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字幕付いてるの地味にめっちゃ凄い電車で音無しで見る時本当にやりやすい
この動画はもっと閲覧されるべきだと思います。本当にわかりやすくてありがたいです!!
どうもありがとうございます。まだスタートしたばかりですのであまり閲覧されていませんが、今後、「経済学の入門と言えばこの動画」となることを私自身も願っています。
先生はかっこいし、授業が細かく説明です。
とても、わかりやすい動画を有難うございます!大学のテスト勉強に活用させてもらっています!
感謝您,讓我收穫良多還好有自動翻譯成繁體中文,收看起來相對輕鬆些
無料でこれが見れる時代に生まれてよかった😢
理解しやすくてありがたいです!
わかりやすい説明、ありがとうございます。少々、自分なりに考えてみましたが、政府支出と税収が均衡した(国債を考えない)状態で、ΔT(=ΔG) の増税をした場合、 ΔTx(-c)/(1-c)+ΔGx1/(1-c) = ΔTx(1-c)/(1-c) = ΔT = ΔG となり、増税分だけ、国民所得Yが増えるというのが、興味深いです。
消費性向が0.5超えないと減税効果がGDP増加を賄えないのですね肌感覚とは逆に、消費性向が低下し続けている若者は増税して、公共事業を回した方が日本経済に良さそうですね
均衡国民所得が完全雇用を達成しているかどうかはケインジアンクロスでは扱っていないと思うのですが労働市場を包摂する分析、さらに国民所得決定に関わるすべての市場を同時に包摂する包括的な分析法もありますか。
再び良いご質問をありがとうございます。財市場、資産市場(貨幣市場+債券市場)、労働市場の4つの市場を同時に分析する方法がADーAS分析になります。ただし、これですべての市場を扱えているわけではありません。例えば、株式市場や外国為替市場は含まれていません。ただ、ご指摘いただいた労働市場を加味した分析はADーAS分析になりますので、ISーLM分析の次に学んでみられると良いかと思います。(ADーAS分析に関しては、私の続編の動画でも扱おうかと考えています)
すみません‥‥下記の問題で言われたように租税乗数の式に当てはめてみたんですけど、値が答えと一致しません。ΔY=1000にならなきゃいけないんですけど、租税乗数の式にあてはめると2000になってしまいます。どこが間違っていますか?Y=C+I+G+E-MC=0.9Y+C0〔C0は定数〕 M=0.1Y+M0〔M0は定数〕政府支出Gが200増加された場合‥‥という感じの問題です。ΔY=(1/1-c)ΔG=(1/0.1)×200=2000
ご質問いただきありがとうございます。(何らかの問題集からの問題だと思いますので、本来はお答えするかを迷うところでありますが、陥りやすい間違いをされているのでお答えさせていただきます。ちなみに、租税乗数ではなく政府支出乗数を求める問題ですね)これはまさに、 ΔY=1/(1-c) ΔG … ①という公式を丸暗記したことの弊害が出ています。ご質問には、輸入関数が含まれていますので、①式は使えないのです。財市場均衡条件(Y=C+I+G+E-M)に、各式を代入して求めていくことをお勧めします。ちなみに、輸入関数が含まれる場合、限界輸入性向をmとすると、 ΔY=1/(1-c+m) ΔGが政府支出乗数の公式となります。輸入関数が含まれるケースは、はじめよう経済学+(Plus)第8講④で解説していますので、よろしければそちらをご覧ください。
この例題の場合では変化しているのがTのみでしたが、変化するがTとIなど複数の場合も別解のような解法はできますのでしょうか?またそれが可能な場合は租税乗数を用いて出てきたΔYと投資乗数を用いて出てきたΔIの和でいいのですか?
ご質問いただきありがとうございます。おっしゃる通りです。例えば、TとIが同時に変化する場合は、ΔY=(-c)/(1-c)*ΔT + 1/(1-c)*ΔIを計算すればよいことになります。
問題集の18ページの(2)4の問題の答えが130だとおもうのですが...
T 租税乗数I 投資乗数G 政府支出乗数ΔY= ? 乗数 × Δ ?
