受動型ASD【合わせすぎ流されやすい発達障害ASDのタイプ、精神科医が10.5分で説明】

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  • เผยแพร่เมื่อ 7 ส.ค. 2023
  • 0:05 (1)はじめに
    0:40 (2)受動型ASDの例
    1:14 (3)受動型ASDとは
    2:30 (4)受動型ASDの特徴
    3:55 (5)受動型ASDの長所
    5:21 (6)受動型ASDの短所(弱点)
    6:51 (7)弱点をカバーするには
    9:46 (8)まとめ
    発達障害ASD(自閉症スペクトラム)は5つのタイプがありますが、「受動型」は周りに合わせすぎ流されやすいタイプです。トラブル少なく環境によっては適応見込めますが、悪意ある相手に害され利用される事や二次障害のリスクに注意が必要です。
    精神科医が要点を約10.5分の動画にまとめています。
    出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)
    こころ診療所吉祥寺駅前 kokoro-kichijoji.com
    府中こころ診療所 fuchu-kokoro.com
    チャンネル登録お願いします  / こころ診療所チャンネル
    ↓↓内容の詳細は下記になります。
    (1)はじめに:受動型ASD
    ASDセルフチェック。今回は「受動型ASD」についてやっていきたいと思います。よろしくお願いします。
    発達障害の一つASD(自閉症スペクトラム)。
    ASDといえば、「自分ルールのこだわりを押し付ける」「こちらに構わず話しかけてくる」など、相手に入り込んでくるイメージで語られることが多くあります。
    けれども中にはその逆で「相手に流されすぎて時に利用されてしまう」タイプのASDの方もいます。
    今回は、受け身でむしろ流されてしまう「受動型ASD」について見ていきたいと思います。
    (2)受動型ASDの例
    Aさんはあまり話すことは少なく、おとなしい子とよく言われていました。
    グループには入っていました。みんなが話す内容はよくわかりませんでしたが、とりあえずうなずいていれば、その場は大丈夫でした。
    周りに勧められた大学・会社に入りましたが、なぜかきつい仕事が多く回されることが多く、断れないうちに体調を崩しました。
    交際相手もできましたが、なぜか騙されたり、強く束縛されたりして振り返ると主に泣いていることが多いと振り返っています。
    (3)受動型ASDとは
    「受け身で合わせて流されやすいASD」になります。
    <ASD(自閉症スペクトラム)とは>
    ASDは「社会性の障害」「こだわり」の2つが特徴的な生まれながらの発達障害です。
    幼少期にわかることが多いですが、10代から成人でわかることも少なくないです。
    一見トラブルが少ない「受動型」というタイプがあり、発見が遅れやすい面があります。
    <受動型ASDとは>
    「受動型ASD」は、受け身で自己表現が少なく、周りに合わせるタイプのASDです。
    一見奇妙さは少なくトラブルも少ないですがも、他者に利用されやすく、また2次障害に注意が必要になります。
    <ASD他の4タイプ>
    まずは「積極奇異型」自分ルールで動きすぎてしまうという方。
    「孤立型」自分の世界に入るタイプの方。
    「尊大型」人を見下し押し付けるタイプの方。
    「大仰型」礼儀正しく大げささが目立つという方がいます。
    <受動型ASDの性差など>
    受動型ASDは、男女では「比較的女性」に多いです。
    そして、幼少期には気づかれにくく、10代以降に気づかれることが多いです。
    そして、気付かれ方としては、二次障害をきっかけに気づかれることが多いのが特徴です。
    (4)受動型ASDの特徴
    「周りに合わせて、自分を見失いやすい」のが特徴です。
    「周りに合わせる」「自己表現が苦手」「実はこだわりがある」この3つが主な特徴です。
    ①周りに合わせる
    受動型では、「周りに合わせて」何か言われても断らず受け入れる傾向があります。
    そのため、対人的なトラブルは生じにくく、表面的な評判はそんなに悪くないというところがあります。
    一方で、「自分の軸」が不明確になりやすく、相手に悪意があった場合、それに利用されやすい面があります。
    ②自己表現が苦手
    受動型では、自分の思ったことや主張を表現することが苦手な面があります。
    背景としては、「自分軸の不明確さ」ということが大きな要素とされます。
    ただ一方で「中枢性統合」、脳のレベルでの思ったことを言葉にする「言語化などの苦手さ」も指摘されています。
    ③実はこだわりがある
    特性上「実はこだわりはある」。一方で意に反しても直接は断らず、無視する等の受動攻撃的対応になります。
    しかし、納得はなかなかできない面があり、ストレスは強まることが少なからずあります。
    こうした中で、ストレスからの二次障害のリスクには非常に注意が必要です。
    (5)受動型ASDの長所
    「他者から「奪う」ということは少ない」ということがあります。
    「交流自体は可能」「他者から奪うトラブルは少ない」「相手次第では適応しやすい」の3つが主な長所です。
    ①交流自体は可能
    いわゆる「孤立型」の方のように「交流自体がもうできない」というわけではありません。
    そのため、明らかな「孤立」や「いじめ」などのリスクは比較的少ない面があります。
    そして、相手にも不快感を与えにくいところが長所です。
    ②相手から「奪う」トラブルは少ない
    受動型はある種「受け身」のため、「こだわりを押しつける」などのことはあまり生じません。
