【たまには音楽理論】「拍子記号」分かりにくすぎ…。なぜ分数? 6/8拍子→2/2.66拍子が正しい⁉ 諸悪の根源「分母」に見る"1拍"の正体
ฝัง
- เผยแพร่เมื่อ 8 มิ.ย. 2024
- 作曲家のトイドラが、分数で書かれた拍子記号にツッコミを入れ、他の書き方を試行錯誤します。
質問・意見はコメントにて。
0:00 拍子記号と分数
0:48 拍子記号が「約分できない」理由
2:30 わざわざ分数で書く意味ある?
4:13 分数の分かりにくさ①
6:44 ↑の解決策……?
8:39 分数の分かりにくさ②
9:54 ↑の解決策……???
11:04 分母不要説
12:13 分母がないと困る理由
13:36 「時間」と「拍」の2軸
17:35 "1拍"の正体
本当にヤバい「変拍子」の世界 → • 【たまには音楽理論】本当にヤバい「変拍子」の...
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作曲家のトイドラ → tomita-haruki.studio.site/
#音楽理論
#変拍子 - เพลง
とても興味深かったです。以前このことを考えた時の自分の結論は、表紙の記述のためには厳密には拍を全て記述するしか無いが、頻出の拍子(4/4、6/8など)に関しては、そういうものとして約束をしているに過ぎない、というものでした。例えば動画中の7/8拍子は(2+2+3)/8拍子などと書いたりすると、拍の完全記述を達成しつつ、見た目もそんなに悪く無いかもしれませんね。(1+1+1+1)/4や(3+3)/8の略記として4/4や6/8は解釈する感じで。
コメントありがとうございます。
仰ることには僕も同意見です。
足し算表記や掛け算表記を使うというのはいいアイデアですね。
自分は2+2+3/8って書き方見たことあって分かりやすいから変拍子かくときはそれ採用してるけどそんなマイナーな書き方なのか
足し算表記に関して言えば、そこまでマイナーではなさそうな気がしますね。
動画中では取り上げませんでしたが、実用例は割合多い印象です。
「BPM」の定義に分母の部分が必要になってしまうってのが本当にそう
ちなみに気が狂ったポリリズムの表示とかだと「4/4と4/9と7/7を同時に鳴らす」みたいなことができると便利(ドンカマ2000)
7/7:4拍7連を7個1まとまりで捉える
4/9:4拍9連を4個1まとまりで捉える
まさにずっと気になっていたところでした。丁寧な解説感謝です
最近の曲だと拍子を書かずに絶対時間で音価を表しているものも増えてきたように感じます。そういった記譜法には違和感がありましたが、この動画を観て合理的かもと思ってきました
コメントありがとうございます!
合理的な側面はありますよね。
はじめまして。音楽理論には妙な算数が紛れ込んでいて筋が通らない点が多々ありますが、このチャンネルはそんなモヤモヤに正面から取り組んでいて素晴らしいと思います。
この拍子の表記に関しても同様ですが、私は整数で何拍子かだけを書く案に賛成です。変拍子の場合は箔をグループ分けし、例えば7拍子なら2-2-3と書けば良いと思います。この方式だと、所謂6/8拍子は3-3となって実際のリズムに近い表現になります。
ポリリズムの場合に4/3/5というようにスラッシュ等で区切れば良いかと。またSwingの場合はそのように書けば良いと思います。
ご好評いただきありがとうございます!
なるほど、確かにそのように表記することで無理なく書けそうですね。
面白いご提案です。
2/付点四分音符が衝撃でした。おもしろい。
サムネの解説あたりで吹きましたwが、めっちゃいいお話ありがとうございます♪
大変興味深いお話でした。拍子は小学校の音楽の座学からずっと意味分からなかったので...
そう言ってもらえて嬉しいです!
拍子の概念、小学生で論理的に理解するにはいささか難しいですよね……。
自分で編み出した考え方だけど、分母の違いは、「その曲をスイングさせた時」にわかる。
4/4拍子なら1小節内に4回、
4/8拍子なら2回
4/2拍子なら8回スイングする。
基本的な曲なら、これでだいたい何拍子か聴いてわかる。
変拍子の動画を拝見して、まさに2/2.66を思いつき、そんなアホな~と思ったところでした。
拍子記号は、2つのタイムスケール(拍、小節)の折り合いをつけるものなんだなと理解しました。また、今回の1拍の起源に関する考察はとても納得できました。
さて、では「小節」は何に由来するのだろうか・・と興味が出てきました。
楽しんでみていただけたようで嬉しいです。
「小節」は何に由来するのだろうか、という疑問非常に鋭いですね!
