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この橋梁は有名ですが、まだ見に行った事がありません。崩落寸前なのは年月の経過による風化もあると思いますが、何処かで見ておきたいですね。取材、撮影、編集、投稿に感謝です。ありがとうございます。
悪天候の中、長い距離を進みお疲れ様です。そして、素晴らしい動画ありがとうございます。毎年の訪問は心にグッとくる熱い思いが伝わります。人の手入れが無い以上、当時と違って状態が保てず、悪化するだけの姿を見るのは儚くとも美しい…。まだまだ繋がった状態を残ってほしいです。この橋は崩れた姿になっても、人と列車を現役と変わらず、川の向こうへ支え運んでいる…。
２０１４年の９月にガイドツアー（事前申込制）でここへ行きました。ゲートから先は、ここでも触れていますが、旧士幌線の廃線跡です。1:47の天候、道東では知床横断道路等が夜間通行止になるくらいですから、極端に言えば雪が降ってもおかしくないです。ここから橋梁跡まで流木が流れ着いていますが、最盛期には湖水がここまでやって来るということです（勿論、橋梁跡は完全、若しくはほぼ完全に水没します）。仮に人が通りやすい様に片付けたとしても、毎年同じことは繰り返されるわけですし、国立公園内ですから、むやみに片付けられないという事情もありそうです。先述のガイドツアーは早朝に行われたのですが、観光シーズンになりますと、日中でも行われるみたいです（現在は多分、新型コロナウイルスの影響で中止若しくは大幅に縮小）。また、この様に流木等で足元が非常に悪いので、出発前に長靴に履き替えますし、女性はズボンでの参加を求められます（男女共に長ズボンが必須かも知れません）。5:38で、アーチからぶら下がっているのは鉄筋です。ここも含めた旧士幌線の廃線跡は、鉄筋コンクリートで「枠」を作った中に砂利を詰め込む工法がとられているとのことです。これがもしも現代の様に全てコンクリートで造られていたら、崩壊はもう少し抑えられていたかも知れません。ガイドさんの話では、この橋梁跡は冬場に出現した際に昼間は氷が溶けてコンクリートに染みこみ、それが夜間の厳しい寒さ（内陸部ですので－３０℃以下になることもあります）で凍ることによってコンクリートを破壊し、 それが一冬の間に毎日の様に繰り返されることによって他の橋梁跡よりも何十倍もの早さで崩壊が進んでいるとのことです。あと、北海道東方では度々大きな地震が発生しますので、それによって崩落することもあるとのことです。アーチが崩落した場合、バランスを失って他の部分に影響を及ぼすのか、それともそこだけで持ちこたえるのかは、何時崩落するのかも含めて全く分からないそうです。この橋梁跡については、保存のための修理を行って欲しいという意見もあるみたいですが、それを行ったところで、この厳しい環境では元の木阿弥になる可能性が高く、寧ろ、このまま崩れ去っていく様子を見届けたいという意見が大勢を占めています。ここから国道２７３号線をもっと北（十勝三股方面）へ進みますと、第六音更川橋梁跡があります。こちらは、帯広側が崩落していまして、橋全体が崩落するのも時間の問題と思われます。写真を見た限りでは、帯広側の橋脚の根元が川の流れによる洗掘で削り取られ、橋の重さに耐えられなくなったと推測されます。話が飛びますが、この橋梁跡みたいに「崩れ去っていく姿」を展示している彫刻が札幌市南区の「芸術の森」にあります。それが、砂澤ビッキ作の「四つの風」です。これは、最初は彫刻が施された４本の木柱だったのですが、今の時点では１本しか残っていません（もしかしたら、全て倒壊してしまった可能性もあります）。ですが、作者の「風雪という鑿によって、この作品は完成する」という遺志を引き継ぎ、倒壊した３本の木も撤去せずにそのまま放置されています。こちらは材質が木ですので、長い年月をかけて自然へ還っていきますが、タウシュベツ橋梁は瓦礫の山が残され、それが湖水によって下流へ流されていくということになるのではないかと思います。私としましても、落ち着いたらまたここへ足を運びたいのですが、仮にその時までにアーチが崩落してしまっても、「ありのままの姿」を目に焼き付けていきたいと思います。
