【黒田清輝】日本洋画界に明治維新を起こした男【湖畔】【舞妓】【智・感・情】
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- เผยแพร่เมื่อ 28 ก.ย. 2024
- お待たせいたしました!黒田清輝!!👏
でもなんで黒田清輝って有名なの?なんで重要文化財が多いの?💭
実は、日本洋画界に明治維新を起こした男だった⁉️
五郎さんが日本美術界の歪みにに斬り込みます!⚡️
ゴロワーズの皆さん、日本の美術について思うことコメントください✏️
原田直次郎【 • 【原田直次郎】油絵でなぜ観音様を描いた?【明... 】
高橋由一【 • 【高橋由一】なんで本気(ガチ)で鮭を描いた?... 】も合わせてチェック💫
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🥚ワダのプチ情報🐣
編集でセミの効果音を入れたら夏が恋しくなってきました…🌻
今年は湖畔に行こうと思います。
🎈出演🎈 山田五郎
🖼画像引用🖼 ウィキメディア・コモンズ
🎨企画・編集・イラスト🎨 東阪企画
#黒田清輝 #顔面が偉人 #どっちの重文ショー
#日本西洋絵画界 #あなたはどっち派?
#原田直次郎 #高橋由一 #薩摩 #肥前 #勝海舟 #西郷隆盛
#明治維新 #湖畔 #智感情 #舞妓 #印象派 #印象主義
#ワダ不在 #山田五郎 #美術解説
🙇お詫びと訂正🙇 動画中、随所で、明治期の工部省を「今の通産省」と昭和期の名称で呼んでいますが、申すまでもなく今は「経産省」でした。お詫びして訂正いたします。「天照大御神」様、ご指摘ありがとうございました🙏
私もいまだに通産省と言ってます。ついでに文部省や大蔵省もなかなか抜けません。
絵画観ましたが、絵が生きているようで、感動しました。
正直、なぜそんなマイナスなコメントをされるのか分かりません。日本の皆様にはもっと観ていただきたいと思います。
イタリア在住で、藤雅三の子孫と友人です。藤雅三の奥さんはドイツ系の零落した貴族だとかで、離婚歴があり二人の連れ子がいたそうです。友人はその連れ子たちの曾孫でFudjiフジと名乗っています。藤雅三は家族を連れてニューヨークに渡ってからはティファニーで仕事をしていたそうですよ。実家には藤の絵がまだ沢山残っていて、フランスでは日本人画家による洋画は全く興味を持たれないので売れなかったと言っていました。
「日本の西洋化は、基本全部突貫工事」
に、深く納得しました
動画後半の展開はとてもスリリングですね!
今日も尚、日本のアカデミズム洋画界が抱える、評価軸の「歪み問題」の源流と核心に迫っている。
特にレオナール藤田との対比は面白い。是非、近い内にレオナール藤田作品を取り上げてください!
「湖畔」人気に思うのは、日本人は昔から美人画が好きだからかなと。
とはいえ、美人画では上村松園の方が気品があって色遣いも繊細で好きですけどね。
ワカモトくん、いいですね。快活で、頭の回転が速い、イケメンってイメージです。五郎さんは、頭がいい人が、好みのようですね。でも、行燈を知らなかったとは、ワカモトくんも、今どきの若者なんだなと思った。というか、時代劇が、テレビで放映されなくなったから知らなかったんじゃないかと思う。
五郎さん!今は、経済産業省ですよ。通産省ではありません。
閑話休題、五郎さんは、ワカモトくんだと、屈託なくマイペースで饒舌になってる。
「土台から直さないといけない」っていう五郎さんの言葉は、重いなと思った。
やっぱ芸術分野で評価されるには、出自や政治力ってかなり重要なんですね。。。
高橋由一作品は一発で好きになったけど、個人的に黒田清輝作品にハッとさせられるような感動をもらったことが無いので、「これが国の重要文化財か。。。」と雑誌等で見た当時ガッカリしましたが、今日はその深い溝を五郎さんに埋めてもらった心境ですww
俺は黒田清輝は大好き。明治時代にあれだけの絵を描いたのがすごいし偉い。※野茂でも中田(英)でも道を切り開いた人は偉い。
保守的で新しいことをしたい若手と対立していたイメージがあるけど、本人も画風を変えて新しいことに挑戦していた。『昼寝』や『大磯鴫立庵』を見てほしい。あまりにも斬新でびっくりする。
