【史上最強!?】1994年 女子バレー 横田JAPANの快進撃【WGP FINAL】

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  • เผยแพร่เมื่อ 20 ส.ค. 2024
  • 【女帝・大林時代】ワールドグランプリ【運命の決勝リーグ】
    ーー 1994 World Grand Prix ーー
    00:00 Preliminary Highlights
    07:54 予選・第6戦 vs USA
    11:52 予選・第7戦 vs ITALY
    14:09 予選・第8戦 vs RUSSIA
    21:13 予選・最終戦 vs BRAZIL
    32:27 Final Round vs CHINA
    53:40 Final Round vs CUBA
    1:05:43 Final R. vs BRAZIL 1
    1:23:56 Final R. vs BRAZIL 2
    1:48:01 エピローグ
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    1994年7月に日立の主力選手9人がプロ化を求めて、日立に辞表を提出。その直後に開催されたのがワールドグランプリであり、選手達も結果を出したい気持ちは強かったと思われます。
    試合中は、横田監督が選手の自主性に任せていた部分もあり、タイムアウト中など、キャプテンとして取り仕切っていた大林が一連のプロ化騒動と合わせ、【女帝】とメディアに揶揄された事もありました。その後、世界選手権、アジア大会と思った成績が出せなかった事もあり、予選を8勝1敗の2位と快進撃を続けたワールドグランプリが、結果的にピークとなってしまいましたが、1994年の横田JAPANは世界を相手に高さとパワーでも対抗できる、希望にあふれた陣容でした。
    実際、世界選手権では準々決勝でブラジル、順位決定戦でアメリカに敗れた事で7位決定戦に回りましたが、三大大会では17年ぶりに中国に勝利し、7位日本、8位中国となりました。世界選手権に関しては、あまり調子が良かった印象はありませんが、ドロー運次第では別の結果もあり得ました。アジア大会では世界選手権4位の韓国、中国を相手にフルセット負けでの3位。どちらに転んでもおかしくない戦いでした。(この年の韓国はこれまた歴代でもトップクラスの強さを誇る、守備の堅いチームで、翌年以降、小島JAPANが手も足も出なかった事を考えれば、やはり日本の方向性としては日本なりの高さ、攻撃型のチームで韓国に粘り負けしない事が正攻法だったように思われます)
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    攻撃型のチームだったので、当然、福田山内辺りのレセプションに課題はありましたが、バルセロナ五輪の頃と比べれば、かなり進歩があり、本人たちも以前ほどの苦手意識は持っていないようなコメントも出ていたと思います。身体能力が高いのでスパイクレシーブに関してはかなり難しいボールが上がるケースもありました。
    日本の場合、身体能力の高い180㎝前後で固める事は方向性として、間違っていなかったのではないでしょうか。山内福田大林はジャンプ力もあったため、最高到達点は315㎝以上であり、高さ負けしていた印象はなく、バックアタックを含めた常時4枚攻撃が展開できれば、マークも分散可能でした。一番、小さなセッター永富(173㎝)もブロックやネット際のボールに強かった事から、ブロックに極端な穴のないメリットを感じるチーム構成で、そこまでのスーパーレシーブを必要としていなかった事もあります。サーブレシーブさえ返れば、攻撃のバリエーションは豊富でした。
    仮にレシーバーとして帯同していた夏田由美をリベロと見立てると、唯一の弱点が改善され、歴代で見ても、かなり強力な布陣だったと言えるのではないでしょうか。(リベロ制は1996年から試験導入され、1998年に正式に採用された)
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    ●横田JAPAN(1994)スタメン
    永富有紀 173㎝(295㎝※)25歳
    大林素子 182㎝(324㎝)27歳
    吉原知子 180㎝(313㎝※)24歳
    多治見麻子 180㎝(310㎝)22歳
    山内美加 182㎝(317㎝)24歳
    福田記代子 178㎝(315㎝)24歳
    ・サブレギュラー
    村田美穂 181㎝(315㎝) 24歳
    坂本久美子 178㎝(311㎝)22歳
    松川一代 181㎝(308㎝)24歳
    名取知恵 177cm(301cm)25歳
    ・ピンチブロッカー
    江藤直美 186㎝(315㎝※)22歳
    ・ピンチレシーバー
    夏田由美 161cm(290㎝)25歳