旧国鉄士幌線のタウシュベツ川橋梁このタウシュベツ川橋梁は1939年に完成した鉄道橋梁でした。1955年にタウシュベツ橋梁を含む旧線区間が廃止されて新線に切り替わりましたタウシュベツ川橋梁は廃止後も残り2001年に北海道遺産。2010年には準鉄道記念物に指定されていますが橋梁の状態は極めて良くありませんタウシュベツ川橋梁が姿を消す日が近づいているのでしょう。
１か月前の士幌線の旧線跡地のことですが、かつては山に面した大回りだったのかな。糠平湖人工湖で水没しているのに見えるのがすごいですね。古代の水道橋みたいですね。見てみたいです。朽ち果てる前に。以上です。
生きてる間に1度は行きたい廃線跡
かなり崩落が進んでいるので、繋がっているうちに是非っ！
語源のタッ・ウシ・ペッ(白樺のたくさんある川)の通り木々か生い茂ってますね。見に行きたいのはヤマヤマですが到達難易度はなかなか高そう。
久々に拝みました。ありがとうございます。ゲートができるまで何度かレンタカーで出かけました。数年前にそろそろ、、という声は聞きました。映像を見ると本当に何年もつでしょうか。糠平からツアーでなければ徒歩かと思いましたが、あそこを一時間位歩く気分ではありませんね。車の時も狐はもちろん、鹿さんが何故か奈良のようにお辞儀しながら近づてきたし。あとダムサイト自体とそこへの接続道路も大丈夫なのかと不安になります。
ひろりんさんへ・(2021年)８月21日にあなたが近鉄東青山駅の周辺を取材された時の動画を拝見した際に、私も好感を抱くヒゲダンの歌曲｢アポトーシス｣の一節を引用させて頂きました。今回、あなたがこの動画で扱われたタウシュベツ川に架かる石組みの美しい[韻を踏んで言うと端から端まで]アーチ状の橋が崩落の危機(諺なら風前の灯と言うべきでしょうか････)と私も知り、見納め[ヒゲダンさんに歌わせれば｢さよなら｣]なんだなあと覚悟を固めた次第です。(古臭いですが、強敵に攻め込まれ降参に至った武士の様な感慨です)(2021･8･22)
ひろりんさん、おはようございます。この橋梁、ヨーロッパにある橋みたいですね。この上を列車が走ってた時を見てみたいです。この橋梁、いつまでも残っていてほしいです。
日本じゃないみたいですよね～
毎年来てるって・・・いつもながらの行動力に驚きます。
年に数回行くこともあります…
ひろりんさん、他の動画で分かりましたが、道内在住というわけでもないのに毎年ですか。何か超越した人のように感じます。
ひろりんさんへ・レンタカーを活用されて、士幌線の跡を訪ね取材されるという行動力に私も感服です。私も、平成の末期にやはりレンタカーを使い青森県大間町等の観光に自ら運転しました。
ここの林道はもともと、もうちょい先にある温泉(野湯=さわと温泉=旧熊谷温泉跡)が、オフロードライダー中心に人気のあった道でした。勝手に建てた入浴小屋が行政の逆鱗に触れて全部サラ地化されたのちに、この橋のブームが訪れました。
さわと温泉何回も入りましたけど、ゴミ捨てる輩がいるので、ヒグマ出ちゃうから、撤去されて正解です（笑）
@@山びと源 私も通算4-5回ほど訪れました。ほぼ毎回一人占めで入浴時にタブったことはありませんでした。当時はオートキャンパーなる輩は皆無でしたが、行くたびに林道をすれ違う車やバイクが増え有名化している雰囲気。飛び出す鹿にはさんざん悩まされましたが、熊は結局一度も会わずでした。
2013/2017/2019年のGW前後、地元NPO法人さんのガイドツアーに参加して訪問したことがあります。今年も5月下旬にツアー参加予定だったのですが、例の件でツアーが開催できないとのことでした。年々崩落が進んでいるので、来年の今ごろはメガネの一角が崩れるかも知れませんね。また世の中が落ち着いたら行きたいです。今現在の姿が見られて良かったです、ありがとうございました。
昨年と比べてもかなり崩落が進んでいるように感じました。次の水没、凍結で崩れてしまうかも知れませんね…
すごい、すごい動画、ありがとうございます。胸にグッときちゃいました。
天気が悪かったのがちょっと残念でした。
