【抗不安薬】抗不安薬を減らしていくコツは?【精神科医が7分で回答】減薬|依存・離脱症状|ベンゾジアゼピン
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- เผยแพร่เมื่อ 25 ม.ค. 2025
- 抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)は即効性はある一方依存と離脱症状には注意が必要です。基本は「体調のいい時に徐々に減薬する」ことで、焦りやこだわりは時に逆効果になることがあります。
ご質問「抗不安薬を減らしていくコツは?」について、精神科医が7分で回答しています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)
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【抗不安薬を減らしていくコツ】
抗不安薬は即効性で不安を和らげるベンゾジアゼピン系の薬ですが、依存や耐性には注意が必要です。抗不安薬への依存には、離脱症状が出る身体依存と精神面が不安定になる精神依存の両方があります。また、抗不安薬の耐性は、使い続けると次第に慣れてきて効果が弱まってしまい、同じ効果を出すためにより多くの量が必要になる状態です。
抗不安薬減薬の相談例としては、以下のようなものがあります。
1. たくさん使ってしまっていて、副作用もあるのでなんとか減らしたい
2. 減らすと一回不安定になった経験があるので、減らす気になれない
3. すでに量は十分少ないが、最後の中止が難しい
うまく減らすためのコツは、以下の3つです。
1. 調子のいい時に減らす
2. 少しずつ減らす
3. こだわりすぎない
調子のいい時に減らすことで、減薬がうまくいくための余力を持っていることが大事です。また、少しずつ減らすことで、負担を減らすことができます。効果を長い薬で置き換えたり、粉末を活用してペースをゆっくりにすることも方法の一つです。
他の薬などに置き換える方法もありますが、離脱症状は発生することがあり、抗不安薬ほど効果を実感しにくいことには注意が必要です。他の対策としては、考えすぎるくせを見直したり、生活習慣を整えてストレスを減らすことなどがあります。
こだわりすぎないことも重要です。減らすことにこだわりすぎると、結果への焦りからプレッシャーになって不安定になりやすくなります。離脱症状は起こり得るものとして折り込んでおき、軽症の時は待ち、重症の時は薬の量を戻すなどの対策を事前に決めておくことが大切です。
むしろ日々の生活に集中して、症状には集中しないことが現実的な対策です。減薬に焦ってこだわりすぎると、逆効果になることがあるので注意が必要です。事前に準備をしたり、気持ちの上で整理をして織り込んだ上で、日々の生活に集中していくことが、うまくいくコツになります。
こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)
#抗不安薬 #減薬 #離脱症状 #ベンゾジアゼピン #精神科医
【監修者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。
専門知識のある方に教えていただきたいことがあります。 両耳の突発性難聴の後遺症で耳鳴りが常に聞こえるようになって不眠症になり鬱状態になってしまい耳鼻科でジアゼパム2gmを処方されて2週間ごとに診察を受けて薬をもらっています。 最初は毎食後に飲んでいて半年後に朝と夕方だけに減らし、その半年後に夕方だけに減らしました。 先生には強い薬じゃないから自分で回数を減らしたり止めてもいいと最初に処方された時に言われていて現在最初に処方されてから約20ヵ月なのですが、そろそろ耳鳴りにも慣れて精神的に落ち着いてきたと思い断薬をして数日してから不眠、耳鳴りの悪化、食欲不振等の症状が出てきてしまい、なんとか我慢して1週間経ちましたが症状が悪化している感じがします、これは離脱症状なのでしょうか? もし離脱症状なら断薬は一旦中止したほうがいいのでしょうか? それとも薬が抜ききるまで我慢するしかないのでしょうか? 又、断薬するためには2gmを半分にしたり1日飛ばし~数日飛ばしのようにもっと段階を踏んでいった方が良かったのでしょうか?
処方してくれているのが耳鼻科なのでしっかりとしたことがわからず困っています。
睡眠薬減量中のアカシジアになる仕組み
睡眠薬の減量中にアカシジアになるのは、脳内の神経伝達物質のバランスが急に変化するためと考えられています。
睡眠薬が脳に与える影響
睡眠薬には、脳の活動を抑制し、眠気を誘発する働きがあります。長期にわたって睡眠薬を服用していると、脳は薬に慣れてしまい、薬がなくても十分な睡眠を得るのが難しくなることがあります。
減量時の脳の変化
* 神経伝達物質のバランスの変化: 睡眠薬の減量により、脳内の神経伝達物質のバランスが急激に変化します。特に、ドーパミンという神経伝達物質の働きが過剰になることで、落ち着きがなくなり、体を動かしたくなるアカシジアが起こると考えられています。
* 神経回路の再調整: 長期間睡眠薬を服用していた脳は、薬がある状態に適応した神経回路を作り出しています。減量によってこの回路が再調整される過程で、一時的に不安定な状態となり、アカシジアなどの症状が現れることがあります。
アカシジアの症状
* 落ち着きがない: じっとしていることができず、常に体を動かしたくなる
* イライラする: 感情が不安定になり、すぐにイライラしてしまう
* 不眠: 睡眠薬を減量したことで、再び不眠に悩まされる
減量中にアカシジアが出た場合の対処法
* 医師に相談する: アカシジアは、睡眠薬の減量速度を調整したり、別の薬を追加したりすることで改善できる場合があります。自己判断で薬を中断したり、量を調整したりすることは危険なので、必ず医師に相談しましょう。
* 生活習慣の見直し: 規則正しい生活を送る、適度な運動をする、カフェインを控えるなど、生活習慣の見直しも大切です。
* リラックスできる環境を作る: 静かな場所でゆっくりと過ごしたり、アロマセラピーや音楽療法を試したりするのも良いでしょう。
まとめ
睡眠薬の減量中にアカシジアになるのは、脳が薬に慣れてしまい、減量によって神経伝達物質のバランスが変化するためです。不快な症状ですが、医師の指導のもと、適切な対処を行うことで改善が期待できます。
【ご自身の症状について、より詳しく知りたい場合は、医師にご相談ください。】
[関連キーワード] 睡眠薬 減量 アカシジア ドーパミン 神経伝達物質
[関連疾患] 不眠症
[関連治療] 薬物療法 精神療法
[関連機関] 病院 クリニック
[免責事項] この情報は、一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的なアドバイスではありません。ご自身の症状について、必ず医師にご相談ください。
漸減断薬しやすさを考えたら、全ての向精神薬は水に溶かせるパウダータイプで出すべきだと思うんだよね。
ランドセン半錠0.25を粉にして10分の1ずつ減らすと脳にバレずに離脱症状は少ないですか?