どうしてもわからないことがあるのでこの場で質問させていただきます。Y=C+I+GC=20+0.8(Y-T)T=30+0.25Yマクロ経済モデルがこれらの式で示されているときの政府支出乗数を求めよ(ただし、民間投資と政府支出は外生的に決定されるものとする)という問題で、公式を使って解くと、ΔY=1/(1-c)(1-t)*ΔG となるのですが、なぜ分母に(1-t)をかけるのでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。少し式が間違っていまして、 ΔY=1/(1-c(1-t))*ΔG … ①が正しいです。なぜこの式が導かれるかについては、授業ホームページ(動画説明欄にURLがあります)からダウンロードできる問題集の第11講p.13に記載していますので、よろしければまずはそちらをご覧ください。そちらを読んでいただくと、単に式変形をしていけば①式が得られていることがわかるわけですが、ここではもう少し奥深い内容を書かせていただきます。(以下は興味があればお読みください。少し難しいですが、この解釈は深い理解のため大切だと思います)税率(限界租税性向)tがない場合は、 ΔY=1/(1-c)*ΔG … ②になりますね。実は、②式は次のような無限に続く足し算と等しくなっています。(第0講で勉強した無限等比級数です) ΔY=ΔG+c*ΔG+c^2*ΔG+c^3*ΔG+…=1/(1-c)*ΔG … ③③式において、ΔG=1、c=0.8とすると、 ΔY=1+0.8*1+0.8^2*1+0.8^3*1+…=1+0.8+0.64+0.512+…この式をどこかで見たことはないでしょうか?第10講の動画のスライド20~22あたりで説明した、「消費が消費を呼ぶ」という乗数効果に関する内容ですね。つまり、「所得が1増えたら、その8割が使われて誰かの所得になり、そのまた8割が使われて誰かの所得になり、そのまた8割が…」というストーリーになる訳です。では、税率tを導入するとどうなるかというと、③式に対応させると、 ΔY=ΔG+c(1-t)*ΔG+(c(1-t))^2*ΔG+(c(1-t))^3*ΔG+…=1/(1-c(1-t))*ΔG … ④となります。(②式中のcが、c(1-t)に入れ替わったのが①式ということです)④式において、例えば、ΔG=1、c=0.8、t=0.25とすると、1-t=0.75より、 ΔY=1+0.8*0.75*1+(0.8*0.75)^2*1+(0.8*0.75)^3*1+… … ⑤となります。この式の意味を説明していきましょう。税率tとは、租税関数 T=tY+T0という式から、tの意味は「所得が1増えたときに、tだけ税を払わないといけない」ということです。そうすると、t=0.25であれば、「所得が1増えたときに、0.25だけ税を払わないといけない」ということになるので、このことから、1-t(=0.75)の意味は「所得が1増えたときに、0.25だけ税を払わないといけないので、実質的には所得は0.75(75%分)しか増えていない」ということになります。これを踏まえると、⑤式は「増えた所得0.8のうち、25%は税として払うので、75%分である0.8*0.75しか所得は増えず、そのまた、8割が使われるけれど、75%分である(0.8*0.75)*0.8*0.75しか所得は増えず、そのまた、8割が使われるけれど、75%分である(0.8*0.75)^2*0.8*0.75しか所得は増えず…」というループになっているのです。これこそが、②式の分母のcに(1-t)を掛けることで①式が得られている意味になるのです。難しい内容で恐縮ですが、もしご興味あれば分かるまで繰り返し読んでみてください。
@@hajimeyou-keizaigaku 返信ありがとうございます!問題集の説明を読んで理解することができました。また、追加の説明も丁寧にしてくださりありがとうございます🙇♂️理解できるまで何回も読んでみます!!
ひとまずご理解いただけたようでよかったです。はい!ぜひ理解できるまで読んでみて頂ければと思います。もし分からない点がありましたら、お気軽に追加でご質問ください。
やばいです....なんで0.8を移項すると0.2になるんでしょうか・・・
ご質問いただきありがとうございます。Y=0.8Y+36両辺から0.8Yを引くとY-0.8Y=0.8Y-0.8Y+360.2Y=36となりますよ。「両辺から○○を引くと…」といった話は第0講 経済数学入門でしていますので、ぜひご参考にしてみてください。(また、授業ホームページから問題集もダウンロードできますので、それを解いてみることが計算に慣れることや、理解を深めるための一番の近道になると思います)ところで、0,8や0,2と書いらっしゃいますが、0.8や0.2と小数点にはピリオド(.)を使うのが正しいです。コンマ(,)は、10,000(1万)といったように大きな数字を表現するときに見やすさのために使います。また、移行という漢字ではなくて、移項という漢字を使います。
@@hajimeyou-keizaigaku ありがとうございます!理解出来ました!経済で使う数学も見直してみます!恥ずかしい間違えをしてしまい、申し訳ありません!直します!
