いしだあゆみ [ ブルー・ライト・ヨコハマ ] Victor JVC SX-EX50 (1999) 14.5cm + 2.5cm SPEAKER ダブルバスレフ型 スピーカー 空気録音

แชร์
ฝัง
  • เผยแพร่เมื่อ 27 ส.ค. 2024
  • Windows 10 PC (Straight Out)
    ↓USB Connection
    Amplifier:Nobsound NS-01G
    ↑Recording
    Camera:iPhone 13 Pro (1080p HD/60 fps With Built-in Stereo Microphones)
    1999年頃にVictorから発売されたセパレートシステムコンポ EX-50に付属されていたスピーカー SX-EX50です。MDデッキとカセットデッキはオプションで、ベースはレシーバーアンプ・CDデッキ・スピーカーがセットになっておりVictorはCDコアシステムと呼んでいました。
    当時のEX-50以外のコンポラインナップも贅沢なもので、今でも人気のあるモデルが勢ぞろいです。
    (システムモデル名、スピーカーモデル名の順に)
    ・FS-10 SP-FS10
    ・FS-MD10 SP-FSMD10
    ・UX-T100 SP-UXT100
    ・EX-7 SX-EX7S
    等があります。
    SX-EX50も中身が色々とマニアックで、
    ・アルミセンターキャップ付きダブルドライブ発泡PPコーン14.5cmウーファー
    ・コンポスピーカーには贅沢な2.5cmチタンドームツィーター
    ・ウーファー、ツィーターの音源位置を揃えたリニアフェイズ構造
    ・Victorが「デュアルキャノンダクトシステム」と呼んでいたダブルバスレフ式エンクロージャー
    等、セットコンポにしては箱もユニットも結構なこだわりが見られます。
    【14.5cmウーファーについて】
    まず目を引くのがコーンの表情です。センターキャップというよりはウエイトのような、しっかり厚みと剛性感のありそうなスピンドル切削加工のアルミセンターキャップに、一般的なカーブドコーンとは逆向きのお椀のような形状をした発泡PPコーン。他モデルへの流用がない専用開発ユニットです。
    さらに発泡コーンの裏側には、平面スピーカーでよく見られたようなサブドライブコーンが貼り付けられており、メインPPコーンをボイスコイルとドライブコーンの2点接着で駆動しています。Victorは「ボイスコイルのみの1点駆動よりもメインコーンの変形や歪みを低減し、繊細な高音とグラマラスな重量感ある低音を両立させた新技術」と紹介していますが、上記のように平面スピーカーでは当たり前のように見られた構造で、それ自体は珍しいものでもありません。
    ただし通常の円型コーンへの採用は確かに珍しく、実際コーンはちょっと押したくらいでは変形しない剛性感があります。また剛性感がありながらも、指で爪弾いてもトントンと固有振動の少なそうな柔らかめの音がし、発泡PPコーンの癖の少なさが分かります。PPコーン、加工方法の差なのか発泡コーンでないからなのか、Victor問わずDENONやaiwa等他社モデルでも、経年劣化でパキパキにクラックが入り割れてしまっているモデルもよく見かけますが、SX-EX50のウーファーはそのような個体は見たことがありませんので耐久性も高そうです。エッジもラバー素材ですが、SP-FS1等と同様、今でもしなやかなままで耐久性の高そうなものです。
    【2.5cmチタンドームツィーターについて】
    バブル時代までなら当たり前のように採用されていたチタンドームツィーター。ただし1990年代後半、特に『非』単品スピーカーに採用されているのは非常に珍しいのではないでしょうか?ミニコンポでパッと見チタンドームに見えるモデルもありますが、大半がフィルムベースのダイアフラムにアルミ蒸着加工されたもので、チタンやアルミの純素材ではありません。本機ユニットはフレームはさすがにプラ素材なものの、磁気回路はそれなりに大型のものでコンポスピーカーにしては必要十分なレベルです。
    【エンクロージャー(BOX)について】
    表面から見ただけではただのツインバスレフポートにしか見えない本機。ただしBOX内部には前後を分ける仕切板があり、2つのチャンバーに分けられています。仕切板には中心より少し上に一か所、丸型の穴が開けられています。ユニット真裏をメインチャンバー、奥をサブチャンバーとすると、外から見えるツインバスレフポートはメインチャンバーは素通りし、奥のサブチャンバーまで伸びています。冒頭概要のようにVictorは「デュアルキャノンダクトシステム」と呼んでいますが、要はダブルバスレフ式です。当時Victorは他の大型コンポにも「デュアルキャノンダクトシステム」を積極的に採用していましたが、今日ダブルバスレフ式の市販完成モデルは皆無です。
    【音について】
    このサイズのスピーカーからは想像できないような野太い重低音が響き渡ります。14.5cmウーファー、エッジ両端迄の実効直径はたった12cmしかありませんが、体感20cmウーファークラスのような重量感のある低域が出ています。もちろんそれら大口径ウーファーと同等の歯切れの良い低域ではなく、正直若干の緩さ、また通常のバスレフ式とは違うダブルバスレフ式独特の膨らむような響きも感じます。吸音材も天面側と底面側に異種素材の吸音材が少し貼られていますがそれ以外は0で、バックロードホーン式のように積極的に響かす設計なのも明らかです。この癖が嫌いな人にとっては「緩い低音が響いているだけ」という微妙な印象になりかねませんが、専用ユニットを開発し、敢えてマニアックな構造を選んだメーカーの心意気が好きな人はかなりハマりそうなスピーカーです。私も低域に関しては後者の一人です。
    チタンドームツィーターながら全体の音づくりも柔らかめで、耳に刺さるような不快な音は出しません。その上でハードドームらしいクリアさもあるのですが、一つ「あともう少し」と感じたのはウーファーとツィーターの繋がりの部分で若干雑さを感じた点です。ただしこれに関しては、ユニットはそれぞれ基本性能は良い方で、ウーファー直結裸聴きでもなかなか素直に高域まで伸びていましたので、ネットワークを追い込めば激変しそうです。残念ながらコイルやツィーターの電解コンデンサ等のネットワーク一式が、スピーカーターミナル裏側に大量のホットボンドでべた付けされていたために今回そこまで触っておりませんが、この部分を改造するだけでも激変するのは間違いないと断言できます。非常におもしろいスピーカーです。個人的には見た目はより高品位な同期モデル、SX-EX7SよりもずっとVictorらしさや鳴りっぷりの良さが感じられて好きです。