音楽と言語は脳科学的に近いらしく、音楽に対して感じるまとまりは言語的なそれに近いのかな…?などと考えたりします。
@@toydora_music 言語にも、音素/音節/単語/熟語/句/節/文/段落/文章、と長さの単位といえる概念はありますので、まさにそれですね。
ただ音楽の「小節」は、言語でいうと、「熟語」と「句」の中間ぐらいの絶妙な単位になっていて、このことが音楽たる所以なのかなと妄想できます。
1つの分数で表しているのも混乱する要因かもしれないですね
6/8 → 3/8(8分音符3つ=付点4分音符) × 2拍子 のように基準の長さの分数 × 拍子数 にすると分かりやすそうです。
これも変拍子やポリリズムには対応できないですが...
12/8 は 3/8 × 4拍子 と 4/8 × 3拍子 が混在しているということになりそうです。
今までどこか引っ掛かっていたモヤモヤが言語化されてスッキリした!
分母が2^nでないとかえってわかりにくい。
「浜辺の歌」「早春賦」「知床旅情」etc.は文字通りの6拍子として扱っている教科書もあり。
拍子のアレコレで私が不思議に思う事があって、バスとスネアのドラムの位置によってテンポ感が倍や半分に聴こえること。
例えばBPM120で8分音符8つの奇数個目がバス、偶数個目がスネアの「ズチャズチャズチャズチャ」だと体感BPM240で8拍鳴っているように聴こえ、
ドラムの奇偶が逆の「チャズチャズチャズチャズ」だと体感BPM120で4拍をカウントするように聴こえる。
私が思うに、ドラムのうち拍子取り用に鳴るものは、奇数拍にバス、偶数拍にスネアが鳴るパターンを標準としてテンポ感を感じるのではないか?
「ズチャズチャズチャズチャ」は全てが表拍で実質4分音符になりテンポ感が倍に感じ、
「チャズチャズチャズチャズ」は3,7拍目が拍子取り用のスネア2,4拍目、1,5拍目は本来バスが1,3拍目として鳴ってるべきところでスネアを借用している扱いで、偶数拍のバスは全部裏拍に当てはまる。
こんな感じで説明出来る気がするけど、これって誰か既に理論化されてるでしょうか?
分母要らなくね?って思ってたのが解消されました!
サラ~っと流れて行きましたが、irrational time signatureの導入としても分かりやすく良い動画であると思います。
先の変拍子の動画でも同様のトピックスとして語れそうではあります。
(もちろんご存知でしょうが) クラシックだと小節線のない音楽などもあったりしますし、そういう曲に拍子記号はもちろんないので、暴力的に言ってしまえば拍子記号はなくてもなんとかなるもんだとは思います。
以降逸れます、11:03での分母に音符表記をするやり方もそうですが、こちらも先日の変拍子の動画で引用されていましたがTupletの表記で音符を使って表現しているのがかなりわかりやすかったですね。表記上3:2とか4:3とか書く流儀もあるようですがあまり馴染みがなかったためか理解を拒否していたのですが、3:♪とかなら読譜も速そう。こういう表現をするなら拍子記号は必須ですかね・・・。
「irrational time signature」という概念があるのを初めて知りました……。
英語wikipediaの「Time signature」の項に、ファーニホウの言も絡めてかなりちゃんとした内容が書かれていて驚きです。
>3:♪とかなら読譜も速そう
これには同意見ですね。
連符の数字と音価とをどちらも数字で書いてしまうと分かりづらい気がします。
わかるー(笑)。分数表記にはいつもモヤモヤしていましたが、ここまで突き詰めて考えたことはありませんでした。結局、楽譜表記は数学的な厳密さより慣例や心理的な便宜、あるいは好みによって決まっていると考えた方がいいですね。教える側もそのことを留意した方がいいのではないでしょうか。3/4と6/8は別物と教えている場合がありますが(クイズにしたり)、厳密には区別できないと思います。
7/8=1/4+1/4+3/8ってやるのが枠取るけど一番自由度高くて分かりやすいと思う。
ginasteraの6/8と3/4の混合を表す「6/8=3/4」って表記、紛らわしすぎる...
初見で見たとき約分!?って思ってしまった
そんな表記法があるんですねww
確かに約分かよと思ってしまいます。
もしよければ、何の曲の楽譜に見られるか教えていただけませんか?
