日本語が通じる村の真相
ฝัง
- เผยแพร่เมื่อ 3 ม.ค. 2025
- ※台湾原住民の起源について 現在は動画の内容とは逆で台湾起源説の方が有力みたいです。勉強不足ですみません!
※4村のエリアについて: 文献によっても示している範囲が異なるのでアバウトです。
※訂正:タガログ語の語順はvsoでした。
【毎日新聞動画】
• 「宜蘭クレオール」:台湾の村 「ニホンゴ」話...
• 台湾タイヤル族:劉紹萱さん「ニホンゴ」研究、...
【他参考文献】
海を渡った日本語
www.nihu.jp/si...
「台湾 四百年の歴史と展望」 伊藤 潔著
#宜蘭クレオール #宜蘭克里奧爾 #台湾原住民 #台湾諸語 #タイヤル語 #セデック語 #泰雅語 #Atayal #烏来
私は台湾人です。このような面白い動画を見られて本当に感謝しています。☺️☺️☺️今後、動画にさまざまな言語のCC字幕を付けていただけると、各国の人々がより快適に視聴できると思います。本当にありがとうございます!🙏🙏🙏
4:30 の説で
過去にはフィリピンやインドネシア側から台湾に移住したという説もあるにはありましたが、
現在の研究では専ら否定されています。
理由として、台湾諸語が最も古い形を残していること、側系統群であることなどがあります。
現在はオーストロネシア語族の拡大が、ほぼ確実に台湾発祥だというのが有力で、言語学だけでなく集団遺伝学的にも広く合意が得られているようです。
ありがとうございます。その旨備考欄に追記させていただいております。知識不足で大変失礼しました😣
今年は興味深い動画をありがとうございました。来年も投稿を楽しみにしています。
ありがとうございます💗
言語ってなんか言い逃れのできない決定的な所突いてくる感じがある
台灣に5年住んで原住民部落700あるうち99%行った俺が釣られて来ました。主さんは観光地烏來だろうと実際に原住民関連の場所に行ってるのは立派です。俺は社会理解は主観と客観の両方のバランスが大事だと思っていて、主観ばかりも勿論井の中の蛙だけど、現地に行った事も無いのにデータだけを眺めてエビデンスどうこう言って見せては全てを理解した気になる人も同様にバランスが悪いし、最悪なのは一年で100か国回ったようなバックパッカーです。各国の表面をなぞっただけでその国々を語るなよと。訪日観光客が山手線を二周しただけで日本を理解した気になって語ってる上に、その観光客世間が「ふーん日本ってそういう国なんや」って信じててもお前は納得すんのかよと。でもバックパッカーは自分が特別な事をしているという思い込みからか自身を買い被り、広さばかりに気を取られていて深さに無頓着です。現地理解とは現地人経営の会社で現地人と現地語で損得を共にして初めて得られるものです。
5:33のような壁画も99%見て来たつもりですがこの絵は記憶に無いですね。普通過ぎてインパクトが弱いからかも。部落巡りをしていた時は絵を見れば何々部族のどの部落かまですぐ答えられましたが10年経ってるのでそすがに思い出せないし、俺が台灣を去った後に描かれた物もあるので全部は把握しきれません。
台灣では原住民部落でなくとも家の壁や法面に絵を描くのは2010年代の流行と言え、総称で彩繪村と言います。日本人観光客には台中のが有名だけど他に50か所はあり、それらの1/3の場所では日本の漫画アニメが描かれています。ジブリやドラえもんは定番です。多くは村興し目的であり、地域住人が描いたものもあれば近隣の大学に依頼して大学生に描かせたり、プロの画家一人に描かせてる所もあります。中には商売根性逞しくマンション開発業者が部屋代を高めようとして隣の何の関係も無い古くからの集落を落書村にして観光地化しようとしたケースもあります。モチーフの中には農家の中庭の地面にモノポリーの版の絵を描いたりディズニーキャラだったり、それらの一形態として原住民部落には当該部族をモチーフにしたこの5:33のような絵が多いのです。泰雅族のとある部落には日本人や韓国人の留学生が描いたものもありますがグーグルマップがカバーしてない部落なのでその座標を示す事が出来ません。5chみたいに写真をコメ欄に貼れるなら貼るんですけどね。原住民部落以外の平地都市部や住宅街の絵は日本人観光客のブログでも容易に検索ヒットして見られるようにはなりましたがどれも交通の便が良い場所に偏ってしまうのは仕方のない所です。円安だし日本人は他国での車バイク自走を毛嫌いするので電車バスで行けない所には頑なに行こうとしません。それでもタクシー等をチャーターして行くのは世界遺産ばかりです。世界遺産巡りはそれ自体が商業的一ジャンルであり地域理解でもなければ主体的旅行でもありません。ただそれを各個人にとって意味のある旅行スタイルを確立するまでのチュートリアルとするならば賛成です。他人が揃えた派手な物や刺激的なものを一通り見てればそのうち飽きるので誰もが自分だけのツボに刺さる物を追って行こうという気になります。
