#2 力の合成をしよう!【中3理科】【力と物体の運動】

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  • เผยแพร่เมื่อ 12 ต.ค. 2024
  • みなさんは宇宙、好きですか?僕は、「好き〜!」と呑気に言っていられるほど宇宙はちっぽけではないと思っているので、ただただ宇宙に対して、尊厳の大きさにひれ伏すのみです。しかし、人類はその未知な宇宙に対して、常にフロンティアを探し求めてきました。
    先日「太陽系惑星(火星・水星・金星とそのチラシには記載されていました)を天体望遠鏡で見られるイベントがある」との情報を得ました。場所は自宅からは車で1時間弱ほどの海岸沿いの施設で、少し遠かったのですが、宇宙に対しては好奇心を抱き、かつ仕事でもその知識は使い、何より望遠鏡で眺めた惑星の写真を入手すれば授業で使えるなぁ、という教育的下心から、そのイベントに向かうことにしました。ついでに、そのイベントが行われる会場の近くで、花火大会が開催されるという情報も入手し、「惑星も見れて花火も見れるの?!お得じゃん!ピース!✌️」という思いと共に、車を走らせました。
    仕事が終わってすぐに車に乗り込み、ロングドライブを開始しました。途中で運転中に脚をつるというトラブルを乗り越えながら、会場となる街までやってきました。近くのコンビニの駐車場で脚を揉みながら休憩していると、浴衣姿の子供を連れた家族がおり、確かに花火大会が開催されるんだなぁと、よりワクワクした気持ちが確信になりました。その周辺はかなり自然が豊かで、海岸沿いにある街だったので、きっと街の小さな花火大会なのでしょう。僕は祭りに出ている屋台なども大好きですから、尚更楽しみになりました。車で花火大会の会場のすぐ側までやってきた時、僕は自分の誤りに気がつきました。
    あの〜、びっくりするくらい人でごった返していたんですね。付近の駐車場は満車も満車。臨時で開放されていた駐車場も満車。車の中から見えた、屋台のあるメイン広場には、多分、渋谷くらい人が密集していました。渋谷には僕は行ったことないですが、きっと多分それくらい混んでいました。
    もっとローカル寄りな例をあげるならば、『サーティワンアイスクリームと丸亀製麺が向かい側で同時に新店舗が開店してした時』くらい混んでました。実際にそんな現場は見たことはないですが、きっと多分それくらい混んでいました。(どうして地方のチェーン店開店はあんなに混むのでしょうか。田舎の七不思議の一つですね。)
    しかし、ここで怯んではいけません。僕はそんな花火大群を尻目に、惑星を観察できる施設へと向かいました。ちょうど花火大会のメイン会場から500mくらいしか離れていませんでしたので、すぐに到着しました。そこの駐車場に車を停めて、観察イベントまで30分くらい時間があったので、施設の人に許可をもらい、イベント開始まで花火大会に参加することにしました。
    会場まで着くと、それはそれは、も〜う人で溢れごった返っていました。メイン広場に屋台がたくさん並んでいたのですが、どの列がどの屋台に伸びているのかはもはや分かりませんでした。「屋台で何か夜ご飯食べられれば良いな〜!焼きそばとか良いよね〜!」とウキウキしていた僕の期待は、見事にその海岸沿いの花火大会に沈められてしまいました。でっけ〜ベーコンの串焼きを無事買えた勝ち組の人たちの横で、泣きながら海岸の砂をむしゃむしゃ食べようとも思いましたが、人間としての尊厳を失うわけにも行かないので、ちょいと平静を取り戻すためにお散歩をすることにしました。
    (こんな田舎の街の、どこにこんなに多くの人がいたのだろう…)と、やや失礼なことを考えながら、僕は砂浜を歩いていました。なぜ砂浜を歩いていたのかというと、海岸と道路とを挟む場所には花火が打ち上がるのを待っている、ナウなヤングのアベックの群れがひしめいていたからですね。こんなんじゃ、みすみすお散歩もできやしないじゃないのさ、というわけで歩きにくい砂浜に出るしか無かったのですね。
    花火を見る前のナウヤングアベックさん達には、仕事終わりのクタクタのアラサー男性がフラフラ砂浜を散歩している姿という、夏の風情とは真逆なものを見せることになってしまい、それはやや申し訳なく思いましたが、その反対側をみると夕暮れ期の広大な日本海のがとても綺麗だったので、散歩自体はとても楽しかったですね。
    僕を含めて、人混みを得意としない人には共通する性質があります。それは「倍、疲れる」というものです。人混みを歩くだけで、まるで毒パネルの上を歩いている状態みたいに、体力を消耗していきます。しかもただでさえ僕は仕事終わりという疲れた状態。長時間運転後、人混み、砂浜散歩、行きしなに脚も攣った(車停めて揉んだ)、という様々な条件が揃ったのちに、ある一つの考えが浮かびました。それは、
    「まぁ、花火見れなくても、いっか」
    という、すごくシンプルなものです。というわけで、花火が打ち上がるよりも前に、僕は花火大会を後にしました。一人でこういう場所に来た時の、この辺の決断の速さは気持ち良いものがありますね。屋台では、何も買えないどころかその目前に行くことすらできませんでした。(その街の小さなお土産屋さんみたいなところで、砂時計だけ買いました。)
    その後、天体イベントの会場に戻り、おじさんと一緒に望遠鏡を覗いて「すげ〜!!金星が見える〜!!」とはしゃいだ後、帰りしなに日帰り温泉に寄ってアチめのお湯に浸かりながらおっさん2人の背中を眺めている時に、僕は『こっち』の人間なんだなぁ、と身を持って実感しました。
    みなさんも、時には花火大会を諦めてみてはいかがでしょうか。その諦めと引き換えに、西の空に沈んでいく綺麗な金星を観察することができるかもしれません。そのイベントは小さい子供達対象のイベントで、参加名簿の年齢欄に『6歳』『10歳』『小2』と並ぶ中で、『29歳』と書くことになるかもしれません。その帰り道で、気持ち良い温泉に浸かれるかもしれません。その温泉にはシャンプーなどの類が一切置いていないことに、風呂場に入ってから気づくかもしれません。ギシギシの髪で「夜ご飯は、行きの時に脚を揉んだコンビニで買って食べようかな」とか考えていたら、道を間違えてしまい、コンビニに寄れないまま家に帰ってしまうかもしれません。ま、いっか!ピース!✌️
    #中学理科 #力の合成 #理科
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