ピアノ協奏曲第一番第4楽章,弦楽のための協奏曲第4楽章,ピアノソナタ第1番第4楽章(こちらは3/8=6/16という表記)等に見られますね。@@toydora_music
Joseph Schwantner(ジョセフ・シュワントナー)の"... and The Mountains Rising Nowhere" (・・・そして、どこにも山の姿はない)とか、分母を数字で示さず音譜に置き換えている所(付点八分音符)と通常通りの数字で示せる分母(八分音符)が入り組んでいて、拍子や拍節や音価に対する考え方に新しい視座をもたらしたと思います。
th-cam.com/video/PKFnUk51Nig/w-d-xo.htmlsi=8Bt17lgoS1eBlTin
シュワントナーが拍子記号をこんなふうに書いているとは知りませんでした!
面白い例を教えていただきありがとうございます。
理論上はπ/e拍子とかできるってこと?
楽譜が単に客観的な情報だけを与えているわけではないのは分かっていたつもりでしたが、拍子記号もそうなんですね。
音楽は、全体的に客観的な部分と主観的な部分がシームレスに融合していて、それが魅力であり分かりにくさでもあると思ってます。
そう考えると
・音の高さ→かなり客観的で再現性がある。
・音の大きさ→強い弱いなど若干主観的ではあるものの再現性は高い。
・音の長さや速さ→「ゆったり」とか「軽やか」とか「歩く速さ」とかざっくりしてて感覚的。
と、要素によって許容範囲が異なるのがちょっぴり不思議。
世界中のあらゆる音楽を西洋音楽の枠組みに押し込もうとする、コーカソイドの傲慢というだけだよね
こんばんは、音楽経験は義務教育のみの初心者の者です。
拍子やリズムについて質問がいくつかあります。
長いですが…何卒御回答をよろしくお願いします。
①
拍とは、そもそも本質的に何でしょうか?
定義は、1拍とは?
とても分かりやすい曲もあると思いますが、よく分からない曲もあると思います。その場合でも拍がある、感じられるとして、その本質的な理由は何でしょうか?
②
拍子とは、本質的に何でしょうか?
例えば、4拍ごとに強拍であとは弱拍の場合は4拍子、という説明を時折目にします。
強拍や弱拍とは本質的に何でしょうか。小節とは?
例えば、4拍子の曲で、4拍ごとに強く演奏しているわけでは必ずしもないと思います。では、4拍ごとに訪れる強拍とは、本質的に何でしょうか?
例えば…全く同じ大きさ・高さ・長さの純音が、等間隔で鳴る音楽の場合(時報の区切りの時点以外の部分のイメージ)、何拍子となるのでしょうか?
③
4分音符=80のテンポで2分の2拍子で1小節に2分音符が2つある音楽、と、4分音符=40のテンポで4分の2拍子で1小節に4分音符が2つある音楽、の2つは、同じですか?違いますか?
違うなら、どこがどう違いますか?
同じなら、作曲家は、この2つをどう使い分けるのですか、この音楽でどちらのように(又はまた別のように)記載されますか、その理由は?
非常な長文で申し訳ありませんが、かねてから分からなかった疑問でして…何卒よろしく御教示ください。🙇💦
③に関しては、前提条件として2分の2拍子であれば2分音符でのテンポ指定になるので、四分音符でのテンポ指定がされることはありません。分母が小さくなればなるほど、拍全体を大きな塊としてテンポを考えなさい、という意味だと解釈しています。合奏曲であれば指揮者の動きは拍子(2拍子なのか4拍子なのか)によって明確に異なります。
あとは、4拍子と2拍子ではビートの取り方が違うので、実質的な音符としての時間的長さは一緒だとしてもアクセントがある(いわゆる拍を印象付ける音の強弱)数が異なるはずです。
②に関しては曲によってどの拍にアクセント(強拍)があるかは様々です。特徴的なのは民族舞踊曲(マズルカなど)ですかね。真ん中や後半の拍にアクセントがある4拍子の曲も存在します。反対にワルツ(3拍子)やマーチ(2拍子)は頭の拍にアクセントがあるという特徴がありますね。音の流れや区切りとしてどこを強調したいのか、というのがアクセントと考えて良いのではないかと思います。
早速の御返信、どうもありがとうございました。
②について
特に明確な強弱を付けるのではないのに、人間が拍にアクセントを感じるのはなぜなんでしょうか。
というのが趣旨です。
全く変化のない時報のような場合はどうか、何拍子か。
いかがでしょうか、よろしくお教えください。
③について
基本的なルールをお教えいただき、ありがとうございました。
では、2つのうちの1つ目について、2分音符=40ならいかがでしょうか、同じか否か。