烏來って日本で言う箱根なんです。箱根は日本最大の都市圏である東京から最も近い温泉地だから容易に観光客が集まるし、宿や日帰り入浴の相場も全国平均に比べて高いですよね。箱根は本当に温泉が好きな人はあんまり近づく場所では無いように、烏來も台北人にとって原住民「らしい」テーマパークなんです。烏來最大の原住民をモチーフにしたホテルはその土地と何の関係もない台灣南部の排灣族のトーテム(伝説上の祖先頭目の人形彫刻)を外装で前面に押し出しています。そういうのはだいたい原住民自身じゃなくて漢民族移民(福建人など。呼び方は無数にありきりが無いのでるので俺は漢民族で通してます)が大陸譲りの商売根性逞しさで文化の簒奪と混在をさせてやってるんです。日本で言えばアイヌ文化村の入り口に沖縄のシーサーを掲げてるような冒涜です。そういうホテルが出来てしまったり何十年経っても潰れてないのは台北人が原住民を見下し続けている証拠です。日本本土人の99%は奄美三味線民謡と沖縄三線民謡の違いが分からないけど、それも関心が無い≒どうでもいい≒細かい事うだうだ言ってないでとにかく手っ取り早く楽しませろと言う部外者としての暴力です。南西諸島人や原住民にとっては京阪神の違いこそどうでも良いです。誰でも自分が描いた絵を兄弟姉妹が描いたと見做されたら悲しいだろうに、外国人や異民族から見たらそんなのどうでも良いという論理がまかり通ってしまいがちです。
烏來の観光地ではなくそこから直線距離だと西へ300mの環山路沿いに山肌に貼り付くように存在しているのが本当の観光地化されていない烏來部落です。狭くて平地が少ないので公民館的集会所には子供用のバスケコートがあり敷地内には教会もあります。それが台湾原住民の典型的な姿です。烏來老街から徒歩で1時間で往復出来ます。しかし観光客は1000人に1人もそこへ行きません。存在も知らないし興味も無いからです。観光客が興味があるのは観光地であって人々の日常では無いのです。俺も30歳くらいまではそうだったけど虚しくなってそれを辞めました。更に台北より近い所として、多くの観光客はMRT新店駅からバスで烏來に行くだろうけど、烏來より道路距離にして3km北にある桶壁バス停の南隣が俺が知る限り台灣最北の原住民部落です。小さな部落なのでここの法面レリーフはグーグルマップで簡単に見られます。つまりほとんどの観光客がバスで無意識に本当の原住民部落を通り過ぎているし、歩かなくてもバス停の正面にあるのにそこで降りる観光客も誰もいません。
台湾原住民部落には法面とか家の壁に抗日戦争を描いたものがいくつかあり、日本でも台灣でも最も有名なのは牡丹部落の幹線道路沿いの法面に描かれている、日本で言う1974年の台湾出兵を物語形式で描いたものです。事件やその絵の様子は日本語検索しても簡単に出るので細かい説明はしません。動画に因んで泰雅族の例を挙げるとグーグルマップで
24.7992726,121.3435813
の位置に枕頭山戰役を描いたものがあります。その絵にも日付が書かれているけど1907年に日本総督府軍が泰雅族のうち支配を受け入れない一帯の部族をそこに追い詰めて殲滅した事件です。動画にある通り日本人が台湾原住民抗日事件と聞いてもせいぜいセデックバレしか出て来ないけど、この枕頭山や大分事件、七腳川事件など、日本語検索してもなかなか出て来ないものもあれば、当時の原住民の約半数は文字を持たず、持ってるとしても日本に強制されて覚えたての日本語くらいであり、日本語で日本への恨みなんか書いて見つかったら殺されるので書くにも行かないし、文字を持ったばかりの集団は出来事を記録するなんて発想も持たないので、そのセデックバレの霧社事件にしても遺族自身はろくに記録もしていませんでした。しかし欧米なり日本なりの先進国の理屈では文字記録がなければ無効という事になっているので、文字を持たない部族の権利は未だにゼロ同然なのです。