松竹映画「砂の器」(1974)ロケ地探索 島根県編
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- เผยแพร่เมื่อ 4 ก.ค. 2024
- 松竹映画「砂の器」(1974)ロケ地探索 島根県編
本浦親子が故郷を離れ、遍路旅、流浪の旅を続ける回想シーンは、島根県の木次線沿線の地で終わりを迎えます。今回、車中泊覚悟で5月の連休中に島根県のロケ地探索に出かけました。
50年前に撮影されたロケ地は、いつものように雑草が茂り、ロケカメラと同じ位置から撮影しようとする試みが何か所かで達成できませんでした。
最初の鉄道の場面は米子市の日野川です。鉄道の知識はゼロに近いですが、ロケ地を訪れると数人の撮り鉄らしき人々がカメラをセットしていました。記念すべき瞬間が訪れるということでしたので、にわか撮り鉄となり、幸運にも記念すべき鉄道車両を撮影できました。背景に大山が映っています。仕事で地元に帰省していた方に鉄道のお話をお伺いできました。映画に出てくる車両の写真を見て、車両の型式や名称を一発で当てたときは、本当に驚きましたね。撮り鉄はすごいです。
宍道駅から木次線に沿って移動しながら、木次駅、天野館へと進みました。天野館の社長さんに偶然にお会いでき、この歴史ある旅館と「砂の器」撮影クルーの話をお聞かせいただきました。ご本人は若いので親の代からいろいろ聞いていたとのこと。予約が入っているのでお部屋の見学は出来ませんでしたが、次回は予約を入れて絶対に宿泊するぞ、と心に決めてロケ地探索を先に進みました。「砂の器」博物館といった感じのようです。緒形拳ら俳優陣が近所の居酒屋「美園」に毎日のように通っていたとのこと。撮影当時は賑やかで華やかだったんでしょうね。
駐在所や、少年が砂の器を河原で作るシーンは、木次線の久野駅周辺で撮影されています。5月といえども、とにかく雑草が生い茂っているので、ロケカメラの撮影と同じ目線で写真撮影に挑戦したのですが、なかなか困難を極めました。駐在所の近所にお住まいの方とお話しでき、ロケ当時の逸話話をたくさんお聞かせいただきました。
神社のシーンの湯野神社では、境内を撮影していると、ご老人が近づいてこれら、いろいろ説明を始められたので、ご近所にお住まいの方かと思ったのですが、本殿まで案内され、続いてご祈祷までしていただき、おそらく湯野神社の宮司ではないかと思いますが、聞きそびれてしまいました。ありがとうございました。
亀嵩駅には蕎麦屋があって大変おいしかったです。この駅のロケ撮影は、別の「砂の器」映画で撮影されており、記念撮影される旅行者も多くおられました。元々はこの駅を撮影場所にする予定だったそうですが、駅が道路際に位置していること、道路の反対側が田んぼで地盤が低いことなどから、カメラ設置位置に適さないということで、別の駅「八川駅」に変更して撮影されたそうです。
桐原老人宅の撮影では、本来このお宅の茶室で笠智衆演ずる桐原老人と今西巡査部長との会話のシーンが撮影される予定でしたが、茶室の屋根が瓦葺ではないため映画のイメージとはことなり、採用されなかったとのこと。映画では松竹撮影所のセットで会話シーンが撮影されているとのことです。偶然にも、桐原老人宅の外観に使用された住宅の家主とお話しでき、秘話的なこともお聞かせいただきました。家主の方が関東のほうにお住いの時代に住まわれていた住宅が偶然にもご近所だったことを知り、驚きました。奇遇なことがあるものですね。この地域は山に囲まれた谷間に位置し、本当に美しい温和な環境でしたが、映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出てくるホビットの村を思い出してしまいました。春の温和な空気、田植えに向けた草刈りの匂い、鳥の声、穏やかな太陽。住みたいぐらいです。山菜取りで有名らしいです。
出雲三成駅は完ぺきに近代化されており、昔の面影はほぼゼロです。ただし、昔のプラットフォームにある待合室的な小さな建物が今も残っています。三成駅のロケ時代の画像が以下のURLで見ることができます。
blog.livedoor.jp/massi1-houmu/...
kisuki-line.jp/know/history/p...
