ワルターのベートーヴェン交響曲全集二種類を聞いてみたら…(CD音質比較あり)【ヒストリカル解説 Vol.130】Bruno Walter 話:徳岡直樹 Naoki Tokuoka
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- เผยแพร่เมื่อ 31 พ.ค. 2024
- 大指揮者ブルーノ・ワルターが残した二つのベートーヴェン交響曲全集。ひとつはモノラル期にニューヨーク、フィラデルフィアで。もうひとつはワルター最晩年、ステレオ録音で記録された定評ある、我々にもなじみ深い演奏。視聴者のリクエストにより実現した企画で、今回全曲を通して聴き直し、かつ聴き比べてみたのは初めて。定評ある「英雄」「田園」そして偶数番号の作品… そこに見えてきたものは一体?(話:徳岡直樹)
00:00 オープニング・ワルターのコロンビア録音いろいろ
03:35 Symphony No.1
04:44 Symphony No.2
06:27 No.3『英雄的』
10:32 Symphony No.4
12:35 Symphony No.5
18:59 No.6『田園』
24:15 Symphony No.7
26:30 Symphony No.8
29:06 No.9『合唱』ライブ演奏も追加
32:59 まとめ【ワルターの人間性と演奏のつながり?】
39:14 ドロマニコーナー・ワルターのCD音質比較
45:16 ベートーヴェン交響曲全集は?
ATM徳岡チャンネル:ブルーノワルター関連動画
① ワルターのモーツァルト40番(1) • ブルーノ・ワルターのモーツァルト40番チェッ... ② ワルターのモーツァルト40番(2) • ブルーノ・ワルターのモーツァルト40番チェッ...
③ ワルターのモーツァルト40番(3) • ブルーノ・ワルターのモーツァルト40番チェッ... ④ 『ゲルニカの時代』パリのモーツァルト・レクィエム • ゲルニカの時代〜ワルターが大戦勃発前夜に指揮...
《徳岡直樹 Naoki Tokuoka》 台湾在住20年の日本人指揮者・作曲家・文筆とニコ生で音楽解説をしています。ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ父子に師事。台南市名誉市民として、現在5つのオーケストラを主に指揮しています。このチャンネルでは「音楽演奏・作曲作品紹介・カミさんのバイオリン演奏・音楽解説/談義」と、自分のすべてのファクターをATM『(A)明るく(T)楽しく(M)マニアックに』紹介しています。特にヒストリカル演奏解説に重点置いてます。作品集CDが昨年リリース、HMV・タワー・アリアCDなどの大手ショップで販売されています。
www.hmv.co.jp/product/detail/... tower.jp/item/5265530
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www.tunecore.co.jp/artists/Na...
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わたしも昔聴いたワルター&コロンビア響の「リンツ」のあの豊かな音(!)を求め続けています😢本当に素晴らしい録音でした。
LP時代からの熱心なファンの方は、さらにこだわりをお持ちの方も多いと思います。ドイツCBS盤の状態の良いものなど、見事な響きが聞こえるという話も聞いたことがあります
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団のステレオ録音は、色々なCDを聴いてきましたが、今でも愛着があるのは、ブラームスのハイドンの主題による変奏曲です。特に終曲は彼の得意な音響の演出が次々に登場して、まるでカーテンコールのように温かく締め括られるのが最高に素敵です。私は指揮者の芸風を知りたい時は、概ねハイドンの主題による変奏曲を聴いて判断してます
すごいですね。あれ、実際に非常に難しい作品です。指揮者にとっても、そしてオーケストラにとってはオケの水準がバレてしまう曲でもあります。それだけに個々の指揮者の特性がはっきり見えてくるところが「聴く楽しみ」になりますね。
色々と考えさせられる動画でした。好事家にはあまり高く評価されていないワルターの「第7」(1958年盤)を好意的に評価されていたのは個人的に嬉しかったです。
七番、いいと思いますよ。「偶数番号が、奇数番号が」というのは日本のみの勝手な「まとめかた」ですし。第二楽章はトラジックなムードが出ていて、第三楽章はややゆったりとしたテンポながら、それを支えるリズム感が見事でした。
