ホンダE07エンジンオーバーヒート修理【HONDA定番】ヘッドガスケット交換?
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- เผยแพร่เมื่อ 4 พ.ย. 2024
- ホンダE07エンジン定番のオーバーヒート&吹き返し修理はヘッドガスケットとヘッド面研🎵
ではなくてw
実はブロック側の修正が必要なのをしってますか?
強度の高いメタルガスケットよりも、
背が高く短いヘッドよりも、
もっと弱いのがホンダ独自の3連サイアミーズ鋳鉄シリンダーです😁
トラブルやエラーはどうやってもいちばん弱い部分から発生してしまうんです。
ホンダE07エンジンの場合はこのアルミシリンダーブロックのまん中にある3連シリンダー(オープンデッキですがスズキの鋳鉄ライナーはゴツくて頑丈)なんですよね♨️
一般的にシリンダーブロックを車体から降ろして外注で上面修正するとなるとエンジン全バラのフルオーバーホールメニューになってしまう。金額も時間も大幅にアップしてしまいますね。
そこで、皆さんヘッドだけ下面修正を外注したり最悪なのがヘッドガスケットだけ新品にして、パパっと組んで終わらせるんですよね♨️
私は年間、数台のゼロナナをバラして組み直していますがオーバーヒート&吹き返し修理でヘッド降ろす場合、例外なくブロック上面修正をやります。
ヘッドガスケットにエラーがなく、ヘッドの歪みや損傷もないとなると
原因はブロック上面に有る訳です。
ソコでオイルストーンや平面のダイヤモンド砥石を潤滑スプレー噴きながら擦っていきます。
平面に平面を擦り合わせるコトでお互いの高低差が確認できますよね。
ホンダE07は2番シリンダーのエキゾースト側のシリンダーが低くなっていたり倒れたりの変形があり、わずか他の部分よりも低くなっているのでオイルストーンやダイヤモンド砥石を擦り合わせても当たらない状態なんですよね。
そのせいで高い強度のメタルガスケットや高い剛性のヘッドにエラーがでなくても、メタルガスケットを押し付けるヘッドガスケット面圧が不足します。
ヘッドガスケット面圧が足りないと、シリンダー内で爆発燃焼があった時にヘッドガスケットで燃焼圧力を閉じ込めておく事ができなくなります。
そして閉じ込めるコトができずシリンダーから外に漏れてしまった爆発燃焼圧力が、シリンダーのすぐ隣のウォータージャケットにものすごい圧力と熱い勢いで少しずつ噴射されます。
これが吹き返し。
そしてウォータージャケットから上のヘッドにも爆発燃焼圧力が上がっていくと冷却水が押し退けられてしまい、空焚き状態になります。これでオーバーヒート発覚です。
その原因はシリンダーブロックのシリンダーが少しだけ沈んでしまっているからなんですよね😃
いちばんの原因はシリンダーです。
ブロック上面修正をせずヘッドガスケット交換してヘッドを組むコトもできますが、いずれ早いうちにオーバーヒート&吹き返しが再発し、緊急入院もしくはご臨終(修理代がもったいない)となります。
ですが、適切なトラブルシュートができていればその後何年間もオーバーヒートせずバモスやアクティーは走ってくれますよ☺️
今回もブロック上面修正しながらヘッド下面も掃除(修正&確認)していきます。
※今回のバモスは以前に誰かがヘッド降ろしてガスケット交換&ヘッド下面修正(外注)のメニューで作業している感じですが、シリンダーは例に漏れず沈んでいました。これでは吹き返しもオーバーヒートもなおらないんです。 - ยานยนต์และพาหนะ