僕10年前くらいにここ訪れました。ほんとあと数年で無くなっちゃいそうですね（崩落する）…
持ってあと数年でしょうね…
寒い中撮影お疲れ様でした。まあ当日の気候もそうですが、過酷な気候故、崩落は時間の問題でしょう。右半分だけ残ってる状態に次回はなってるかも…
崩落したとしても私はまたここに行くでしょう。
士幌線は廃止前に行かれなかったんですが、糠平湖へは何度か行きました。風景もよくて、いいところですよね。
いいところですね～
オッサンだから1986年に乗ったよ(なので糠平～十勝三股は代行バス～私の唯一の列車以外の乗りつぶし区間～)😉
このコンクリートの劣化具合は古代ローマの建造物並みだそうで60年で2000年以上に相当する過酷な環境に晒されてるというわけです
何回見ても、、、なんと言うか幻想的というか、、、糠平までならわかる気がしますが当時は三国峠を越えて上川方面まで貫く計画だった事に驚きがあります。タウシュベツは時間の問題かもしれませんね、、、
繋がっている間に行けそうにないなあ…貴重な映像になっていきますね。ちなみに、主さんのアイコンのキャラクターって何ですか？何度も見るうちに可愛いなあって思い始めてきました☺️
繋がっているうちにまた行きたいですね。アイコンは「まちカドまぞく」の千代田桃です。
数年前に、もうすぐ崩落しそうだという情報を得て慌てていきました。が、今のところぎりぎり大丈夫のようですね。ここは保存できない事情もあるようですが、近代化遺産として保存してもいいのではと思ったり。毎年行かれているなんて驚きました。
橋が見えました的なところで一瞬「何処？」っておもった線路跡からだと位置的にちょっと分かり難かったですね橋の中身が見えてるのかな今にも崩れそうでしたねこの橋を知ったのは某アニメ映画のワンシーンにここがモデルの橋が出た関係でしたが
今年は水没が早いみたいですね。タウシュベツ、何とか保ってますね。
今年は水没が早いですね。見られるのは夏くらいまででしょうか。
おぉ遂に来ましたね北海道鉄道遺跡トップレベル。今はガッツリゲートが閉まってるんですね。この糠平三股林道自由に入れる頃に2回は通ったのかなぁ。それなのに橋の袂には行ってないという😥 1:05お、歩き動画。この歩いてる倒木だらけの部分が線路跡なんでしょうかしら？ 5:24かろうじて崩落は免れてるけど時間の問題ですね。来年はもう😭… 動画と静止画織り交ぜが絶妙なのかもしれません。
毎年行かれてるんすか！凄い！ひろりんさんなら、毎年の状況を並べて比較できそうですね♪もぉ崩れ出したら早いでしょうね(泣)本当、時間の問題かと(鬱)雪に水に、よくここまで耐えてくれたと思いますよ★
年に何度も行くときもあります…そのうち比較動画でも作ってみますかね～
@@hiroring0323_2 さんそーすね！『オッフ！』になったら経歴並べてみたら如何すかね♪♪♪
林道閉鎖前に実際に見たことあるけど、こんな橋の上を蒸気機関車が走っていたのか、橋って丈夫なんだなと思った。
いよいよもう本当にヤバいですね。。。
今年はもう沈みかけなので、冬を越せるか心配です…
アプローチルートの倒木は、湖底に沈むエリアだからでしょうか。整備された観光地とは違う、危険を伴う廃墟・廃線趣味の世界だな、という感じです。橋梁自体は、もう限界ですね。あと1年、長くても2年でしょう。ここを列車で通った機関士や乗客は、もうかなりの高齢でしょう。可能ならお話を伺いたいものですが、記憶も曖昧でしょうね。せめて、このような記録が永く残ることを願うばかりです。
バリバリのヒグマ地帯だからな！この林道と岩間温泉の林道で、ヒグマ見たけれど、川とか湖の近くは、水飲みに来るから、マジヤバイよ！
五年前にNHK-BSで放送された時からかなり崩落が進んでますね。
ここ数年で結構崩落が進みました…
久々の動画ですね。静止画も動画も素晴らしいのがひろりんさんのチャンネルだと思います。悪天候の中、探索お疲れ様でした。林道を抜けて湖に出る展望は天気が良かったら凄い構図になったと思います。来年あたりは一部崩落かもと言われていますがどうでしょうか…
ここは冬も景色が素晴らしいんですよね～昨年と比べても崩落が進んでいるので、来年には中央部は崩れてしまいそうな気がします…