ぜひよろしく御教示ください。
とても本質的なご質問ですね。
これらの疑問は、恐らく今後も科学的に「これが正解です!」と唯一解を見出すことのできない、非常に人間の感性や本能に結び付いたものだと思います。
なので、絶対的な正解はなく、あくまで僕の一意見に過ぎないことを前提にお読みください。
①
拍が感じられる本質的な理由は、動画内でも述べた通り、心拍と歩行によるものが大きいと思っています。
実際、人間が最も心地よく感じるBPMはおよそ心拍数と同じくらいのBPMであるとする研究結果があったはずです。
拍が分かりにくい曲でも拍を感じられる理由は、我々が拍のある音楽に鳴れているからだと思います。
逆に言えば、慣れていなければ拍は感じないはずです。
たとえば日本の伝統音楽である雅楽などは、西洋的な拍感を持たない音楽になります。
ちなみに、西洋のマズルカなどにみられる3拍子系のリズムは、馬の蹄の音からきているという意見も聞いたことがあります。
②
これが一番難しいですね。
正直言ってわかりません。
ただ、例えば歩行で言えば2歩ごとに同じ動作を繰り返すことになるので、「2歩(2拍)でひとまとまり=2拍子」みたいな感覚が生まれたのかもしれません。
また、一定間隔の拍動をさらに細分化することで弱拍が生まれますが、どうして細分化できるのかはわかりません。
人間に備わった謎の本能なのでしょう。
「全く同じ大きさ・高さ・長さの純音が、等間隔で鳴る音楽」の場合、拍子を判定するのは不可能です。
(もしかしたら4/4拍子に聞こえるかもしれません。なぜなら、我々が一番耳慣れている拍子が4/4拍子だからです)
③
こちらは別の方が答えてくださっていますね。
追加質問で「2分音符=40ならいかがでしょうか」とのことですが、この場合は基準となる音符が4分音符か2分音符か以外は全く同じわけですから、この拍子は全く同じと考えています。
作曲家としても使い分けは好みです。
極めて丁寧な御回答を、どうもありがとうございました!
何となくそうなのかな…と思っていた内容でした、絶対的な正解でなはいとのことですが…。
突き詰めれば理屈では説明しきれないことがあること、一般的に流布している理論はそのようなことも基盤にしたものでしかないこと、ある音楽があり、それを記譜する際一義的に決まるものでは必ずしもないこと等、一般的な解説書・書籍にも記載してほしいものですね。
どういう音楽に接してきたのかという経験も、感じ方に影響を与えるんですね…。
バッハの平均律が、かなり前に地球上の人類のメッセージとして宇宙船に搭載されて永遠の旅に出たと聞いたことがあります。
まだ知らぬ生命体がいつか耳(あるか?)にすることがもしあれば、どのように聴こえるのだろう…私がこれまで音楽だけでなく音そのものを全く聞いたことなく、初めて音楽を聴いたとして、リズムや音階等、音楽全体をどう感じるのか…知りたくてたまりません…。
とても知りたかったことに納得のいく御返事をいただき、心から感謝申し上げます。
本当に、ありがとうございました!
ちょうど少し前に気になっていた話そのものだったので、ずっと頭を縦に振りながら視聴していました。加えて1拍とは?の他にも、1小節とは?四分音符は1小節を4等分したのに3つしか入らないとは?といった感じで、まずどこが基準になるのか全然わからず混乱の極みでした。
とりあえずもう全部ピアノロールで書いちゃえばいいんじゃないですかね……!
そう言っていただけて嬉しいです!
楽譜の書き方って全体的に必ずしもわかりやすくないので、結局ピアノロール最強というのもわかりますww
2/2.66……でなるほど!分かりやすい!!って思っちゃいましたw6/8は3拍子だと勘違いしていたので驚きでした……
中学の音楽で習う『カリブ 夢の旅』が楽譜通りの拍で演奏されないのもSwingってやつだったんでしょうかね?
実は2拍子なんです!
『カリブ 夢の旅』が楽譜通りの拍で演奏されない例が調べてもわからなかったのですが、TH-camなどに例はありますか?
@@toydora_music 返信ありがとうございます!
『カリブ 夢の旅』について、楽譜付きの例がちょっと見付からなかったのですが、再生数200万超えているやつでも、サビのとある小節で
(譜面のリズム)付点八分音符、十六分音符+付点八分音符、十六分音符+……(次の小節へ)
(演奏のリズム)付点八分音符、十六分音符+八分音符、八分音符+……(次の小節へ)
となっているんです。合唱曲を楽譜通りに入力して聞くのにハマっていた時期があって、この曲で試したら授業で習ったリズムと違っていて印象に残っています。
これはよい思考実験!
