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聞いてみれば当たり前のように思える話も、それを最初に思いついて裏付ける人はすごいもんだよなぁ
その特性上、わかりやすい説明が難しい中立進化をここまで単純明快に解説しているこの動画はなかなかに貴重だと思う。素晴らしい動画をありがとうございます。
進化論における適者生存において、適者となる過程で何が起きているのかを生物学的な解像度を高めて説明したということなので、進化論にとって中立進化論は特に対立するものではなく補完的な存在ですよね。つまり適者となるには数多く起こる偶然の変異の積み重ねの組み合わせの中で、幸運にも環境に適合できたものが生き残った→幸運なものが生き残る。何も矛盾しないのに学会で対立が起こったのだとすれば、確立された理論に依存して研究活動をする人たちの知的好奇心の停滞や思考停止を物語っているような気がしますね。。学問に限らず、余計なエネルギーが必要な面倒くさいプロセスですよね
私も同じように感じますね進化論と中立進化を同列に並べていることも見かけますが、私的には中立進化は進化論の一部に思えますまぁそれだけ斬新な発想だったということでしょう
めちゃくちゃ分かりやすく面白かったです、、こう言う分野には興味をそそられます
伝わるかどうか心配でしたが、楽しんでもらえたようで良かったです!まだ紹介できてない大きい理論もあるので、楽しみにしててください!
木村博士は元々はガリガリの進化論者だったけど、数学を利用してスッキリと証明しようとしたら、何度やっても偶然(幸運)を排除出来ないことを証明・発表したらしいです。もっと評価されるべき業績だと思います。→Survival of the luckiest!
無粋ですが、「ゴリゴリ」でしょうか? 「ガリガリ」では痩せているという意味になってしまうと思います、
@@инкя さんガリガリは本来、我利我利に基づくものでこの場合一つの事柄・思考に凝り固まっている状態を意味します。勿論痩せた状態を意味する場合にも使えます。
@@seiichiito7965 そうだったんですね。痩せている時のオノマトペという認識が強かったので。失礼しました。勉強になります
ガリ勉のガリガリ
@@2001space-odesseyそれペンで書いてるときの効果音かと思ってたよ
大学院で遺伝学をやってます。中立説も前セメスターでやったので懐かしいです😊遺伝学は前提になる知識が多い上に理解が難しい分野ですが、それをここまで端的かつ分かりやすく解説されているのは本当に素晴らしいです!
木村資生はマジで戦後日本の生物関連の学者としてはもっと一般に評価されるべき
このチャンネルは合いの手がかしこいから好き
子供の頃に進化論をかじった時の疑問が、生存に最適な個体が生き残って繁殖し進化するのであれば現存の生物種はもっと少ないはずではないかでしたが、この説明で素人ながら何となく疑問が解けた気がします。テレビと違ってマニアックな好奇心を満たしてくれるネットはありがたいです
適者生存、は言い過ぎって事なのかな「環境に適した有益な変異」「環境に適していない有害な変異」そして「環境に有益でも有害でもない変異」があって、積極的に選択圧を受けるのは有害な変異だけ、有害でないのならば適していなくても生存しその変異を広める事もあると。
イノベーションとも通じるところがありますね。一見、何に使えるのかわからない基礎研究も、それを応用した技術と、その技術が必要とされる時代のニーズが重なれば、それが技術革新になるわけですしね。中立進化って、予め引かれたトリガーですね。環境変化などの自然選択が働いた時に、それが当たりか外れかがわかる…自然選択が無ければ、そもそも関係ないわけですしね。それは偶然なのか、見えざる御手なのか、神のみぞ知るところですね。
高校生物で『中立説』という名称と『生存に有利不利じゃない変異が重要』みたいなことは習ったけど、つまりどういう理論なのかはずっと理解できてなかったこの動画は、その説明がとても分かりやすくて「なるほどそういうことだったのか!」と初めて腑に落ちましたありがとうございました!
優れた個体も、運のいい個体も生き残る。確かにそうだろうなと思うわ。
木村資雄先生!地元出身で市内の図書館でも偉人として扱われています
面白かった。実質ノーダメージって表現もグッド
ボトルネック効果(集団が小さいと変異が蓄積しやすい)って日本生まれの人の考案だったんだ…!知らない間に高校生物で習ってたわ…
自然は思ったより寛大だった、って事か。一位じゃなくても生き残れるって事はありがたいなぁ。
でないと、我々も産まれていませんよw
大変興味深かった。すべての科学の発展や論文、研究の発展もこの動画で言われてることで説明がつく気がしました。100%はあってないけど実質ノーダメージの研究とか、時流にのってもてはやされた研究とか時の権力者に握りつぶされた論文とか絶対ある。
一神教の影響なのか、アリストテレスの影響なのか、欧米で生まれる理論って「世の中の全ては意味がある」、「世の中は善と悪の二種類」みたいな理論が多い印象
言うて仏教だって「前世の行いで現世で成功できるか決まる」みたいな今の価値観からすればキテレツなこと言ってるし…。 あとは「凶悪犯罪者は精神疾患や発達障害の気を持つ例が多い」→「精神疾患や発達障害の形質がある人は凶悪犯罪者になりやすい」みたいな頭悪い変換しちゃう日本人だって多いし。文化圏でそこまで差はないと思うよ。
@@ペン盾 多分コメ主が言いたいのは、欧米の考えがキテレツかどうかという話じゃなくて、欧米は他の文化圏と比較して「説明できない余地を残さない、遊びのない理論を作りたがる」ということじゃないかな。どの文化圏でも、キテレツな考えや頭悪い変換はもちろん存在するけども、それとは別に、考え方の方向性が文化圏によって違うよねって話だと思う。余談だけど、仏教の「前世の行いが〜」っていう考えは、「前世の行いで今世の成功は決まってるから、全部自己責任やし、全部に原因はあるで」と、ある意味キテレツな理論でこの世の中を説明しようとした理論というよりも、「今考えてわからん辛いことは、前世とかに原因があるって考えた方が、変に自分のせいにも他人のせいにもせずに受け入れられるから、楽やで〜」っていう、ストレスの緩衝材としてあえて生み出されてる側面が強いからむしろ「この世にはそうでも思わんと説明できんこともあるよね」という、ある意味現実的な諦めが根底にあったりする。
@@Arahama2 うーん。でも当時では宗教=学問で、僧侶=学者みいなわけだったでしょ?「遊び」って言えば聞こえはいいけど実際の運用を考えたらそれって論理の穴だったわけで、そのままにしたら「こいつらいい加減なこと言ってるな」って思われちゃうわけじゃん。今だって科学の「分からないものは分からないとしっかり言う」って姿勢に対して「直ちに問題はありませんwww」みたいな揶揄飛ばしたりする人がいる訳だし。当時の人らにとって「説明できないことはない」っていう体裁を整えるのって死活問題だと思うし、だからどの地域のどの宗教でもそんな「遊びを残す」なんてことはしないと思うけど。 あと、「仏教の諦めの概念」でどうのこうのってのも、「ものごと全てに意味(神の意思)がある」とか「善悪二元論」みたいな概念も人々から与えられた役割としては仏教の「諦念」と同じだと思うよ。なんかつらい事があった時に「まあまあ、しょうがないじゃん。」って言えるようにするためのものだと思うし。
まさにそれ。欧米で生まれる理論は白黒つけたがるものが多いね。極端に走りやすく中庸がないというか。中立進化説なんて、まことに東洋の研究者が打ち出した理論っぽい笑
@@ペン盾 あくまで「遊びを持たせる」というのは、そういう論理を構築した動機であって、実際の論理に突っ込める隙があったという意味ではないよ。宗教である以上、科学的なエビデンスに基づかないものを最終的には拠り所にしてるから、あくまで科学が信仰されてる「今の価値観」で考えれば受け入れ難い内容になっているかもしれない。ただ、科学がまだそれほど信仰されていない時代の価値観で考えれば、「なるほど、前世の行いが反映されていると考えた方が辻褄が合うな」みたいな、納得感を与えるのに十分な論理が構築されていたと思うよ。当時の価値観においては十分な体裁が整えられていたと思う。あと、まさかこっちに話を広げられると思ってなかったけど、仏教の考え方の話は、前置きした通りあくまで余談であって、本題にはさほど関係ない。あくまで「キテレツかどうか」という軸じゃなくて「国や地域によって生まれる理論の傾向に差があるように思えて、そこには宗教的・文化的な背景の違いが関わってるんじゃないか」という軸で話をしてるから、コメントのツッコミどころがズレてたよ」という点が伝わっていればそれで大丈夫だよ。
実質ノーダメージ……わかりやすい!
昆虫などの過度で特殊な表現型の進化のメカニズムについて知りたいと思ったのですが、やはりまだ研究中なんですね。とても興味深い分野だと思います。
結局世の中「運」なんだよな。努力できるのも遺伝子の可能性を無視できないらしいし。
放散(いわゆる進化)を、統計学の文脈に落とし込む道筋を作った理論。これのおかげで「分子時計」という概念が生まれた。
分子系統解析も中立進化の理論無しには語れませんしね本当に素晴らしい発見です
中立進化は基礎・基本知識がある程度備わっていなければ理解する事がとても難しい応用知識だから、子供に進化の課程などを教えるのにダーウィンの進化論は比較的に簡単に教えられるから、この様な説が広まっていないのかな?
大学に入って知った話だったんだけど、1994年頃にかった高校参考書をよく見ると木村資雄と中立進化の文言は、しっかりと書いてあった。当時出たばかりだった宮田隆「分子進化: 解析の技法とその応用」で、激しく感動したのを覚えている。……数字が多いから、中立説が正しい数学的理由を理解した時点でギブアップしたけど。
これ絶対結果を知ってるからそう思うだけなんだろうけど,中立進化のアイディアとか割と誰でも考えそうだけど出なかったの不思議.
コロンブスの卵
このスタイルの編集!!すーぱーないす👍チャンネル登録しときました😄
ありがとうございます!
数年前この著作を読んだ時に、大きな衝撃を受けたのを思い出しました。動画にしてくれてありがとうございます。
めちゃくちゃおもろかったです!
3:51RNAの場合はチミンではなくウラシルでは?
AIの学習と同じよね。ランダムに行動し、その行動に対して人間が「評価」をする。そしてその評価指標において有利なパターンが次世代に継承される。
中立進化論は、自然選択の影響を受けて進化するゲノム上の遺伝子領域を特定する上でも重要な理論です。進化的に中立か、有利か不利かというのはあくまでも相対的な尺度でしかありません。ゲノム上のほとんどを占めている中立進化する遺伝子領域の多様性(変異量)を基準として、そこから明らかに逸脱した多様性を持った遺伝子領域(変異量が多すぎるor少なすぎる)を探せば、適応進化に関わる遺伝子を特定することができるのです。
確率によってマクロな現象を説明するのが統計熱力学っぽくておもしろい
素人視点からすると自然選択は巨視的、中立進化は微視的な場面でウェイトが大きいように見えます…
英語版ウィキペディアには中立進化説の発展系としてほぼ中立進化説の他に建設的中立進化説という説が書いてありましたけど日本語でググっても出てこないですね複雑なシステムが進化する理由を説明する説らしいので詳しく知りたいです
ほとんど進化してないシーラカンスが生き残っているのは、太古からほぼ同じ海域の地形の変化がなかった幸運の為とか聞いた事あります。逆にアノマノカリスは強者だったのに絶滅してしまっているのは、運か。
基礎粒子も分子→原子→素粒子と変化(?)したように、塩基も4種類からもっと増えたりするのだろうか?
これは知らなかったです。面白いですね。日本人が発見したのも、すごい。
たとえば、目が緑か青かなんて、別に生存にはたいした関係ないから、中立進化の1つかもしれないですね。
@@sunsun2181 目の色素は紫外線から網膜を守ってくれているので目の色は生存に関わります。また、目の色はモテにつながるのではないでしょうか。それと中立進化論は目の色のような表現型ではなく分子(DNA)に当てはめる理論です
実質ノーダメージ。いい言葉だ
何か「腐敗」と「発酵」の差を異様に熱く論じてるような印象だな。
ちょっと遊びを内包させておけば、デザイナーベイビー技術でみんなの表現型が似たようなイケメンのインテリになっても環境に対するロバスト性は維持できるってこと?