先月訪問しました。映像より確実に崩落が進んでます
私も今年は5月に行ってきましたが、昨年よりも崩れていましたね…
タウシュベツ橋だけは「おっふ！」になって欲しくない・・・。でも中央部はもう１～２年内って感じですね。
中央部は辛うじて繋がっている感じですね…来年あたり「おっふ・・・」になっていなければいいですが…
動画を興味深く拝見しました。ありがとうございます。ただあらためて、線路付け替え前の、タウシュベツ橋梁を列車が走行している映像は、やはり現存していないのかなぁ、とふと思いました。
昭和30年にここを含む旧線は廃線になっていますからね。ここの現役時代は私も何度か写真を見たことがある程度です。
@@hiroring0323_2 貴重な写真ですね。持ち主にお願いして、アーカイブするべきですね。
私もひろりんさんの動画で橋を見守りたいと思います。
次に訪問するのは来年ですね。どうなっているんでしょう…
来年のGWに行こうかしら小学生の頃から気になっていたので
GWだと渇水期で全体が見えるのでいいですよ～
@@hiroring0323_2 絶対いきます！（確定）
今年９月あたりに行こうと思ってますが沈んでいると思われますが、行ってみたいです🚙💨💨
今年は水没するのが早いようですね。もうほとんど沈んでしまっているようです。
動画を見て、今年の冬に見に行こうかなと思いました(^^)タウシュベツ橋梁は、何か惹かれるものがあります。
冬のタウシュベツ川橋梁もいいですよね～
立ち入るのに許可が必要になってから行ってないですが明らかに当時より崩壊が進んでいるように見えます。崩壊したら行ってみようかな？
今年で最後と言われ続けて数年経ちましたが、そろそろ限界っぽいですね…
おそらくいった日は1.2のどちらかですか？
4/30に行きました。
こんなに倒木があったらそりゃあ通行止になっちゃいますね・・・
そうなんですよ…歩いて行くのも大変でした。
ゲート前からのスタートとのことでしたが、ゲート内には立ち入っても大丈夫だったのでしょうか？それか、許可を得て撮影している感じですか？
営林署から林道の通行許可、入林許可を得て撮影しています。
@@hiroring0323_2 そうだったんですね、やはり、警察署に届け出を出さないといけない程の危険地帯なのかもしれませんね。
@@gogo9043 ゲートに鍵が掛かっているので、許可を取らないと入れないんですよね。ヒグマの出没地帯ですし…一般の人はツアーに参加するのが無難ですね。
@@hiroring0323_2 まだ「タウシュベツ橋」なんて名前で知られてない頃行きましたが、ゲートなんかなく、普通に糠平ダムまでセダン車でスルーできました。荒木の転がってるとこまで車横づけできました。
@@gogo9043 危険地帯というよりは、タウシュベツ橋があまりにも有名になって通行車両が増えていろいろ問題になったってところがあるかもしれません。ここいらは熊より鹿の巣窟なので、そっちの方が怖いですね（飛び出し衝突）
凄い所ですね。名前がロシアの土地の感じですね。
凄い場所ですね～アイヌ語由来の川の名前なので、北海道っぽいです。
今流行らなくていいアレのせいで林道ゲートの鍵貸し出し休止中みたいですツアーも楽観的に見ても二十日迄は無い模様橋が無事？な内に解除されると良いのですが
2019のGWにNPOのツアーで橋を見物しに行ったのですが、現場にはツアーとは別の個人客が早朝既に居まして「一週間ほど鍵を借りている。鍵貸し出し待ちの人たちの顰蹙を買った、、、」とかいう立ち話がさりげなく聞こえてきました。マナーが足りない人が増えてきているのかも知れませんね。
旅行添乗員の仕事をしている友人が「糠平湖は本当に出る」と言っていたが本当に出るのだろうか？
出るらしいですね…今は解体されましたが、糠平にあった大雪グランドホテルは出るという話を聞いたことがあります。
そういえば戦前・戦中に作られたコンクリート橋梁の中には、常紋トンネルのようにタコ部屋労働で死んだり働けなくなった人を人柱として埋め込んだものがあると言われています。もしかしたら…?