ルネサンス音楽を現代記譜法で表した楽譜を使っていると、
二分音符や全音符を分母に据えた曲に出くわしますねー
あれを四分音符に置き換えたらあの独特のニュアンスは出なさそう…
9:57 〜の内容、混乱してしまった自分のためにメモ
2/8/3は数学で考えると2÷8/3、
分子と分母をひっくり返して前後を入れ替えて計算すると3/8が2つある
ってことになって正しいんだけど、
音楽の世界のお約束では拍子記号の分母を拍の基準として捉えるから
2/3/8の方が八分音符3つのまとまりが2つある……
と直感的に考えることができそう
数学と同じ、分数とか分母・分子という言葉を使うから混乱してしまうのかな?
面白いコメントありがとうございます!
実は自分も「2/3/8 の方が直感的なのでは???」と思い混乱しましたww
拍子記号は分数じゃないと割り切ってしまえばそのような表記もできますが、あくまで分数と考えると計算上は8/3と書くのが正しいので厄介です。
付点4分音符はいわば「8/3分音符」なわけですが、「8/3分」というのはつまり「1/8/3」を意味しており、これは計算すると「3/8」=付点4分音符の音価となります。
だったら「8/3分音符」じゃなくはじめから「8分の3音符」と呼んだ方がいい気もするのですが、「〇分音符」というフォーマットに無理やり当てはめようとすると〇の部分に入るのは8/3になってしまうんですよね……。
まあ既に直感的じゃなさすぎて訳が分かりませんww
こんな書き方はしないのが一番いいでしょう。
ポリリズムはいつ頃から始まったのでしょう?僕が知る限りではショパンの三つの新練習曲の第二曲です。案外モーツァルトが密かにやってそうな気もします。
バロック音楽の時代から、すでにヘミオラと呼ばれる3:2のポリリズムはよく使われていたようです。
有識者の話では、そもそもルネサンス以前にポリリズムが成立する過程では小節線がないような楽譜も多く、今ほど小節や拍節といった価値観がはっきりしていなかったので、むしろポリリズム的なリズムが一般的に使われていたかもしれません。
リタルダンド、テンポルバート、アッチェレランドなどがかかるとさらに意味不明になりますね。小節や拍の長さ(つまりテンポ)が伸び縮みしますから。
拍は音符の塊の個数で、テンポはスピード、さらに一つの音の時間的な長さを考慮したものがBPMと考えると、、、わからん!
なんだったら4分強の楽譜で1小節、かつ全休符しかない(もはや拍が存在しない)って曲もあるから、全休付、全音符に関しては、条件次第で何でもありと考えるのが正しいのかな。
本質に迫る説明で素晴らしいかったです
僕の心臓は不整脈なので変拍子でswingしてます!
ありがとうございます!
生まれついての変拍子Swingですねww
8分の4でBPM100と4分の4でBPM200とかでの差とかってあるんですかね?
ん、8分の4でBPM200と4分の4でBPM100か?
今ちょっと他の事とかもあって頭こんがらがっててよくわかんないんですけども
基準となる音符1つあたりの長さが同じ時の事っす
伝わってくれ...
BPMはそもそも「1分あたりの拍数(beat)」を指す言葉です。
なので例えば、4/4拍子における♩=100のテンポは当然BPM100ですが、4/8拍子における♩=100のテンポはBPM200ということになります(♩=100は♪=200と同義なので)。
つまりBPMとは、テンポ表記の「♩=」の部分を省略した書き方ということです。
ここまでひっくるめて考えれば、4/8拍子におけるBPM200(♪=200、つまり♩=100)と4/4拍子におけるBPM100(♩=100)は、テンポ表記こそどちらも「♩=100」となりますが、その意味は全く違うということになりますね。
4/8拍子の方が4/4拍子の倍速になります。
@@toydora_music
なるほど ありがとうございます
拍子の表現方法に拘るのは、音律に拘るのと似ていて深い課題ですね。神の感性に近づこうとすると必ず出て来る高い壁。
10:14 分母が循環小数で草
軍艦マーチを作曲した古関裕二が2分の2拍子は戦争を連想するから東京オリンピックマーチは四文の四で作曲したとある人が云ってた ケド素人が聴いて違いが分かるもんやろか
わしにはサッパリ
テレビの格付けチェックで
軍艦マーチを色んな拍子で書いた楽譜をもとに演奏させて違いが解る人がいるか視てみたい ホント
音楽やってた身としては、とてもわかりやすくてわかりづら過ぎる()
4/4や2/2を約分するのはダメだろと思っていたけど、4/4,4/2,4/8の違いは昔からずっと疑問だった
6拍子は6拍子だよ。ただ伝統的に小さい拍3つで1つの大きな拍×2と解釈するようになってるよ
たぶんクラシック音楽が三分音符なるものを編み出さずに連符というものを使うようになったからだと思う。2×2の4拍子は2拍子と表されることもある(アルカンのAllegro barbaroとか)
8拍子も伝統的に(たぶん)4拍子の拍をさらに半分ものじゃなくて小さい2拍子や3拍子の集まりとして扱われる
小さい3拍子が3つ集まって中くらいの拍になって、それが3つあつまって大きな拍になって、それが3つあつまった27拍子、というのはさすがに見たことない
長さの違う大きな拍を表すための最大公約数として小さな拍がある、てのが慣れない人には分かりづらいかもしれない
拍子だけ書かれた楽譜は実際まれによく見かけます
全音符という名称が悪いんじゃないですかね。1分音符と呼べばいいと思います。倍全音符は2倍音符とすればいいわけですし。
これまでの偉大な音楽家の方々がどんな気持ちで楽譜を綴ってきたかを垣間見られるありがたい動画でした。わかりやすくて素晴らしいです。
「そもそも分母、要る???」の部分、心の中で高速頷きしながら見ていました。次のページの「変拍子・ポリリズムに弱い」は、分数表記も強いわけではないので、やっぱり分母は要らないのです。ほかの方のコメントから愚考するに、 1+1+1.5 や 3=4 などと書くのが直接の回答であるはず。分母の基本的な役割は♩=60表記に任せて、感覚的な部分は別な方法で表現していこう!