というよりは生物自体が遊びの塊で、人間たらしめる部位以外はほぼ遊びと考えるといいかもしれない。ロバスト性が保たれるというか、もしそのイケメン以外の遊びの部位が変化し続けて急にどうしようもないブッサイクになるかもしれないということやね。そしてすごくそのブサイクが環境に対してロバストで、地球環境が変わって、そのブサイク因子が無いと生きていけない環境になるかもしれない。ということの繰り返しで今があるんやね。所詮我々も設計図の途中なんだよ。
@@あばらぼん ヒトとチンパンは全然違うのにゲノムが99%同じってのは逆に言えばほぼ無駄なコードってことか不細工じゃなきゃ生き残れない地球環境ってのは想像しづらいけど平安美人みたいな性淘汰の変化はあるかもね俺はトランスヒューマニズムに興味がある自然選択と偶然だけでなく遺伝子工学に委ねられた進化も立派な進化だと思ってる俺たちの西側の自由社会は格差によって分断されて死にかけている経済的な格差は政治でなんとかできても先天的な顔や知能は遺伝子に支配される彼らが絶望の中で淘汰されていくのが自然だとしても俺はそんなの御免なんだあなたの言う欠陥だらけの設計図も自分たちで書き換えられるような未来になってほしいものだぜ
@@ヤパーナ「人とチンパンは全然違うのにゲノムは99%同じ」というより、「人とチンパンは違うように見えて、身体の構造や代謝機能がかなり共通してる」という方が正しそう
何もわかってなくて草😂
ここ頭良すぎてわけわからん。何がロバスト性やねん。変分かよ
くっそおもろい
木村博士はノーベル賞も確実視されてたけど、もらう前に亡くなっちゃったんだよね。聞いた話では自宅の階段でこけて打ち所が悪かったためにそれが元で亡くなったそうだ。残念過ぎる。
そうなんか…
幸運が支配する進化を提唱した人間が不運で寿命より早く亡くなるのは皮肉だな
「ダーウィン賞とは違うぞ」
www
同じ両親から生まれた兄弟姉妹も見た目は違うのだから、結構簡単に変化は起きているんだろうなぁ。
僕は身長158cmで兄が182cmだから、ほんとにそう思う
全くの素人ですがとても面白く拝見しました!「ヘモグロビン」「ヘモグロビン」と二つあれば、一方が変異して「ヘモグロビン」「テモシラビキ」となっても、前者が機能するから実質ノーダメ!とのことでしたが、このとき、生き物は役に立たない「テモシラビキ」もたくさん作ろうとして無駄にリソースを割いてしまい、不利になる、なんていうことは起きないのか心配になります。 機能しないとわかっていても、仕様書に「テモシラビキを作る」との規定があれば、一応はテモシラビキ部品の生産工程を進めざるを得ず、それなりの資源のロスが生じてしまい、結果として自然選択の罰を受ける(!)ことになってしまいそうな気がします。 それとも、これは無駄とわかっているから作らない!と工場側で勝手に判断して「テモシラビキの作成に係る部分」の仕様を無視し、勝手にラインを止めているのでしょうか。 機能しないテモシラビキを納品すべき場所もなく、倉庫の前で頭を抱える工場長の姿が思い浮かんでしまい、ゆっくり夜も寝られません。
コメントありがとうございます!もやもやさせてしまい申し訳ありません。そこのところはマニアックな話になるのでカットしてしまいました。実際にテモシラビキが作られることは少ないです。仰るように、十分機能しないタンパク質を作れば不利なので自然選択の対象です。ただ、そもそもタンパク質を作られなくなる変異が起きることがあります。遺伝子には、プロモーターと呼ばれる、ここから塩基を読ましょう、という目印の配列もあります。このプロモーターに変異が起きると、そもそもその遺伝子が読まれなくなります。だから遺伝子領域に対する変異が中立になります。
種は、多様性を包含した遺伝子プールとして、中立進化の器として受け入れ、環境の変化への適応や新しい機能の獲得の可能性を担保する。
言われてみれば、まあそうだよね、という感じです。重要なのはそれを基にした膨大なケースがあるので個別の研究を突き詰めていくことじゃないでしょうか。つまりこの分野の研究者はみんな素晴らしい、という事ですね。
すごくわかりやすい。そして説のタイトルがだんだん胡乱な感じになってくの草。というか進化論て意外と概論みたいなところでまだ論争が起きてるんだな。これからプリミティブな化学の進歩が見られる分野だと思うとなんか胸熱
ちなみにこの中立進化の理論は近い時期にアメリカの物理学者ファインマンも思いついていることを『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の中で述べている。しかし、木村博士が既に確立していることを知って陽の目を見なかった。
生物って歴史が浅くて急激に発達した学問なんでこういうことも起きやすいんでしょうね
@@kk-xn9rm 違うと思う。分野を問わず、同じアイデアを独立に思いつくことは起こりうる。理由は、何かアイデアを思いつくにはそのヒントになる発見やデータが存在していて、あとは閃きを待つだけの環境になっている。だからその閃きがほぼ時を同じくして独立に起きることはそれほど稀ではない。
ほどほどに社会に適応してほどほどの幸運を願って、生きていくか…
将棋でも相手を打ち負かす手が探索困難な時は、バランスを取る手(棋理からしてプラマイ0、トントンになっていると思われる手)を探索して相手に手を渡すっていうテクニックがある。中立進化はそういった手渡しとすごく似てるなって。まるで将棋だな。
ある日突然酸素が薄くなるかもしれないし、気温が下がるかもしれないし、小麦が猛毒を発するようになるかもしれない。進化が環境適応だっていうなら色んなパターンを用意しておかないと一つの原因で全滅してしまうよなぁ(環境変化より進化の方が遅いなら予め何か変えておかないと追いつかない)
そんな俯瞰的にデザインされたものではないでしょ...
敵地に潜む隠密かのようです。その時が来たら、姿を現す。進化は全ての可能性を追求しているのですね!
このコメントはしっくり来た
ファインマンの本の中にも出てくるね、進化の中立説。どの本だったかは忘れたけど、なんか物理やってるのが一時的に飽きた頃に生物学やって、遺伝子の研究に数理科学の手法を取り入れたら面白い結果が出たの同僚だったか上司だったかに報告に行ったら「それと同じことはもうやられてるよ」って木村博士の論文のこと教えられたって。
ご冗談でしょう、ファインマンさん、だったと思う。
ご冗談でしょ、は中学の時に読んだ。賢い人がいるもんだ、そのファイマンが驚愕する更に賢い人もいるんだ。と思った。
中立進化のもっとも幸運な物が生き残るって、イグノーベル賞の最も成功するのはそこそこ才能があり、運がいい人って結論と共通性を感じるんだが、、、皆さんがどう思いますか?コメントをお待ちしております!
TALENTvsLUCKという論文でイグノーベル賞経済学賞を取ったやつですよね。これによれば能力は正規分布図になるが成功者はロングテール型の表になるという不和からどっちが人間にとって必要なのかをコンピュータシミュレーションを用いて説明した論文です。あくまで個人的な見解ですが、この2つは方法は違えど運が良いものが生き残ることを証明していると思います。また、同じくイグノーベル賞のダニングクルーガー効果という心理学の論文では自分の能力を正確に評価できないや後知恵バイアスというものでは人間は成功を自分の努力や能力をであると考え運が大きく作用していても無視してしまいがちなど奥深いテーマだと思います。
チャンネル概要の木村先生のお名前が「資雄」ではなくて「資生」なのでは?
なんかよく分からんかったけど、中立乃ち生存に影響しない変異が起こるんだけど、それによって体色等の特徴は異なることがあって、でもそれが死に至らしめるという影響は持っていなかったんだけど、環境の変化によって振るいにかけられ有利な変異をもった個体が生き残る乃ち自然選択が起こるってこと?
木村資雄じゃくて木村資生じゃないですか?遠回しに書いてくれた人いますけど。巷では「分子進化論」「自然淘汰」の方が通りがいいから「・・・の事」など入れたほうがいいと思います。
保険として進化の幅を持たせてたとしたら凄いですね
進化は結果論ですから保険になったとしてもあくまでも結果的にそれっぽくなったってだけですけどね
次の環境が予測出来ない子孫ガチャの結果
ダーウィンの進化論しか知らんかったよ
面白かったです、ありがとうございました。
5:18 コドンの被りだけど、実は反応経路が違う、ということはないのだろうか?塩基が変わったけど、被りがあるから同じアミノ酸になるはず。だけど、反応経路が違って、その経路に障害が出たり速度が変わるとその後の合成が変わってしまうような変異というのはないのだろうか?
反応そのものは「tRNAにアミノ酸が結合できるかどうか」でしかないので変わりませんが、特定コドンのtRNAだけが変異して、本来のアミノ酸と結合できなくなる(=コドン表が変化する)ことはあるかもしれません。ただし、その場合は多種多様なタンパク質が同時に影響を受けることになるので、そのような細胞が生き残ることはないでしょう……。
遺伝子にはどっちでも良い変化が実は沢山起こってるよ!そしてそれはそのまま引き継がれたり、時には多数派になる事もあるよ!なぜならどっちでも良いからね!(ドヤってこと?なんかそれだけ聞くと、そりゃまぁそうなんじゃない?って感じちゃうなw
そういう解釈をすると途端に詭弁っぽくなってしまうな。どう転んでも不正解にならないってヤツ
中立進化面白い。これなら、細胞分裂が失敗する理由も、癌細胞が出来る理由もわかるし。自然淘汰はあるとして、じゃあ、そもそもなんで多様性があるのかの説明になってる。
自然環境だけでなく、社会環境も考えると「中立」「ほぼ中立」が私のような凡人でも生きていける理論になるかな
中庸という意味の中立ではないって冒頭で釘を差されてますけど…。動画、ご覧になってますか?