時間の問題ですね・・・( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
ですね…( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
今の状況だと崩落するまで時間の問題でしょうか。
もっても数年でしょうね…
この橋梁は有名ですが、まだ見に行った事がありません。
崩落寸前なのは年月の経過による風化もあると思いますが、何処かで見ておきたいですね。
取材、撮影、編集、投稿に感謝です。
ありがとうございます。
悪天候の中、長い距離を進みお疲れ様です。そして、素晴らしい動画ありがとうございます。
毎年の訪問は心にグッとくる熱い思いが伝わります。人の手入れが無い以上、当時と違って状態が保てず、悪化するだけの姿を見るのは儚くとも美しい…。まだまだ繋がった状態を残ってほしいです。
この橋は崩れた姿になっても、人と列車を現役と変わらず、川の向こうへ支え運んでいる…。
２０１４年の９月にガイドツアー（事前申込制）でここへ行きました。ゲートから先は、ここでも触れていますが、旧士幌線の廃線跡です。
1:47の天候、道東では知床横断道路等が夜間通行止になるくらいですから、極端に言えば雪が降ってもおかしくないです。
ここから橋梁跡まで流木が流れ着いていますが、最盛期には湖水がここまでやって来るということです（勿論、橋梁跡は完全、若しくはほぼ完全に水没します）。仮に人が通りやすい様に片付けたとしても、毎年同じことは繰り返されるわけですし、国立公園内ですから、むやみに片付けられないという事情もありそうです。
先述のガイドツアーは早朝に行われたのですが、観光シーズンになりますと、日中でも行われるみたいです（現在は多分、新型コロナウイルスの影響で中止若しくは大幅に縮小）。
また、この様に流木等で足元が非常に悪いので、出発前に長靴に履き替えますし、女性はズボンでの参加を求められます（男女共に長ズボンが必須かも知れません）。
5:38で、アーチからぶら下がっているのは鉄筋です。ここも含めた旧士幌線の廃線跡は、鉄筋コンクリートで「枠」を作った中に砂利を詰め込む工法がとられているとのことです。これがもしも現代の様に全てコンクリートで造られていたら、崩壊はもう少し抑えられていたかも知れません。
ガイドさんの話では、この橋梁跡は冬場に出現した際に昼間は氷が溶けてコンクリートに染みこみ、それが夜間の厳しい寒さ（内陸部ですので－３０℃以下になることもあります）で凍ることによってコンクリートを破壊し、 それが一冬の間に毎日の様に繰り返されることによって他の橋梁跡よりも何十倍もの早さで崩壊が進んでいるとのことです。あと、北海道東方では度々大きな地震が発生しますので、それによって崩落することもあるとのことです。
アーチが崩落した場合、バランスを失って他の部分に影響を及ぼすのか、それともそこだけで持ちこたえるのかは、何時崩落するのかも含めて全く分からないそうです。
この橋梁跡については、保存のための修理を行って欲しいという意見もあるみたいですが、それを行ったところで、この厳しい環境では元の木阿弥になる可能性が高く、寧ろ、このまま崩れ去っていく様子を見届けたいという意見が大勢を占めています。
ここから国道２７３号線をもっと北（十勝三股方面）へ進みますと、第六音更川橋梁跡があります。こちらは、帯広側が崩落していまして、橋全体が崩落するのも時間の問題と思われます。写真を見た限りでは、帯広側の橋脚の根元が川の流れによる洗掘で削り取られ、橋の重さに耐えられなくなったと推測されます。
話が飛びますが、この橋梁跡みたいに「崩れ去っていく姿」を展示している彫刻が札幌市南区の「芸術の森」にあります。それが、砂澤ビッキ作の「四つの風」です。これは、最初は彫刻が施された４本の木柱だったのですが、今の時点では１本しか残っていません（もしかしたら、全て倒壊してしまった可能性もあります）。ですが、作者の「風雪という鑿によって、この作品は完成する」という遺志を引き継ぎ、倒壊した３本の木も撤去せずにそのまま放置されています。こちらは材質が木ですので、長い年月をかけて自然へ還っていきますが、タウシュベツ橋梁は瓦礫の山が残され、それが湖水によって下流へ流されていくということになるのではないかと思います。