自分、音楽について特に詳しくないのに、拍子については毎度ついコメントを残したくなっちゃうんだ… たぶん病気だ…
ご好評いただきうれしいです!
>「変拍子・ポリリズムに弱い」は、分数表記も強いわけではないので、やっぱり分母は要らない
これは確かにそうですね。
ご指摘のような書き方はたしかに合理的で面白いと思います。
6/8は3×2又は3+3という風に書くのがいいと思う。そうしないと2拍子で1拍子は3つに分割されるという情報が伝わらない。5拍子は3+2もしくは2+3。その上で分母を書くか書かないか、書くとしたら4なのか8なのかはご自由に。
数学的に音楽用語で許せないのが度数。なんで0から始めないのか!ドとドが0度、ドとレが1度、ドとミが2度やろがい。
度数の話とてもわかります。
どうやら、音度が発明された時期が数字としての0が発明された時期よりも前なのが理由みたいですね。
今からでも是正したいですね…。
ツンツン♪♪、ツンツク♪♬、ツクツク♬♬、
タタタ三連♪、
分数見ると面倒、リズム、メロディー、ハーモニーが音楽の三大要素。
難しい事は、ある程度出来てから。最初から考えない、楽しけりゃ大体正解。
そうですね…。
投稿頻度高くてうれしい!
♪♩、♩♩| ♩3♪♩3♪ 💋
4拍三連とか、5拍四連とか大変ですね(笑)
生きてる間ビートを刻んでる
いただきました。
楽典の時使ったけど、初心者の人に簡単な覚え方
下の数字の音符が、上の数の分だけ、一小節にあるってこと。
6/8 は、8分音符が6つで一小節
3/4 は、4分音符が3つで一小節
5/4 は、4分音符が5つで一小節
12/8 は、分母の8分音符が12つで一小節ね。単純。
6/4は、同様に下の4分音符が6つで一小節
分母の音符が、上の数字の分だけ一小節にある、と単純に示してると覚えてほしいな。
英語の説明だと、分数のような表記だけど分数じゃないって説明。
日本語だと拍子だけど、英語だとtime signature で、グルーブを感じさせる拍子の意は含んでないんですよね。
日本の呼び方で他の言語の拍子を把握しようとして齟齬がでてる気がする。英語の解説だと、下の部分がbeat(打つ)で、上の数字がそのbeatが小節に幾つあるかという解説。他の言語でも、拍子(グルーブ)のニュアンスよりはmeasureとかsignとかの意で、拍子の意味はなく、どうやら日本人は、拍子のニュアンスが拍子記号に表現されてると思いがちなんじゃないか。
拍の意味を、グルーブとbeatの意味で2通りに使ってると色々齟齬が出てくると思うなー。詳しく調べたわけじゃないけど。
なるほど、確かに日本語の「拍子記号」と英語の「time signature」だと、ニュアンスにやや差がある感じがしますね。
英語の方がより客観的で冷淡な印象を受けます。
面白い視点をありがとうございます。
分子の分け方が重要なのかな
結局のところ、音楽が発展しすぎて楽譜が生まれた当初に定められたルールが時代遅れになってしまったんだろうなぁ……という気がします
そういうことなんでしょうね。
拍子記号だけでなく、音楽は非常に歴史が長い割に書法や概念が昔のままなので、必ずしも合理的ではないまま今も使われ続けているものが多々あります。
音程の度数が0でなく1から始まることとかは指摘されがちですね。
数学にゼロが導入されたのは6世紀頃だし
一分間をどのように拍で埋めるか、一つの小節をどのように拍で分けるか、一つの拍をどのように細分化するか、の3段構造になっているリズムシステム、言われてみれば複雑怪奇だな……
音楽初心者なので、変拍子の動画やポリリズムの動画と一緒に見ると頭が痛くなってきた……
数学的なアプローチをするにしては基本格子が不明なのが厄いな……
最小単位が存在しないのがなんとも……
分かります。
本当は単位を先に定義してからじゃないと話を進めていけないはずなのに、音楽の世界では単位とされるべきものが感覚で捉えられているんですよね……。
だから、
4分音符=全音符の1/4の長さの音符
全音符=4/4拍子で1小節の長さの音符
4/4拍子=4分音符4つで1小節となる音符
みたいに、意味を説明しようとしても無限ループに陥ってしまいます。
確かに…。。。
@@toydora_music
凄く分かりやすい具体的な例をあげてくださりありがとうございます......!