ご理解いただけたようでよかったです!いえいえ、間違いをしながら学んでいくものですので、また何かあればぜひお気軽にご質問ください。経済学の勉強、楽しみながら続けてみてください(^^)
@@hajimeyou-keizaigaku そう言っていただけると嬉しいです!助かります!
財市場均衡条件Ys=Yd
貯蓄や投資の無い世界(狩猟採取の時代)だとしたら、AS=ADになりますか?全然関係なくてごめんなさい。
とても面白いご質問ですね!考えてみたこともありませんでした。まず、ご質問を少し整理したいと思います。45度線分析における総供給Y^Sと総需要Y^Dは、AD-AS分析における総供給ASと総需要ADとは意味が異なりますので、「Y^S=Y^Dになりますか?」というご質問だと考えさせていただきます。また、「狩猟採取の時代」というと経済学では「物々交換の時代」や「ロビンソン・クルーソー経済」(後述)を連想するのが通常ですので、「狩猟採取の時代」=「貯蓄や投資が無い世界」という表現は適切ではないかと思います。そのため、当初のご質問は、「貯蓄や投資が無い世界だとしたら、Y^S=Y^Dになりますか?」だと考えてお答えさせていただきます。貯蓄や投資が無い場合、S=I=0になります。また、これより、S=Y-C=0 → Y-C=0 → C=Yとなり、Y^D=C+I=C+0=C=Yとなります。そうすると、Y^S=YY^D=Yで常にY^S=Y^Dが成り立つことになります。ちなみに、貯蓄をしない世界を考えるのは変ですね。稼いだ所得Yを全額、消費Cとして使い切ることを意味していますので、いつも所得を全額使い切ってしまう、ざっくり言ってしまえば、貯金が出来ない人ばかりの世界を考えていることになるのです。(ロビンソン・クルーソー経済とは、無人島に流れ着いた一人が、生産もして消費もするような経済のことです。このような経済でも、生産した財を明日のために残しておくということを考えられるので、貯蓄を考えることは出来るかと思います。そもそも、一人しかいない経済をマクロ経済学の枠組みで考えるのはおかしいですね)
@@hajimeyou-keizaigaku 本当に本当にありがとうございます!動画も返信もすごいわかりやすいです!!スッキリしました!まだ11講までしか見てませんが、最後まで繰り返し見させて頂きます!あと友達にも紹介します!!
(また変な質問でごめんなさい🙇♂️)ちなみにこの場合、生産物市場均衡はY^SでありY^Dでもあるということですよね?
あと、AD-AS分析とY^S Y^D分析は何が違いますか?
@ayuchan さん、いえいえ、全然変な質問ではないですよ。財市場(生産物市場と言っても同じです)が均衡しているということの意味は、財の供給の合計である総供給Y^Sの値と、財に対する需要の合計である総需要Y^Dの値が等しいということです。(要は、「Y^S=Y^D」が財市場均衡の状態です)噛み砕いて言えば、「日本国内で作られた商品がすべて売れた」という状態が財市場が均衡しているということになりますよ。次に、45度線分析とAD-AS分析の違いについてです。(Y^S Y^D分析とは言わず、45度線分析といいます)まず、結論を書くと、45度線分析:財市場しか分析していない。利子率rと物価Pを一定と考えていて、貨幣市場と労働市場を分析の対象外としている。AD-AS分析:財市場と貨幣市場と労働市場を分析していて、利子率rと物価Pの動きも考慮に入れている。ということになります。これらの違いは実際に、AD-AS分析まで勉強してみないとピンと来ないかもしれませんが、これもまた噛み砕いて説明してしまうと、45度線分析では、金融政策の分析や失業の問題を分析をすることが出来ません。金融政策は、貨幣市場を考えて初めて分析できるものですし、失業の問題は、労働市場を考えて初めて分析できるものです。45度線分析では財市場しか見ていないので、金融政策や失業問題を扱えないのです。ご友人にもご紹介いただけるとのことありがとうございます!どうぞよろしくお伝えください。
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どうもありがとうございます。
まだスタートしたばかりですのであまり閲覧されていませんが、今後、「経済学の入門と言えばこの動画」となることを私自身も願っています。
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とても、わかりやすい動画を有難うございます!大学のテスト勉強に活用させてもらっています!