私としましても、落ち着いたらまたここへ足を運びたいのですが、仮にその時までにアーチが崩落してしまっても、「ありのままの姿」を目に焼き付けていきたいと思います。
旧国鉄士幌線のタウシュベツ川橋梁
このタウシュベツ川橋梁は1939年に
完成した鉄道橋梁でした。1955年に
タウシュベツ橋梁を含む旧線区間が
廃止されて新線に切り替わりました
タウシュベツ川橋梁は廃止後も残り
2001年に北海道遺産。2010年には
準鉄道記念物に指定されていますが
橋梁の状態は極めて良くありません
タウシュベツ川橋梁が姿を消す日が
近づいているのでしょう。
１か月前の士幌線の旧線跡地のことですが、かつては山に面した大回りだったのかな。糠平湖人工湖で水没しているのに見えるのがすごいですね。古代の水道橋みたいですね。見てみたいです。朽ち果てる前に。以上です。
生きてる間に1度は行きたい廃線跡
かなり崩落が進んでいるので、繋がっているうちに是非っ！
語源のタッ・ウシ・ペッ(白樺のたくさんある川)の通り木々か生い茂ってますね。
見に行きたいのはヤマヤマですが到達難易度はなかなか高そう。
久々に拝みました。ありがとうございます。ゲートができるまで何度かレンタカーで出かけました。数年前にそろそろ、、という声は聞きました。映像を見ると本当に何年もつでしょうか。糠平からツアーでなければ徒歩かと思いましたが、あそこを一時間位歩く気分ではありませんね。車の時も狐はもちろん、鹿さんが何故か奈良のようにお辞儀しながら近づてきたし。
あとダムサイト自体とそこへの接続道路も大丈夫なのかと不安になります。
ひろりんさんへ
・(2021年)８月21日にあなたが近鉄東青山駅の周辺を取材された時の動画を拝見した際に、私も好感を抱くヒゲダンの歌曲｢アポトーシス｣の一節を引用させて頂きました。今回、あなたがこの動画で扱われたタウシュベツ川に架かる石組みの美しい[韻を踏んで言うと端から端まで]アーチ状の橋が崩落の危機(諺なら風前の灯と言うべきでしょうか････)と私も知り、見納め[ヒゲダンさんに歌わせれば｢さよなら｣]なんだなあと覚悟を固めた次第です。(古臭いですが、強敵に攻め込まれ降参に至った武士の様な感慨です)
(2021･8･22)
ひろりんさん、おはようございます。
この橋梁、ヨーロッパにある橋みたいですね。
この上を列車が走ってた時を見てみたいです。
この橋梁、いつまでも残っていてほしいです。
日本じゃないみたいですよね～
毎年来てるって・・・いつもながらの行動力に驚きます。
年に数回行くこともあります…
ひろりんさん、他の動画で分かりましたが、道内在住というわけでもないのに毎年ですか。何か超越した人のように感じます。
ひろりんさんへ
・レンタカーを活用されて、士幌線の跡を訪ね取材されるという行動力に私も感服です。私も、平成の末期にやはりレンタカーを使い青森県大間町等の観光に自ら運転しました。
ここの林道はもともと、もうちょい先にある温泉(野湯=さわと温泉=旧熊谷温泉跡)が、オフロードライダー中心に人気のあった道でした。勝手に建てた入浴小屋が行政の逆鱗に触れて全部サラ地化されたのちに、この橋のブームが訪れました。
さわと温泉何回も入りましたけど、ゴミ捨てる輩がいるので、ヒグマ出ちゃうから、撤去されて正解です（笑）
@@山びと源 私も通算4-5回ほど訪れました。ほぼ毎回一人占めで入浴時にタブったことはありませんでした。当時はオートキャンパーなる輩は皆無でしたが、行くたびに林道をすれ違う車やバイクが増え有名化している雰囲気。飛び出す鹿にはさんざん悩まされましたが、熊は結局一度も会わずでした。
2013/2017/2019年のGW前後、地元NPO法人さんのガイドツアーに参加して訪問したことがあります。今年も5月下旬にツアー参加予定だったのですが、例の件でツアーが開催できないとのことでした。年々崩落が進んでいるので、来年の今ごろはメガネの一角が崩れるかも知れませんね。また世の中が落ち着いたら行きたいです。今現在の姿が見られて良かったです、ありがとうございました。
昨年と比べてもかなり崩落が進んでいるように感じました。次の水没、凍結で崩れてしまうかも知れませんね…
すごい、すごい動画、ありがとうございます。胸にグッときちゃいました。
天気が悪かったのがちょっと残念でした。
僕10年前くらいにここ訪れました。ほんとあと数年で無くなっちゃいそうですね（崩落する）…