先生のご意見を参考に、ワルターのベートーヴェン聴き直したいと思います。コロンビア交響楽団の第9は、私も違和感を持っていました。。モーツァルト40番のLP探して聴いてみます。ありがとうございました。
今度はワルターのブラームスを聞き直してみたいと考えています。やはり「部分部分に個性があって(?)」全体としての見通し・大きなスケールというところに至っていない録音が多いな… というのが率直な感想でした。ブラームスは新盤・旧盤ともに名演奏が多いと思います。
ワルター晩年の録音ではドボルザークの8番が好きです。
44:58 まさしく『ねずみの嫁入り』の世界ですね!それであれば、第40番は平林直哉さん責任編集 GRAND SLAM の2トラック38cm
オープン・リールテープ起こし盤 GS2176 をお薦めします。(カップリングは、初出LPと異なり第41番と。オリジナルの第38番とは
その更に前に4トラック19cm起こしでリリース)現在一時的に廃盤ですが、プロ用機材を使用しての再発が期待されます。
人生で3枚アルバム選ぶなら?徳岡先生のベスト3を教えて欲しいです🙏🙇♀️
う〜む… 色々解答の仕方があります。今度土曜日ライブで話題にしましょう
昔のレコ芸の偏った評価に納得できなかった部分があったので今回徳岡さんの動画をみてちょっとスッキリしました。ベートーヴェンの交響曲を奇数、偶数に分けて奇数の得意な指揮者と偶数の得意な指揮者とかあんまりだなと思っていました。自分はワルターのモーツァルトは好きだったけれどベートーヴェン、とくに2番は好きになれませんでした。かのいえよう評論家は、昭和62年の500選でワルター以外はいらないと言う相変わらずの独断偏見ぶりであぁこの人とは感性が違いすぎるなと思ったものでした。懐かしいですね。
モノ・ステレオの比較もさることながら、コロンビア交響楽団とのステレオ録音は様々なリマスターで手を変え品を変え再発売されています。
で、どれが良いかですが、自分は最新リマスターのSACDでもハイレゾの配信音源でも無く、2トラック38cmオープン・リールテープ起こしの
グランド・スラム盤CD一択!と動画公開前に書き込んでしまいます。しばらく完売でしたが、プロ用機材を使用して新番号で続々と発売中。
SACDの最初期、米国プレスで紙スリーブ付共通ジャケットのシングルレイヤーSACDも相当に良いですが、全集化されなかった(発売はたぶん、
「未完成」と組んだ第5番と、第6番「田園」の2枚のみだったのでは?「英雄」はセルが出てた)のが惜しまれます。
そのあたりも込みでお話ししたいと思います。ただSACDは未聴でして… 手持ちのCDセットをご紹介します!
「田園」コロンビア響はVPOとのSP時代の録音がいいと思ってます。
実際よく売れたレコードだと思います。安価で今でもSP盤セット買えますから。
ジャックポットです。私は日本でCDが出た直後からCDを買っていたので、ワルターの最初のCDシリーズをずいぶん買いました。
そうでしたか!当時最先端のメディアでワルターの数々、お聞きになられたのですね。今でもお持ちですか?その後に新たに出たCDと聴き比べされましたか?特にお好きな曲・演奏は?
新たなCDは購入していません。当時、ワルターのCD化が話題になり、まだ他のCDがあまり出ていないので、一通り買ったのですが、これといって強く心に響くものがなく、CD棚の奥にしまわれたままになっていました。他の方もお書きですが、印象に残ったのは、リンツかな。リハーサルのレコードも持っていましたから。その前にフルトヴェングラーにハマっていたので、ワルターの演奏は物足りなく感じていました。
@@user-ri4br7qx5m 調和がありますよね。ブラームスやモーツァルト、7部シューベルトなんかは本当にいい演奏があると思います。
1:52 「実態はグレンデール交響楽団」説をけっこう当たり前のように信じていたのですが、今では覆されてますでしょうか。。
>39:00あたり『録音のセッションのかたち』
根拠まで同じとは流石に思っていませんが僕も同じ感想を持ちました。
ワルターの新旧2種類のベートーヴェン交響曲全集、第1番から第9番各曲の録音年月日が紹介されていましたが、第9以外の1番から8番までは1日か2日で録り終えている旧全集が「アメリカ方式」と呼ばれる仕方でセッション録音されたとすれば、新全集のほうは「アメリカ方式とイギリス=ヨーロッパ方式の折衷方式」でセッション録音されたのではないか、と僕は想像しています。
