柳田國男を魅了した100年前の琉球・沖縄とは!?【柳田國男『海南小記』徹底解説・前編】
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- เผยแพร่เมื่อ 25 ก.ค. 2024
- 柳田國男が魅了された、琉球・沖縄。
彼の不朽の傑作として知られる琉球紀行『海南小記』は、日本民俗学や日本の琉球・沖縄研究に大きなインパクトを与えました。
『海南小記』の旅路を辿りながら、その重要性を紐解きます。
後編ではさらなる離島に南下していきます。こちらからどうぞ!
• 日本人の起源を辿る、柳田國男琉球の旅路とは?...
00:00 冒頭
00:53 貴族院書記官長、辞職、徳川家達との確執
01:58 朝日新聞入社、『海南小記』誕生
03:14 旅のはじまり:保土島へ
04:50 『海南小記』の目論見
05:51 ビロウ、九州本島最南端での様子
06:58 琉球弧
07:30 笠利岬と宝島の間の民俗の境①:頭上運搬、額運搬
09:24 笠利岬と宝島の間の民俗の境②:ハジチ
10:36 ハジチとは
11:06 各島々のハジチ
12:22 ハジチの模様の意味
12:53 ヤスコ(ばつ印・斜め十字)、水引
13:43 阿也都古
14:37 黥面文身土偶、魏志倭人伝
16:04 奄美大島へ
16:27 ノロ(能呂)
16:56 「セイヲオク」とは
17:57 沖縄本島へ
18:32 沖縄の言葉:日本の古い言葉・語法が残る
19:52 伊波普猷、『おもろさうし』、柳田の激励
21:24 山原船
22:24 船に対する信仰:樹木信仰、女性の霊力を重視
23:22 御嶽とは
25:00 斎場御嶽
25:29 久高島、イザイホー
26:49 エンディング
■参考・引用文献, 論文
石井正己編『沖縄文化論集』KADOKAWA, 2022
池澤夏樹編集『日本文学全集30 日本語のために』河出書房新社, 2016
池間栄三『与那国の歴史』池間苗, 1980
伊波普猷『「おもろさうし」選釈 オモロに現れたる古琉球の文化』慧文社, 2015
岩田重則「柳田国男の天皇論 −民族・稲・沖縄−」『比較民族研究』1992-6
上江洲均著『沖縄の暮らしと民具』 慶友社, 1982
岡本恵昭『宮古島の信仰と祭祀』第一書房, 2011
小原一夫「南島入墨考」『日本民俗文化資料集成 第九巻 南島の村落』三一書房, 1989
喜舎場永珣『八重山民俗誌 上巻』沖縄タイムス社, 1977
木藤亮太, 絓秀実『アナキスト民俗学 尊皇の官僚・柳田国男』筑摩書房, 2017
桐生眞輔『文身 デザインされた聖のかたち』ミネルヴァ書房, 2019
斎藤成也編『最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生』秀和システム, 2020
酒井卯作『柳田国男と琉球――『海南小記』を読む』森話社, 2010
阪井芳貴「昭和戦前期の本土における沖縄芸能の受容」『名古屋市立大学 人文社会学部研究紀要』2005-19
篠田謙一『人類の起源』中央公論新社, 2022
篠田謙一『新版 日本人になった祖先たち DNAが解明する多元的構造』NHK出版, 2021
島袋盛世『沖縄語をさかのぼる』白水社, 2021
高藤武馬「沖縄と柳田国男」『沖縄文化研究』法政大学出版局, 1974
高山純『縄文人の入墨』講談社, 1969
谷川健一編集「民衆史の遺産 第14巻」大和書房, 2019
谷川健一「柳田国男の民俗学」岩波書店, 2001
辻陽介「タタゥが記録するもの−琉球ハジチの復興と継承」『STUDIO VOICE』2018-412
豊見山和行, 高良倉吉編『街道の日本史56 琉球・沖縄と海上の道』吉川弘文館, 2005
並松信久「柳田国男と沖縄文化」『京都産業大学日本文化研究所紀要』2019-24
野村純一ほか編『柳田國男事典』勉誠出版, 1998
波照間永吉「沖縄のウタキ」『非文字資料研究』2018-16
原口大輔「徳川家達と柳田国男−「河井弥八日記」から見る柳田辞職問題−」『史淵』2016-153
比嘉春潮『比嘉春潮全集第4 評伝・自伝篇』沖縄タイムス, 1971
平井芽阿里『宮古の神々と聖なる森』新典社, 2012
平井芽阿里『ユタの境界を生きる人々: 現代沖縄のシャーマニズムを再考する』創元社, 2020
真栄田義見ほか編『沖縄文化史辞典』東京堂出版, 1982
松尾恒一「琉球弧における船と樹霊信仰」『国立歴史民俗博物館研究報告』2012-174
民俗学研究所編『民俗学辞典』東京堂出版, 1972
村井紀『南島イデオロギーの発生―柳田国男と植民地主義』福武書店, 1992
柳田國男「阿也都古考」『方言覚書』dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1...