廃線が噂される木次線。建設時代の記録を見ると本当に困難極まる工事だったようですが、中国山脈の村や町を一本の糸でつなぐように横断する木次線は、いつまでも残ってほしいと願わざるを得ません。次回は木次線に乗って旅をしたいと思っている次第です。
丁寧な素晴らしいロケ地探索動画をありがとうございます。
お疲れさまでした、有難うございました。
これは貴重な動画。撮影当時と現在の画像の比較、素晴らしい映像。動画作成者の方は大変苦労されたことと思います。非常に良かった。
邦画の最高傑作をよくぞそこまで現地訪問するとは、恐れ入りました。永久保存版です。
映画の秀逸さも相まって一緒に旅をしている気分になりました。
有難うございました。
懐かしい風景です、20年ほど前、八川駅、八川そば、 亀嵩駅蕎麦、よくたべにいきました。ありがとうございました。😭
島根県民としては嬉しい限り
丹波哲郎と森田健作がカッコ良いんですよね。
学生時代に「砂の器」と「点と線」を観ていたら、自分はきっと刑事を志望したに違いないと思うほど。
リメーク作品たくさんあるけどやはりこの作品に勝るものはない
よくもまあ こんなにも具にお調べになられましたね。映画の各シーンを思い出しながら楽しませて頂きました。
share して頂き有難うございます。
時間とお金がかかったと思いますが、多くに人にとっては興味深い動画だと思います。本当にご苦労様でした。
欲を言わせてもらえば、次は羽後亀田をお願いします。
毎日、宍道駅を利用しています。木次線が乗り入れていた4番5番乗り場は無くなり、転車台があった場所などと共に駐車場になってしまいました。映画って貴重な映像記録にもなるんですね。素晴らしい検証映像ありがとうございました。
素晴らしい動画に感動しました。
今、東京から転勤で島根に住んでいます。この夏、参考にさせて頂き巡礼したいと思います‼️
ミステリファンにとっても、鉄道ファンに撮っても貴重な道が、力作ですね、ありがとうございます。
当時の備後落合駅なんて、懐かしすぎて泣きそうなのと、男はつらいよシリーズもそうですが、当時の駅舎や鉄道の様子がとても貴重に感じます。😊わたしは緒形拳演じる三木巡査がホント好きでした。
木次線が好きになった理由が、この映画から。 何度訪問しても乗車しても飽きない奥出雲の風景と巡り合う人々
これは素晴らしい力作ですね。アップありがとうございます。
久しぶりにyoutubeですごい映像を見せていただきました。
以前知らないで八川そばを食べた際に駅のホームで記念撮影をして帰ってきてから撮影で使われた亀嵩駅と知り偶然にも訪れてよかったという思い出があります。
こんばんはDVDを引っ張り出して見てみます。
本当に製作ご苦労様でした、そしてありがとうございました。
主さんとロケ地住人の方に触れ合いもいいですね。皆さん良い方ばかりで
私も亀嵩駅に列車使っておそば食べに訪問した際映画を流してました
別れのシ-ンは忘れなれない 出雲八代駅ホ-ムに立つと思い出します
「砂の器」「飢餓海峡」「復讐するは我にあり」日本映画が蝋燭の火が消える前に放った原作を超える傑作
大変な取材お疲れ様でした。駅舎や駅構内はともかく、村内の道路や川を見つけるのは大変だったでしょうね。
木次線が永遠に廃線にならないよう祈っています。
今西警部補です。
そうそう、なぜか原作と階級が違うんだよね。
素晴らしかったです・・この手の動画は比較画面を何度も繰り返す必要が多いが、丁度良いテンポとわかりやすさに配慮してあるので大変良かったです。
「砂の器」はサントラ盤やポスター所有する程好きなんですが、以下の2点がどうしても納得できず未だしっくり¨消化¨できてません。どなたか良い「解釈の方法」をご教示願います。
①ピアニストとしてあれだけ成功したなら、真っ先に父親を捜して報告し、そして面倒みたはず。
②正体を知られたくないにしてもあれ程親身になってくれた三木巡査を顔がわからないようにまで残虐に殺すなんてできないはず。
(個人的にはそれ程までに差別や貧困、過酷な流浪の旅で心が荒んだ、と今は解釈してますが)
宜しくお願い致します。
381系です
丹鉄、撮り鉄のKINGDOM、霊界にもあかるい!実はまだ生きている!?
ほんまや。キハちゃうな。パンタグラフあるし。
木次線の亀嵩駅
今のうちに出掛けて亀嵩そばを食べておこう