ノルアドレナリンの効果/使い方/注意点【α受容体/β受容体】

救急外来でノルアドレナリンを使用する場面は多いですよね。名前は似ていますがアドレナリンとは違います。これまでメロゼリカでもショックの話をいくつかしてきましたが、伏線回収の時間です
0:27　α受容体とβ受容体
6:30　ノルアドレナリンの使い方を敗血症性ショックで見てみよう
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《注意》
・ショックの病態やその他の状況によって使用する薬は異なります
・モルヒネなど天井効果が無いとされている薬もあります
・ノルアドレナリンを投与すると徐脈になることがあります
・ドパミンを使う理由の一つに、用意する手間が少ない（すぐに投与できる製剤がある）、というのがあります
・輸液を投与すべき量は患者さんの心機能や腎機能やその他の要因などでも変わります
・平均血圧の目標値は65でないこともあります
・敗血症性ショックでの治療を例に解説しましたが、実際の治療は病態やその他の状況により結構異なります
・ノルアドレナリンでコントロールがつかない時に、ドブタミン等の循環作動薬を使うこともあります
・薬剤の開始量は明らかに多い/少ないでなければ問題ありません。薬剤への反応や全身状態をみながらその後調整するのが大切です
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📚参考資料
ICU/CCUの薬の考え方、使い方/大野博司
救急外来、ここだけの話/坂本壮、田中竜馬
日本版敗血症診療ガイドライン2020
他
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医療監修：Dr.エムジー
　日本救急医学会　救急科専門医
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