柳田國男「故郷七十年」『柳田國男集 第21巻』筑摩書房, 1997
柳田国男「島の人生」『柳田國男集 第19巻』筑摩書房, 1999
柳田國男「青年と学問」『柳田國男集 第25巻』筑摩書房, 1970
柳田國男『海南小記』KADOKAWA, 2021
柳田国男『南島旅行見聞記』森話社, 2009
山下文武『奄美の針突 消えた入墨習俗』まろうど社, 2003
山本芳美「文様の世界観―沖縄諸島のイレズミに関する一考察―」『政治学研究論集』1996-3
吉成直樹監修『琉球王国がわかる! 神秘とロマンに彩られた魅惑の世界』成美堂出版, 2013
■使用素材
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#琉球 #沖縄 #民俗学
ありがとうございます!
ウチナーンチュです。沖縄(琉球)は違う民族と思っている方がいますが、沖縄は祖語や神話を共有する古い日本人と思っています。他の地域との交流は厳しい時代、日本語がアップデートされずに古い日本語が言葉として残っている事がとても興味深いです。
それにしてもとても分かりやすく、丁寧な動画作成に感謝です。おそらく沖縄の人でも柳田先生の事は知らない方が多いと思います。後編も楽しみです。
興味深いコメントとSuper Thanksをどうもありがとうございます!🙇♀
古代の琉球・沖縄と日本の繋がり、私も興味が尽きません。
ぜひ後編も、そして他の動画もどうぞお楽しみいただければと思います☺
重ねて御礼申し上げます。
そういう事を今の若い子達が都市伝説や陰謀論を乗り越えて真実に突き当たってきているようです。
@@HikaruRussu1972
日本系は辺戸天孫子だと
昔は神ん人達は伝えていたのですが
南洋系は免登武(ミントン)天孫子
だと。
今では話してくれてた方達もなく
聞き取りした琉球大学も何も
言わないのが寂しいですねー
英祖王が日本系
奥様がミントン系と遺伝子解析が
済んで、新聞にも掲載されて
いました。
伝承が本当だったので
驚きました😁
何と高度で真摯な詳しい学術的内容でしょう。
視聴できて幸せです。有難うございます。
ナレーションの方の声、速度、話し方、とても良いです。
温かいコメントをどうもありがとうございます!
とても励みになります。
ぜひ他の動画もどうぞお楽しみくださいませ☺
私が1980年に沖縄で与那国で頭上運搬のおばぁ~と、石垣か竹富でハジチのおばぁ~を、今では貴重な体験でした。ありがとうございます🙏
沖縄の事 知らなかった事 教えて下さり有り難う御座います☺️
こちらこそ、Super Thanksをいただき、どうもありがとうございます!