『智・感・情』は神々しくて仏画や西洋の祭壇画を見てるような気になる。
一度図書館で画集を見たらいいと思う。印象が変わるよ。
「湖畔」は初めて教科書で見たときから「自分に見る目がないのかな~???」と微妙な感想しか持てなかったので、
実は作者自身も納得してない作品で、あれよりいい絵を描いていたたと分かってすっきりしました。
うっかり日本人好みのドンピシャを描いてしまったんですねえ、黒田清輝。
お師匠のコランの裸婦が既にそうですが、明るいような薄暗いような画面で何やらしっとりした手弱女が風情ありげにしてる光景はかなり日本人好み。
日本人が弟子入りしたがったのも頷けます。
湖畔も舞子も全然いいと思わず、なんで?と思っていたので、謎が解けてよかったです 笑
作曲家・伊福部昭もチェレプニン賞を取ったときの作品は、当時の偉いさんには「国辱ものだ」と言われました
伊福部氏は、「日本人が日本を見つめ直すためにいったん海外を経由しないといけないのか」との苦言も呈しています
どの分野でも、いつの時代でも、同じなのでしょうかね
日本の明治維新突貫工事という、本質にまで迫っていました。絵画を勉強するのと同時に自分の在り方まで反省させられるこのチャンネルは凄いです。有難うございました。
これは神回ですよ。現代日本人も耳かっぽじて聞くべきです。
洋画に触れたのが丁度ヨーロッパで大変革が起きてる時期だったのが悪かったんだろうと思います。
ヨーロッパの美術は写実の長い伝統が基礎としてあるから、印象派やそれに続く変化が出てきたわけですけど
日本の洋画は過去の蓄積が無い状態で、めまぐるしく変わる美術の流行に右往左往したような感じじゃないかと。
黒田清輝に全く興味がなく、なんの前情報もなく見始めて、どうせ薩長だろ!と思ったら、やっぱり薩長であああああ。ってなりました。
こう言うところにきっちり触れてくれる吾郎さん。ありがたいです。
日本女性画家、上村松園の講義を、是非お願い申し上げます。
上村松園は、亡き母の大変慕っていた素晴らしい日本女性画家です。宜しくお願いします。
日本の西洋化に対する歪みは、本当に鋭い分析です。ありがとうございます。もともと宗教も違うのにキリスト教の西洋化を乗せているし、西洋で美術を学んだものとして本当に納得です。現在高校で英語教育をしてますが、ここにも同じ歪みがあります。
「美人画」という観点から考えると、喜多川歌麿の描いたような意味での「美人画」を油絵で描いたのは黒田清輝のこの絵が初だった気がします。チャールズ・ワーグマンも日本女性を描いてますが、「美人画」ではない。高橋由一の描いた絵を見てモデルの小稲は泣いたそうです。その後、稲垣仲静、甲斐荘楠音の描く太夫像に、高橋由一の方が黒田清輝より近く見えますが、彼らは高橋由一のレアリズムを受け継いだわけではなく、歌麿に対する渓斎英泉のように、女性美の新たな表現として、ああいう絵を描いたと思います。土田麦僊が甲斐荘楠音を酷評するわけですが、たんに「美人画」としても土田麦僊より甲斐荘楠音の方が良いと思います。
たしかに、西洋のアカデミズムは《湖畔》をあまり評価しなかったわけですが、そもそも西洋のアカデミズムは印象派も日本の絵画もいっさい眼中になかったわけで、そこでの評価に意味があるのかどうか。疑問に思います。
日本の歴史画ということでいえば、第二次大戦中のいわゆる「戦争画」が黙殺されていることに矛盾を感じます。もし、アカデミズムが「美人画」より歴史画を評価するというなら、藤田嗣治の《アッツ島玉砕》や《サイパン島同胞臣節を全うす》などの大作が評価されるべきですが、結局、西洋のアカデミズムは西洋の歴史を描いた西洋の絵画を評価しているだけだと思います。
日本西洋画の黎明期のひずみがどこよりもわかりやすく説明されていて感動すら覚えます。学校で教えてくれない話です。戦後彼らが藤田嗣治に何をしたかもやってほしいです。
今回見せて戴いた絵の中で一番凄いと思ったのは、藤雅三の「破れたズボン」。フェルメールを現代的にしたら、こうなりそう。もし藤雅三が有名になっていたら、日本の洋画界は変わっていたのでは、と思いました。「湖畔」も悪くないけど、自分の家の和室にこの複製画でも飾れば、それでいいかという絵だと思いました。
私も一番好きでした!