人類学で昔は人間社会は野蛮人→未開人→文明人と進化していくという主張がされていて、今の日本の80歳以上の老人もその影響でこういうコメ欄で平気で「ワシは文字を持って初めて人間だと言えると思ってる」みたいなこちらがドン引きしそな差別意識を平然と晒します。人類がこれまで1000億生まれて来たとされるうち文字を持った者はせいぜい150億人でしょう。今の80歳以下の80億人と、1800年から二次大戦までの全員が識字率100%だったとしても130億人くらいです。18世紀以前の識字率は日本でも30%程度だろうし古代ローマでも10%です。文化人類学者エマニュエルトッドは17世紀以降のヨーロッパ各国地域の識字率を比較し、男の識字率が80%にもなるのに女は20%しかない北ドイツがいかに男尊女卑社会だったか等を説いています。文字を持たない集団や読み書きが出ない者は人間ではないならば人類1000億のうち850億人は人類では無いと言ってる事になるし、そのクソジジイと似た差別意識を普通の日本人の若者までもが無意識に持ち続けているのです。
植民地統治の常套手段としての離間工作を、英仏も幕末に日本にやろうとしたように、日本も台湾原住民に対してさんざんやりました。セデックバレもその一つだけど同様の手口での支配のうち語る事が許されていない事件も多々あるのです。日本に服従的な部落Aと反抗的な部落Bがあれば、日本はAB間に離間工作を仕掛けて殺し合わせる、日本はAに武器を提供し勝たせてBを皆殺し同然にさせ、Aにも武器を貸したてやった利息を払え的に圧力をかけて主権を奪う訳です。これは近現代に限らず古今東西の普遍的な手口です。原住民は同じ部族の兄弟関係みたいな隣り合う部落と敵対させられる破目になって来ました。そして負けた側は100年経った今でも隣部族を恨んでいるけどそれを堂々と主張する事は出来ない。それを言ってしまったら不和をわざわざ蒸し返した事になって自部落と隣部落の全員が不和状態に戻ってしまうし、台灣メディアもその事件を知っててもメディアで堂々と説明したり語ったりする事は許されません。台灣にとって近隣で唯一頼りになる国が日本しかなく、過去の日本に対する恨みを語って数億円の賠償金でも求めようものなら日本世論を敵に回す事になり、一帯で完全孤立して中国の思うツボになってしまいます。だから台灣メディアは隣合う部落の頭目同士が酒でも酌み交わして「過去の事は忘れて仲良くやろう」という仲直り式典を報道する事はあっても、台灣国内向けにすら「元々は日本が悪い」とは一言も言わないんです。だから台湾中国語が出来る普通の日本人もそういうニュースを見ても表面通りの事しか受け取れません。翻訳家なり通訳にでもなるにはその言語に長けるだけでなく母語話者社会の事も一通り知らなければならないように、語学にも母語話者としての主観が必要です。それら事件の幾つかは台灣中国語ですら検索に引っかからないので日本人は知りようがありません。台灣人の中には俺みたいに原住民オタクの人がそれなりにいるので原住民でなくともそういう事件の存在をうっすらとは知っていますが、普通の日本人は俺のように自分の脚で部落を隅々回ったり現地人と現地語で会話したりをした人でもない限りは、そういう記録に残っていないしメディアも語らない出来事の存在を知る方法がありません。本とネットでデータ収集ばかりしてファクトだエビデンスだ言って物事を理解した気になり、主観を一切認めようとしない奴はバカだと俺が言うのにはそういう背景があるんです。事実だからこそ証拠を残せない物事の存在を認められないというのなら、そいつ自身のどんな恥ずかしい秘密や陰徳的貢献も文字や映像で公開出来ないのなら無かった事になるけどそれでお前個人の人生の説明がつけられるのかと問い詰めたいです。
オーストロネシア人が台灣からオセアニアに拡散して行ったというのは確かに新しい説で、今ではそれが有力だけど、昔はフィリピンやマレーから台灣に北上したと言う説が強かったのも事実です。
後者の「フィリピン→台灣」説を肯定する要素として、台灣原住民16部族のうち蘭嶼島の達悟族や宜蘭の噶瑪蘭族はフィリピンからやって来たという伝説を持っています。伝説と実態は必ずしも一致しませんが、彼らの伝説を否定もしきれないので主さんの動画は0点ではありません。大勢が「間違ってるよ」と言ってるけど、じゃあ何点なのかまで言えなければその突っ込みをした人も満点ではありません。俺から見て20点です。10点はそれら南から北上して来た部族もいる事、もう10点は昔は全部族が北上して来たみたいに言われていたのも事実だからです。
