみます!
私の転職した会社は化学系の会社なのですが、洗浄液として」アセトン」を異常な程扱っております。
それにより、先日の健康診断で、私の体内の「アセトンの血中濃度」が異常値を超えておりました。医師に相談したところ、私の会社に限り、アセトンの血中濃度が異常値を示す人が複数人いるので気をつけてくれとの事でした。
これってやばい会社でしょうか?
コメントありがとうございます。
有機溶剤健康診断を行っているだけマシとも言えます(酷いところは健康診断すらしてません)が、通常は健康診断で異常値が見つかればアセトンを吸引しないための対策を行います。
そもそもの義務として局所排気装置という専用の換気装置をつけたり、防毒マスクを使用するなど「吸わないための対策」をします。
異常値が出るということは、アセトンの蒸気を吸引防止する対策が不十分なんだと思います。
また、健康診断の結果は管理部署が確認して対策するのが普通なので、そのような管理もできていないということになるでしょう。
対策してほしい旨を申し出られる環境であればいいですが、言えない環境だとするとヤバいと言えるかもしれません。
@@有機溶剤情報局まっすーチャ
健康診断の結果は個人情報となるので、本人以外は見れないと思います。従って、管理部も把握していないと察します💦。
それとも管理部は見て見ぬふりをしているのでしょうか?
蓋を閉め忘れたマジックインキにも対応できますか?
コメントありがとうございます。
やったことはないのですが、インクの溶剤が乾いてしまっているので難しいと思います。
アセトンは匂いが強いだけでなく、吸ったら毒なのですね。
除光液は普通の人が使っていて大丈夫なのでしょうか。
手で触るのも心配です。
(。・・。)
コメントありがとうございます。
頻繁に使うものでなければ、使用時に換気さえしておけば、そこまで影響を受けることはないかと思います。
ただし、化学物質に弱い体質の方だと体調を崩しやすいこともあるので、明らかに気分が悪くなっときはアセトン以外の除光液を使用された方がいいかと思います。
@@有機溶剤情報局まっすーチャ
よくわかりました。
ありがとうございました。
固まってしまったシリコンコーキング剤は溶解可能でしょうか?
コメントありがとうございます。
コーキング剤はアセトンで溶解することは難しいです。
トルエンやキシレンなどで溶解できる可能性があるので、トルエン・キシレンを多く含むシンナーを利用するとよいかと存じます。
※めちゃくちゃ溶けるというより、コーキング剤が剥がせる程度に溶ける感じになるかと存じます。
使いかけのコーキング剤が固まってしまったので溶解して再度使用できればと考えたのですが・回答ありがとうございました。@@有機溶剤情報局まっすーチャ
使いかけのコーキングとなると中まで固まってる可能性があるので、再使用できるようにするには難しいかもしれません。
誤ってコーキングが付着した想定で回答してしまいました。
ご期待に添えない回答で恐縮です。
え~~爆弾に使うの? 怖い怖い
コメントありがとうございます。
簡単に作れてしまうというのが怖いですね。
警察も熟知していて、溶剤メーカーには毎年立ち入りでヒアリングされています。
硝酸と硫酸でニトロ化まではわかるけど?ニトロ化反応を素人がコントロールできるのかなあ?反応始まったら生成されるそばから燃えてしまって濃硝酸と濃硫酸がぶしゅ~って吹き出すような気がしますwww 有機溶剤よりそっちのほうが危ないですね(><)化学部実験で何十年か前にニトロセルロースは作ったことあるけど。。。
私も詳しくはよくわかりませんが、一筋縄ではいかなそうですね。