持ってあと数年でしょうね…
寒い中撮影お疲れ様でした。
まあ当日の気候もそうですが、過酷な気候故、崩落は時間の問題でしょう。
右半分だけ残ってる状態に次回はなってるかも…
崩落したとしても私はまたここに行くでしょう。
士幌線は廃止前に行かれなかったんですが、糠平湖へは何度か行きました。風景もよくて、いいところですよね。
いいところですね～
オッサンだから1986年に乗ったよ(なので糠平～十勝三股は代行バス～私の唯一の列車以外の乗りつぶし区間～)😉
このコンクリートの劣化具合は古代ローマの建造物並みだそうで60年で2000年以上に相当する過酷な環境に晒されてるというわけです
何回見ても、、、なんと言うか幻想的というか、、、糠平までならわかる気がしますが当時は三国峠を越えて上川方面まで貫く計画だった事に驚きがあります。タウシュベツは時間の問題かもしれませんね、、、
繋がっている間に行けそうにないなあ…貴重な映像になっていきますね。
ちなみに、主さんのアイコンのキャラクターって何ですか？何度も見るうちに可愛いなあって思い始めてきました☺️
繋がっているうちにまた行きたいですね。
アイコンは「まちカドまぞく」の千代田桃です。
数年前に、もうすぐ崩落しそうだという情報を得て慌てていきました。が、今のところぎりぎり大丈夫のようですね。ここは保存できない事情もあるようですが、近代化遺産として保存してもいいのではと思ったり。毎年行かれているなんて驚きました。
橋が見えました的なところで一瞬「何処？」っておもった
線路跡からだと位置的にちょっと分かり難かったですね
橋の中身が見えてるのかな今にも崩れそうでしたね
この橋を知ったのは某アニメ映画のワンシーンにここがモデルの橋が出た関係でしたが
今年は水没が早いみたいですね。
タウシュベツ、何とか保ってますね。
今年は水没が早いですね。
見られるのは夏くらいまででしょうか。
おぉ遂に来ましたね北海道鉄道遺跡トップレベル。
今はガッツリゲートが閉まってるんですね。この糠平三股林道自由に入れる頃に2回は通ったのかなぁ。それなのに橋の袂には行ってないという😥 1:05お、歩き動画。この歩いてる倒木だらけの部分が線路跡なんでしょうかしら？ 5:24かろうじて崩落は免れてるけど時間の問題ですね。来年はもう😭… 動画と静止画織り交ぜが絶妙なのかもしれません。
毎年行かれてるんすか！凄い！
ひろりんさんなら、毎年の状況を並べて比較できそうですね♪
もぉ崩れ出したら早いでしょうね(泣)
本当、時間の問題かと(鬱)
雪に水に、よくここまで耐えてくれたと思いますよ★
年に何度も行くときもあります…
そのうち比較動画でも作ってみますかね～
@@hiroring0323_2 さん
そーすね！
『オッフ！』になったら経歴並べてみたら如何すかね♪♪♪
林道閉鎖前に実際に見たことあるけど、こんな橋の上を蒸気機関車が走っていたのか、橋って丈夫なんだなと思った。
いよいよもう本当にヤバいですね。。。
今年はもう沈みかけなので、冬を越せるか心配です…
アプローチルートの倒木は、湖底に沈むエリアだからでしょうか。整備された観光地とは違う、危険を伴う廃墟・廃線趣味の世界だな、という感じです。
橋梁自体は、もう限界ですね。あと1年、長くても2年でしょう。
ここを列車で通った機関士や乗客は、もうかなりの高齢でしょう。可能ならお話を伺いたいものですが、記憶も曖昧でしょうね。
せめて、このような記録が永く残ることを願うばかりです。
バリバリのヒグマ地帯だからな！
この林道と岩間温泉の林道で、ヒグマ見たけれど、川とか湖の近くは、水飲みに来るから、マジヤバイよ！
五年前にNHK-BSで放送された時からかなり崩落が進んでますね。
ここ数年で結構崩落が進みました…
久々の動画ですね。静止画も動画も素晴らしいのがひろりんさんのチャンネルだと思います。
悪天候の中、探索お疲れ様でした。林道を抜けて湖に出る展望は天気が良かったら
凄い構図になったと思います。来年あたりは一部崩落かもと言われていますがどうでしょうか…
ここは冬も景色が素晴らしいんですよね～
昨年と比べても崩落が進んでいるので、来年には中央部は崩れてしまいそうな気がします…
先月訪問しました。映像より確実に崩落が進んでます
私も今年は5月に行ってきましたが、昨年よりも崩れていましたね…