    そして積極奇異型で生じる「相手や場を不快にさせる言動」も少なく、相手から「奪う」ことは目立ちません。
    そのため「自分が過失があって嫌われる」ことはあまり多くないです。
    ③相手次第では適応しやすい
    受動型では相手から奪うようなトラブルは少ないので、相手に迷惑をかけることは少ないです。
    そして、相手が前向きな性質を持っていれば、その影響も受け入れることができ、うまく適応することが可能です。
    相手に悪意がなければ問題になりにくいのが長所です。
    (6)受動型ASDの短所
    「自己防衛に弱点があって、悪意に害されやすい」です。
    「自己表現の困難」「悪意に害されやすい」「二次障害が出やすい」の3つが主な弱点です。
    ①自己表現の困難
    「自分軸が不明確」かつ「内容の言語化が苦手」なのが受動型の特徴です。
    そのため、自分の「強み」や「興味」を生かせず力を発揮しにくいのが弱点です。
    そして自己表現の困難から、他者から低く見られたり、雑に扱われてしまうリスクがあります。
    ②悪意に害されやすい
    受動型の場合、「断れない」ことを利用され仕事などで「損な役回り」を押し付けられやすい面があります。
    そして、交際でも相手に悪意ある場合「支配」「利用」「搾取」されるリスクがあります。
    その中で相手に流された結果、場合により法的なトラブルに巻きこまれるリスクもあるため注意が必要です。
    ③二次障害が出やすい
    受動型では、嫌なことを拒めずストレスがたまりやすいところがあります。
    そして、言語化の困難やある種の受け身・消極性を背景に、ストレスの発散がしばしば困難になります。
    これら2つが合わさりストレスがたまりやすく、結果二次障害が出やすいことに注意が必要です。
    (7)弱点をカバーするには
    「自分を理解して自分を大事にする」ことがポイントです。
    「断るスキル」「自己理解と表現練習」「ストレスマネジメントの徹底」の3つが主な対策です。
    ①断るスキル
    受動型の方は「断れない」ことが一番のリスクになります。
    なので「トラブル少なく断る」方法を、(無意識では困難のため)意識的に学習・練習して習得することが最重要課題です。
    そして、「断った」時の副産物で生じうる「敵意」「孤立」のリスクを受け入れることが、ひるまず断るために大事になります。
    (ただし、実際断ったとき、上記のことが実際生じる事は予想よりは少ないと思われます)
    ②自己理解・表現練習
    受動型では「過剰適応」無理に相手に合わせることが染み付いて、自分の軸を見失っていることが多いです。
    対策はある種「一人の時間」を作ってある種「自分を甘やかす」時間を作ること
    それで自分が「本当は何を思って」「何をしたいか、何がいやか」など「自分の本心」を引き出していくことが大事です。
    もう一つの技術面的な弱点に関しては、主張や自己表現が上手い人を真似る「モデリング」等活用しての反復練習が大事です。
    ③ストレスマネジメントの徹底
    受動型ではどうしても特性上ストレスが非常に溜まりやすく、二次障害が非常に出やすいのが弱点です。
    対策は「ストレスマネジメント」ストレスを溜めない・発散する・耐性をつける。この3つを徹底し、二次障害を少しでも防ぎます。
    その中でも、関わる人や場を選ぶ「環境調整」が、特に受動型ASDの方にとっては大事です。
    <取り組みを続けると「大仰型ASD」に>
    「受動型」の方が自己理解、自己表現を続けると、結果「大仰型のASD」のタイプになります。
    これによって「流される」「利用される」リスクは減って社会適応は改善します。
    ただし「不自然さ」や「とっさの場面の弱点」などを揶揄されるリスクはどうしても残ります。
    ただ、これは対策の余地があります。
    <「大仰型」になってからの対策>
    まずは「努力の成果」と「限界」の双方を認めたうえで、「自己信頼」を持っていくことが大事です。
    その上で残る苦手に関しては「スキルの改善」を日々継続することが大事です。
    そのうえで、受動型と同様「ストレスマネジメント」を徹底して二次障害を防いでいきます。
    これらをした上で「本来の自分の強みをしっかり生かしていく」ことが大事になってきます。
    (8)まとめ
    「受動型ASD」は周りに合わせ続け、時に利用されるASDの方です。「自己理解」と「自己表現」に弱点が生じやすいです。
    トラブルは少なく合う環境があれば適応しやすいのが強みですが、悪意に害されやすく、二次障害が出やすい点に注意が必要です。
    第1の対策は「断る」スキルの獲得。その上で自己理解・表現練習に努めつつ、ストレスマネジメントを並行し二次障害を防ぐことが大事です。
    こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
    府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
    こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)
    #ASD #発達障害 #アスペルガー #自閉症スペクトラム #受動型  
    【解説者】
    医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
    精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
    2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。
  • วิทยาศาสตร์และเทคโนโลยี