黒田清輝の「湖畔」は子供の頃に記念切手を集めた時の思い出と重なります。
言われてみれば第三新東京市の雰囲気もしますね🏙️
薩摩閥で子爵で見た目は政治家だけど、悩みはちゃんと芸術家というか創作者だから
自分は好きです
正直、昔から、黒田清輝の絵って上手いとは感じなかったのですが、その理由が腑に落ちました。ありがとうございます。
何をもって「上手い」というかは人それぞれだけど、黒田はあの時代の日本人としては間違いなく上手い。
漫画だって手塚治虫が活躍し始めたころ(1950年代)に鳥山明や小畑健のような絵を描く人はいなかっただろ。
今の時代と単純に比較してはいけない。
@@佐藤太郎-l2q 自分にはたまたま、競争者が少なくて洋画を真似してるだけに見える。歴史としての価値はあるのだろうけど、クオリティは低いと思うけどなぁ。
名芸卒展特別講義で「今後日本における理想的な美術教育はどういうスタイルでしょうか?」とご質問させていただいたところ「美術史をもっと勉強してほしい。子供たちを美術館に連れて行ってほしい。」とご回答いただきました。
一層このチャンネルで勉強し、子供たちに伝えていきたいと思います。
更新楽しみにしています。
ありがとうございました。
自分は黒田清輝が嫌いだったんだけど。彼も悩んでたんだと知って、ちょっと好きになった。今度マイナーな作品を見直してみようと思う。
レオナール藤田もそうですが、日本人の教科書と言えば岸田劉生も取り上げて欲しいです。あれは多くの小中学生が首をひねって、そのままになってると思うので。
その通りですね。学べば学ぶほど魅力を感じる作家ですよね。
突貫工事という表現、グッときました👍
本当に、食うか食われるか、時間がなかったとはいえ、張りぼてに仕上がってしまった近代化。むしろ外国が日本の芸術や文化の独自性を正当に評価している様子すらあるのは皮肉ですね。
今回の考察は大変興味深かったです。
この明治維新からの突貫工事の国際化問題は、絵画だけでなく、音楽、スポーツ、ひいては民主主義まであらゆる分野に渡り現在まで尾を引いていると感じます。ガラパゴスで世界に羽ばたけない理由。とても勉強になりました。
大谷やアニメやゲームやガールズバンドは、逆に欧米をまねずに成功してるけどね
ガラパゴス=ネガティブというのもガラパゴス諸島に失礼なうえに、それこそ古臭い考えだな
大谷あたりを賞賛するときに、海外は賞賛してるのに、日本は批判的だった!って大嘘つくひともいるけど、
バッシングはアメリカのほうが初期酷かったからな~かなり差別的にdisられてたのを
粛々と実力で「数年かけて」みせつけただけで
藤雅三のアゼリアの恋の挿絵大好きです!かわいいからもっと有名になってくれ〜!
土台から見直すって言葉にグッときました。日本、がんばっていきたい!
