なぜ高気密高断熱住宅が『暑い』?プロが教える失敗回避法
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- เผยแพร่เมื่อ 13 ต.ค. 2024
- せっかくお金をかけて高気密高断熱住宅にしたのに、暑い…
家づくりでそんな思いをするのは嫌ですよね。
今回は、正しい高気密高断熱住宅を建てるコツを、お伝えさせて頂きました。
注文住宅で賢く家づくりをしたい人は、ぜひご覧下さい。
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■伊藤孝修のプロフィール
昭和58年学校を卒業後、大手ゼネコンに就職。
公共工事や、マンション建設など延べ100件以上の案件を経験。
ゼネコンに務めた後、家業である土木業にて
外構エクステリアやガーデニングの工事に携わる。
平成に入り、家業を国松工務店として法人化。
自身の保有する資格で、一級建築設計事務所を設立。
マンションの大規模修繕のコンサルティングを始め、
1000世帯以上の住まいの悩みを傾聴させて頂いた。
令和になり、不動産会社を事業承継。
TH-camで家づくりマイスターとして
『賢者の家づくり』を発信中。
チャンネル名:賢者の家づくり「はじめて家を建てたい人が賢く選択できる方法」
運営:株式会社 国松工務店
愛知県名古屋市中川区好本町2-19
#注文住宅 #家づくり #名古屋
6年前にダクトを使わないで全館空調ができる建物を建てました。その建物を自分で設計しました。建築士ではないのですが、工学博士なので自分でやろうと思った。法的なことは建築士に任せるが、構造設計は工学なので勉強すればできる。参考にしたのはツーバイフォーの構造設計手法で、その考え方を在来軸組に応用しました。耐力壁の下に耐力壁を作る壁直下率や建物四隅に耐力壁を作ることでした。間取りも2階から先に設計して、2階壁の下に1階壁を造ることを意識して設計した。だから外観は窓の下に窓があるツーバイフォーの建物に似ています。
それでいて室内建具が全て引き戸なのです。引き戸を開けたり半開きにすることで全館をワンルーム化する。そのことでダクトを使わない全館空調になる。そして、キッチンの冷蔵庫の上の天井に小さな吹き抜けガラリを作った。階段と吹き抜けで空気の循環を良くするためです。トイレや風呂も開けて置くのに、便器や浴槽が丸見えでは困る。そうならない間取りにする。
建物構造と全部引き戸と空気循環と耐力壁直下率を意識して建物設計するのは難しかった。妥協するのは施主自身しか納得できない。設計が出来たと思っても1週間経つとダメ出ししてしまう。そんなことを繰り返して半年を要した。だから建築会社は全館空調に機械装置とダクトを使うのだと思う。換気は第三種換気にして無駄を減らす。エアコンは1階と2階の原則2台だが、引き戸を閉める居室にはエアコンを付けて置く。エアコンの無い居室にはエアコンのコンセントを設置しておく。
許容応用度計算はできないが、壁量計算は簡単なのでできる。規定量の2.0倍あった。そんな等級はないが、見なし4級相当だ。建物の熱量計算もした。当時はまだ高断熱等級は無かったが、今なら5級弱ぐらいと思う。設計図面は外構と建物の配置図と建物平面詳細図と建物立面詳細図と要所展開図と排水配管図面を作った。軸組構造図はプレカット屋のソフトに任せ、基礎は基礎屋のソフトに任せる。
これらの図面で建築会社の設計陣と揉めることになった。色々な所がオーバースペックだと言うのだ。その建築会社は大手のローコストハウスメーカーでこんな難しい設計は彼らには出来ないと考えて自分で設計したのだ。全部引き戸にしているので引き戸が重なるので、付加引き戸が面倒でドアにしろ。耐力壁が多過ぎる。排水配管が全て独立していて多過ぎる。縦樋が多過ぎる。軒が長過ぎる。営業が間に入って苦労してくれた。このようなことがあるそうだ。○○林業の図面を持ち込んで安く建ててくれと言う施主が居るらしい。
設計と揉めている間にすることがある。安いランクを選んでいるので建材や住設が安物なのだ。そこで性能に問題がある建材や住設のグレードを上げる必要がある。モデルハウスに置いてある物では貧弱過ぎる。樹脂系床断熱材90mm、天井断熱300mm、鶴弥の三州防災平板瓦、トステムのサッシと玄関ドア、ニチハのシールレス窯業サイディング、大建の床板と建具、クリナップのステンフレームキッチンと洗えるフード、パナソニックの人工大理石浴室、totoトイレ、リクシル洗面、1000番台クロス、イナのタイル、などを確定して本契約した。
宅地と自己資金があるのでわがままを通せたと思う。十分に時間を掛けたから出来た。エアコンや照明やアンテナやブランドや冷蔵庫や洗濯機などを完成後に家電量販店でやらせた。また、外構も設計していたのでネット業者にやらせた。全館空調も冬はエアコン1台で暖かい。複数エアコン方式は除湿と暖房ができる。壊れても簡単に取り変えができる。建築総額は大手ハイコストハウスメーカーの半額以下と思う。
吹き抜けは夏は有利だと思いますが、冬は暖気が二階に逃げて一階が寒くはなりませんか?
そもそも高気密だとその理論が破綻していますかね?
あと吹き抜けは防音性が無さ過ぎてちょっと嫌厭していますが、認識を改めた方が良いのでしょうか?