思えば速度記号なども定量的なものではなく定性的な定義ですし、音楽という学問全体に漂う相対主義的な感覚は、もしかした究極的には奏者の自由で、譜面はそのための道具、という哲学の現れなのかもしれないな......と最近は自らを納得させています。
小学生の時に教えて欲しかった。
アルフレッド・リードの『春の猟犬』の冒頭に出てくる6/8と9/8と3/4が絶妙に絡んでいる所は気持ち良いです。
th-cam.com/video/okB2Jk0YWu4/w-d-xo.htmlsi=oQxJ9bQRHVK7NVuU
スウィングを見てからもう音符になんの価値もないことを知ったからなんも変わらん
拍子記号って分数だったんですか!?初めて知りました😂
もちろん算数で習う分数とまったく同じものではないのですが、一般的には分数の一種と考えられてます。
分数を使って拍子を表しているわけですね。
13:50 時間って拍手においては絶対だけど「光と比べると時間は相対的である」、というアインシュタインの相対性原理を思うと、
今後宇宙でも音楽ができる時代になると光の進む速さと重力加速度や天体そのものの速度も含めた計算や拍子表記が必要になってくる、のかもなぁ…。
6/8は2/1.5ではないですか?
分母の数字は「X分音符」のXにあたります。
これが8分音符とかなら簡単ですが、付点4分音符となるとやや複雑です。
付点4分は長さにして8分音符3つ分、つまり3/8の長さなので、分子を1にしてやるために分母分子ともに3で割ると、3/8÷3/3=1/(8/3)=1/2.66...となります。
つまり、付点4分音符はいわば「2.66...分音符」とも言えるわけです。
このことから、6/8拍子は1小節に付点4分がふたつある拍子なので、拍子記号で表すと2/2.66...となります。
直感的に2/1.5としたくなる気持ちは分かるのですが、実は2/2.66...と書くのが正しいのです。
@@toydora_music あー!そうですね!
Xが分母に来るので小さい方が長い音を表し、これは8/3分音符になるんですもんね。
ありがとうございます!
✕「拍子記号はただの分数ではない」 〇「拍子記号はそもそも分数ではない」
したがって、約分ウンヌンはナンセンス。
あと「4分音符」は「シブンオンプ」と読みます。他の音符も同じで、「分」は「ブ」じゃなくて「ブン」です。(定義上そうなる)
分数の一種としての性質を有してますので、分数でないと言い切る方がナンセンスと思いますよ。
読み方に関しても、「しぶんおんぷ」が文科省の推奨する読み方ではありますが、「しぶおんぷ」と読んでも間違っていないというのが一般論ですね。
@@toydora_music 「分数の一種としての性質を有してます」根拠は?また、「一種」とはどういう意味ですか?