@@PontA2006 あちこちで暴れるな。自虐的冗談も許容できないのか。
@@meroppa1 そのジョークの立つ基礎が文脈としておかしいという指摘ですが。とんだ狂犬ですね、飼い主はどういう躾け方をしてるんでしょうか。
相対性理論、光量子仮説、光電効果を生んだアインシュタインがそれらの理論の子と言える量子論を「神はサイコロを振らない」と批判したのと似た既視感を覚えますね。ミクロの世界が確率によって左右され、その差がマクロに現れる不確かな世界は「信じたくない」のでしょうね
自分の中の常識を壊すのは難しいんですよ。確率で出来てるミクロの世界が我々の目に映る物のを構成しているのは常識。な世界になってしまいましたからねぇ。
ほぼ中立進化説 が母集団の効果を考慮していることは、社会科学にも応用できるんだろうか?産業革命以降 人類の総人口は飛躍的に増えて80億人に到達しようとしているけど、思想や価値観の多様性が人口増大に比例して広まったりはしていない。これは集団個体数が大きくなるほど「正しい人間とはかくあるべき」という文化遺伝子(=ミーム)に自然淘汰圧力がかかるから とか妄想してみる。
多元性は許容範囲の拡大と同義。ただし安易な社会生物学は堕落。
「勝ち組」が結構、運に左右されるって話を連想してしまった、、、。
集団に広がるのが勝利であれば、そういった話ではありません。ただ、運によって新規勢が勝ち組になることはありそうです。
返信ありがとうございます。
13:55 進化論派が 創造論のおかしなところを指摘する為に挙げる「痕跡器官」の話、C-value paradox も同様では?単純な構造の生き物の C-value が高くて、逆に、人間のような、かなり複雑な造りの生き物の "C-value" がそんなに高くはなかったりする、という矛盾が存在する、という話。ゲノムというのは、体を作るための設計プログラムなのだが、そのコードをよく解析してみると、無駄な部分があったりするのだ。単純な生き物なのに C-value が高い奴というのは、こういう無駄の多いゲノムであり、人間のような、複雑な造りなのに C-value が比較的低いものは、ゲノムに無駄な部分が少ないのである。これは、電子機器の設計をした経験のある者には、非常に良く判る話である。電子機器を設計している過程に於いて、自分の間違いや、仕様変更などによって、その内臓プログラムのコードを書き換えることになることが多いのだが、その際に、以前のものを残しておいたりする。また後で使えるかもしれない、と思うからだ。しかし、設計段階が進むと、そういう無駄だった部分を全部捨てて無駄のない(若しくは少ない)コードにする。 生物の進化の過程において、ゲノム というプログラムの試行錯誤があって、そのコードの中に、一時的に無駄な部分が多い段階もあれば、無駄が少ない段階もあって、当然の話である。 C-value paradox というのは、そういうことである。全知全能の『神』が創った筈の生き物の DNA の中に無駄なコードが残っているって、どういうことなんだ!?生物が、複雑な進化の過程を経て今の状況があると考えるのなら、そういう事があっても、おかしくは無い。また、生物が 我々みたいな全知全能とは程遠いものが設計したのであるとしても、やはり、そういう無駄な部分があるなんてことが起きうるであろう。 しかし、創ったのは、「進化の過程」という成り行きでも、我々凡人の設計によるものでもなく、全知全能の『神』の創造の結果だというのなら、このゲノムというプログラムの中にある無駄は、どうやって説明するのだろう?全知全能の神サマだったら、全ての生物のゲノムについて イッパツで完全無欠で過不足の無いコードを書けよ、と、私は思う。
c-valueという概念があったのですね。これは知りませんでした。教えて頂きありがとうございます!たしかに、アメーバのゲノムサイズはとても大きいですが、それよりゲノムサイズが小さい哺乳類などと比べると単純な作りです。仰るように、コード修正の際に、要らなくなったけど、後で使うかもしれないから取っておこう、ということはしますよね。実際のところ、遺伝子の使い回しはよくあることなので、コーディングとも共通する考え方だと思います。全知全能の存在なら最初から完璧な構造を作るはず、という前提に立てば、創造論への反論の1つになると思います。
無駄だと思われていた部分が後から研究によって超重要だとわかる例もあるので、実は無駄なんて無いけど人間が気づいてないだけって可能性もありますねもちろん本当に無駄だった可能性もありますけどね(^o^)
この主の中身の人学者じゃないの?ってくらいわかりやすいんだが。
環境に有益な性質を持つものが残るのではなく、生存者の性質が有益な性質とされるのが中立進化なのかな。
DNAの自己複製って結構な勢いで間違いを犯してるんだね、意味不明な塩基配列が沢山あるなんてね。
そうとも限らないよ意味不明な塩基配列は結果としてあるだけで、それ自体は複製の失敗が多いことを意味しているわけじゃない意味不明に見えてもちゃんと仕事をしていることもある
全くのマジ素人なんだけど、今このコメ見て思ったのは、コピー時の複製間違いをゼロに出来ないぶん、その間違いが致命的な部分で起きる可能性を減らすことに役立ってるのが、何のためにあるか分からない部分だったりするのかな。余白とか、緩衝材みたいな。
生きるのに過酷な場所でも生物がいる理由も解説して欲しいな極寒の場所で住み続ける動物がいるよね餌も少ないし暖かい場所に向かって移動した方が生き易いと思うんだけど定住し続けるというか逆に厳しい環境にあえて広がって行ってる気もするギリギリでも生きて行ける環境ならどこへでも生物は繁殖するって感じ深海とか地下何千メートルにいる微生物とか
他種により滅ぼされることが無いのなら、それは極めて安定した環境と考えられる。過酷どころか聖域でしょう。
天敵がいないから、生存が有利になる。
このチャンネル的な生物学的回答は出来ないけど、人に例えれば主に都落ちの繰り返しかと。人がアフリカからタスマニアなりパタゴニアまで辿り着く過程できっと他の動植物もいっぱい犠牲にしてきたでしょう。絶滅しなかった動植物だって人から逃げるために本来生存に適さない辺境に適応できる者だけが残った例もありそう。
過酷な場所ってのが人間視点でそうってだけなのかも
面白かったけど、今回はちょっと難しかったゾ……
中立進化はムズいと思います。超ざっくりまとめると、中立な変異ってよくあるよね、という理解でいいと思います!
存命だったらノーベル賞獲ってた人だったね。
しかし、自宅の階段でコケて後頭部を強打したことが原因で亡くなってしまった。大変惜しい事故だった。
日本人ならではの着想だと思います。素晴らしい。
why do Japanese make Japanese scientist an object of worship?
@@takoyaki-ha-yummy. 科学者だけじゃなく野球選手に芸能人、政治家と適当な人間を崇拝すると思うけどwまぁ日本人に限った話じゃないけどね。
進化学に興味が湧きました!面白かったですチャンネル登録して待ちます
遺伝子にも読み飛ばしていい部分があるって、情報工学と情報セキュリティを思い出す。ということは、被りがある配列はかなり頻繁に用いる配列?
もしも仮に神様のプログラムがあるとするならば、「現状維持だけは絶対させない」という一点だけだと思っています。進化も変化も変異もするが、全く同じものを作り続けることだけはさせない。だから、違うことは何も悪くないし罪でもない。違うことを認める人に私はなりたい😄👍
宮田先生の存在をしって、九大にいきました
すごいわかりやすかった 一番腑に落ちなかった遺伝的変化が実質ないのに進化する仕組みがよく分かってスッキリした。
偽遺伝子による証明がわかりませんでした。自然選択においても、個体差は存在しているので、「有害な変異がない」⇒「偽遺伝子は変異しない」にはならないと思うのですが・・・。例えば、急激な環境変化が起こった際に、環境変化前は「関係ない性質」の有無により、生存したり絶滅したりすることは自然選択では認められている認識です。この場合、環境変化が起こらなければ、「関係ない性質」は「有害でも有益でもない変異の結果」となります。それとも、偽遺伝子の変異は進化と呼べるほど、群れの中に同種の変異が起こっているのでしょうか?
個人的には、中立説は、自然選択の中の個体差が発生する理由の説明であって、対立する内容だとは思えませんでした。
@@緑青雅碧 自然淘汰のコンセプトを全部は否定してないけど途中式とかおかしいよねっていうのが中立進化の説だと思ってる。
「偽遺伝子」という遺伝子としての役割を果たさないものになる変異が有害であるとしたら、自然選択において「有害な変異がない」⇒「偽遺伝子に変異しない」つまりは「偽遺伝子は変異しない」ということなのではないでしょうか。これじゃ存在しないみたいな言い方ですが。証明について、ダーウィン派の「そうなるしかない」決定論的な考えが中立進化論の「結果的にそうなった」という確立を孕んだ考えを認めようとしなかったのを、偽遺伝子による証明(有益なものになるまでの変異スピードよりも早い自然選択的には有害とみなすものも中立として許容する変異のスピードの数値計測)が許容させたのではないかなと読み取りました。学者様ではない上に徹夜明けの回らない頭ではありますが動画の説明で腑に落ちた気分はしてます。
@@はらペコニブラというよりかは、答えが出て逆算したら納得できたけど、こんなん新しい公式無いと計算無理じゃんわらwwwって感じだと思う。根底にあるものは科学や物理と同じだからね。偽遺伝子が解を導くための公式だったってことさ。
ほぼ中立説の説明がちょっとわからなかったのですが、集団サイズの効果によってやや不利な変異も保存される、という過程が存在するならば、①遺伝子の変異②生存に不利な変異の淘汰+生存に関わりのない変異の維持+小集団のみ確率でやや不利な変異の維持、という結果となり、自然選択+中立進化より多くの変異が残るように思います。しかし、だとすると動画内での”ほぼ中立説は自然選択と中立進化の間の変異の量”だとする説明と矛盾してしまいます。これはどうしてなんでしょうか。どなたか詳しい方、解説お願いします!↑とは関係ないですが、中立進化説が予測するよりも遺伝子の変異が少ない理由について、”環境の変動による選択圧の変化が実は現在の理論的想定よりもかなり多い”説なんかどうでしょうか。私たちの知らないところでプチ絶滅が起こりまくってるとか、ちょっとロマンチック。
質問者さんは、ほぼ中立説が、①生存に関わりの無い変異の維持と、②小集団のみ確率でやや不利な変異の維持、この2つを足したものだと言っていますが(私はそう読み取りましたが)、後者は言い換えれば小集団もとい大集団は確率によって淘汰されるとも言い換えられます。ここで、中立説はやや不利な変異も実質ノーダメージと考えるため、後者の小集団と大集団は確率によって淘汰されないものだと考えます。よって中立説は現実に近いほぼ中立説より多く数を想定しているのだと思います(生物の進化は自然選択の影響を少しは受けるため)。ほぼ中立節は中立説の広い範囲から自然選択による淘汰の引き算であることがミソだと思います。
理解できたけど理解できてないけど理解できた
分かる。初見だけど他の動画見てもたぶんそういう反応になるから見ないかもしれないけど、主さんのコメへのレスを見てその賢さに更に感心して記念登録だけはした。
全くの素人意見ですが、多種多様な生物の計算し尽されたような狡猾な生存戦略を知れば知るほど、それぞれの進化にはその種全体としての意思が働いているとしか思えないことがあります。有意な進化というのは種としての意図がある程度含まれるのではないかという気がしています。
DNA自体がうまいこと出木杉てる。設計図なんて作って大型の個体を作る必要性なんて自然選択では求められない。し、できない。
生存に関係ないのに、それぞれの人間の顔が少しずつ違うのは「中立進化」のせいってこと?
人間の顔が生存に関係ないわけなくない?
@@sei7970 さん、確かにw「リア充爆発しろ!」と、叫ぶ奴がここに;つД`)顔や体形の美醜は、時代によっても変化しますよね。お歯黒が流行った平安時代の様に?
顔関係あるか?リア充とか付き合うどうこうで顔関係あるの大学以下までだろ女側は多少あるかもだけど、それもめちゃくちゃよくないとできないわけじゃないしな
@@sika3932 それは単純化しすぎ。個人レベルで見れば、顔がいいほど能力や年収などステータスがより高い異性と付き合える。それによって子孫の適応度に差が生じる。また集団レベルで見れば、そもそも顔に個人差が現れないと個体の識別が困難になり社会が円滑に回らないのでその集団の適応度も低くなる。
@@sei7970 ??繁栄と生存は違うよな?繁栄に関係あるのは理解できるけど生存に顔関係なくないか?