ความคิดเห็น • 8

  • @yasudan7690
    @yasudan7690 3 หลายเดือนก่อน +2

    このスピーカービクターなのにケンウッドみたいなデザインなのは何でだろ?と思って入手した。
    聴いてみると凄く低音が出過ぎている様な、どうしてかな? と思って内部を観察した。
    箱の後ろの4㎝位を中板が仕切っていて、3㎝位の穴で箱の前の空間と繋がっている。
    上記の仕切り板の下方に2.5㎝程度の穴が2個開いて前面バッフルからの2本のバスレフポートに接続している。
    もしや、これは幻のダブルバスレフではないか! 床置きだと低音強過ぎで超ブーミー。
    台に乗せると改善して、でもまだ低音過多気味。 そこで、ダブルバスレフの動作を検証。
    メイン室 + 後ろのサブ室の総合容積とバスレフポートで40Hz辺りを重低音共鳴させて、
    途中の70~80Hzの低音域の非共鳴の谷を、後ろのサブ室とバスレフポートで共鳴させて平坦化。 全体では70~80Hzの低音抜けの無い重低音再生が出来る。
    両方共に共振過多なので、音を確認しながら少しずつ元の1/4~1/3程度の吸音材を追加した。
    低音で中高音がマスクされなくなったのでボーカルが前に張り出してきた。
    でも、まだボーカルの明瞭度が足りない。そのうえ高域がきつい感じ。
    どうやら、ウーハーをお椀型の逆ドーム形状にして高域を分割振動で減少させて
    LPFは0.39mHコイルだけの-6db/octでコストダウンしている為かも?
    一方HPFは0.22mHコイル+2.7μHの-12db/octで-3db-CutOFF=6.25kHz(-6db-Xover=4kHz程度?)
    LPFとHPFの総合Xover=5kHz程度かな? このウーハーで5kHzは微妙な高域。
    センターのアルミ平板キャップが怪しいので、シンナーで剥して確認すると、
    何と裏にゴム板の振動防止兼重りが接着してあった。
    この重りとコーンの分割振動で高域を低減させているのに、中高音まで発音させているので解像度が悪い。
    改善の為、軽量で剛性の高い厚みのある紙製の3㎝のセンターキャップを入手して、
    飛び出したセンターボビンとPPコーンの両方に接着してコーンの強度を高めて分割振動を抑制。
    その代り、LPFに15μFコンデンサを追加して-12db/octにして、-3db-CutOFF=2kHz(-6db-Xover=2.65kHz)
    HPFも0.22mHコイルとPPフィルムの10μFコンデンサに交換して-12db/octで-3db-CutOFF=3.3kHz(-6db-Xover=2.65kHz)としたが高域のレベルが高過ぎなので、HPF前に4.4Ωとツイーター前に2.2Ωを追加して、レベルを-6db=1/2に低下させたら高音が少し高め程度のバランスになった。
    でも、チタンドームは共振気味なので、うるさく感じる。
    丸く切って周辺に切り込みを入れたティッシュペーパーをオリーブ油に浸してドームに貼り付けた。気のせいか高域が大人しくなって静かになった様だ。
    LPFも共振防止の為に追加のコンデンサ15μFとGND間に直列に1.1Ωを挿入した。
    このスピーカーはスペーサーでウーハーを前方にシフトしてツイーターと位置合わせているのでツイーター接続は逆相にした。
    なお、LPFとHPFの定数等を調整して2kHz~3kHz辺りのレベルを2db程度盛り上げると
    ボーカルが明瞭になって音が綺麗に成る。チューニングの技です。