    ・身長(最高到達点)年齢
    ※1998年のプロフィールより
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    ●横田JAPAN
    バルセロナ五輪以降、引き続き、1993年も米田JAPANでスタートを切ったにも関わらず、中途半端な任期で、監督交代となったが、男子畑出身の横田忠義は男子バレーを女子でも体現する事を目指す。
    山内福田大林のトリプルエースを擁し、吉原多治見の手堅いミドルに中田久美の後継セッター永富と【日本リーグ4連覇中の日立のスタメン5人+準優勝ダイエーのエース山内美加】の最強布陣。
    バックアタックを含めた【常時4枚攻撃】はもちろん、ミドルの吉原多治見もバックアタックの練習をしていたという。また、ブロックも攻撃の一部であると、チャンスがあれば、3枚ブロックも厭わない、【空中戦を制する】攻撃型バレーを目指した。ワールドグランプリ※ではキューバに一敗したのみで、ブラジル、ロシア、アメリカを破り、8勝1敗の予選2位で決勝リーグ進出を決め、当時としては久々にインパクトのある好結果となった。
    ※ワールドグランプリ:現在、毎年開催されているネーションズリーグの前身
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    ●決勝リーグ
    事実上の3位決定戦となった初戦の地元・中国に第1セットは14-11、第2セットは14-12、第3セットは11-4、13-8と大きくリードしながらの大逆転負け。国際大会で久々となるメダルが欲しい日本はレシーブで選手同士がぶつかる事も厭わない程、勝利への執念を見せ、苦手意識のある中国をあと一歩まで追い詰めたが、第1セット、ジュースの場面で、山内の不用意なレシーブミスに床を叩いて、悔しがる大林の姿が印象的であった。
    快進撃がストップした事で、緊張の糸が切れたのか(中国に全セットジュースながら、ストレート負けした事でメダルも遠のいた)、以降、キューバ戦、ブラジル戦と精彩を欠いて、メダルを逃した事は勿体なかったが、高さと攻撃力を備えたバレースタイルは当時、頭一つ抜けていたキューバ以外、どことやっても互角以上の戦いができ、このまま、細かい連携を詰めていけば、面白いチームになる期待があったが、この年、勃発した【プロ化問題※】で雲行きが怪しくなる。年末には日立のお家騒動もあり、山田重雄が辞任。山田小島の2巨頭体制で均衡を保っていたバレー協会のパワーバランスが崩れ、横田JAPANも空中分解。翌年、小島監督が1986年以来の再登板をすると、守備力重視で、一気に小型化した全日本はアトランタ五輪で史上最低の9位に終わる。(1995年のワールドカップでは観客席から「山内を出せ」と珍しく、ヤジが飛んでいた)
    ※当時、日本リーグをプロ化する構想があり、プロ化を求めた日立の主力9人が辞表を提出した
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    【1994年は女子バレー界、一つの時代の終わり】
    長年、女子バレー界を支えた山田重雄の退任、大林吉原の解雇騒動で女王日立の時代も終焉を迎え、その後、バレー界は全日本の監督、選手選考含め、迷走の一途を辿る。2000年のシドニー五輪ではついに出場権を失い、2002年の世界選手権では史上最低の13位と地の底に堕ちた。
    ●1994年組
    後にカリスマ・キャプテンとなる吉原知子があまり目立たない程のスター軍団、強力な面子の揃った1994年の横田JAPANとその同世代のメンバーは1996年アトランタ五輪後に引退した大林と山内を除き、長くプレーを続けた選手が多く、ダイエーや東洋紡、パイオニアなど、チームを渡り歩きながら、1994年組の選手が数人集まると、リーグ優勝するなど、その後も国内トップレベルの実力を保持し続けていたが、年齢的なものや大人の事情もあり、全日本とは無縁な事が多かった。
    ●柳本JAPAN
    2003年に全日本監督に柳本晶一が就任すると、迷走する全日本の建て直しに頼ったのは山田重雄の愛弟子、吉原知子(当時33歳)だった。吉原はプロ化騒動の余波で日立を解雇された後、イタリアのセリアAで活躍し、その後、当時の全日本の規定の関係で日本に戻り、移籍先のチームであるダイエー、東洋紡、パイオニアをすべて優勝に導き、優勝請負人と呼ばれていたが、1996年のアトランタ五輪以降は全日本を離れていた。
    長いバレー人生、最後の仕事が待っていた。
    なお、最年少だった多治見麻子は2008年の北京五輪に出場、2012年(39歳)まで現役を続けた。吉原や多治見の引退により、1960年代よりバレー界に影響を持ち続けた山田重雄の愛弟子が全て、現役を退いたが、2024年現在でも指導者として、バレー界に残っている。
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