わかりやすい動画でしたしかし、オーストラリア大陸のような特異な変異は、限られた地域だけに見られるってところまで補完出来ていないような気がする
①突然変異では遺伝子の情報が減少してしまう。進化、例えば単純なアメーバから人間へと進化していくとき遺伝子情報は増えていく。突然変異では遺伝子情報が減少してしまうので進化の原動力として足りない。(まだ解明されてない何か仕組みがある)②突然変異をひきおこす原因とその原因に対応する遺伝子の変化、そしてその遺伝子の変化に対応する表現型の変化。この一連の流れの解明がなかなか進まない。例えば、フィンチの口ばしの変化について。 (Feの摂取により)(遺伝子◯◯◯が遺伝子◯◯△に変化し)(遺伝子◯◯△によって口ばしが大きくなった) というように生物進化の一つ一つについて説明できるところまで来てない。③無機物(物質)がどうやってDNAを持ち自己複製をする生命体になったのか、その仕組みが解明されてない。物質は生物ではないので生存競争にさらされたりしないから自然淘汰の力を借りて進化していくことはできない。物質は遺伝子を持たないから遺伝子のコピーミスによって突然変異することはできない。なんの力が働いて物質が「情報であるDNAを持つようになったのか」そしてなんで物質が自己複製をする生命体にならなければならなかったのか。偶然か? 「それはたまたま偶然さ」というのは、よく理由は分からないと言ってるようなものだ。急に雨が降り出した。「それはたまたま偶然さ」 お天道様のことが人間によくわかるわけないんだから、お天道様の気まぐれ次第。「急な雨が降り出した」雨が降るメカニズムを解明、気象衛星などによる観察、そして予報する。なんで物質がDNAを持ち自己複製をする生命体になったのか。その筋道をきっちり解明してほしい。そして無機物から生命体を作ってほしい。
詳しいことはまだ解明されていないんですね。個人的には自己複製は自然選択の原理の範囲内なのかなと思っています。最初に細胞的な泡のような有機物ができてしまえば、その中に細胞内共生が発生し中立進化と自然選択のループの内で様々な特徴を残す事が可能になると思うので。DNAの変異を解明するには多くの試行実験が必要になりそうですね…。一般市民的な感覚から考えると鋼の錬金術師の賢者の石の様な恐怖がこみ上げてきます。まぁ、薬は普通に飲むんですけどね。
@@m_etusai さん突然変異はランダムノイズであり、新しく情報を生み出さない。
@@m_etusai さん私はID論とか創造論は好きではありません。聖書の無謬性とかいうのはくだらないことです。世界が6日でできたことになってしまいます。
@@m_etusai さん私はID説とかではなくて、今までの「自然淘汰と突然変異だけで充分」ではなく、そこにエピジェネシスなど色々と補完するようなものが出てきて、コンピュータのシュミレーションなども相まって、意外に後5、6年で無機物から生命体を作りその形態を自在に作り変えることができるようになると思ってます。私が中高生の頃は「金は作り出すことはできない」と思われて、錬金術といえばインチキまじないの類と思われてましたが、今では理論上はCERNを使って金を作ることもできるようになりました。進化学のこれからが楽しみです。
@@サスピロアン ランダムノイズが新しく情報を生み出さないというのは端的に間違いでしょう。動画中で解説されていたように、塩基配列が一つ変われば生成されるアミノ酸の種類は変わります(変わらない時もあるけど)。これは新たな情報が生み出される明白な例です。ランダムであるからこそ、時にはまったく偶然に新たな情報が生じます。 おそらく、ランダムノイズの蓄積の仕方と、「情報」という概念について誤解なさっているのではないかと思います。 塩基配列のランダムな変化がそのまま蓄積され続けるとすれば、新たな情報が生じる可能性があるとはいえ、長い目で見ると確かに情報は減少し続けます(動画内のヘモグロビン遺伝子の”化石”が好例です)。みんな大好き熱力学の第二法則(エントロピー増大)ですね。しかし、生物は細胞から個体、個体群、種まで様々なスケールで再生産を行っているため、その中でランダムな変異が蓄積できるのは再生産の可能な範囲にとどまります。再生産に致命的な変化は淘汰されるため、ランダムな変化の中から有利または中立(加えて集団サイズが小さければやや不利)の情報が維持・付加され続けることになります。なので、ランダムノイズだから~というのは、その蓄積についての前提が間違っているわけです。 また、「情報」という概念を、例えば表現型の変化に関わるものなどに限定して理解されている方はよくいらっしゃいますが、学術的な意味としては、読み取って利用することができるものは全て「情報」です。ランダムノイズによって”UAC”という塩基配列が”UAA”になれば、”チロシン生成”という情報から”読み取り終了”という新たな情報が生まれたことになります。たとえそれによって、新たなたんぱく質が作り出されるようになったとしても、あるいはそれまで作られていたたんぱく質が作られなくなったとしてもです。また、さらにそれが生物の生存に有利かどうかといった問題については、情報の利用のレベルが上がる(アミノ酸生成→タンパク質生成→…→生物の生存→…)ことで、同じ情報でも、その情報の持つ意味が変わってくると考えれば良いと思います(下位のレベルでは情報であったものが、あるレベルから上ではもはや”情報”ではない、ということもありえます)。「情報」というときに、どのレベルの「情報」を問題としているかをきちんと考えれば、新しい情報云々はこのレベルに関する単なる誤解の上に成り立っていることがわかるでしょう。 ついでに言うと、最初のコメントの②表現型の変化については、一つの生物の中でも変化の道筋は無数にありますし、生物種によっても変わりうるので、それら全てを解明することよりは、それらに共通する一般法則の解明を目指すのは自然科学としては当然でしょう。具体的に言うと、「>(Feの摂取により)(遺伝子◯◯◯が遺伝子◯◯△に変化し)(遺伝子◯◯△によって口ばしが大きくなった) というように」の最初の部分は、突然変異の原因は多様なため特定しきれませんし、二つ目以降は個別の生物種について詳細なゲノム解析が必要なので、よほど重要な対象以外ではコストも労力も採算がとれません。だからやらないか後回しにされているだけです。 また、③についても明確な誤りがあります。物質に対しても(自然選択とは異なる形であれ)環境による選択は働きます。上流と下流で川の石のサイズが変わるのがわかりやすい例でしょうか。この場合、水の流れの速さが堆積する石の大きさを選択しています。生命の誕生において物質的な選択が働いたと考えられている環境の一例としては、磯の潮だまりを構成する岩の表面の微細構造があります。その微細構造が、特定のアミノ酸と結合し、さらにそのアミノ酸が別の特定のアミノ酸と結合しやすい状態を作る、という過程が働くといいます。実際に、生命誕生当時の環境を再現した実験では、生命に必須のたんぱく質の合成が確認されています。 さらに、「>物質は遺伝子を持たないから遺伝子のコピーミスによって突然変異することはできない」これは上述の「情報」概念のレベルの誤解です。たとえ遺伝子の突然変異であっても、物質のレベルで記述すれば、そこで起こっているのは情報以前の物理的な「組み換わり」です。その原因がコピー過程のミスであれ、その他の要因であれ、組み換わりであることに変わりはありません。たとえ生命以前の物質であっても、何らかの要因での組み換わりによって”突然変異”することはありえます。もしその”突然変異”が生命以前の物質にコピーによる自己増殖機能を与えたとしたら、それはほぼ生命の誕生と同義です。 ここまで書いて気が付いたのですが、最も致命的な誤解は、”遺伝情報が原始の生命にも備わっていた”という思い込みだと思います。現在の研究ではそのようには考えられていません。現在では、原始の”生命”は、「脂肪酸による泡構造+特定構造の物質をコピーする物質+コピーされる特に遺伝情報を持たない物質」とされています。この物質=”生命”が自己増殖する際には、他の類似物質との間で原材料との結合=資源獲得の”競争”が生じます。物質の量には限りがあるからです。これが原始の選択圧となり、増殖に有利な構造をもった物質が増えるという自然選択の過程が始まります。こうなればもうほぼ遺伝子を持った生命と変わりません。ちなみに、原始の”生命”には、コピー過程をになう物質は”DNA”(にやがてなる物質)に情報として含まれていなくても問題ありません。泡構造に原始のDNAと共に複数封入されていれば、泡構造の分裂のたびに薄まりはすれども、薄まりすぎて”寿命”を迎えるまでは機能するからです。そして、複製される物質の中にコピーミスによってコピー物質自体が含まれるようになったとき、”自己複製遺伝子”を持った”細胞”が初めて誕生し、上述の選択圧の下で他の自己複製遺伝子を持たない”生命”を駆逐して、生命として繁栄と分化を始めることができるわけです。
世の中、遺伝子レベルでも単純に白黒はっきりしている訳ではないということですね。白黒はっきりさせたがる西洋と曖昧OKな日本の違いみたい(^^)
ダーウィニズムを大いに改善した素晴らしい考察。特に真核生物の淘汰は究極の複雑現象。批判者は大概ダーウィニズムを理解出来ない思考弱。新総合は強すぎかつ広い。
数学に新しい概念を持ち込んで広い視点が生じるのに似ていますね。
生存に不利な進化しか起こらない事が環境の変化で有利な進化へと変わってしまうのがほぼ中立という考え方で良いのかな?考えてみると生物の進化の動きって、決して良い変化とは言えないですよね(海から陸へ、陸から海へ等)現生生物の生き様をゴールとして知っている状態だとそれらの進化を肯定出来ますが、そのゴールを知らない人が見たら、なぜこんな困難な進化を選んだのか理解に苦しむと思います我々人類もまた、全身ツルッツルの人間こそ最先端の進化だと言える時代が来るのではないでしょうか
有利か不利かはどっちもどっちじゃないですかふるいにかける網の大きさの違いかと思います
致命的な問題が発生しなければ、それは有利でも不利でもない中立な変化として遺伝するくらいですかね我々は泳げなくてもそんなに困らないから、泳げない遺伝子も広がりますが、突然泳げないと死ぬような環境下なら、泳げない人は生き残れなくなる中立だった泳ぐ能力が、環境の変化によって泳げる・泳げないで、自然選択のふるいにかけられるという感じですかね
@@Karashimiso002さんなるほど、生存に中立な進化が環境の変化によって有利な中立の進化だけが生き残るようになると最初に有利不利を念頭に置きすぎていたように思います、やっと納得出来た気がします
金を取っていいレベルの講義
何を以って進化と呼ぶかの問題な気がする
集団内で異なる遺伝子を持った個体が大勢を占めるようになったら進化、という定義がありますね。集団中の遺伝子頻度の時間的変化、といったりします。
うろ覚えだけど、進化とは「集団における遺伝子頻度の継代的変化」そんな感じだった気がする生物における進化っていうのは進歩ではなく変化のことだから、対象を緩く設定しても変化の範疇というだけだから問題にはなりにくいよね
使われていない遺伝子(DNA)の変異を論じている部分がありますが、進化に関係しないのではないでしょうか?
偽遺伝子の話でしょうか?偽遺伝子自体は、生き物の特徴に影響しません。あくまで、遺伝子だった痕跡として紹介しました。ただし、たくさんの偽遺伝子を抱えると複製速度とかのコストになりうるので、そういった点では進化に寄与する可能性があります。
@@EvoEcoOwls ウィキペディアの中立説にも、偽遺伝子やプロインスリンの話が出ているのですが、進化とどう関係しているのか違和感があります。
たぶん、科学における進化の定義と、世間のイメージがちがうのだと思います。解説にもある通り、進化とは、遺伝子の数が変わることであり、姿が変わるかどうかではありません。中立な変異が偶然で増えたり減ったりするから、そこらへんを理論化したのが中立進化となります。
中立進化でも、表現形の問題は説明できない。この謎について、解決に導く真に驚くべき方法を私は発見したが、それを書くにはこのコメント欄は字数制限が短過ぎる。
フェルマーさん!?
同じ事思ったわw
NHKは特集したのかな?
環境変化での取捨選択だからいろいろなバリエーションがあるだろう。結局無難な維持しやすい形が残るのは現実と同じ。ポテチの限定版とスタンダードといっしょですね。
そもそも無難な維持しやすい形とはなんなんだろうそれはきっと主流派として生き残った形のことではないだろうか?
@@kk-xn9rm 主流派は選択された支持が多い方が良い形 無難な維持しやすい形は維持性能が高く変化に強い形 氷河期が主流派を活かすのでは無く、氷河期でも維持しやすい方が生き残る 食料が乏しい時にも生き残るのは主流派では無いよね? 少量でも生き残る小型か寒冷に強い生き物だと思うよ。
@@kk-xn9rm 維持しやすい形が主流派になるとは限らない 生き残ったから主流派まで増えたのが正解 生き残って大勢したのでは無いかな? その時に栄えてるから残りやすいとは限らないと思うよ? 維持しやすいのは小型や食料確保しやすい生物だと思うし。 寒冷や多湿 砂漠でも残るのは主流派とは違うしね、優れた形を踏襲するのは残ってからに成ると思う。生き残り選別の末に次の主流派に成るが正解かな?
@@kk-xn9rm 人間は農耕が有ったから栄えてるのだし 人間が主流派に成ったからでは無いと思うよ? 科学なんて大分後からだし、高等に成るには存続と繁栄が必要だからね
@@kk-xn9rm ポテチがお手軽かつ安く美味しい。飽きのこない味付けだったんだろうね、時代に即して少しずつ変化してるし主流派でいるのも大変そうだね、高く成ると買わなくなるから維持しやすい無難さはスタンダードの条件さ 誰でも買える価格帯も維持のしやすい物だからね
左のフクロウの濃い茶色の部分が髪の毛に見えてキモいキャラだと思っててすいません。
生物とは注意力の集合体である。そして生物は注意力の嗜好によって分化し、その嗜好が群れに波及して集団化した時に進化の方向性が生まれる…と、思うつまり進化とは、群れ全体の気づきの方向から離れた“個”の気づきの変化によって始まるそして多くの生物が“現実に存在するもの”に注意力を向けて進化しているのに対し、人間だけは“現実には存在しないもの”にも注意力を向けて進化したそして人間にとっての進化とは肉体的な変化ではなく、“現実には存在しないもの”を発展させる事に代替した
その主張は進化というものにかなり誤解があります。進化は単に偶然生まれた生存に有利な個体が生き残るという話に過ぎません。生物の意思によるものではなく、「この器官は〜のためにある」のような話は「そのおかげで生き残りやすかった」ことの比喩に過ぎません。また、群淘汰は現在では基本的には否定されています。
@@つりな-f2y変化した個体が生き残るか生き残らないかは結果論ではありませんか?それとどんな理由で生物の意思を否定出来るでしょう..サボテンやらなんやらのIQは確か2とか言われてますが、まぁIQ2の世界ですからねぇ...人間視点から見ると意思と言う意思に感じられないだけと言う偏見の可能性もありませんか?生物の取捨選択を見ずに有利な個体が産まれたねって偶然の一言で片付けるのが勿体無い気がします
聞いてみれば当たり前のように思える話も、それを最初に思いついて裏付ける人はすごいもんだよなぁ
その特性上、わかりやすい説明が難しい中立進化をここまで単純明快に解説しているこの動画はなかなかに貴重だと思う。
素晴らしい動画をありがとうございます。
進化論における適者生存において、適者となる過程で何が起きているのかを生物学的な解像度を高めて説明したということなので、進化論にとって中立進化論は特に対立するものではなく補完的な存在ですよね。つまり適者となるには数多く起こる偶然の変異の積み重ねの組み合わせの中で、幸運にも環境に適合できたものが生き残った→幸運なものが生き残る。何も矛盾しないのに学会で対立が起こったのだとすれば、確立された理論に依存して研究活動をする人たちの知的好奇心の停滞や思考停止を物語っているような気がしますね。。学問に限らず、余計なエネルギーが必要な面倒くさいプロセスですよね
私も同じように感じますね
進化論と中立進化を同列に並べていることも見かけますが、私的には中立進化は進化論の一部に思えます
まぁそれだけ斬新な発想だったということでしょう
めちゃくちゃ分かりやすく面白かったです、、
こう言う分野には興味をそそられます
伝わるかどうか心配でしたが、楽しんでもらえたようで良かったです!
