鉄路の復旧断念「自動車交通転換」に動き出す 運休中のJR津軽線「蟹田・三厩間」は廃線へ

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  • เผยแพร่เมื่อ 10 ก.พ. 2025
  • JR津軽線についてです。蟹田・三厩間は、2022年8月の大雨の影響で運休が続いています。これまで沿線の市町村や青森県、JR東日本などが鉄路を復旧するか、自動車交通へ転換するか話し合っていましたが、5月23日に、廃線、そして自動車交通転換へ向けて大きく前進しました。
    【JR東日本盛岡支社 久保公人支社長】
    「私どもが前回ご提案いたしました自動車交通を中心とした公共交通の在り方に関して、合意していただけたものというふうに考えています」
    5月23日に行われた津軽線沿線の青森市、外ケ浜町、今別町、蓬田村の市町村長と県などが出席した会議。
    JR東日本は、鉄路の復旧を断念し、バスや乗り合いタクシーへの転換に、沿線4市町村から同意が得られたとの認識を示しました。
    2022年8月の大雨の影響で、現在も運休が続くJR津軽線の蟹田・三厩間。簡単に復旧できない理由がありました。
    運休区間の復旧に6億円の費用がかかること。
    そして、運休区間を含む中小国・三厩間の利用者数が、1987年とコロナ禍前の2019年の比較でおよそ70%減少している状況。
    こうした状況の中、これまでの会議では鉄路を復旧するか否か、議論が平行線をたどっていました。
    復旧にこだわらないとしていたのは外ケ浜町。
    【外ケ浜町 山崎結子町長】※2023年12月
    「(地域住民が)公共交通がしっかりあって、便利に使えるというのが目的であって、そこと電車を存続させることを混同してはいけない」
    一方、沿線自治体の中で唯一、早期の鉄路復旧を求めていた今別町は―。
    【今別町 阿部義治町長】※2023年12月
    「次の世代に、しっかりと津軽線を残すことを皆さんで考えていかなくてはならないと思っております」
    JR東日本が提案した自動車交通転換については―。
    【今別町 阿部義治町長】※2024年2月
    「これだけ投資するのであれば、津軽線動かせるのかなっていう、これだけ素晴らしいお金をかけるとなれば、津軽線の4億円の工事を復旧させて動かせるのかなっていう、これを見てるとですね、私はそう感じました」
    こう話し、一貫して鉄路の復旧を求めていました。
    しかし、5月23日の会議では―。
    【今別町 阿部義治町長】
    「現状のままでは、4市町村会議がこう着・進展しないままで、鉄路に今別町がこだわり続けても、沿線の自治体の皆さん、そして今別町のためにはならないという判断をもって自動車交通への協議に応ずるという、苦渋の決定・決断をしたところであります」
    一転して、自動車交通への転換に合意する考えを示しました。
    これで、すべての沿線市町村と県、関係事業者から合意を得られたことになり、今後は運休区間の廃線と自動車交通の転換へ向けて進んでいくことになります。
    各エリアで、町営バスといった既にある交通と、ダイヤを調整する必要などがあるということです。
    【JR東日本盛岡支社 久保公人支社長】
    「地域の実情に合わせた使い勝手の良いものをつくっていくことによって、少しでもそれを永らえていければというふうに思っています」

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