前者の「台灣→フィリピン→ポリネシアやマダガスカル」説の裏付けに始祖効果があります。ABC参加国が隣り合っているとして、Aは野球しかしない、Bは野球を含めサッカーやバレーなどあらゆる球技をするけど球技しかしない、Cは球技全般の他に格闘技や陸上や水泳スキーも一通りやってるとしたら、ABC間での文化や移民の伝播はどの順だと考えられるでしょう。正解はC→B→Aで、Cであらゆるスポーツが行われていたうち球技が好きな人がBに移民し、更に野球だけが好きな人がAに移民したと見るのが定説です。これは言語学でも遺伝子考古学でも言われている事だし、文化人類学的には社会構造(≒政治形態)でもそうなのに、言語を謳うチャンネルが人類学の中でも大きな強みである始祖効果の概念をスルーした事になっているのは残念でした。アフリカ南部には幅広い言語があるけど出アフリカした民族の言語にはそこまでの幅広いバリエーションは無いのと同じ事が台灣→フィリピンでも起きた訳です。主さんは言語の細部への関心の強さは立派だけど体系的なバランスの良さが欠けていたのでミスった訳です。「本にはそう書いててあった」と言っても言語学を広く把握していたら始祖効果はスルーするポイントではないし、確かに本はネットよりは深く正しい事は書いてあるだろうけど、本には古さと言う欠点もあります。俺は気になる事があったら本とネット両方で確認したがる方です。その完璧主義な性癖が結果的に何の産物も生み出してない事に繋がっていて、俺も本を書くなりブログでも作ろうかと思った事はあったけど、結局何も形に出来ていません。どのジャンルを掘り下げても大きな先人がいておれみたいな素人が知友と半端なものを作り出しても誰の為にもならないからやらないんです。トップにならなきゃいけないと考えてる訳でも無いけど、他人がやってる事と全く同じかそれ以下のものしか作れないなら既にあるものの個体数を増やすだけの罪であるとは思っています。本屋には英検4級と3級と2級と1級の問題集がバランス良く並んでるのが理想なのに、俺や俺と同レベルの奴らが自分で問題集作りましたって言いたいために3級の問題集ばかり千冊も並ぶようになったら、5冊ずつしかない2級や4級の本は相対的に埋もれてそれを求める者の目に付きにくくなってしまいます。だから俺はそういう迷惑行為はしたくないのです。レベルが高く無くとも大きなオリジナル要素が付け加えられなければいけません。それを探求するうちに気付けば10年経とうとしていますが、こういう葛藤は学者にもある事です。
また大勢が「間違ってるよ」と言ってるけど、単純な指摘ならせいぜい2~3人が言えば十分です。2~3人の根拠は一人だけだと説得力が欠けるし、動画アップ後の10分くらいの間にコメが被るのは仕方が無い事だからです。でも半日なり一日も経ってるしコメ数が全部で10くらいしか無くて、全員のコメをざっと眺めるのに1分で済むのにそれもせず、勝ち誇ったかのように「間違ってるよ」というのは唯の暴力です。職場でもクラスでも誰かがミスったらまず本人がそれをミスだと理解する事が求められ、もし誰かに迷惑かけたなら謝罪すればそれで終わりです。それをクラスの全員が毎日一人ずつ「あんたミスったね」と延々言いつづげるのは暴力でしかありません。外でスマホで見ててパケ代有料だから他人のコメなんか読みたくないというのは理由になりません。自分が同じ事を大勢からやられても文句言えない事になります。犯罪者でも既に反省も謝罪もして全てが片付いているのに、何年も経った後に部外者が「あっお前は前科者だな」と言うのも執拗な差別であり暴力です。指摘するならまず他の誰かが既に指摘してないかどうか確認くらいすべきだし、その上で指摘をするなら前の指摘者がまだ言ってない話でも付け加えるべきです。この場合は指摘者が20人くらいいるのに誰も始祖効果の話をしてないのは言語学の場としてどうなのよって思いました。3人目くらいにはその言葉か言われてて欲しかったです。言語学も民族学も遺伝考古学も広義での人類学です。皆の指摘ではAかBかどっちかあてずっぽうに答えたら外れてしまったと言うだけで何の学びもありません。BにはBが正しいとするのにはこういう根拠があるよという話をして初めて生産性が備わります。「パンってなんで小麦粉でばかり作られてるの?」「米粉や豆粉や蕎麦粉より美味しいからじゃない?」では説明にもなってないし学びもありません。グルテンが無ければパンを作り難いしグルテンを持ってるのは麦だけだからだよという説明があって初めて意味のある説明になります。