まだ紹介できてない大きい理論もあるので、楽しみにしててください!
木村博士は元々はガリガリの進化論者だったけど、数学を利用してスッキリと証明しようとしたら、何度やっても偶然(幸運)を排除出来ないことを証明・発表したらしいです。もっと評価されるべき業績だと思います。→Survival of the luckiest!
無粋ですが、「ゴリゴリ」でしょうか? 「ガリガリ」では痩せているという意味になってしまうと思います、
@@инкя さん
ガリガリは本来、我利我利に基づくものでこの場合一つの事柄・思考に凝り固まっている状態を意味します。勿論痩せた状態を意味する場合にも使えます。
@@seiichiito7965
そうだったんですね。痩せている時のオノマトペという認識が強かったので。失礼しました。勉強になります
ガリ勉のガリガリ
@@2001space-odesseyそれペンで書いてるときの効果音かと思ってたよ
大学院で遺伝学をやってます。中立説も前セメスターでやったので懐かしいです😊
遺伝学は前提になる知識が多い上に理解が難しい分野ですが、それをここまで端的かつ分かりやすく解説されているのは本当に素晴らしいです!
木村資生はマジで戦後日本の生物関連の学者としてはもっと一般に評価されるべき
このチャンネルは合いの手がかしこいから好き
子供の頃に進化論をかじった時の疑問が、生存に最適な個体が生き残って繁殖し進化するのであれば現存の生物種はもっと少ないはずではないかでしたが、この説明で素人ながら何となく疑問が解けた気がします。
テレビと違ってマニアックな好奇心を満たしてくれるネットはありがたいです
適者生存、は言い過ぎって事なのかな
「環境に適した有益な変異」「環境に適していない有害な変異」そして「環境に有益でも有害でもない変異」があって、積極的に選択圧を受けるのは有害な変異だけ、有害でないのならば適していなくても生存しその変異を広める事もあると。
イノベーションとも通じるところがありますね。
一見、何に使えるのかわからない基礎研究も、それを応用した技術と、その技術が必要とされる時代のニーズが重なれば、それが技術革新になるわけですしね。
中立進化って、予め引かれたトリガーですね。環境変化などの自然選択が働いた時に、それが当たりか外れかがわかる…自然選択が無ければ、そもそも関係ないわけですしね。
それは偶然なのか、見えざる御手なのか、神のみぞ知るところですね。
高校生物で『中立説』という名称と『生存に有利不利じゃない変異が重要』みたいなことは習ったけど、つまりどういう理論なのかはずっと理解できてなかった
この動画は、その説明がとても分かりやすくて「なるほどそういうことだったのか!」と初めて腑に落ちました
ありがとうございました!
優れた個体も、運のいい個体も生き残る。
確かにそうだろうなと思うわ。
木村資雄先生!地元出身で市内の図書館でも偉人として扱われています
面白かった。実質ノーダメージって表現もグッド
ボトルネック効果(集団が小さいと変異が蓄積しやすい)って日本生まれの人の考案だったんだ…!
知らない間に高校生物で習ってたわ…
自然は思ったより寛大だった、って事か。一位じゃなくても生き残れるって事はありがたいなぁ。
でないと、我々も産まれていませんよw
大変興味深かった。すべての科学の発展や論文、研究の発展もこの動画で言われてることで説明がつく気がしました。
100%はあってないけど実質ノーダメージの研究とか、時流にのってもてはやされた研究とか時の権力者に握りつぶされた論文とか絶対ある。
一神教の影響なのか、アリストテレスの影響なのか、欧米で生まれる理論って「世の中の全ては意味がある」、「世の中は善と悪の二種類」みたいな理論が多い印象
言うて仏教だって「前世の行いで現世で成功できるか決まる」みたいな今の価値観からすればキテレツなこと言ってるし…。
あとは「凶悪犯罪者は精神疾患や発達障害の気を持つ例が多い」→「精神疾患や発達障害の形質がある人は凶悪犯罪者になりやすい」みたいな頭悪い変換しちゃう日本人だって多いし。文化圏でそこまで差はないと思うよ。
@@ペン盾 多分コメ主が言いたいのは、欧米の考えがキテレツかどうかという話じゃなくて、欧米は他の文化圏と比較して「説明できない余地を残さない、遊びのない理論を作りたがる」ということじゃないかな。
どの文化圏でも、キテレツな考えや頭悪い変換はもちろん存在するけども、それとは別に、考え方の方向性が文化圏によって違うよねって話だと思う。
余談だけど、仏教の「前世の行いが〜」っていう考えは、「前世の行いで今世の成功は決まってるから、全部自己責任やし、全部に原因はあるで」と、ある意味キテレツな理論でこの世の中を説明しようとした理論というよりも、
「今考えてわからん辛いことは、前世とかに原因があるって考えた方が、変に自分のせいにも他人のせいにもせずに受け入れられるから、楽やで〜」っていう、ストレスの緩衝材としてあえて生み出されてる側面が強いから
むしろ「この世にはそうでも思わんと説明できんこともあるよね」という、ある意味現実的な諦めが根底にあったりする。
@@Arahama2
うーん。でも当時では宗教=学問で、僧侶=学者みいなわけだったでしょ?「遊び」って言えば聞こえはいいけど実際の運用を考えたらそれって論理の穴だったわけで、そのままにしたら「こいつらいい加減なこと言ってるな」って思われちゃうわけじゃん。今だって科学の「分からないものは分からないとしっかり言う」って姿勢に対して「直ちに問題はありませんwww」みたいな揶揄飛ばしたりする人がいる訳だし。当時の人らにとって「説明できないことはない」っていう体裁を整えるのって死活問題だと思うし、だからどの地域のどの宗教でもそんな「遊びを残す」なんてことはしないと思うけど。
あと、「仏教の諦めの概念」でどうのこうのってのも、「ものごと全てに意味(神の意思)がある」とか「善悪二元論」みたいな概念も人々から与えられた役割としては仏教の「諦念」と同じだと思うよ。なんかつらい事があった時に「まあまあ、しょうがないじゃん。」って言えるようにするためのものだと思うし。
まさにそれ。欧米で生まれる理論は白黒つけたがるものが多いね。極端に走りやすく中庸がないというか。中立進化説なんて、まことに東洋の研究者が打ち出した理論っぽい笑
@@ペン盾 あくまで「遊びを持たせる」というのは、そういう論理を構築した動機であって、実際の論理に突っ込める隙があったという意味ではないよ。
宗教である以上、科学的なエビデンスに基づかないものを最終的には拠り所にしてるから、あくまで科学が信仰されてる「今の価値観」で考えれば受け入れ難い内容になっているかもしれない。
ただ、科学がまだそれほど信仰されていない時代の価値観で考えれば、「なるほど、前世の行いが反映されていると考えた方が辻褄が合うな」みたいな、納得感を与えるのに十分な論理が構築されていたと思うよ。当時の価値観においては十分な体裁が整えられていたと思う。
あと、まさかこっちに話を広げられると思ってなかったけど、仏教の考え方の話は、前置きした通りあくまで余談であって、本題にはさほど関係ない。
あくまで「キテレツかどうか」という軸じゃなくて「国や地域によって生まれる理論の傾向に差があるように思えて、そこには宗教的・文化的な背景の違いが関わってるんじゃないか」という軸で話をしてるから、コメントのツッコミどころがズレてたよ」という点が伝わっていればそれで大丈夫だよ。
実質ノーダメージ……わかりやすい!
昆虫などの過度で特殊な表現型の進化のメカニズムについて知りたいと思ったのですが、やはりまだ研究中なんですね。とても興味深い分野だと思います。
結局世の中「運」なんだよな。
努力できるのも遺伝子の可能性を無視できないらしいし。
放散(いわゆる進化)を、統計学の文脈に落とし込む道筋を作った理論。これのおかげで「分子時計」という概念が生まれた。
分子系統解析も中立進化の理論無しには語れませんしね
本当に素晴らしい発見です
中立進化は基礎・基本知識がある程度備わっていなければ理解する事がとても難しい応用知識だから、子供に進化の課程などを教えるのにダーウィンの進化論は比較的に簡単に教えられるから、この様な説が広まっていないのかな?
大学に入って知った話だったんだけど、1994年頃にかった高校参考書をよく見ると木村資雄と中立進化の文言は、しっかりと書いてあった。
当時出たばかりだった宮田隆「分子進化: 解析の技法とその応用」で、激しく感動したのを覚えている。……数字が多いから、中立説が正しい数学的理由を理解した時点でギブアップしたけど。
これ絶対結果を知ってるからそう思うだけなんだろうけど,中立進化のアイディアとか割と誰でも考えそうだけど出なかったの不思議.
コロンブスの卵
このスタイルの編集!!
すーぱーないす👍
チャンネル登録しときました😄
ありがとうございます!
数年前この著作を読んだ時に、大きな衝撃を受けたのを思い出しました。動画にしてくれてありがとうございます。
めちゃくちゃおもろかったです!
3:51RNAの場合はチミンではなくウラシルでは?
AIの学習と同じよね。
ランダムに行動し、その行動に対して人間が「評価」をする。そしてその評価指標において有利なパターンが次世代に継承される。
中立進化論は、自然選択の影響を受けて進化するゲノム上の遺伝子領域を特定する上でも重要な理論です。進化的に中立か、有利か不利かというのはあくまでも相対的な尺度でしかありません。ゲノム上のほとんどを占めている中立進化する遺伝子領域の多様性(変異量)を基準として、そこから明らかに逸脱した多様性を持った遺伝子領域(変異量が多すぎるor少なすぎる)を探せば、適応進化に関わる遺伝子を特定することができるのです。
確率によってマクロな現象を説明するのが統計熱力学っぽくておもしろい
素人視点からすると自然選択は巨視的、中立進化は微視的な場面でウェイトが大きいように見えます…
英語版ウィキペディアには中立進化説の発展系としてほぼ中立進化説の他に建設的中立進化説という説が書いてありましたけど日本語でググっても出てこないですね
複雑なシステムが進化する理由を説明する説らしいので詳しく知りたいです
ほとんど進化してないシーラカンスが生き残っているのは、太古からほぼ同じ海域の地形の変化がなかった幸運の為とか聞いた事あります。逆にアノマノカリスは強者だったのに絶滅してしまっているのは、運か。
基礎粒子も分子→原子→素粒子と変化(?)したように、塩基も4種類からもっと増えたりするのだろうか?
これは知らなかったです。面白いですね。日本人が発見したのも、すごい。
たとえば、目が緑か青かなんて、別に生存にはたいした関係ないから、中立進化の1つかもしれないですね。
@@sunsun2181 目の色素は紫外線から網膜を守ってくれているので目の色は生存に関わります。また、目の色はモテにつながるのではないでしょうか。それと中立進化論は目の色のような表現型ではなく分子(DNA)に当てはめる理論です
実質ノーダメージ。
いい言葉だ
何か「腐敗」と「発酵」の差を異様に熱く論じてるような印象だな。
ちょっと遊びを内包させておけば、デザイナーベイビー技術でみんなの表現型が似たようなイケメンのインテリになっても環境に対するロバスト性は維持できるってこと?