  • @yasudan7690
    @yasudan7690 3 หลายเดือนก่อน +2

    自分好みに改造した結果、かなりの低音再生をこの大きさの箱で実現して、ボーカル再生も良くなって満足レベルです。
    ヤフオクで千円で綺麗なお品が出品されて誰も入札しないのでそのまま落札して、オリジナルとの比較用に持っています。 なお、吸音材チューンはしておきました。
    まあ、大きさで誰かを驚かすには、パイオニアのエッジレスと双璧かなと思います。
    ビクターにしては尖った音質で異色の存在ですね。
    でも、ビクターの SX-500 DOLCEIIやオンキョーのD-500やダイヤトーンのDS-300VやDS-500と比べてしまうとやっぱりミニコンポって感じかな。 悪いと云っている訳ではありません。
    D-500もリヤバスレフの筒を6㎝位延ばすと更に重低音出て凄く良くなります。
    ボーカルだけ聴くにはKENWOODのLS-K731-Bが極小ながら解像度が高くてそれなりの低音も出て良いですね。近くで聴くには最適かもです。低音用ウーハーで補助すれば更に良い音出そうです。

    • @retro-minor-speakers
      @retro-minor-speakers  3 หลายเดือนก่อน +1

      ご無沙汰しております。
      先にいただいたコメントからすべて大変興味深く拝読いたしました。まさかウーファーのセンターキャップ裏にさらにラバーウエイトまで装着されていたとは…。
      このスピーカー、設計者の(良い意味での)変態ぶりが具現化されていますよね。今の時代ミニコンポ用スピーカーどころか、ボリュームゾーンの単品モデルでもここまで個性的なモデルは皆無ではないかと思います。一方で私も感じましたが、おっしゃるように色々詰め込みすぎて煮詰めが甘いですよね。ただ惜しい点・短所が比較的わかりやすいので、追い込むと大化けする予感はしておりました。もちろんおっしゃるようにSX-3をルーツとしたロングセラー兄弟のSX-500系やダイヤのDS-500に比べるとその通りですが、ミニコンポ用、また今どきのペア数万程度のモデルと比べると、今でも十分個性的でおもしろいモデルに感じました。
      LS-K731は私も以前持っていましたが、ニアフィールドでも音にまとまりがあって解像感も高く、低域もサイズを考えると良く弾み鳴らしやすい良いモデルでしたね。しいて言えばもう少し音に厚みが欲しいところですが、あのコンパクトサイズであれだけ丁寧に鳴ってくれれば十分に感じました。KENWOODモデルながらユニットもBOXの造りも出てくる音もVictorそのもので、わざわざKENWOODブランドで出さなくても自社ブランドモデルで出せばよいのにと思っていましたが、当時の似たサイズ、BOX等の造りも似たウッドコーンモデルとバッティングするために、敢えてKENWOODブランド専用モデルにしたのでしょうね。
      ところでもう手放しましたが、SX-EX7Sだけはどうセッティングしても繋がりも悪くツィーターも鼻につくまとまりのない微妙な音で、色々良さを見つけようとしたのですが結局最後まで良さが分かりませんでした。SX-EX50のプラ化粧板&塩ビシート外装BOXと比べるのも失礼なくらい贅沢な、チェリーウッド無垢材&仕上げも贅沢なBOX。さぞかしうっとりするような美音が出るかと思いきや、鳴らした瞬間「ナニコレ?」 ユニットがお粗末すぎて当時初めてVictorの悪意を感じました(笑) 人それぞれ好みも違いますが、「SP-FS1をそのままスケール感豊かにした音色かな」と期待して購入された方も多いはず。ですが鳴らした瞬間、硬くて突っ張ったようなウーファー(もちろん入手当時は発売数年でエッジ硬化等もありませんでした)に繋がり悪く鼻の付くツィーターに絶句したのを今でも覚えています(笑) ウーファーユニットもエッジワイズボイスコイルを謳っていましたが、取り立てて力感がある訳でもなく、なら解像度追及モデルかと思えばそうでもなく、どこを目指して開発したのか分からないモデルでした。