タウシュベツ橋だけは「おっふ！」になって欲しくない・・・。
でも中央部はもう１～２年内って感じですね。
中央部は辛うじて繋がっている感じですね…
来年あたり「おっふ・・・」になっていなければいいですが…
動画を興味深く拝見しました。ありがとうございます。
ただあらためて、線路付け替え前の、タウシュベツ橋梁を列車が走行している映像は、やはり現存していないのかなぁ、とふと思いました。
昭和30年にここを含む旧線は廃線になっていますからね。ここの現役時代は私も何度か写真を見たことがある程度です。
@@hiroring0323_2 貴重な写真ですね。持ち主にお願いして、アーカイブするべきですね。
私もひろりんさんの動画で橋を見守りたいと思います。
次に訪問するのは来年ですね。
どうなっているんでしょう…
来年のGWに行こうかしら
小学生の頃から気になっていたので
GWだと渇水期で全体が見えるのでいいですよ～
@@hiroring0323_2 絶対いきます！（確定）
今年９月あたりに行こうと思ってますが沈んでいると思われますが、行ってみたいです🚙💨💨
今年は水没するのが早いようですね。
もうほとんど沈んでしまっているようです。
動画を見て、今年の冬に見に行こうかなと思いました(^^)
タウシュベツ橋梁は、何か惹かれるものがあります。
冬のタウシュベツ川橋梁もいいですよね～
立ち入るのに許可が必要になってから行ってないですが明らかに当時より崩壊が進んでいるように見えます。
崩壊したら行ってみようかな？
今年で最後と言われ続けて数年経ちましたが、そろそろ限界っぽいですね…
おそらくいった日は1.2のどちらかですか？
4/30に行きました。
こんなに倒木があったらそりゃあ通行止になっちゃいますね・・・
そうなんですよ…
歩いて行くのも大変でした。
ゲート前からのスタートとのことでしたが、ゲート内には立ち入っても大丈夫だったのでしょうか？
それか、許可を得て撮影している感じですか？
営林署から林道の通行許可、入林許可を得て撮影しています。
@@hiroring0323_2 そうだったんですね、やはり、警察署に届け出を出さないといけない程の危険地帯なのかもしれませんね。
@@gogo9043
ゲートに鍵が掛かっているので、許可を取らないと入れないんですよね。ヒグマの出没地帯ですし…
一般の人はツアーに参加するのが無難ですね。
@@hiroring0323_2 まだ「タウシュベツ橋」なんて名前で知られてない頃行きましたが、ゲートなんかなく、普通に糠平ダムまでセダン車でスルーできました。荒木の転がってるとこまで車横づけできました。
@@gogo9043 危険地帯というよりは、タウシュベツ橋があまりにも有名になって通行車両が増えていろいろ問題になったってところがあるかもしれません。ここいらは熊より鹿の巣窟なので、そっちの方が怖いですね（飛び出し衝突）
凄い所ですね。名前がロシアの土地の感じですね。
凄い場所ですね～
アイヌ語由来の川の名前なので、北海道っぽいです。
今流行らなくていいアレのせいで林道ゲートの鍵貸し出し休止中みたいです
ツアーも楽観的に見ても二十日迄は無い模様
橋が無事？な内に解除されると良いのですが
2019のGWにNPOのツアーで橋を見物しに行ったのですが、現場にはツアーとは別の個人客が早朝既に居まして「一週間ほど鍵を借りている。鍵貸し出し待ちの人たちの顰蹙を買った、、、」とかいう立ち話がさりげなく聞こえてきました。マナーが足りない人が増えてきているのかも知れませんね。
旅行添乗員の仕事をしている友人が「糠平湖は本当に出る」と言っていたが
本当に出るのだろうか？
出るらしいですね…
今は解体されましたが、糠平にあった大雪グランドホテルは出るという話を聞いたことがあります。
そういえば戦前・戦中に作られたコンクリート橋梁の中には、常紋トンネルのようにタコ部屋労働で死んだり働けなくなった人を人柱として埋め込んだものがあると言われています。もしかしたら…?
時間の問題ですね・・・( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
ですね…
( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
今の状況だと崩落するまで時間の問題でしょうか。
もっても数年でしょうね…