この手の動画で悲しいのは、コメ欄でよく「私は台灣人です。台灣に関心持ってくれてありがとう」とだけ書かれる事です。何が悲しいかと言うと、内容が間違ってて抗議したい事があっても彼らは本音を押し隠して日本に媚びるようにポジティブな事しか言わない事です。彼らも本当は「ここ間違ってるよ」って言いたいんです。でも台灣の方が軍事も経済も弱いからそれが出来ないんです。日本人ももしアメリカ人が間違った日本観を展開して見せてたら「そこは違うよ」って突っ込みたいですよね。そして実際にそれが出来る。キレまではする必要も無いけど淡々と指摘は出来る。それもやはり日本はアメリカにそこまで依存しなくていいという国際関係なり市場規模なりを持っているからです。台灣は年々断交され続けて国家としての地位が消えかかっているのに対し日本はその懸念は少なくとも数十年間は全くありません。台灣のオーストネシア人は元々やはり福建なり広東あたりから渡って来たと言われ、次に17世紀に閩南人が渡り、20世紀に外省人が渡り、今また中国人が渡ろうとしています。食料生産環境に富んでいる地域からは人が過剰に生産され続け、人口飽和して食べ物が足りなくなれば内戦か革命か間引きか移民が起きます。日本は子消しやおじろくおばさののように間引き型でした。国民は権威主義を刷り込まれまくっていたので革命はあり得ません。日本史上革命が成功した事は一度もありません。江戸時代までは移民したくても禁止されていたし密航できるように距離に他国も無かったので唯一の選択肢として間引きがされた訳です。江戸時代は平和だったとか言う人がいるけど、それは次男三男や娘の命や権利を踏みにじる犠牲の上に成り立っていたのであって、親が子を間引くと言う行為も暴力を伴う以上は小規模な戦争とも見なす事ができ、内戦や対外戦争が無かったからと言って国民は幸せだった訳ではないのです。中国は移民の選択肢を持っていたので、高気圧が周囲に風を放出するかのように、数千年間周辺地域に人を送り出し続けました。台灣のオーストロネシア人も、インドシナのオーストロアジア人も、漢民族が長江黄河の両流域で増えて華南奥深く進出してきたために彼らは中国の周辺に押し出されました。台灣人は自分たち自身の先祖も含めてそういう渡来背景を持っているので、今度は自分が渡来される番だという危機感も殊更強いでしょう。日本人もみんな西からやって来たのは同じだけど少なくとも今はそれなりの軍事力があるので台灣ほど怯える必要が無いのです。
俺は調べ事はまず現地人の言い分を聞け派です。中国政府や北朝鮮政府のように信憑性が低くてもです。否定するのはその後からいくらでも出来ます。特にそれらの国は態度が短絡的で本音が分かりやすいので帳尻合わせも用意です。主観視点を無視するならば外野の持っているイメージばかりで語られる事になります。誰だって自分がいくら信用されていなかろうが自分の話をするならまず自分自身の言い分を聞いて欲しいですよね。この動画で取り上げてる毎日新聞は現地メディアではないので内容が浅くても仕方ありません。民族学にはアマゾンのように研究の進めようが無い地域、アフリカのようにメデイア情報が集まらない地域もあれば、北米インディアンやオーストラリアアボリジニのように研究結果が豊富な民族もいれば、人類学者の必須科目みたいになってたパプアのように未開だからこそよく研究されている民族もいます。台灣は国として金持ちなので世界的にはかなりよく研究されている方です。現地政府や自治体の原住民サイトも充実しているし、16部族の言語の教材動画やサイトだけでなく専用のテレビ局すらあります。イスラム圏や南米の少数民族だとこうはいきません。貧しくてマジョリティ民族すら自分たちの社会について深く語る余裕がないので少数民族は大体放置で、日本語ではネット上にも図書館にもたいした資料がありません。漸く5年以来前にナイジェリアのyoutube民話チャンネルが出来たのが珍しい方であるくらいです。人口が少ない国ではそこまで出来ません。それに比べたら台灣原住民は数万人ずつしかいないのに世界中どこにいてもネットでそれなりの勉強が出来るというのはかなり恵まれている方です。研究以上に同化ばかり謀って来た日本時代や蒋介石の戒厳令時代とは雲泥の差です。彼らが主権を取り戻し始めたのは1990年頃からであり、日本時代から数えて95年間の暗黒時代でした。