LS-K731やSX-L33 MK2、SP-FS1、SP-UXT150のみならず1960~1970年代のVICTORのモジュラーステレオ用スピーカーも好印象なモデルが多い中、EX7Sだけは今でも「なぜあれを発売したのか?」と疑問に思い続けています。個人的にSX-EX50のように、たとえ完璧ではなくても音に個性があって化けそうな雰囲気のあるスピーカーは嫌いになれないのですが、EX7Sだけは、もう最初から豪華な箱でユーザーを釣る悪意さえ感じられるような音で、いまだに好きになれません(笑)
      とここでふと思いましたが、SX-EX7SのBOXにLS-K731のユニットやネットワークをそのまま移植すると(LS-K731オリジナルより良くなるのかorそうでもないのかは未知数ですが)少なくともSX-EX7Sオリジナルよりは軽く数段階以上良くなりそうです。機会があれば実験してみようと思います。

    • @yasudan7690
      @yasudan7690 2 หลายเดือนก่อน +1

      @@retro-minor-speakers 様
      ご返事ありがとうございます。
      この箱にはウッドコーンが似合いそうですね。
      Parc Audio のユニットが良いかもです。
      因みに、Parc Audio の設計者兼社長さんはJVCからSONYに移籍してその後独立されたそうです。 私はソニーのデジタルオーディオ黎明期のPCM-1やPCM-F1やそのLSIから⊿Σ D/AやA/DやサンプリングコンバーターLSIやフルデジタルアンプICまで色々開発した者ですが、所謂OBです。
      LS-K731のユニットは11㎝口径らしいので、SX-EX7SのBOXは余裕が出来て低音が豊かに成るかなと思います。
      バッフルの穴が大きいので埋めたりアダプターが必要かも知れませんね。
      折角の無垢板が残念かもです。
      他の人もどんより音でスキャンスピークのウーハーに改造した様ですが、ツイーターの飾りパネルはそのまま利用している様です。
      なお、箱の設計は以下のURLが便利です。
      ★バスレフポートがダブルなので穴の直径のルート2倍=1.4倍として共振周波数を計算してポート長を延長するかどうか決めて下さい。
      設計用のサイトのURLは以下の通りです。
      www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/bassreff_canvas.htm
      なお、なぜか IEで開かないと部分選択コピーや部分印刷できません。
      Webエリア選択してコピーは他のブラウザでも出来そうです。

  • @mmwellage
    @mmwellage 4 หลายเดือนก่อน +1

    とても良いVocalだと思います。

    • @retro-minor-speakers
      @retro-minor-speakers  4 หลายเดือนก่อน +1

      コメントありがとうございます。
      比較的新しい時代のモデルながら、私も昭和の歌謡曲にもマッチするように感じました。

    • @mmwellage
      @mmwellage 4 หลายเดือนก่อน +1

      付帯音が付かない素直な歌声が
      とても好みです♪

  • @adrianoamatucci989
    @adrianoamatucci989 4 หลายเดือนก่อน +2

    Molto limpido.