「日本洋画界に明治維新を起こした男」ってかっこいいキャッチフレーズと思ったら、このチャンネルらしい皮肉だったのですね^^; 好き♡
当時はあらゆる分野で「お国のために」という大義名分を通さなくてはならず、通ったところにのみ資源集中投下というのが政策だったわけで、薩長土肥の方々はその辺りの仕組みを熟知し、駆け引きが長けていたのかな……
日本も西洋画のようにロマン派とかの流れを汲んで日本なりの表現を確立していれば今の日本のアートに対しての考え方も変わってるかもしれないですね。
明治になってから西洋に憧れてばかりで日本の文化を深めることに関して無頓着。もったいないなって思います。
藤田嗣治は好きな画家なので楽しみ!波瀾万丈で日本を離れたけど晩年に描かれた教会の壁画は凄い。あれは日本人にしか描けない絵だなって思います。
正直これまで黒田清輝の魅力にはピンと来てなくて、今回はあんまり興味ないかなと思ったのですが、単なる美術鑑賞の視点の話ではなく、日本の近代国家形成過程の問題点を突いた重要回でした。ありがとうございました。
美術専門教育もそうですが、美術作品を享受する観客に向けた美術教育を含めた教養の浅さというのも大きかったと思いますね。村上隆もチラッとお話しされてましたけど、確かに日本の漫画ファンや漫画家からは日本の文化を切売りしてるみたいな批判は未だに多々ありますね。やはり中学高校の美術は絵や粘土細工の練習よりまず美術史を教えるようになって欲しいですね。
黒田清輝の絵は綺麗だと思うけど個人的には日本の歴史や文化を西洋画風に描く旧派の方が面白いと感じてましたが、当時の日本人の感覚からすると逆だったんだなあと…!藤田嗣治は好きです!ネコちゃんがかわいい!!解説楽しみにしてます!!
「湖畔」のような絵がもの凄く評価が高いのはなぜなんだろう?という長年の疑問にお答え戴きありがとうございます。あと、日本の画壇は海外ではあまり通用しないのに妙に権威主義的なのはなぜなんだろう……?という昔からの謎も氷解しました。まさか薩摩・肥前閥に行き着く話だったとは。日本のガラパゴス化って今に始まったことじゃないんですね。
日本ではビートルズよりもグループ・サウンズのレコードの方がはるかに売れていたりしますよね。
和製ポップスなんて言葉があるぐらいですからね。
歌謡曲に洋楽の要素をちょっとだけ振りかけて出すとヒットする。みたいなね。
逆に、乾電池、八木アンテナとかは、折角日本の発明なのに、海外でだけ大評判だったり。
日本人ほど、実際の日本の価値はどこにあるかを正確に述べることができないんでしょうね。
でも、湖畔なんかは、ちょうど壁にかけておくのにいいんですよねえ。売れますよねえ。
時代を変えるようなものって、家に飾れないんですよね。いろんな意味で。
サージェント・ペッパーのジャケットを、引き伸ばして壁一面に貼ったら、その部屋で寝られへん。
私は調理師なのですが、やっぱり同じようなことを感じます。
日本人にしか出来ない、西洋料理をしたいのですが。
お客さんは、猿真似を望みます。
送り手の問題でもありますが、受け手にももう少し、配慮が欲しいものだと思います。
いつもながらの忖度のない解説ありがとうございます。
最後の土台の所を見直している作家さんがいたら教えてください。
森鴎外は鈴木梅太郎のノーベル賞を潰した張本人で悪しき権力の例として話をしています。
政治力が必要なのは、美術界でも同じとは‥
偉い先生の絵だからありがたいと、賞賛するのは、日本人‥ですね。
毎回暗記するほど繰り返し見ています。今まで絵画に興味がなかったのですが、このチャンネルの影響でメトロポリタン美術館展、フェルメールとオランダ絵画展も行ってきました。これからも楽しみにしています。
ワカモトさんの笑い声に癒されます~
あっちゃんとのコラボから五郎さんの動画にハマり、やっと追いつきました!最初からここまで全部見終わりましたー✨✨面白いですー❣️
黒田清輝も苦悩していたのですね。自分がやりたい事とウケる事や売れる事は違う葛藤。今も昔も一緒ですね。しかし…日本における西洋画のガラパゴス化が自分キッカケだなんて…西洋画を伝える立場なのになんだか気の毒ですね。
勉強になります!
このお話を聞いてもやはり黒田清輝は好きですし、自分の価値観をしっかり持っていこうと思えました。
ワカモトさん雰囲気良いじゃないですか!何か分野を分けて時々ワカモトさん回作って欲しい。
山本芳翠のお天道様云々は、比較よりも自嘲で受け取る方が良いと思います。
昼行燈って言いたかっただけではないでしょうか?懐深く「ワッハッハ」と笑ってそうです。
智・感・情は、見猿・言わ猿・聞か猿にみえましたが、よく見ると三尊像にも庭石の石組みにも見えてきます、三位一体と言いたい所ですが、どこまで行っても東アジア的。因みに足の親指が離れていますね、日本人は草履(ゾウリ、ワラジ)をはくので親指が離れていたとか。
西洋の猿マネは、福沢諭吉や夏目漱石も警鐘を鳴らしていたそうですね。
夢十夜という作品は、舶来をアリガタがる日本人への「皮肉」として読むと面白いです。先人のそういった心配もあって、苦労して外国語を翻訳し、母国語で大学教育が受けられるという環境を整えて下さったのに、今や小学校から大学まで、、、はあ、、、
「山田さん、ありがとう!」の一言です!