今後の動画制作に当てさせていただければと思います。
よろしければ次の動画もお楽しみいただけますと幸いです☺
重ねて御礼申し上げます。
魏志倭人伝を読んだわけではありませんが、琉球(または、台湾)に邪馬台国があったのではないかと思っています。それは入れ墨文化があったから。この動画を観ていて、女性が祭事を司った文化といい、受け継がれているのではないのだろうか…、と改めてそんなことを妄想しながら、拝見していました。
今回もめちゃめちゃ興味深いです。コレからの配信も楽しみにしています!
勉強になりました。ありがとう👍️
こちらこそ、ご視聴のほどありがとうございます。
よろしければぜひチャンネル登録いただけますと幸いです☺
琉球の発音が…気になる😂
始まりの所は音楽が強すぎるなー
同じくです。背景の音楽が苦手です。興味ある内容なのに、残念です。
夜中に見てると、周りの空気が変わって異世界に包まれるような気持ちになる。
すごく不思議な動画。
素敵なご感想をどうもありがとうございます。
自分が作りたいものの芯を表現いただいたように感じ、とてもうれしいです。
他の動画もよろしければどうぞお楽しみくださいませ💫
すごく浮遊感のある動画ですね。こういうyoutubeチャンネルは初めてで、母国語で見れる喜びを感じます。素晴らしい動画をありがとうございます。
これからも楽しみにしています。
@@Tkiv-sy7fp こちらこそ貴重なお言葉をどうもありがとうございます。
とても励みになります。
他の動画、また今後の動画もどうぞお楽しみいただけますと幸いです☺
とても興味深い内容でした
これからも どんどん 発信を
お願いします
チャンネル登録いたします❤
コメント、そしてチャンネル登録もどうもありがとうございます!
こちらこそ今後もご愛顧いただけますと幸いです☺
どうぞよろしくお願いいたします。
外へ出歩く時特に夕方の乳児に
母親の他は誰も見えないよ
犬の子や猫の子に見えるよ
と唾を付けておまじないして
ましたね。
懐かしい。
そのようなおまじないがあったのですね😳
古代にあった呪術的なものが沖縄にはまだ多く残っているイメージがあり、とても興味深いです。
よろしければぜひチャンネル登録もいただけますと幸いです!
他の動画もどうぞお楽しみください☺
とっても面白かったです😊
励みになるコメントをくださり、どうもありがとうございます!
よろしければぜひチャンネル登録もいただけますと幸いです☺
他の動画もどうぞお楽しみくださいませ。
SNSに投稿した文そのまま転載させて頂きますね。
⬇️
えー!柳田国男って官僚だったんだ…😳😳😳!
旅して言葉や風習を纏めて…とかボンボンに違いないと思っていたが。
あと「おもろそうし」の伊波さんに会って影響与えてたんだ~😳へぇ~~!
多分本だけではイメージしづらい物が写真入りで説明されていたので動画で観て凄く凄く良かった!
ハヂチが「針突き」から来ているとか謎に思ってた事も出てきて「へぇ!」ってなった。
ハヂチの模様研究者に「北谷海底遺跡の石版」の解読出来ないかな…なんて妄想しながら観ました。
あとは世界共通だなぁと思ったのは「頭上運搬」や「✕印」のもつ力とか(よく考えたら物を縫ったり留めたりする時に✕にするのが1番封じ込め易いんだろうなとか)
舟は「女性」という意識や舟を造る木の居所▶︎森への信仰とか…
なんか作業しながら聴こうと思っていたけど思わず釘付けで観てしまった(笑)
さ!後半観よっと!
温かいご感想をどうもありがとうございます!
とても励みになります。
他の動画もお楽しみいただけますと幸いです☺
柳田は官僚だったのですね。追い出し工作に遭い、辞めて朝日の記者に。追い出し工作がなければ柳田の功績は無かった訳で、何が幸いするか分からないですね!
1986年八重山の黒島で、チリを捨てるな!と書いてました。本土ではチリ取り でチリは共通ですね
BGM大きすぎない?
史実の羅列である日本史じゃなくて
民俗学的な繋がりの視点が義務教育でもあっていいのになぁ
コメントをどうもありがとうございます。
確かに、そんな授業いいですね!