ピジン語の話がされているけどこれも古今東西で普遍的にあった事で、日本国内なら沖縄が併合された時に沖縄本島のような大きな島よりも、八重山地方のような過疎地域の方が標準語が定着し易かったのは、やはり各島民間での共通語が存在しなくて標準語の存在価値が大きかったからです。地域集団規模が小さくて同化に抵抗し難かったのもあります。フィリピンやインドネシアの各島、雲南の少数民族、古代ローマならアンゴラやアルプスあたりに点在した民族、オスマントルコなら旧ユーゴスラビア地域などで首都の支配勢力の公用語が定着しやすかった事が考えられます。また泰雅と賽德克は言語的には賽夏や太魯閣も含めて同語族に区分されていたけど元々はそれぞれ敵対関係にもあり、それら部族内でも小規模な戦争を繰り返していました。ウィキの彼らの語族区分は中国語や日本語のよりも英語記事が最も優れています(例えばAtayalic languages)。例えばそこに書かれているSkikunという部落は日本時代に四季君と言う字を当てられ、今もその漢字のまま部落名として存在しますが、中国語読みではシキクンになりようがないので彼ら自身は母語と公用語が解離する事になってしまいました。日本語と中国語ならまだしもトルコのように文字と文法と発音がまるで異なる民族が頻繁に入れ替わった地域ではこの支配勢力交代時期の人々の言語上の負担がどれだけ大きかったか想像もし難い所です。異文化への同化には二世代はかかるので、その世代交代時期の親子孫間の断絶は相当に大きかったでしょう。
台灣原住民も原住民としてのアイデンティティを捨てたくない抗日世代、服従したからには能動的に同化されて日本本土人を見返してやると意気込んだ世代(横井や小野田と並ぶ中村スニヨンがその代表例です)、国民党戒厳令世代、解除後世代と世代間ギャップがあるけど、それらに比べたら日本のそれは戦前か戦後かくらいの違いしかありません。
興味深く拝読させていただきました😃ご貴重な経験ありがとうございます。
@@meroppa1頭おかしい人かと思った
なかなか他では見られない内容で面白かったです。台湾のクレオールについては知っていましたが、動画があると聞いて、さっそく後で見てみます。なお、台湾の「原住民」の起源に関する説明が、通常の教科書で書かれている内容とは違っているように思います。今後も色々教えてください。
6:28 タガログ語の語順に関しては、VOSではなくVSOですね。
たまたまブラカンにいたので気づきましたw
本当ですね>< 確認不足で大変失礼しました😣
3:30 アタヤル語の「la」は、状態変化(COS)を示す助詞で、行動の開始または終了を示します。宜蘭クレオールに興味がある場合は、簡月真教授の研究論文を参照してください。その方もこのテーマに取り組んでいます。
5:40 アタヤル(Atayal)語には、スクリク(Squliq)方言、スキクン(Skikun)方言、マイリナクス(Mayrinax)方言、クーリ(C'uli)方言、クレサン(Klesan)方言、プルンガワン(Pngawan)方言など、いくつかの方言があります。これらの方言で使用される表記体系には違いがある場合があり、例えばプルンガワン方言では特定の音を表すために独特の文字 ṟ を使用します。最新の標準化された表記体系は、行政院によって公開されています。
6:41 発音はほぼ完璧ですが、まだ注意すべき点がいくつかあります。例えば、アタヤル語には、文全体のイントネーションや、/i/ が /q/ の前で [a] に変わるといった特定の音韻規則があります。さらに詳しい情報については、アンドレ・ゴデリッチ(Andre Goderich)の博士論文「Atayal Phonology, Reconstruction, and Subgrouping」や、黃美金氏と吳新生氏による研究(2018年)を参照してください。
ありがとうございます!laについて自分なりに調べたつもりでしたが全然分からなかったので、すっきりしました。お詳しくて羨ましいです🤯🤯
3:28
一人称の「Wa」なのですが、最初見た瞬間台湾語の「我(guá)」かな!