日本での西洋画受容の歪みから、近代日本論まで、胸のつかえが取れる思いでした。
この回は永久保存級です。
ラファエル・コランを「微妙」と言えるだけでもすごい!外光派を日本版アカデミズムという解釈も素晴らしい。何度でも言いたい。ありがとうございます!
“シャブコン”の例えもわかる人には爆笑ポイントですね。
藤田嗣治ぜひやってほしいです❣️
やっと山本芳翠の名前でたー!岐阜県美術館所蔵の裸婦と浦島図が紹介されてうれしいー。いつか山本芳翠の話も聞きたいです。
西洋人になりたい日本人・・・本質ですね
黒田清輝ってすごくよく見る名前だし絵画だけどそんなに良いと思えずよくわからないなーと思っていたのですが、その理由がよくわかりました。歴史あり、ですね。
「歪んじゃった」と見る眼をもっていらっしゃるのがスゴイです。個体発生は系統発生を繰り返す必要がありますよね。同感です。
世の中に受け入れられるアートではなく、世の中を変えるアートを志向しないといけないですよね、、、
大変、納得できるお話でした。
ありがとうございます!
薄く乗せてるBGMが最高です。
「本当は土台から見直さなきゃいけない気がするんですけどね…」と、この動画の文脈で言うと泉鏡花や森鴎外もアウトな気がするので、じゃあもう十返舎一九や曲亭馬琴から追っていかなきゃいけないのかなぁと、しかしそれは国内では評価を受けずじわじわ国外から評価を受けるのを待ってつとつととやっていかなければならないのかのあと。つらいなあ…
レオナール・フジタ見たいですねー!
昨年ポーラ美術館でレオナールフジタ展でかなりの点数揃ってたのでとても見応えありました!
なんか音楽と同じものを感じたな、日本人が洋ロックやろうとしたら何?みたいな、
邦楽はダサいみたいな、それでガチ洋楽っぽいのやったら欧米の模倣でしかないって言われるみたいな
芸術って難しいですね。洋画とかそういう言葉で区切るからややこしくなるのかな
様々な意見はあるにしても、黒田清輝の「湖畔」はやっぱり良い絵だと思うんですよね。涼しげで、品があって、穏やかで、しっとりとしていて、広重の浮世絵とか東山魁夷の風景画の様な、日本人の感性に響く魅力があるのではないかと^^
五郎先生、いつも楽しく聞いています。今回の「日本の西洋化はいつも突貫工事」はしみじみそうだなぁと思いました。
変わり身が早い日本人ですが、早過ぎるが故の問題ですね、、、
黒田清輝も日本での評価は勿論ですが、万博で銀賞取ってるの凄い。
浦島図きたたああああ
特集じゃないけど出てきて嬉しい…!
昨年、三菱一号館美術館の「ルドン・ロートレック展」で見て感動した一枚だったので取り上げて下さって感謝です。
藤田嗣治解説も見たいです…!