というよりは生物自体が遊びの塊で、人間たらしめる部位以外はほぼ遊びと考えるといいかもしれない。
ロバスト性が保たれるというか、もしそのイケメン以外の遊びの部位が変化し続けて急にどうしようもないブッサイクになるかもしれないということやね。そしてすごくそのブサイクが環境に対してロバストで、地球環境が変わって、そのブサイク因子が無いと生きていけない環境になるかもしれない。ということの繰り返しで今があるんやね。所詮我々も設計図の途中なんだよ。
@@あばらぼん
ヒトとチンパンは全然違うのにゲノムが99%同じってのは逆に言えばほぼ無駄なコードってことか
不細工じゃなきゃ生き残れない地球環境ってのは想像しづらいけど平安美人みたいな性淘汰の変化はあるかもね
俺はトランスヒューマニズムに興味がある
自然選択と偶然だけでなく遺伝子工学に委ねられた進化も立派な進化だと思ってる
俺たちの西側の自由社会は格差によって分断されて死にかけている
経済的な格差は政治でなんとかできても先天的な顔や知能は遺伝子に支配される
彼らが絶望の中で淘汰されていくのが自然だとしても俺はそんなの御免なんだ
あなたの言う欠陥だらけの設計図も自分たちで書き換えられるような未来になってほしいものだぜ
@@ヤパーナ
「人とチンパンは全然違うのにゲノムは99%同じ」というより、「人とチンパンは違うように見えて、身体の構造や代謝機能がかなり共通してる」という方が正しそう
何もわかってなくて草😂
ここ頭良すぎてわけわからん。何がロバスト性やねん。変分かよ
くっそおもろい
木村博士はノーベル賞も確実視されてたけど、もらう前に亡くなっちゃったんだよね。聞いた話では自宅の階段でこけて打ち所が悪かったためにそれが元で亡くなったそうだ。残念過ぎる。
そうなんか…
幸運が支配する進化を提唱した人間が不運で寿命より早く亡くなるのは皮肉だな
「ダーウィン賞とは違うぞ」
www
同じ両親から生まれた兄弟姉妹も見た目は違うのだから、結構簡単に変化は起きているんだろうなぁ。
僕は身長158cmで兄が182cmだから、ほんとにそう思う
全くの素人ですがとても面白く拝見しました!
「ヘモグロビン」「ヘモグロビン」と二つあれば、一方が変異して
「ヘモグロビン」「テモシラビキ」となっても、前者が機能するから実質ノーダメ!
とのことでしたが、このとき、生き物は役に立たない「テモシラビキ」もたくさん作ろうとして
無駄にリソースを割いてしまい、不利になる、なんていうことは起きないのか心配になります。
機能しないとわかっていても、仕様書に「テモシラビキを作る」との規定があれば、一応は
テモシラビキ部品の生産工程を進めざるを得ず、それなりの資源のロスが生じてしまい、結果として
自然選択の罰を受ける(!)ことになってしまいそうな気がします。
それとも、これは無駄とわかっているから作らない!と工場側で勝手に判断して「テモシラビキの作成に係る部分」の仕様を無視し、勝手にラインを止めているのでしょうか。
機能しないテモシラビキを納品すべき場所もなく、倉庫の前で頭を抱える工場長の姿が思い浮かんでしまい、ゆっくり夜も寝られません。
コメントありがとうございます!
もやもやさせてしまい申し訳ありません。
そこのところはマニアックな話になるのでカットしてしまいました。
実際にテモシラビキが作られることは少ないです。
仰るように、十分機能しないタンパク質を作れば不利なので自然選択の対象です。
ただ、そもそもタンパク質を作られなくなる変異が起きることがあります。
遺伝子には、プロモーターと呼ばれる、ここから塩基を読ましょう、という目印の配列もあります。
このプロモーターに変異が起きると、そもそもその遺伝子が読まれなくなります。
だから遺伝子領域に対する変異が中立になります。
種は、多様性を包含した遺伝子プールとして、中立進化の器として受け入れ、環境の変化への適応や新しい機能の獲得の可能性を担保する。
言われてみれば、まあそうだよね、という感じです。
重要なのはそれを基にした膨大なケースがあるので個別の研究を突き詰めていくことじゃないでしょうか。
つまりこの分野の研究者はみんな素晴らしい、という事ですね。
すごくわかりやすい。
そして説のタイトルがだんだん胡乱な感じになってくの草。
というか進化論て意外と概論みたいなところでまだ論争が起きてるんだな。
これからプリミティブな化学の進歩が見られる分野だと思うとなんか胸熱
ちなみにこの中立進化の理論は近い時期にアメリカの物理学者ファインマンも思いついていることを『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の中で述べている。しかし、木村博士が既に確立していることを知って陽の目を見なかった。
生物って歴史が浅くて急激に発達した学問なんでこういうことも起きやすいんでしょうね
@@kk-xn9rm 違うと思う。分野を問わず、同じアイデアを独立に思いつくことは起こりうる。理由は、何かアイデアを思いつくにはそのヒントになる発見やデータが存在していて、あとは閃きを待つだけの環境になっている。だからその閃きがほぼ時を同じくして独立に起きることはそれほど稀ではない。
ほどほどに社会に適応して
ほどほどの幸運を願って、生きていくか…
将棋でも相手を打ち負かす手が探索困難な時は、バランスを取る手(棋理からしてプラマイ0、トントンになっていると思われる手)を探索して相手に手を渡すっていうテクニックがある。
中立進化はそういった手渡しとすごく似てるなって。
まるで将棋だな。
ある日突然酸素が薄くなるかもしれないし、気温が下がるかもしれないし、小麦が猛毒を発するようになるかもしれない。
進化が環境適応だっていうなら色んなパターンを用意しておかないと一つの原因で全滅してしまうよなぁ
(環境変化より進化の方が遅いなら予め何か変えておかないと追いつかない)
そんな俯瞰的にデザインされたものではないでしょ...
敵地に潜む隠密かのようです。その時が来たら、姿を現す。進化は全ての可能性を追求しているのですね!
このコメントはしっくり来た
ファインマンの本の中にも出てくるね、進化の中立説。どの本だったかは忘れたけど、なんか物理やってるのが一時的に飽きた頃に生物学やって、遺伝子の研究に数理科学の手法を取り入れたら面白い結果が出たの同僚だったか上司だったかに報告に行ったら「それと同じことはもうやられてるよ」って木村博士の論文のこと教えられたって。
ご冗談でしょう、ファインマンさん、だったと思う。
ご冗談でしょ、は中学の時に読んだ。
賢い人がいるもんだ、そのファイマンが驚愕する更に賢い人もいるんだ。と思った。
中立進化のもっとも幸運な物が生き残るって、イグノーベル賞の最も成功するのはそこそこ才能があり、運がいい人って結論と共通性を感じるんだが、、、皆さんがどう思いますか?コメントをお待ちしております!
TALENTvsLUCKという論文でイグノーベル賞経済学賞を取ったやつですよね。
これによれば能力は正規分布図になるが成功者はロングテール型の表になるという不和からどっちが人間にとって必要なのかをコンピュータシミュレーションを用いて説明した論文です。
あくまで個人的な見解ですが、この2つは方法は違えど運が良いものが生き残ることを証明していると思います。
また、同じくイグノーベル賞のダニングクルーガー効果という心理学の論文では自分の能力を正確に評価できないや後知恵バイアスというものでは人間は成功を自分の努力や能力をであると考え運が大きく作用していても無視してしまいがちなど奥深いテーマだと思います。
チャンネル概要の木村先生のお名前が「資雄」ではなくて「資生」なのでは?
なんかよく分からんかったけど、中立乃ち生存に影響しない変異が起こるんだけど、それによって体色等の特徴は異なることがあって、でもそれが死に至らしめるという影響は持っていなかったんだけど、環境の変化によって振るいにかけられ有利な変異をもった個体が生き残る乃ち自然選択が起こるってこと?
木村資雄じゃくて木村資生じゃないですか?遠回しに書いてくれた人いますけど。
巷では「分子進化論」「自然淘汰」の方が通りがいいから「・・・の事」など入れたほうがいいと思います。
保険として進化の幅を持たせてたとしたら凄いですね
進化は結果論ですから保険になったとしてもあくまでも結果的にそれっぽくなったってだけですけどね
次の環境が予測出来ない子孫ガチャの結果
ダーウィンの進化論しか知らんかったよ
面白かったです、ありがとうございました。
5:18 コドンの被りだけど、実は反応経路が違う、ということはないのだろうか?
塩基が変わったけど、被りがあるから同じアミノ酸になるはず。だけど、反応経路が違って、その経路に障害が出たり速度が変わるとその後の合成が変わってしまうような変異というのはないのだろうか?
反応そのものは「tRNAにアミノ酸が結合できるかどうか」でしかないので変わりませんが、特定コドンのtRNAだけが変異して、本来のアミノ酸と結合できなくなる(=コドン表が変化する)ことはあるかもしれません。ただし、その場合は多種多様なタンパク質が同時に影響を受けることになるので、そのような細胞が生き残ることはないでしょう……。
遺伝子にはどっちでも良い変化が実は沢山起こってるよ!
そしてそれはそのまま引き継がれたり、時には多数派になる事もあるよ!
なぜならどっちでも良いからね!(ドヤ
ってこと?
なんかそれだけ聞くと、そりゃまぁそうなんじゃない?って感じちゃうなw
そういう解釈をすると途端に詭弁っぽくなってしまうな。どう転んでも不正解にならないってヤツ
中立進化面白い。
これなら、細胞分裂が失敗する理由も、
癌細胞が出来る理由もわかるし。
自然淘汰はあるとして、じゃあ、そもそもなんで多様性があるのかの
説明になってる。
自然環境だけでなく、社会環境も考えると「中立」「ほぼ中立」が私のような凡人でも生きていける理論になるかな
中庸という意味の中立ではないって冒頭で釘を差されてますけど…。
動画、ご覧になってますか?
@@PontA2006 あちこちで暴れるな。自虐的冗談も許容できないのか。
@@meroppa1 そのジョークの立つ基礎が文脈としておかしいという指摘ですが。
とんだ狂犬ですね、飼い主はどういう躾け方をしてるんでしょうか。
相対性理論、光量子仮説、光電効果を生んだアインシュタインが
それらの理論の子と言える量子論を「神はサイコロを振らない」と批判したのと似た既視感を覚えますね。
ミクロの世界が確率によって左右され、その差がマクロに現れる不確かな世界は「信じたくない」のでしょうね
自分の中の常識を壊すのは難しいんですよ。
確率で出来てるミクロの世界が我々の目に映る物のを構成しているのは常識。な世界になってしまいましたからねぇ。
ほぼ中立進化説 が母集団の効果を考慮していることは、社会科学にも応用できるんだろうか?産業革命以降 人類の総人口は飛躍的に増えて80億人に到達しようとしているけど、思想や価値観の多様性が人口増大に比例して広まったりはしていない。これは集団個体数が大きくなるほど「正しい人間とはかくあるべき」という文化遺伝子(=ミーム)に自然淘汰圧力がかかるから とか妄想してみる。
多元性は許容範囲の拡大と同義。
ただし安易な社会生物学は堕落。
「勝ち組」が結構、運に左右されるって話を連想してしまった、、、。
集団に広がるのが勝利であれば、そういった話ではありません。
ただ、運によって新規勢が勝ち組になることはありそうです。
返信ありがとうございます。
13:55 進化論派が 創造論のおかしなところを指摘する為に挙げる「痕跡器官」の話、C-value paradox も同様では?単純な構造の生き物の C-value が高くて、逆に、人間のような、かなり複雑な造りの生き物の "C-value" がそんなに高くはなかったりする、という矛盾が存在する、という話。
ゲノムというのは、体を作るための設計プログラムなのだが、そのコードをよく解析してみると、無駄な部分があったりするのだ。単純な生き物なのに C-value が高い奴というのは、こういう無駄の多いゲノムであり、人間のような、複雑な造りなのに C-value が比較的低いものは、ゲノムに無駄な部分が少ないのである。
これは、電子機器の設計をした経験のある者には、非常に良く判る話である。電子機器を設計している過程に於いて、自分の間違いや、仕様変更などによって、その内臓プログラムのコードを書き換えることになることが多いのだが、その際に、以前のものを残しておいたりする。また後で使えるかもしれない、と思うからだ。しかし、設計段階が進むと、そういう無駄だった部分を全部捨てて無駄のない(若しくは少ない)コードにする。
生物の進化の過程において、ゲノム というプログラムの試行錯誤があって、そのコードの中に、一時的に無駄な部分が多い段階もあれば、無駄が少ない段階もあって、当然の話である。 C-value paradox というのは、そういうことである。
全知全能の『神』が創った筈の生き物の DNA の中に無駄なコードが残っているって、どういうことなんだ!?生物が、複雑な進化の過程を経て今の状況があると考えるのなら、そういう事があっても、おかしくは無い。また、生物が 我々みたいな全知全能とは程遠いものが設計したのであるとしても、やはり、そういう無駄な部分があるなんてことが起きうるであろう。
しかし、創ったのは、「進化の過程」という成り行きでも、我々凡人の設計によるものでもなく、全知全能の『神』の創造の結果だというのなら、このゲノムというプログラムの中にある無駄は、どうやって説明するのだろう?全知全能の神サマだったら、全ての生物のゲノムについて イッパツで完全無欠で過不足の無いコードを書けよ、と、私は思う。
c-valueという概念があったのですね。
これは知りませんでした。教えて頂きありがとうございます!