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理解しやすくてありがたいです!
わかりやすい説明、ありがとうございます。少々、自分なりに考えてみましたが、
政府支出と税収が均衡した(国債を考えない)状態で、ΔT(=ΔG) の増税をした場合、
ΔTx(-c)/(1-c)+ΔGx1/(1-c) = ΔTx(1-c)/(1-c) = ΔT = ΔG となり、
増税分だけ、国民所得Yが増えるというのが、興味深いです。
消費性向が0.5超えないと減税効果がGDP増加を賄えないのですね
肌感覚とは逆に、消費性向が低下し続けている若者は増税して、公共事業を回した方が日本経済に良さそうですね
均衡国民所得が完全雇用を達成しているかどうかはケインジアンクロスでは扱っていないと思うのですが労働市場を包摂する分析、さらに国民所得決定に関わるすべての市場を同時に包摂する包括的な分析法もありますか。
再び良いご質問をありがとうございます。
財市場、資産市場(貨幣市場+債券市場)、労働市場の4つの市場を同時に分析する方法がADーAS分析になります。
ただし、これですべての市場を扱えているわけではありません。例えば、株式市場や外国為替市場は含まれていません。
ただ、ご指摘いただいた労働市場を加味した分析はADーAS分析になりますので、ISーLM分析の次に学んでみられると良いかと思います。
(ADーAS分析に関しては、私の続編の動画でも扱おうかと考えています)
すみません‥‥
下記の問題で言われたように租税乗数の式に当てはめてみたんですけど、値が答えと一致しません。
ΔY=1000にならなきゃいけないんですけど、租税乗数の式にあてはめると2000になってしまいます。どこが間違っていますか?
Y=C+I+G+E-M
C=0.9Y+C0〔C0は定数〕 M=0.1Y+M0〔M0は定数〕
政府支出Gが200増加された場合‥‥という感じの問題です。
ΔY=(1/1-c)ΔG=(1/0.1)×200=2000
ご質問いただきありがとうございます。
(何らかの問題集からの問題だと思いますので、本来はお答えするかを迷うところでありますが、陥りやすい間違いをされているのでお答えさせていただきます。ちなみに、租税乗数ではなく政府支出乗数を求める問題ですね)
これはまさに、
ΔY=1/(1-c) ΔG … ①
という公式を丸暗記したことの弊害が出ています。
ご質問には、輸入関数が含まれていますので、①式は使えないのです。財市場均衡条件(Y=C+I+G+E-M)に、各式を代入して求めていくことをお勧めします。
ちなみに、輸入関数が含まれる場合、限界輸入性向をmとすると、
ΔY=1/(1-c+m) ΔG
が政府支出乗数の公式となります。
輸入関数が含まれるケースは、はじめよう経済学+(Plus)第8講④で解説していますので、よろしければそちらをご覧ください。
この例題の場合では変化しているのがTのみでしたが、変化するがTとIなど複数の場合も別解のような解法はできますのでしょうか?またそれが可能な場合は租税乗数を用いて出てきたΔYと投資乗数を用いて出てきたΔIの和でいいのですか?
ご質問いただきありがとうございます。
おっしゃる通りです。
例えば、TとIが同時に変化する場合は、
ΔY=(-c)/(1-c)*ΔT + 1/(1-c)*ΔI
を計算すればよいことになります。
問題集の18ページの(2)4の問題の答えが130だとおもうのですが...
T 租税乗数
I 投資乗数
G 政府支出乗数
ΔY= ? 乗数 × Δ ?