(台湾語のgは近年発音されない傾向にある)
と思ったのですが、それは近年の話で、老人世代の方々はgをはっきり発音したかもしれませんし、台湾語が一人称を置換するまで影響があったとも考えにくいので、確かによく分からないなーと思いました。
宜蘭は台湾語話者が多い地域なので、あり得なくはないかも知れませんが、日本語の可能性もあるので難しいですね、、
確かに台湾語の可能性もありますね!(宜蘭クレオールの10%くらいは台湾閩南語起源って見た気がします) 台湾語のgが発音されない傾向にあるとは知りませんでした!ありがとうございます😆
鼻音化が多いです 完全に脱落する場合はよくない発音です
4:30 いや、逆でしょう
そこ間違えるの本当ゆるせない
確かにそうですね。
台灣原住民語跟印尼語,馬來語,汶萊語,和菲律賓語同為南島語系,它們之間的語言有不少相似,可以對比一下數字1-10,比如「五」在印尼語 馬來文汶萊語和菲律賓語都叫lima, 台灣原住民語裡面有不少叫做lima的,夏威夷語也叫做lima。
B菜まで語彙に入ってるの面白いw
A菜とはチシャっていう野菜で、台湾語では「萵仔菜」(e-á-tshài)と呼ぶからその「e」の部分から略してA菜になった…ことまでは日本語ウィキペディアにも書いてあるんだけど、B菜はそれに倣ってホウレンソウの中国語「菠菜」(bō cài)から略したっていうほぼネタ的なものだそうだから(正直ほとんど聞かない)、A菜よりかなり歴史が短いはずなのにw
なるほど!!面白いです😆
知らないことばかりで知見が広がりました。ただ一つ、マレー・ポリネシア系の語族は、台湾から南島へという方向で拡散したものと思っていたのですが、これは逆なのですか?これは一般的にオーストロネシア語族と呼ばれる系統の人たちのことだと思いますが、彼らは台湾を起点に五六千年ほど前から、果敢にも南島への旅をくりかえし、最終的にハワイやニュージーランドやイースターに至るまで進出したとされているはずです。この認識が誤っているかわかりませんので、知ってる方のご意見を待ちます。
いずれにせよ、先住民族の文化的アイデンティティということが無視されてはいけないですね。
(※コメントコピぺですみません)
自分が読んだ本2冊には動画の通りにあったんですが、今調べると台湾起源説もあるのですね。同じことをコメントでいただいた方がいたので、いまはそっちの説の方が有力なのかもしれないですね(自分が読んだ本は結構古かったと思う) 備考欄に追記しておきます。ありがとうございます。
日本の縄文人も
台湾原住民の起源についてですが動画の説明は逆ではないですか?
