【ショック】ショック診療で避けては通れない循環の話【酸素供給量、心拍出量、動脈血酸素含有量、灌流圧】

ショックの病態を勉強しようとして、心拍出量、前負荷、後負荷、灌流圧など難しい言葉がたくさん出てきて、そっと本を閉じた経験は無いでしょうか（私はあります）。かなりざっくりですが、解説してみました。みなさんのショック診療の理解の一助になればと思います
0:40　酸素供給量[DO2]、動脈血酸素含有量[CaO2]
3:44　心拍出量[CO]
7:25　灌流圧
9:58　ショックの分類にあてはめて治療を考えよう
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《注意》
・平易な表現を心がけているため、必要十分を満たさない表現になっている箇所がありますが、故意です。ご容赦ください
・酸素供給量の話をしましたが、実際には酸素消費量の考えも大切です。今回は割愛しています
・酸素供給量、灌流圧の話はいわゆるマクロ、ミクロの話です
・灌流圧は血圧の中でも平均血圧で決まります
・ショックの原因ごとの話は簡潔にしています。実際はもう少し複雑ですし、病態によって状態は変わります
・治療についても、あくまで今回の話に該当する部分を話しています。症例ごとの根本的な治療が大切です
・心タンポナーデは心収縮力も減ります
・ショックの原因と治療は単純に解説しています。実際の患者さんでは複数の状態が重複して複雑なことも多々あります
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📚参考資料
BeyondER Vol.1 No.1 2022
ICU輸液力の法則/川上大裕
他
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