どうしてもわからないことがあるのでこの場で質問させていただきます。
Y=C+I+G
C=20+0.8(Y-T)
T=30+0.25Y
マクロ経済モデルがこれらの式で示されているときの政府支出乗数を求めよ(ただし、民間投資と政府支出は外生的に決定されるものとする)という問題で、公式を使って解くと、ΔY=1/(1-c)(1-t)*ΔG となるのですが、なぜ分母に(1-t)をかけるのでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
少し式が間違っていまして、
ΔY=1/(1-c(1-t))*ΔG … ①
が正しいです。
なぜこの式が導かれるかについては、授業ホームページ(動画説明欄にURLがあります)からダウンロードできる問題集の第11講p.13に記載していますので、よろしければまずはそちらをご覧ください。
そちらを読んでいただくと、単に式変形をしていけば①式が得られていることがわかるわけですが、ここではもう少し奥深い内容を書かせていただきます。
(以下は興味があればお読みください。
少し難しいですが、この解釈は深い理解のため大切だと思います)
税率(限界租税性向)tがない場合は、
ΔY=1/(1-c)*ΔG … ②
になりますね。
実は、②式は次のような無限に続く足し算と等しくなっています。(第0講で勉強した無限等比級数です)
ΔY=ΔG+c*ΔG+c^2*ΔG+c^3*ΔG+…=1/(1-c)*ΔG … ③
③式において、ΔG=1、c=0.8とすると、
ΔY=1+0.8*1+0.8^2*1+0.8^3*1+…=1+0.8+0.64+0.512+…
この式をどこかで見たことはないでしょうか?
第10講の動画のスライド20~22あたりで説明した、「消費が消費を呼ぶ」という乗数効果に関する内容ですね。
つまり、「所得が1増えたら、その8割が使われて誰かの所得になり、そのまた8割が使われて誰かの所得になり、そのまた8割が…」というストーリーになる訳です。
では、税率tを導入するとどうなるかというと、③式に対応させると、
ΔY=ΔG+c(1-t)*ΔG+(c(1-t))^2*ΔG+(c(1-t))^3*ΔG+…=1/(1-c(1-t))*ΔG … ④
となります。(②式中のcが、c(1-t)に入れ替わったのが①式ということです)
④式において、例えば、ΔG=1、c=0.8、t=0.25とすると、1-t=0.75より、
ΔY=1+0.8*0.75*1+(0.8*0.75)^2*1+(0.8*0.75)^3*1+… … ⑤
となります。この式の意味を説明していきましょう。
税率tとは、租税関数
T=tY+T0
という式から、tの意味は「所得が1増えたときに、tだけ税を払わないといけない」ということです。
そうすると、t=0.25であれば、「所得が1増えたときに、0.25だけ税を払わないといけない」ということになるので、このことから、1-t(=0.75)の意味は「所得が1増えたときに、0.25だけ税を払わないといけないので、実質的には所得は0.75(75%分)しか増えていない」ということになります。
これを踏まえると、⑤式は「増えた所得0.8のうち、25%は税として払うので、75%分である0.8*0.75しか所得は増えず、そのまた、8割が使われるけれど、75%分である(0.8*0.75)*0.8*0.75しか所得は増えず、そのまた、8割が使われるけれど、75%分である(0.8*0.75)^2*0.8*0.75しか所得は増えず…」
というループになっているのです。
これこそが、②式の分母のcに(1-t)を掛けることで①式が得られている意味になるのです。
難しい内容で恐縮ですが、もしご興味あれば分かるまで繰り返し読んでみてください。
@@hajimeyou-keizaigaku 返信ありがとうございます!問題集の説明を読んで理解することができました。また、追加の説明も丁寧にしてくださりありがとうございます🙇♂️
理解できるまで何回も読んでみます!!
ひとまずご理解いただけたようでよかったです。
はい!ぜひ理解できるまで読んでみて頂ければと思います。
もし分からない点がありましたら、お気軽に追加でご質問ください。
やばいです....なんで0.8を移項すると0.2になるんでしょうか・・・
ご質問いただきありがとうございます。
Y=0.8Y+36
両辺から0.8Yを引くと
Y-0.8Y=0.8Y-0.8Y+36
0.2Y=36
となりますよ。
「両辺から○○を引くと…」といった話は第0講 経済数学入門でしていますので、ぜひご参考にしてみてください。(また、授業ホームページから問題集もダウンロードできますので、それを解いてみることが計算に慣れることや、理解を深めるための一番の近道になると思います)
ところで、0,8や0,2と書いらっしゃいますが、0.8や0.2と小数点にはピリオド(.)を使うのが正しいです。
コンマ(,)は、10,000(1万)といったように大きな数字を表現するときに見やすさのために使います。
また、移行という漢字ではなくて、移項という漢字を使います。
@@hajimeyou-keizaigaku ありがとうございます!理解出来ました!経済で使う数学も見直してみます!