「「しぶおんぷ」と読んでも間違っていない」私は定義上、そして日本語としておかしいと思います。例えば「五分五分ごぶごぶ」「七分三分しちぶさんぶ」などというとき、「五分」と「七分」ではどちら(の割合)が大きいでしょうか?「分ぶ」は、全体の10分の1の割合を表す単位です(100分の1を表す場合もあります)一方、「四分五裂」は「しぶんごれつ」と読み、「4つにわかれ、5つにさける」という意味です。分割の意味では「ぶん」と言うのが正しいですね。
なにも意識せずに「シブンオンプ」と言ったとき、音としては「シブオンプ」と聞こえることがあります。そこから広まったのではないかと想像してます。そういう場合、昔の日本語では「連声れんじょう」という作用によってわかるようになってたみたいですね。「天王寺」「観音」「反応」など。
@@isamich1535 拍子記号を分数としてみたとき、その値は全音符を1としたときの1小節の相対的な長さになっています。
そもそも、例えば4分音符というのは「全音符を4等分した長さの音符」と定義されてますので、定義の中に分数の概念が含まれてますよね。
音符の名前はどれも「全音符を何分の1に割るか」という観点から名づけられている(倍全音符とかは別)ので、分母に何分音符を置くか(=何分音符を拍の基準とするか)を考えている時点で分数的な視点に立つことになります。
これがもし、例えば4分音符のことを仮に「1拍音符」と呼び、4/4拍子のことを「1×4拍子」みたいに呼ぶ場合は、分数的視点に立っていないと思います。
そもそも音符を「全音符の何分の一の長さか」というふうに見ていないからです。
読み方については、意味的に考えるとそうなのかもしれませんが、実際辞書にどちらの読み方でも書かれているのでどちらも正しいと考えるべきでしょう。
自然言語ですから、読み方はなまって変化するものです。
「天王寺」を「てんおうじ」と読むのが定義的に正しい!と主張するのが無意味なのと同じだと思いますが。
@@toydora_music まあ、別に読み方を他人に強制するつもりはありませんがね。どうも「小節」というものにとらわれ過ぎておられるように感じたものですから。小節や拍節リズムと言うのは「音楽」に対してそんなに普遍的なものではない・・・ということを言いたかっただけです。
ちなみに「「天王寺」を「てんおうじ」と読むのが定義的に正しい」と私が主張しているように思っておられるとしたらそれは全くの誤解です。個人的に「シブンノンプ」と言うつもりで発音すれば聞き間違いを防げるんじゃないか・・・と思ってるだけです。「シブオンプ」と言うのは「天王寺」を「ておうじ」と読むようなものですからね。
@@isamich1535 たしかに、小節がそこまで普遍的ではないと仰りたかったなら理解できます。
動画内でも言ったとおり、拍子記号はただの分数以上の意味を持っている、という点では僕も同意見です。
読み方についても仰ることは理解しましたが、正直結局どちらでもいいんじゃないかというのが僕の感覚です。
ンが抜けるタイプの訛り方もあります(山茶花・郡上・天満など)し、実際「しぶんおんぷ」は「ブンオ」の部分が言いにくいから訛ったと考えると納得もできますし。
ただ、一応知識として「しぶんおんぷ」が正しいということはこの機会に覚えておきます。
分数記号はその楽譜の記法を示しているだけで、曲のリズムを示しているものではないと思っていました。分母の数字は基準とする音符の形を示していて、分子はその基準音符いくつで一小節とするのかを示している、と解釈すれば今の記法に不思議もありません。例えば4/4と8/8は厳密に同じことであって、これを異なるものだとする解釈こそが悪者のように感じます。曲のリズムは楽譜の中で示されているわけで、冒頭で示すこと自体が不要ではないのでしょうか。
まぁ、現実問題「8/8」みたいにわざわざ普通でない書き方した拍子の楽譜を渡されたら、そこに何らかの作曲者の意図があるんじゃないかと考えざるを得ないとこがあります。
で、八分音符の旗を繋げて書いてるか分けて書いてるかとか、そういうとこにまで作曲者の意図を読み取りにいって迷宮にはまったりする。
他でも言いましたが、いろいろおかしいです。 あと、おっしゃってることは、記譜法の歴史を調べるとすでにやってることがいろいろあります。
色々あるならソースと共に教えてください!
勉強させていただきます。
@@toydora_music 「ソースと共に教えてください!」譜例の示し方などがわからないので、直接はできないんですが、imslpなどで、フランスバロックのソナタなんかを見ると、拍子記号のところに「2」や「3」とだけ書いた楽譜がありますし、Fitzwilliam Virginal Book中のJ.BullのInNomineやヘクサコードファンタジーなどには、変拍子やポリリズムの例があります。
それはなかなか興味深そうですね。
もしよければ、そのフランスのバロック曲の曲名など教えていただけると探しやすいので助かります。
一度見てみようと思います!
@@toydora_music いろいろあると思いますけど・・・一例だけあげると、M.Corrette の Pieces pour la Musette op.5
@@isamich1535 ありがとうございます、見てみました。
確かに、2/2拍子が2とだけ書かれていたり3/4拍子が3とだけ書かれていたりしますね。
一方で分母が省略されていない拍子もあるのが不思議に思います。
6/8や9/8は複合拍子なので省略できないのもわかりますが、2/8や2/4はなぜ省略されていないのか不思議です。
勉強になります。
バカリズムかな?笑
ギター流だかな、ピアノは知らん。