日本絵画や黒田清輝さん等は全く見識がありませんでしたが最後は日本の明治維新以降の文化の歪みまで踏み込んで勉強になりました
そういえば旧派や藤田嗣治と現代アートの村上隆さんへの批判は全く同じものでしょうね、日本人からすればアニメなんかわざわざ何でアートにして出すんだと思いますが
世界からはそれが西洋の猿真似ではない日本だけのアートと評されるのでしょう、大変興味深く拝見いたしました。
先日、上野の国立博物館で五姓田芳柳の水彩画をちょうど見るとこができ、とても興味深く視聴いたしました。五姓田義松はコテコテの旧派ヤニ派ですが、親族はいわば外光派。
黒田と違い酒に溺れて孤独に亡くなった五姓田義松とその家族達、いつかお願いいたします。
「智・感・情」は凄みがあり迫ってきます 好きな絵です :)
素人としては、真ん中のが「智」かな、と思いました。
私も「湖畔」や芸子さんの絵より好きです。
とっても面白かったです。
肥前国出身としては、久米先生に岡田先生は「偉人」なんだと教育されてきましたので、美術史の系譜のいちピースとして見ると、視野が開けた思いです。
やれ明治維新何周年だーと未だに祝い祭るようなお国柄です…凝り固まることなく、多角的に物事を勉強するよう、心がけたいです。
黒田清輝の肖像写真と背後の五郎さんの油絵 Wイメージで考え深い、自分が評価されたい事は世間とは真逆ですね~
真理はその中心にある。
黒田清輝の「湖畔」に思っていた違和感について納得できました
日本の西洋画家で黒田清輝にも師事した青木繁とかやってほしいな…若くして亡くなってるから謎が多くて
わかりやすさとわかりにくさでいえば、わかりやすい方に傾きがち。折衷という半端な対し方が世間には受け入れられやすい。「知・感・情」が海外で認められたというのは、そこに未知のものがある、見るべきものがあると認めたこと。内部からみればそれは恥と映ったのでしょうかね。核心ってその多くは恥の感覚をさそうものかもしれません。
眼鏡かけずに見たら確かに高橋是清みてえなルックスしてる
道釈人物等を表現した根付が
欧米で高く評価されているのを聞くと、やっぱり神話伝承をリアルな油絵で追及してほしい。
まだそっちで最高傑作ってないですよね?
頑張れ画家!
土台から見直す考察に、同感しました。ありがとうございます😊
すごく勉強になりました!レオナルド藤田も是非お願いします。
歴史を学ぶって結局のところ入り口が違うだけなんだなあと。五郎さんは絵画という入り口だったわけですね。明治の開国が突貫工事だったってのはさまざまな切り口から同じことを言われてますもんね。
当時の世界情勢を見れば突貫工事する必要があったんですけど、さすがに絵画ぐらいは落ち着いて学んでいっても良かったかなあとw
やはり五郎さんは凄いと思いました。私も黒田清輝の作品なら、「智・感・情」の方が好きです。日本の画壇には何か大きな歪みがあると、
少し日展に関わっていた姉から日展の裏話を聞かされた時から凄く思っていたけど、それがはっきりとわかった感じがしました。美術の世界
ではいまだに「井の中の蛙大海を知らず」で、そんな土台の歪みを作ったのは明治の日本だったのですね。
黒田清輝の絵を子供の頃初めて見た時からずっと何で?と思ってたので、スッキリしました。絶対シャケの方がいい!
ワダさん、陰性で良かったですね。行灯が分からなかったワカモトさんを嬉しそうに突っ込む五郎さんに笑っちゃいました。最後の部分は人間としてどうあるべきか、まで学べたような…。まず自分自身を築き上げるところが重要で、上っ面ばかり飾るなと😅
日本の裸婦は何かしらオブジェクトっぽいと思ってたのだけれどその理由として、このシリーズを見てきて思ったのは、西洋の裸婦は土台に聖書があると言う事かなと。
イブは裸であるから服を着せて書くこと自体が不謹慎であり聖書の否定になってしまう。だから教会に裸の絵があっても全く自然であるという文化的な前提。日本の神話でイザナギやイザナミや天照大神が裸だったとは書いてないですからね。(岩戸の前で裸で踊った女神が一柱いたくらいかな)
米西海岸やギリシャあたりの砂浜で女性が上半身裸で寝ていても、おそらく日本人とは少し違った感覚なのだろうと想像するんだけれど、日本人がそこへ行って”欧米では裸でも平気なんだぞ”と形だけをマネして裸で寝そべってた人が昔いたが何か違和感があった。
この動画で言ってることも 多分これに繋がるんだろうな。
絵画だけではない。映画や音楽もそう。西洋の真似ではダメ、日本的なものが西洋で受ける。ただ、今は、それを逆輸入する形で日本でも「評価」されることが多い。
欧米で名声を得た学者も芸術家も、日本では潰されていましたよね。。。でも一方の権威側も苦悩していたんですよね。今も昔もですね。
土台については気になるところはありますね………民主主義とか。
以前、インターナショナルなものはドメスティックなものだと仰っていましたが、まさにその通りだなと思います。
そう思うと明治だと土台を作る上では黒田清輝ではなく岡倉天心みたいな人が重要だったわけか。
日本は本当に色んな面でガラパゴス化してますね。最近のことなのかと思ったら、昔からそうだったんですね、大変面白いお話でした。日本は昔から西洋に対しての過大な憧れと、卑下の意識が強いんでしょうね。日本人の好きな印象派は、日本、特に浮世絵に大きく影響されたものだと知ってたら、もっと自信を持って日本らしさで突き進んで行けたかも知れない。まあ、その頃の日本は、頑張って西洋化しようと必死だったから、日本らしさなんかどうでも良かったんでしょうが。
その中途半端さが色んな面で抜けないまま今に至るのかと、ちょっと考えさせられました。
キルビルに出てくる忍者をみて日本人だけがキョトンとなる時のアレ
美術系の学校に居た時に、思想や閃きが絵に現れてないと(例えば椅子から蛇口が出てるとか)評価されませんでした。見たままを描くとキッチュだね、って言われたり。いつまでも洋風にしたい日本人ってそういうところなんでしょうね。
最初の動画から遡って少しずつ見てます!