たしかに、アメーバのゲノムサイズはとても大きいですが、それよりゲノムサイズが小さい哺乳類などと比べると単純な作りです。
仰るように、コード修正の際に、要らなくなったけど、後で使うかもしれないから取っておこう、ということはしますよね。
実際のところ、遺伝子の使い回しはよくあることなので、コーディングとも共通する考え方だと思います。
全知全能の存在なら最初から完璧な構造を作るはず、という前提に立てば、創造論への反論の1つになると思います。
無駄だと思われていた部分が後から研究によって超重要だとわかる例もあるので、実は無駄なんて無いけど人間が気づいてないだけって可能性もありますね
もちろん本当に無駄だった可能性もありますけどね(^o^)
この主の中身の人学者じゃないの?ってくらいわかりやすいんだが。
環境に有益な性質を持つものが残るのではなく、生存者の性質が有益な性質とされるのが中立進化なのかな。
DNAの自己複製って結構な勢いで間違いを犯してるんだね、意味不明な塩基配列が沢山あるなんてね。
そうとも限らないよ
意味不明な塩基配列は結果としてあるだけで、それ自体は複製の失敗が多いことを意味しているわけじゃない
意味不明に見えてもちゃんと仕事をしていることもある
全くのマジ素人なんだけど、今このコメ見て思ったのは、コピー時の複製間違いをゼロに出来ないぶん、その間違いが致命的な部分で起きる可能性を減らすことに役立ってるのが、何のためにあるか分からない部分だったりするのかな。余白とか、緩衝材みたいな。
生きるのに過酷な場所でも生物がいる理由も解説して欲しいな
極寒の場所で住み続ける動物がいるよね
餌も少ないし暖かい場所に向かって移動した方が生き易いと思うんだけど定住し続ける
というか逆に厳しい環境にあえて広がって行ってる気もする
ギリギリでも生きて行ける環境ならどこへでも生物は繁殖するって感じ
深海とか地下何千メートルにいる微生物とか
他種により滅ぼされることが無いのなら、それは極めて安定した環境と考えられる。
過酷どころか聖域でしょう。
天敵がいないから、生存が有利になる。
このチャンネル的な生物学的回答は出来ないけど、人に例えれば主に都落ちの繰り返しかと。人がアフリカからタスマニアなりパタゴニアまで辿り着く過程できっと他の動植物もいっぱい犠牲にしてきたでしょう。絶滅しなかった動植物だって人から逃げるために本来生存に適さない辺境に適応できる者だけが残った例もありそう。
過酷な場所ってのが人間視点でそうってだけなのかも
面白かったけど、今回はちょっと難しかったゾ……
中立進化はムズいと思います。
超ざっくりまとめると、中立な変異ってよくあるよね、という理解でいいと思います!
存命だったらノーベル賞獲ってた人だったね。
しかし、自宅の階段でコケて後頭部を強打したことが原因で亡くなってしまった。大変惜しい事故だった。
日本人ならではの着想だと思います。素晴らしい。
why do Japanese make Japanese scientist an object of worship?
@@takoyaki-ha-yummy. 科学者だけじゃなく野球選手に芸能人、政治家と適当な人間を崇拝すると思うけどwまぁ日本人に限った話じゃないけどね。
進化学に興味が湧きました!面白かったです
チャンネル登録して待ちます
遺伝子にも読み飛ばしていい部分があるって、情報工学と情報セキュリティを思い出す。
ということは、被りがある配列はかなり頻繁に用いる配列?
もしも仮に神様のプログラムがあるとするならば、「現状維持だけは絶対させない」という一点だけだと思っています。進化も変化も変異もするが、全く同じものを作り続けることだけはさせない。だから、違うことは何も悪くないし罪でもない。違うことを認める人に私はなりたい😄👍
宮田先生の存在をしって、九大にいきました
すごいわかりやすかった 一番腑に落ちなかった遺伝的変化が実質ないのに進化する仕組みがよく分かってスッキリした。
偽遺伝子による証明がわかりませんでした。
自然選択においても、個体差は存在しているので、「有害な変異がない」⇒「偽遺伝子は変異しない」にはならないと思うのですが・・・。
例えば、急激な環境変化が起こった際に、環境変化前は「関係ない性質」の有無により、生存したり絶滅したりすることは自然選択では認められている認識です。
この場合、環境変化が起こらなければ、「関係ない性質」は「有害でも有益でもない変異の結果」となります。
それとも、偽遺伝子の変異は進化と呼べるほど、群れの中に同種の変異が起こっているのでしょうか?
個人的には、中立説は、自然選択の中の個体差が発生する理由の説明であって、対立する内容だとは思えませんでした。
@@緑青雅碧 自然淘汰のコンセプトを全部は否定してないけど途中式とかおかしいよねっていうのが中立進化の説だと思ってる。
「偽遺伝子」という遺伝子としての役割を果たさないものになる変異が有害であるとしたら、自然選択において「有害な変異がない」⇒「偽遺伝子に変異しない」つまりは「偽遺伝子は変異しない」ということなのではないでしょうか。これじゃ存在しないみたいな言い方ですが。
証明について、ダーウィン派の「そうなるしかない」決定論的な考えが中立進化論の「結果的にそうなった」という確立を孕んだ考えを認めようとしなかったのを、偽遺伝子による証明(有益なものになるまでの変異スピードよりも早い自然選択的には有害とみなすものも中立として許容する変異のスピードの数値計測)が許容させたのではないかなと読み取りました。
学者様ではない上に徹夜明けの回らない頭ではありますが動画の説明で腑に落ちた気分はしてます。
@@はらペコニブラ
というよりかは、答えが出て逆算したら納得できたけど、こんなん新しい公式無いと計算無理じゃんわらwwwって感じだと思う。根底にあるものは科学や物理と同じだからね。
偽遺伝子が解を導くための公式だったってことさ。
ほぼ中立説の説明がちょっとわからなかったのですが、集団サイズの効果によってやや不利な変異も保存される、という過程が存在するならば、①遺伝子の変異②生存に不利な変異の淘汰+生存に関わりのない変異の維持+小集団のみ確率でやや不利な変異の維持、という結果となり、自然選択+中立進化より多くの変異が残るように思います。しかし、だとすると動画内での”ほぼ中立説は自然選択と中立進化の間の変異の量”だとする説明と矛盾してしまいます。これはどうしてなんでしょうか。どなたか詳しい方、解説お願いします!
↑とは関係ないですが、中立進化説が予測するよりも遺伝子の変異が少ない理由について、”環境の変動による選択圧の変化が実は現在の理論的想定よりもかなり多い”説なんかどうでしょうか。私たちの知らないところでプチ絶滅が起こりまくってるとか、ちょっとロマンチック。
質問者さんは、ほぼ中立説が、①生存に関わりの無い変異の維持と、②小集団のみ確率でやや不利な変異の維持、この2つを足したものだと言っていますが(私はそう読み取りましたが)、後者は言い換えれば小集団もとい大集団は確率によって淘汰されるとも言い換えられます。ここで、中立説はやや不利な変異も実質ノーダメージと考えるため、後者の小集団と大集団は確率によって淘汰されないものだと考えます。よって中立説は現実に近いほぼ中立説より多く数を想定しているのだと思います(生物の進化は自然選択の影響を少しは受けるため)。ほぼ中立節は中立説の広い範囲から自然選択による淘汰の引き算であることがミソだと思います。
理解できたけど理解できてない
けど理解できた
分かる。初見だけど他の動画見てもたぶんそういう反応になるから見ないかもしれないけど、主さんのコメへのレスを見てその賢さに更に感心して記念登録だけはした。
全くの素人意見ですが、多種多様な生物の計算し尽されたような狡猾な生存戦略を知れば知るほど、
それぞれの進化にはその種全体としての意思が働いているとしか思えないことがあります。
有意な進化というのは種としての意図がある程度含まれるのではないかという気がしています。
DNA自体がうまいこと出木杉てる。設計図なんて作って大型の個体を作る必要性なんて自然選択では求められない。し、できない。
生存に関係ないのに、それぞれの人間の顔が少しずつ違うのは「中立進化」のせいってこと?
人間の顔が生存に関係ないわけなくない?
@@sei7970 さん、確かにw「リア充爆発しろ!」と、叫ぶ奴がここに;つД`)
顔や体形の美醜は、時代によっても変化しますよね。お歯黒が流行った平安時代の様に?
顔関係あるか?
リア充とか付き合うどうこうで顔関係あるの大学以下までだろ
女側は多少あるかもだけど、それもめちゃくちゃよくないとできないわけじゃないしな
@@sika3932 それは単純化しすぎ。
個人レベルで見れば、顔がいいほど能力や年収などステータスがより高い異性と付き合える。
それによって子孫の適応度に差が生じる。
また集団レベルで見れば、そもそも顔に個人差が現れないと個体の識別が困難になり社会が円滑に回らないのでその集団の適応度も低くなる。
@@sei7970 ??繁栄と生存は違うよな?
繁栄に関係あるのは理解できるけど生存に顔関係なくないか?
