松竹映画「砂の器」(1974)ロケ地探索 伊勢志摩の二見浦と大阪の通天閣
ฝัง
- เผยแพร่เมื่อ 2 มิ.ย. 2024
- 松竹映画「砂の器」(1974)ロケ地探索 伊勢志摩の二見浦と大阪の通天閣
この映画のロケ地は北海道から島根まで広範囲に及んでいるため、すべて訪問するには相当の忍耐力と時間と費用が必要と思われます。そのような中、たまたま訪れることができた場所からロケ地探索と撮影を始めました。
今回は伊勢志摩の二見浦と大阪の通天閣を探索してみました。
今西巡査部長(丹波哲郎)が三木謙一巡査と和賀英良の足取りを辿っていくシーンです。二見浦の駅は完全に建て替えられていましたが、そのデザインは夫婦岩をモチーフにした意図は理解できますが、個人的には風情が全く感じませんでした。旅館の「扇屋」は現在は人気のレストランとなっていますが、昔の風貌をほぼ完全に保存されており、旅館時代の懐かしさが残る風情のある建物とお店になっています。
映画館「ひかり座」は伊勢市駅の近くですが、完璧に住宅地になっていてロケ当時の雰囲気は全く残っていません。ご近所のお爺さんにひかり座のことをたずねたら懐かしがっておられました。映画のシーンの中で、ひかり座の中のスクリーンを映している場面の中で、浴衣の女性が走り抜けるシーンがあるのですが、よくよく観ると水前寺清子ではないかと思うのですが、どうなんでしょうか。出演俳優のクレジットには見当たらないのですが、野村監督の「八つ墓村」(1977)でも島田陽子さんが田治見要蔵に殺されるシーンだけに出演しているにも関わらず、出演俳優のクレジットには出てこないのと同じかもです。ただ、ネット情報では水前寺清子が「砂の器」に出演しているという情報が見当たらないので、私の錯覚かもしれませんね。
通天閣脇の交番は、ロケ当時そのままが残っています。窓や扉はさすがに交換されていますが、建物は昔のままのような感じです。昨今のインバウンドの影響で観光客で大賑わいで、撮影するのも大変でした。訪問当日は交番の前には大型のワンボックスカーが駐車していて邪魔でしたが、致し方ないですね。通天閣の柱は金属板で覆われていてロケ当時の骨組みを撮影することは出来ませんでした。本通り商店街はアーケードが完璧に近代化されてますが、新世界市場は昔の雑踏的な風情が残っています。いくつかのお店にロケ当時のことをお伺いしましたが情報は得られませんでした。
ひかり座は大ファンの渥美さんのシーンなので嬉しいです。
まさか実在の映画館使用してたとは驚き!!
二見浦の駅は設計者さんの気持ちはわかるが、名作に登場した駅舎という事は忘れて欲しくなかった・・多分知らなかったのでは?
製作、大変ありがとうございました。メチャクチャ良かったです!!
感慨深いとはまさにこのこと。頭が下がります。見るほうは気楽に見れますけど、取材する方は気力、体力が要りますね。
タイガー田中が二見に来ていたのは感慨深い
殿山泰司大好き。江戸の人だけどなぜこれほどまで浪速区の地に溶け込んでるのか不思議。キャスティングの妙。
まさしく同感!
上手な編集で丹波さんら俳優のみなさんが現代に蘇ったかのような錯覚を覚えます
今西刑事は映画版は警部補に昇進してます。
原作は巡査部長で40歳奥さん持ち息子持ち(小学四年生)。
通天閣のタバコ屋は、今も成業されております。
過日、こちらの看板娘(ご息女様)が店番をしていましたので映画のことを問いますと、知らないとのことでしたが…?
情景は今も当時とさほど変わっておりません。
ようここまで調べあげはるなあ。感心しますわ。わがえいりょうが通天閣の近くで戸籍取得してたとは。
ほんと、白いバンなんでこんなとこに止めとんや!
水前寺清子(チーター)です。
監督に聞きました。
やっぱり。そうですよね。
監督と脚本の橋本忍さんの両方から本作と『八つ墓村』『八甲田山』『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』の関係と島田陽子さんの件を訊きました。
毎回ありがとうございます。「ロケ地探索」関係ありませんが、、封切り観に行きました今西さんの肩書き警部補と記憶してます関係ない事すいません。
wikipediaを見て、そう思ってしまいました。映画では違ってたかも。
「原作における設定を中心に記述。
今西 栄太郎(いまにし えいたろう)
警視庁捜査一課の巡査部長」