堅苦しくなくユーモアを交えながら噛み砕いて説明していただけるのでとても楽しく見れています。
そこでリクエストをしたいです!
ロートレックを以前取り上げられてたのでスタンランをお願いします🙏
あとクリムトも見たいです!
山田五郎さんの書かれてる本なども買って少しずつ美術についてもっと勉強したいと思います。
鹿児島在住で、見聞きした名前がズラリでワクワクしました!
今日の解説を聞いて遥か昔、中学校の美術の教科書で見た今回テーマの絵を思い出しました。
記憶の彼方に有るった思い出がグッとよみがえりました。
黒田清輝きたかー
吉田博やってもらいたいな…
…で版画の流れで川瀬巴水とかも。
この時代については本当に色々思うことがあるなあ…
藤田嗣治が戦争画・軍部協力の贖罪のヤギにされた理由がこういうところにあったのかもしれません。一方、山本芳翠が黒田清輝に日本絵画の主導を開け渡したのは、日本の絵画が製図から美術へ回帰?発展?してほしいという願いがあったのかもしれませんね。「湖畔」から発展して、印象主義はじめ西洋のトレンドや技術を駆使した日本画が生まれれば、エキゾティシズムではないエコール・ド・ジャポネとして認められたかもしれません。でも、そうなると結局藤田嗣治に戻ってしまうのでしょうか。
素人目線ですが湖畔(避暑)はなんだか薄っぺらいような、下書きのような感じがします。同じように明るい色合いの「日傘をさす女」とか淡い色合いの「印象日の出」とか大好きなんですが。
比べるのは酷かと
いつも楽しく興味深いためになるお話をありがとうございます。
去年11月にたまたま行った千葉県立美術館で印象主義テーマの展示があり、黒田清輝のコーナーもあって師匠ラファエル・コランのあの裸婦が草むらに横たわる絵を「模倣して描かれた絵」を見ました。と思います。記憶が不正確です。こちらの動画を見た後にあの美術館に行ってたらもっと真剣に見てきたのにと残念です。
黒田清輝、湖畔のイメージのせいか淡白な人を想像してましたが実際は油ギッシュな方だったのですね。
江戸から明治への大転換期に日本の西洋画がどのように方向づけられたのかというお話はたいへん勉強になりました。
五郎さんとは同い年です。行燈はよく分かります。ベルばらもポーの一族も熟読世代です。そんなわたしはユトリロとモディリアーニが好きです。二人とも幸せな人生ではなかったようですが独特な絵が好きです。解説がお聞きできればうれしいです。
自分が子供のころに思っていた「西洋画」のイメージは、良くも悪くも、新派・黒田清輝由来のものだったんだということがよく分かりました。
勉強になりました。ありがとうございます
このお話しを聞く前の黒田清輝に対する素直な感想としては「印象主義って言う割にはヨーロッパほど凝ってない感じがかぶれてなくていいな〜」って思ってました(笑)
今度、エコール・ド・パリの藤田嗣治お願いします!!!
著作権がまだ切れてないんじゃない(´・ω・`)?