ความคิดเห็น • 11

  • @user-mr7jb9vj1i
    @user-mr7jb9vj1i 3 หลายเดือนก่อน +6

    すべてが当てはまりすぎてビックリしました。私はやはり受動型ASDだったんだと再確認しました。

  • @user-pg8nx1fe9e
    @user-pg8nx1fe9e 7 หลายเดือนก่อน +12

    7:37
    「断れない」から自分が追い詰められる場面が多々あり、このアドバイスは非常にためになった。そのつぎ、職場や学校など、かかわる場と人を選ぶというのはとても重要なことだと再認識できた。

  • @ddo500
    @ddo500 7 หลายเดือนก่อน +9

    境界を作っていくことが大事ですね。難しいことですが。

  • @user-fz7wx5fn6b
    @user-fz7wx5fn6b 6 หลายเดือนก่อน +13

    当てはまらんとこがないなあ
    みんな心の奥底では俺と同じような性格抱えてると思ってたけどそうでもないんかな

  • @sakechan9486
    @sakechan9486 หลายเดือนก่อน +2

    学生時代からずっと生き方や対人関係で悩んでいる友人がまさに動画の内容の通りの特徴を持っていました。
    発達障害の診断自体は下りたようなのですが、その後の対策をどうしたらいいのかという事でまた悩んでいたので、こちらの動画を友人に共有させて頂きます。
    ご説明ありがとうございました。

  • @user-bm3eo7gv2s
    @user-bm3eo7gv2s 24 วันที่ผ่านมา +1

    人の邪魔にならないように、嫌な気持ちにさせないようにという方面にこだわりが斗出しています(笑)
    断るのもお願いをするのも苦手です。電車は最初に待っていても座りたい人がいるはずなので譲ります。
    1人の時はいいのですが、こういうこだわりがあるせいで、友だちと一緒に行動している時に同じ行動ができずストレスがたまります。
    例えば横に広がって歩くのとか無理です。
    相手にとって自分の行動が最適であってほしいのに、(当たり前ですが)相手の気持ちは分からないのでいつも不安で、アラフォーになる今も指示待ち人間のようです。
    笑顔が張り付いていると言われたこともあります。
    騙されやすいというか、流されやすいのですが、それで相手がいい気分になるならオッケーです。
    生活ができているので診断は受けていませんが、自分では受動型ASDに近いと思っています。
    すみません。分かってもらえるような気がして長く書いてしまいました。ありがとうございます。

  • @momomina453
    @momomina453 26 วันที่ผ่านมา +1

    利用されたときあります。
    断れない、どこまでも許してやってあげる特性(特に歳上に)とテイカーの友人だった場合、
    やばかったです。
    独身同士ならまだ良かったのですが、あちらが結婚してからも
    私を利用しようとして来た節があり、私は正直、友人旦那にやっと任せられる!ホッとしたので、
    やはり我慢してやってあげてしまっていたのだなとやっと自覚しました。😂

  • @wakawakanya
    @wakawakanya 8 หลายเดือนก่อน +3

    旦那は癇癪持ちで、怒りが抑えられず、会食の際にも、その場をぶち壊しにします。このタイプはなんでしょう

    • @taropome7223
      @taropome7223 25 วันที่ผ่านมา

      アダルトチルドレンではないかな?

  • @mm_05xx
    @mm_05xx 2 หลายเดือนก่อน +2

    空気読めない発言自分でしといて何が悪意に害されやすいやんww
    無意識の悪意ほど怖いものないわ