街中の狭いスペースで大活躍！PCウェル工法とは？

普段立ち入ることの出来ない工事現場の様子をご覧いただき
工事が完了するまでの過程を分かりやすく紹介します！
街中の狭いスペースで大活躍！PCウェル工法とは？
今回は名古屋市北区で行われた堀川左岸雨水滞水池流入管下水道築造工事の現場をご紹介します。
滞水池とは、台風や大雨で下水が川や海に流れ込むのを防ぐために一時的に下水を貯めておく施設です。
雨水を滞水池に流す為の下水管を築造していきます。一部は道路を掘り起さずにシールドマシンを用いてモグラの様に地中を掘り進めて行きます。
また今回機械を降ろすために縦型のトンネル（立坑）をPCウェル工法を用いて築造していきます。
工場であらかじめ成型された円筒状のプレキャストコンクリート（高さ1.6ｍ～2.5ｍのリングを14リング使用し直径（外径）3ｍ、深さ約30ｍの立坑を作ります。
油圧ジャッキによって地面にリングを圧入し、ハンマーグラブによって土砂を掘削します。それを繰り返して立坑を築造します。
PCウェル工法はあらかじめ材料を工場で成型できるため狭い場所での工事に向いており、作業の時間や工程も短縮できるメリットがあります。
■株式会社　加藤建設
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