時制を知らないのですが、動画を観ていると 仰るようにお天道様は外光を、行灯は"脂をさす行灯"つまりは脂派を暗喩したようにも感じられますね😁
ものすごく深い回だと思いました。
作品を見る時もこの作品が何を言っているのか。それよりも誰が描いたか。世間はその人をどう思っているか。が日本人はまず先にある。
個は個でなく、あくまで集合的意味合いの中の個、その"個人"が成す役職的な"技"として表現が解釈される。鑑賞者にもそのフィルターを通すクセがついてしまっている。
しかし、欧米ではいつでも代替できる役職や仕事のように、作品性というのも独立してそれ以上もそれ以下もなく存在している。鑑賞者側にもそういった体系的な線引きがある。ヴァイス ヴェルサ、ある程度文脈を組んだ表現でなければ評価される事はない。
これらは芸術云々というよりも仕事と個人、そして社会との関わり方、そこにおける評価のされ方の、日本の封建的な歴史が根深くあるのだと感じます。
仕事と個人の評価が並列化されてきた歴史を持つ鑑賞者...鑑賞者という労働者です。彼らは自己投影的に作品を観てしまう。そのため作品性よりも、その"技"が優れているか、この作者がいかにアカデミックな経歴を得ているか注視し、己が仕事への裁定基準よろしく判断してしまう。
それはつまり、極端な物言いをするなれば 自己投影的な職業コンプレックスだと私は思います。
(以下長文蛇足)
しかし昨今、外資制度を取り入れる所も増え、禍もあって日本人の職業意識も大きく変わろうとしています。これが進めば、芸術の審美も民衆の意識レベルも変わってくる。しかし、本当にそうでしょうか。
テクノロジーによりIDも文化も散文化され続け,いい側面として多元化がまことしやかにうたわれていますが、我々日本人の歴史文化においてはむしろ符号し、ツールとして強力に結びつき、偏った側面をも強めてるように思えるのです。
"わかりやすさ"で均質化されたそうした日和見的な審美性は今や世界中に溢れてます。先進国の若者はどこも似てきています。でも後進国は少し違う。国政も違う。ましてや流通経済が滞り分節的になっている。
あらゆる側面において刻々と深まる軋轢にリアルな呼吸で息する異文化と相対した時、距離のとり方や線引きの仕方をこの先の若者は心得ているのでしょうか。テクノロジーとはアノニマスな"巻き込み"の文化ですから。でも現実、線は存在する。均質的で文脈を持たない理念がその時コミュニケーションとしての役割すら果たせるのか疑問です。
また、線引きがわからないというのは、先程述べた自己投影的に判断する日本人の話に回帰します。それは同時に内系の(基準の)不確立をも意味します。
人種差別の歴史的背景からか、西洋古典にカウンターする散文的モダンアートに投機が加速し、散文的なテクノロジーの性質と色濃く結びつき、我々のメタは無頭の竜のような集合体を成しています。
文脈ある審美性を守るためにも今アーティストがやるべきはテクノロジーと次世代的ヒューマニズムを取り入れながらも、分節的な意識を添え、"視覚的な"古典回帰をする事ではないでしょうか。
私の生活(創作)指針と構想的仮説 を検証裏付けるためにもこのチャンネルでは大変勉強させて頂いております。
最後の藤田嗣治が「日本に捨てられた」って‥‥
ノーベル賞を受賞した日本出身の研究者が、ほとんどアメリカに移住してるのに似てないかな?と思いますが
如何でしょうか?
言葉にするとどちらも
「西洋技法を使って日本の題材を描く」
なのに、ここまで見た目と国内外の人気が逆になるのが不思議。
海外でジャポニズムが流行っていたと考えると
「紫派」は当時の海外からはもっと「日本らしさくれよ!」
みたいな感じだったのかなぁ?
「印象派」に対する文脈や捉え方も
日本と海外で違うかったからなのかな?と色々興味が湧きました。
すごく面白かったです。
重要文化財は「歴史上・芸術上の価値の高いもの、または学術的に価値の高いもの」なので、必ずしも美しい・印象の良い作品ではないってことですね。
「舞妓」はその文化伝播の背景の評価。だから絵が多少アレでもね。
良い絵だとは思いますが、美術的価値だけで重文かと言われれば・・・
黒田清輝の功績は絵の上手さじゃないってことかな
黒田清輝をめった斬り!
さすが五郎さんです!