オーストロネシア系民族が台湾島から東南アジアや太平洋諸島に拡散したという説は知っていますが、逆は正直聞いたことが無いです
自分が読んだ本2冊には動画の通りにあったんですが、今調べると台湾起源説もあるのですね。同じことをコメントでいただいた方がいたので、いまはそっちの説の方が有力なのかもしれないですね(自分が読んだ本は結構古かったと思う) 備考欄に追記しておきます。ありがとうございます。
@@hanistudyroom3764
私もまさか逆の説があったとは知りませんでした。
私みたいな東南アジア系諸言語(といっても多様)に興味はあっても、実際学習するのはハードルが高いと思っている人間にとって、こうして紹介してくれるチャンネルの存在はありがたいです。
こちらこそ、いつも興味深い動画をありがとうございます。
@@神の杖-q9rマレー語(含インドネシア語)は簡単じゃぞ
台湾の原住民は大きく分けて海岸に住む高砂族と山に住む高山族と聞く、DNA上はマレー系とあったがポリネシア系も居るんだ。昔 北上する黒潮に乗って流れ付いたと想像するとフィリピン系 又はフィリピン経由系も居そうな気がする。でも先のコメント観たら台湾から南の島 移動説もあるんだ。宜蘭県には そういう経緯があったんだ。
台湾人です、全然知らなかった!面白いや
5:55 「'」は声門閉鎖音ではないでしょうか
確かに!そうかもしれないです!ありがとうございます!
今回も面白い
自分の中では言語系TH-camでは一二三の中に入る🎉🎉🎉
誕生日にいいものが見れました。ありがとうございます。🙃
誕生日おめでとう
ハッピーバースデー🎉🥳
日本語の借用語は台湾語、客家語、原住民言語に多く取り入れられています。これじゃなくても伝わる場合が多々あります。単語レベルで。
太厲害了你!!!支持❤❤❤❤
日本語の方言にしか聞こえない。と言うか日本語の各地の方言自体が縄文・アイヌ・オーストロネシア語とのクレオールなのでは無いかと思う。
これと直接は関係ないけど、老先住民のドキュメンタリーで国内観光客(漢民族ぽい)が意思疎通に日本語を用いていたのが印象に残っている。たしか五十銭銀貨を潰して作った兜をかぶっていた。
你的日文超像台灣人講的日文 這是哪裡的口音?
面白いですね 台湾の友達のお父さんが林業で台湾南方は中国語が通じないけど日本語が通じて(木材売買を日本語でしていた。)と言ってた。日本統治は行き届いたという証拠ですね。
4:30 逆だろ
まあでも中南米でスペイン語が話されている事についてとかニュージーランドではマオリ族も普通に英語を話す事について、我々はその歴史を知らなくてはならない、などと一々思ってるスペイン人やイギリス人は皆無だと思いますよ。日本だと素晴らしい戦後教育のお陰で日本人である限りアジアと接する際には「不幸な過去」を意識することが道徳的に正しいとされてますが、はっきり言ってキリストを裏切ったユダの原罪を今のユダヤ人に背負わせてるようなものでしょう。自分は広島に親戚がいますが、関係ないアメリカ人に原爆被害者の事を忘れないでもらいたいとか特に思いませんね。その人には関係ないですから。自分たちの言語をこれからどうしていきたいかが、その民族の人たちが決めればいいだけの話です。
いや、一般論として知らないより事実は知っといた方がいいでしょ、、誰も日本人としてそれを背負って生きろなんて一言も言ってませんし、そのような意図は全くありませんよ。語学のチャンネルなんで。
いや、「私たちは知ろうとする必要」無いと思いますよ。だって誰も当時起こった事には関係ないもの。日本人なら一般論として知るべき。ならその人が移民してオーストラリア人になったら知らなくていいのか。知る機会がある人が知ればいいだけだと思いますよ。はい、語学のところは興味深く拝見しました。
良い側面と悪い側面片方だけを鵜呑みにするのは良くないですよ
薬だって作用と副作用両方理解して初めて薬ですから
情報にバイアスをかけてはいけないと言う話
すげぇ…同じ台湾人なのに、まさが日本語に強く影響された先住民族の言葉が存在していたことなんて全然しらなかったよ…
私のおじいさんは日本植民統治時代出身の客家人(四縣腔)でして、小学校二年生まで日本の義務教育を受けました。日本語も多少話せる感じだね。ただし結構訛っててあまり聞き取れなかったんです…
一瞬GeoGuessrの解説動画かと思いました
マリマリマサル!😄