わかりやすい動画でした
しかし、オーストラリア大陸のような特異な変異は、限られた地域だけに見られるってところまで補完出来ていないような気がする
①突然変異では遺伝子の情報が減少してしまう。進化、例えば単純なアメーバから人間へと進化していくとき遺伝子情報は増えていく。突然変異では遺伝子情報が減少してしまうので進化の原動力として足りない。(まだ解明されてない何か仕組みがある)
②突然変異をひきおこす原因とその原因に対応する遺伝子の変化、そしてその遺伝子の変化に対応する表現型の変化。
この一連の流れの解明がなかなか進まない。
例えば、フィンチの口ばしの変化について。 (Feの摂取により)(遺伝子◯◯◯が遺伝子◯◯△に変化し)(遺伝子◯◯△によって口ばしが大きくなった) というように生物進化の一つ一つについて説明できるところまで来てない。
③無機物(物質)がどうやってDNAを持ち自己複製をする生命体になったのか、その仕組みが解明されてない。
物質は生物ではないので生存競争にさらされたりしないから自然淘汰の力を借りて進化していくことはできない。
物質は遺伝子を持たないから遺伝子のコピーミスによって突然変異することはできない。
なんの力が働いて物質が「情報であるDNAを持つようになったのか」
そしてなんで物質が自己複製をする生命体にならなければならなかったのか。
偶然か? 「それはたまたま偶然さ」というのは、よく理由は分からないと言ってるようなものだ。
急に雨が降り出した。「それはたまたま偶然さ」 お天道様のことが人間によくわかるわけないんだから、お天道様の気まぐれ次第。
「急な雨が降り出した」
雨が降るメカニズムを解明、気象衛星などによる観察、そして予報する。
なんで物質がDNAを持ち自己複製をする生命体になったのか。その筋道をきっちり解明してほしい。
そして無機物から生命体を作ってほしい。
詳しいことはまだ解明されていないんですね。
個人的には自己複製は自然選択の原理の範囲内なのかなと思っています。最初に細胞的な泡のような有機物ができてしまえば、その中に細胞内共生が発生し中立進化と自然選択のループの内で様々な特徴を残す事が可能になると思うので。
DNAの変異を解明するには多くの試行実験が必要になりそうですね…。一般市民的な感覚から考えると鋼の錬金術師の賢者の石の様な恐怖がこみ上げてきます。まぁ、薬は普通に飲むんですけどね。
@@m_etusai さん
突然変異はランダムノイズであり、新しく情報を生み出さない。
@@m_etusai さん
私はID論とか創造論は好きではありません。
聖書の無謬性とかいうのはくだらないことです。世界が6日でできたことになってしまいます。
@@m_etusai さん
私はID説とかではなくて、今までの「自然淘汰と突然変異だけで充分」ではなく、そこにエピジェネシスなど色々と補完するようなものが出てきて、コンピュータのシュミレーションなども相まって、
意外に後5、6年で
無機物から生命体を作りその形態を自在に作り変えることができるようになると
思ってます。
私が中高生の頃は「金は作り出すことはできない」と思われて、錬金術といえばインチキまじないの類と思われてましたが、今では理論上はCERNを使って金を作ることもできるようになりました。
進化学のこれからが楽しみです。
@@サスピロアン ランダムノイズが新しく情報を生み出さないというのは端的に間違いでしょう。動画中で解説されていたように、塩基配列が一つ変われば生成されるアミノ酸の種類は変わります(変わらない時もあるけど)。これは新たな情報が生み出される明白な例です。ランダムであるからこそ、時にはまったく偶然に新たな情報が生じます。
おそらく、ランダムノイズの蓄積の仕方と、「情報」という概念について誤解なさっているのではないかと思います。
塩基配列のランダムな変化がそのまま蓄積され続けるとすれば、新たな情報が生じる可能性があるとはいえ、長い目で見ると確かに情報は減少し続けます(動画内のヘモグロビン遺伝子の”化石”が好例です)。みんな大好き熱力学の第二法則(エントロピー増大)ですね。しかし、生物は細胞から個体、個体群、種まで様々なスケールで再生産を行っているため、その中でランダムな変異が蓄積できるのは再生産の可能な範囲にとどまります。再生産に致命的な変化は淘汰されるため、ランダムな変化の中から有利または中立(加えて集団サイズが小さければやや不利)の情報が維持・付加され続けることになります。なので、ランダムノイズだから~というのは、その蓄積についての前提が間違っているわけです。
また、「情報」という概念を、例えば表現型の変化に関わるものなどに限定して理解されている方はよくいらっしゃいますが、学術的な意味としては、読み取って利用することができるものは全て「情報」です。ランダムノイズによって”UAC”という塩基配列が”UAA”になれば、”チロシン生成”という情報から”読み取り終了”という新たな情報が生まれたことになります。たとえそれによって、新たなたんぱく質が作り出されるようになったとしても、あるいはそれまで作られていたたんぱく質が作られなくなったとしてもです。また、さらにそれが生物の生存に有利かどうかといった問題については、情報の利用のレベルが上がる(アミノ酸生成→タンパク質生成→…→生物の生存→…)ことで、同じ情報でも、その情報の持つ意味が変わってくると考えれば良いと思います(下位のレベルでは情報であったものが、あるレベルから上ではもはや”情報”ではない、ということもありえます)。「情報」というときに、どのレベルの「情報」を問題としているかをきちんと考えれば、新しい情報云々はこのレベルに関する単なる誤解の上に成り立っていることがわかるでしょう。
ついでに言うと、最初のコメントの②表現型の変化については、一つの生物の中でも変化の道筋は無数にありますし、生物種によっても変わりうるので、それら全てを解明することよりは、それらに共通する一般法則の解明を目指すのは自然科学としては当然でしょう。具体的に言うと、「>(Feの摂取により)(遺伝子◯◯◯が遺伝子◯◯△に変化し)(遺伝子◯◯△によって口ばしが大きくなった) というように」の最初の部分は、突然変異の原因は多様なため特定しきれませんし、二つ目以降は個別の生物種について詳細なゲノム解析が必要なので、よほど重要な対象以外ではコストも労力も採算がとれません。だからやらないか後回しにされているだけです。
また、③についても明確な誤りがあります。物質に対しても(自然選択とは異なる形であれ)環境による選択は働きます。上流と下流で川の石のサイズが変わるのがわかりやすい例でしょうか。この場合、水の流れの速さが堆積する石の大きさを選択しています。生命の誕生において物質的な選択が働いたと考えられている環境の一例としては、磯の潮だまりを構成する岩の表面の微細構造があります。その微細構造が、特定のアミノ酸と結合し、さらにそのアミノ酸が別の特定のアミノ酸と結合しやすい状態を作る、という過程が働くといいます。実際に、生命誕生当時の環境を再現した実験では、生命に必須のたんぱく質の合成が確認されています。
さらに、「>物質は遺伝子を持たないから遺伝子のコピーミスによって突然変異することはできない」これは上述の「情報」概念のレベルの誤解です。たとえ遺伝子の突然変異であっても、物質のレベルで記述すれば、そこで起こっているのは情報以前の物理的な「組み換わり」です。その原因がコピー過程のミスであれ、その他の要因であれ、組み換わりであることに変わりはありません。たとえ生命以前の物質であっても、何らかの要因での組み換わりによって”突然変異”することはありえます。もしその”突然変異”が生命以前の物質にコピーによる自己増殖機能を与えたとしたら、それはほぼ生命の誕生と同義です。
ここまで書いて気が付いたのですが、最も致命的な誤解は、”遺伝情報が原始の生命にも備わっていた”という思い込みだと思います。現在の研究ではそのようには考えられていません。現在では、原始の”生命”は、「脂肪酸による泡構造+特定構造の物質をコピーする物質+コピーされる特に遺伝情報を持たない物質」とされています。この物質=”生命”が自己増殖する際には、他の類似物質との間で原材料との結合=資源獲得の”競争”が生じます。物質の量には限りがあるからです。これが原始の選択圧となり、増殖に有利な構造をもった物質が増えるという自然選択の過程が始まります。こうなればもうほぼ遺伝子を持った生命と変わりません。ちなみに、原始の”生命”には、コピー過程をになう物質は”DNA”(にやがてなる物質)に情報として含まれていなくても問題ありません。泡構造に原始のDNAと共に複数封入されていれば、泡構造の分裂のたびに薄まりはすれども、薄まりすぎて”寿命”を迎えるまでは機能するからです。そして、複製される物質の中にコピーミスによってコピー物質自体が含まれるようになったとき、”自己複製遺伝子”を持った”細胞”が初めて誕生し、上述の選択圧の下で他の自己複製遺伝子を持たない”生命”を駆逐して、生命として繁栄と分化を始めることができるわけです。
世の中、遺伝子レベルでも単純に白黒はっきりしている訳ではないということですね。
白黒はっきりさせたがる西洋と曖昧OKな日本の違いみたい(^^)
ダーウィニズムを大いに改善した
素晴らしい考察。特に真核生物の淘汰は
究極の複雑現象。批判者は大概ダーウィニズムを理解出来ない思考弱。
新総合は強すぎかつ広い。
数学に新しい概念を持ち込んで広い視点が生じるのに似ていますね。
生存に不利な進化しか起こらない事が環境の変化で有利な進化へと変わってしまうのがほぼ中立という考え方で良いのかな?
考えてみると生物の進化の動きって、決して良い変化とは言えないですよね(海から陸へ、陸から海へ等)
現生生物の生き様をゴールとして知っている状態だとそれらの進化を肯定出来ますが、そのゴールを知らない人が見たら、なぜこんな困難な進化を選んだのか理解に苦しむと思います
我々人類もまた、全身ツルッツルの人間こそ最先端の進化だと言える時代が来るのではないでしょうか
有利か不利かはどっちもどっちじゃないですか
ふるいにかける網の大きさの違いかと思います
致命的な問題が発生しなければ、それは有利でも不利でもない中立な変化として遺伝するくらいですかね
我々は泳げなくてもそんなに困らないから、泳げない遺伝子も広がりますが、突然泳げないと死ぬような環境下なら、泳げない人は生き残れなくなる
中立だった泳ぐ能力が、環境の変化によって泳げる・泳げないで、自然選択のふるいにかけられるという感じですかね
@@Karashimiso002さん
なるほど、生存に中立な進化が環境の変化によって有利な中立の進化だけが生き残るようになると
最初に有利不利を念頭に置きすぎていたように思います、やっと納得出来た気がします
金を取っていいレベルの講義
何を以って進化と呼ぶかの問題な気がする
集団内で異なる遺伝子を持った個体が大勢を占めるようになったら進化、という定義がありますね。
集団中の遺伝子頻度の時間的変化、といったりします。
うろ覚えだけど、進化とは
「集団における遺伝子頻度の継代的変化」
そんな感じだった気がする
生物における進化っていうのは進歩ではなく変化のことだから、対象を緩く設定しても変化の範疇というだけだから問題にはなりにくいよね
使われていない遺伝子(DNA)の変異を論じている部分がありますが、進化に関係
しないのではないでしょうか?
偽遺伝子の話でしょうか?
偽遺伝子自体は、生き物の特徴に影響しません。あくまで、遺伝子だった痕跡として紹介しました。
ただし、たくさんの偽遺伝子を抱えると複製速度とかのコストになりうるので、そういった点では進化に寄与する可能性があります。
@@EvoEcoOwls ウィキペディアの中立説にも、偽遺伝子やプロインスリンの話が出ているのですが、進化とどう関係しているのか違和感があります。
たぶん、科学における進化の定義と、世間のイメージがちがうのだと思います。
解説にもある通り、進化とは、遺伝子の数が変わることであり、姿が変わるかどうかではありません。
中立な変異が偶然で増えたり減ったりするから、そこらへんを理論化したのが中立進化となります。
中立進化でも、表現形の問題は説明できない。
この謎について、解決に導く真に驚くべき方法を私は発見したが、それを書くにはこのコメント欄は字数制限が短過ぎる。
フェルマーさん!?
同じ事思ったわw
NHKは特集したのかな?
環境変化での取捨選択だからいろいろなバリエーションがあるだろう。結局無難な維持しやすい形が残るのは現実と同じ。ポテチの限定版とスタンダードといっしょですね。
そもそも無難な維持しやすい形とはなんなんだろう
それはきっと主流派として生き残った形のことではないだろうか?
@@kk-xn9rm 主流派は選択された支持が多い方が良い形 無難な維持しやすい形は維持性能が高く変化に強い形 氷河期が主流派を活かすのでは無く、氷河期でも維持しやすい方が生き残る 食料が乏しい時にも生き残るのは主流派では無いよね? 少量でも生き残る小型か寒冷に強い生き物だと思うよ。
@@kk-xn9rm 維持しやすい形が主流派になるとは限らない 生き残ったから主流派まで増えたのが正解 生き残って大勢したのでは無いかな? その時に栄えてるから残りやすいとは限らないと思うよ? 維持しやすいのは小型や食料確保しやすい生物だと思うし。 寒冷や多湿
砂漠でも残るのは主流派とは違うしね、優れた形を踏襲するのは残ってからに成ると思う。生き残り選別の末に次の主流派に成るが正解かな?
@@kk-xn9rm 人間は農耕が有ったから栄えてるのだし 人間が主流派に成ったからでは無いと思うよ? 科学なんて大分後からだし、高等に成るには存続と繁栄が必要だからね
@@kk-xn9rm ポテチがお手軽かつ安く美味しい。飽きのこない味付けだったんだろうね、時代に即して少しずつ変化してるし主流派でいるのも大変そうだね、高く成ると買わなくなるから維持しやすい無難さはスタンダードの条件さ 誰でも買える価格帯も維持のしやすい物だからね
左のフクロウの濃い茶色の部分が髪の毛に見えてキモいキャラだと思っててすいません。
生物とは注意力の集合体である。そして生物は注意力の嗜好によって分化し、その嗜好が群れに波及して集団化した時に進化の方向性が生まれる…と、思う
つまり進化とは、群れ全体の気づきの方向から離れた“個”の気づきの変化によって始まる
そして多くの生物が“現実に存在するもの”に注意力を向けて進化しているのに対し、人間だけは“現実には存在しないもの”にも注意力を向けて進化した
そして人間にとっての進化とは肉体的な変化ではなく、“現実には存在しないもの”を発展させる事に代替した
その主張は進化というものにかなり誤解があります。
進化は単に偶然生まれた生存に有利な個体が生き残るという話に過ぎません。生物の意思によるものではなく、「この器官は〜のためにある」のような話は「そのおかげで生き残りやすかった」ことの比喩に過ぎません。
また、群淘汰は現在では基本的には否定されています。
@@つりな-f2y変化した個体が生き残るか生き残らないかは結果論ではありませんか?
それとどんな理由で生物の意思を否定出来るでしょう..
サボテンやらなんやらのIQは確か2とか言われてますが、まぁIQ2の世界ですからねぇ...人間視点から見ると意思と言う意思に感じられないだけと言う偏見の可能性もありませんか?
生物の取捨選択を見ずに有利な個体が産まれたねって偶然の一言で片付けるのが勿体無い気がします