久保田豊:夢は世界をかけめぐる~海外技術協力のパイオニア~
ฝัง
- เผยแพร่เมื่อ 31 ม.ค. 2025
- 2014年作品・21分
日本語・英語・スペイン語字幕版
<制作スタッフ>
企画・脚本:緒方英樹(土木学会社会コミュニケーション委員会)
監修:高橋裕(東京大学名誉教授)
監督:泉悦子
制作協力:テス企画
制作:虫プロダクション株式会社
特別協力:日本工営株式会社
文部省選定作品
公益社団法人土木学会選定作品
公益社団法人土木学会2014年度第26回映画コンクール最優秀賞
”ここは、火の国・熊本。阿蘇の大自然に包まれて育った少年の名は、久保田豊。自然の美しさ、怖さを見て育った少年は、「人を幸せにする土木の仕事がしたい!」とこころざし、土木技術者の道を目指した!!”
推薦の言葉(東京大学名誉教授 高橋裕)
ダムを書くとする総合開発の巨人・久保田豊は、日本が生んだ最初の国際的技術者である。戦前は朝鮮半島北部で、世界最大規模の水豊ダムなど前人未踏の企画力を発揮。戦後はコンサルタント会社、日本工営を設立し、ミャンマー、ベトナム、ラオス、インドネシアなどアジア各国から、ガーナなどアフリカに至るまで、まさに世界を駆けめぐって海外技術協力の父とよばれ、コンサルタントの国際社会においても、最も優れた技術者として、高く評価されている。
久保田は、それぞれの国づくりへの貢献、事業立案から実現までのリーダーシップが特別に評価されている。久保田の抜群の気力、企画力、実行力こそ、今回作成されたアニメ映画によって汎く鑑賞されることを念願して止まない。
久保田豊 略歴
明治23年:熊本県阿蘇郡生まれ
大正3年:東京帝国大学土木工学科卒業
昭和5年より:中国鴨緑江流域開発、朝鮮に水豊ダム建設、敗戦で帰国
昭和21年:日本工営株式会社創設、世界の開発途上国にてダム、水力発電所建設に携わる
昭和61年:逝去(96歳)
伝説の土木技術者、久保田豊って、どういう人?
平面の地図も、豊の目には立体に映っていた!
阿蘇外輪に昇り、沈む真っ赤な太陽を見て、未来への夢をふくらませる豊少年。小樽築港の広井勇教授のもとで土木工学を学び、大学の先輩であるパナマ運河で活躍した青山士(あきら)や台湾で水利事業を展開した八田與一の偉業を知り、「自分も先輩のように世界に出て、土木技術で人々の役に立ちたい」と強く願った。豊が注目したのは水力発電。「ダムを作り、発電で得た電気で工業を起こし、人々の暮らしを豊かにしよう!」と決意し、未開の地に分け入りダム建設に挑戦。二つの国にまたがる水豊ダムを完成させ世界を驚かした。
戦後、コンサルタントという仕事を第二の人生に選び、開発途上国のインフラ整備に尽力、また国連アジア計画調査団長としてリーダーシップを発揮、96歳でなくなるまで、生涯を土木の仕事にささげた。
この作品は、久保田豊の足跡を、日本工営株式会社の特別協力を得て、アニメーションドラマとドキュメンタリー映像でつづった作品です。小学生から一般までご覧いただける内容となっています。
(2014年・日本・21分・カラー・ステレオ)