恥ずかしい間違えをしてしまい、申し訳ありません!直します!
ご理解いただけたようでよかったです!
いえいえ、間違いをしながら学んでいくものですので、また何かあればぜひお気軽にご質問ください。
経済学の勉強、楽しみながら続けてみてください(^^)
@@hajimeyou-keizaigaku そう言っていただけると嬉しいです!助かります!
財市場均衡条件
Ys=Yd
貯蓄や投資の無い世界(狩猟採取の時代)だとしたら、AS=ADになりますか?
全然関係なくてごめんなさい。
とても面白いご質問ですね!
考えてみたこともありませんでした。
まず、ご質問を少し整理したいと思います。
45度線分析における総供給Y^Sと総需要Y^Dは、AD-AS分析における総供給ASと総需要ADとは意味が異なりますので、「Y^S=Y^Dになりますか?」というご質問だと考えさせていただきます。
また、「狩猟採取の時代」というと経済学では「物々交換の時代」や「ロビンソン・クルーソー経済」(後述)を連想するのが通常ですので、「狩猟採取の時代」=「貯蓄や投資が無い世界」という表現は適切ではないかと思います。
そのため、当初のご質問は、
「貯蓄や投資が無い世界だとしたら、Y^S=Y^Dになりますか?」
だと考えてお答えさせていただきます。
貯蓄や投資が無い場合、S=I=0になります。
また、これより、
S=Y-C=0 → Y-C=0 → C=Y
となり、
Y^D=C+I=C+0=C=Y
となります。そうすると、
Y^S=Y
Y^D=Y
で常にY^S=Y^Dが成り立つことになります。
ちなみに、貯蓄をしない世界を考えるのは変ですね。
稼いだ所得Yを全額、消費Cとして使い切ることを意味していますので、いつも所得を全額使い切ってしまう、ざっくり言ってしまえば、貯金が出来ない人ばかりの世界を考えていることになるのです。
(ロビンソン・クルーソー経済とは、無人島に流れ着いた一人が、生産もして消費もするような経済のことです。このような経済でも、生産した財を明日のために残しておくということを考えられるので、貯蓄を考えることは出来るかと思います。そもそも、一人しかいない経済をマクロ経済学の枠組みで考えるのはおかしいですね)
@@hajimeyou-keizaigaku 本当に本当にありがとうございます!動画も返信もすごいわかりやすいです!!スッキリしました!
まだ11講までしか見てませんが、最後まで繰り返し見させて頂きます!あと友達にも紹介します!!
(また変な質問でごめんなさい🙇♂️
)
ちなみにこの場合、生産物市場均衡はY^SでありY^Dでもあるということですよね?
あと、AD-AS分析とY^S Y^D分析は何が違いますか?
@ayuchan さん、いえいえ、全然変な質問ではないですよ。
財市場(生産物市場と言っても同じです)が均衡しているということの意味は、財の供給の合計である総供給Y^Sの値と、財に対する需要の合計である総需要Y^Dの値が等しいということです。
(要は、「Y^S=Y^D」が財市場均衡の状態です)
噛み砕いて言えば、「日本国内で作られた商品がすべて売れた」という状態が財市場が均衡しているということになりますよ。
次に、45度線分析とAD-AS分析の違いについてです。(Y^S Y^D分析とは言わず、45度線分析といいます)
まず、結論を書くと、
45度線分析:財市場しか分析していない。利子率rと物価Pを一定と考えていて、貨幣市場と労働市場を分析の対象外としている。
AD-AS分析:財市場と貨幣市場と労働市場を分析していて、利子率rと物価Pの動きも考慮に入れている。
ということになります。
これらの違いは実際に、AD-AS分析まで勉強してみないとピンと来ないかもしれませんが、これもまた噛み砕いて説明してしまうと、45度線分析では、金融政策の分析や失業の問題を分析をすることが出来ません。
金融政策は、貨幣市場を考えて初めて分析できるものですし、失業の問題は、労働市場を考えて初めて分析できるものです。
45度線分析では財市場しか見ていないので、金融政策や失業問題を扱えないのです。
ご友人にもご紹介いただけるとのことありがとうございます!どうぞよろしくお伝えください。