徳岡様のワルター評、ゆっくりと繰り返し聞かせていただきました。いろいろ感想はありますが、一つ言わせていただくとすれば、モーツァルトの40番を何種類も買って、LPやCDのマスタリング変えで印象が大きく変化したと言われながら、今回のベートーヴェン全集2種類ではそれぞれ1種類のCD全集(仏SONYとUnited Archives)で演奏や録音評をされているように見受けられ、これはいささか片手落ちではと思う次第です。まあベートーヴェン全集2種類ではあまりに長時間となり、個々の曲のプレスやマスタリングを複数聞き比べられないということでしょうが、でもフルトヴェングラーでは大昔の米VictorのLHMV盤まで買われて聞き比べされていますね。ワルターもいろいろな盤で聞き比べをすると印象がかなり異なる録音は多いですし、またそうすることでワルターの音楽観、演奏の個性や癖などもはっきり捉えられようになって、好き嫌いは別として、それなりに共感することは多いですよ。
いえ、まったく違います。最初に出会ったモーツァルトの40番の感銘、そのレコードで聞いた音色の魅力を追い求めての「CDお遍路」であって、演奏の完全な理解のために様々なCDを巡るべきだというのは本末転倒です。私くしも全てのワルターの演奏の、あらゆるCDについて追い求める興味はありません。自分が感銘を受けた演奏だから過去のCDを追ったのであって、このモーツァルトの40番にしても、きちんと動画中で「出発点の異なる世代のファンには、最新のCDでもいいのかもしれない」とお話ししています。
先生の「ワルター/ベートーベン交響曲全集」のお話、
大変面白かったのですが、私には、後半の「モーツアルト40番
CD聴き比べ」の方が大変興味がありました。これぞ、ATMですよ。
ワルターのベートーベンは、全集など持っていないので、田園と第9位
しか聴きません。ワルターはやはり、マーラーとモーツアルトでしょうか。
モーツアルトの交響曲 第40番について言えば、現在所有しているのは、
①1929/1/29 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 CD WING
②1952/5/18 ウィーンフイル CD SONY
③1952/6/19 アムステルダム・コンセルトヘボー管弦楽団 CD WING
④1953/2/23 ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団 LP CBSソニー
⑤1959/1/13,16コロンビア交響楽団 CD CBSソニー
ワルター40番は、②の1952年ウイーンフイルで極めりりと思っていましたが、
先生のお話に洗脳されて、どうしても、⑤のLP盤を聴かねばならぬと思い、
ヤフオクで探しました。連休が終わらないと、届かないようですが、
楽しみに待っています。
散々煽って置いて、「どうぞ、私の言うことを信じないでください」は
酷な話です。信じると言うより、聴き比べて、検証すべき課題だと思いました。
先生に、こうした刺激を与えていただけることに感謝しています。
ありがとうございます。いえいえ、個人的にはワルターの、あのコロンビアとの40番の演奏をまず好きになったので、52年盤のウィーンフィルをお好きなのであれば、音のクオリティ云々の前にぜひ二つの演奏の違いを楽しんでいただきたいと思います。聞いての感想・感受性は皆さん一人一人違うものなので、他人の論評を気にすることなく、どうぞ自分の波長に合うお気に入りを大切にしていただきたい、という意味です。
面白かったです。レコードを持っていない私は、市民図書館でワルターの初期盤を借りてダビングし、楽しんだものです。リマスタリングされたものより、瑞々しくいい音に感じました。
第9は、1940年のロンドン響Liveが爆演だと思いました。ウィーンLiveは初めて知ったので聴いてみます。
ワルターのブルックナー演奏の聞き比べを、機会があったら取り上げてもらえると嬉しいです。
深い精神性😅 棒評論家.. 神智学(ブラバツキー?)≒人智学(シュタイナー?)に影響受けてるから? スピリチュアル オカルトでしょうか ワルター ブラ1は愛聴盤です。
はい、特にステレオ版の一番は今でも見事なスタンダードとして通用する素晴らしい演奏だと思います。
ワルターは不思議な指揮者ですね。晩年のステレオ録音で飛びぬけた超名演はひとつもないと思います。「未完成」「巨人」モーツァルト40番、ブラームス4番もより優れた演奏はたくさんあると。でも踏み込みが足りないなあと思いながら、聴いてて「いい音楽を聴いている」という安心感があるんです。どこがいいと表現できないんですが。余談ですが47年ルービンシュタインと共演したショパンの1番でのワルターの指揮は本当に魅力的。どうでもいいと昔はカットされてた部分をこんなに味わい深く聴かせた指揮者はいないんじゃないかな。