よろしければぜひチャンネル登録いただけますと幸いです☺
ぜひ他の動画もお楽しみくださいませ。
さとうみつろうさんのTH-camに久高島のノロの方が出演されていましたよ✨
琉球のイントネーションが気になるなぁ
沖縄を表現する内容なら後ろに持ってきて欲しい笑
とても興味深く視聴してます。
民俗学とユング心理学がつながっていくのがすごい面白いです。
ところでエンディングで使われてる曲はなんという曲ですか?
コメントどうもありがとうございます。
いろんな本や研究を扱いたいと思っています。
ラストの曲は、Motion Arrayのフリー音源で、
「FutureAiryPulse」というタイトルのようです!
ありがとうございます!
福岡県の宗像大社。宗像族というネーミングの由来は、胸に入れ墨を入れてたから、という説があったと思います。魏志倭人伝の記述と関係がありますか?
安曇氏の伝承かと思いますが、魏志倭人伝にはそこまで詳細な記述はないかと思います。
ぜひチャンネル登録いただけますと幸いです。
他の動画もどうぞお楽しみください。
倭国の以前は、アマ国ですね、天皇家の性呼び名は(アマ)と聞きました。
海没大陸の東シナ海沿岸部一帯を領土としたアマ国後に倭国。
中国へ文化を、線刻文字
を伝えたアマ国。
沖縄の祭祀文化は滅びずに皇統へと受け継がれて居ます。
全国を旅して、祖先と再会した、何かしら懐かしい思いを感じます。
コメント、また貴重な情報をありがとうございます!
日本に1番最初に編入されたのは、沖縄県と知りました。昔、くばの葉っぱのうちわがありました。おばぁにもハジチありました。またノロで、おもろそうしは暗記していたそうです。 13:09
貴重なコメントをどうもありがとうございます。
クバのうちわに、お祖母様がノロでいらしたのですね…!😳
『おもろそうし』を暗記されていたとのこと、祭祀のことばだからとはいえ、とても心ひかれるものがあります。
『おもろそうし』もいつか取り上げたいと思っておりますので、よろしければまたご視聴いただけますと幸いです☺
司馬遼󠄁太郎も沖縄こそ日本の中の日本。と言っている。日本です!
「琉球国は独立国だった」と言うと、「それなら薩摩の国も播磨の国も出雲の国も独立国だったのか?」と聞かれることがあるが、薩摩の国とか播磨の国とか出雲の国というのは、7世紀の飛鳥時代における律令制のもとでできた地理的概念の国であって、琉球国はその律令制のもとでできた地理的概念の国ではないから同じ国とはいっても「国」の概念がまったく違う。
琉球国は出雲の国や播磨の国などと違って国王を頂点とする王政国家であり、外交権を持つ主権国家でもあった。
琉球国が外交権を持つ主権国家だったことは1854年7月11日にアメリカ合衆国と、1855年11月24日にフランスと、1859年7月6日にオランダとそれぞれ琉米修好条約、琉仏修好条約、琉蘭修好条約を締結したことで証明できる。
ちなみに琉球国とアメリカ合衆国が締結した琉米修好条約は1855年3月9日に米国議会で批准されていて、同日、第14代大統領のフランクリン・ピアースによって公布されている。
薩摩の国や播磨の国あるいは出雲の国などは琉球国のように外交権を持つ主権国家ではなかったから欧米諸国と国際条約を結んだこともなく、他国から独立国と認められていたという歴史的事実もない。
現在の沖縄は近代の一時期まで琉球国という外交権を持つ主権国家であり日本の統治権が及ばない異国だったわけだから、その琉球国を前身に持つ沖縄は日本固有の領土とは言えない。
沖縄県那覇市首里 琉球史研究家
コメントいただき、どうもありがとうございます。
はい、仰る通り、明治時代の琉球処分までは琉球が日本とは異なる国家であったことは誰もが認識しておくべきことだと思っています。
また、柳田や伊波らが掲げた「日琉同祖論」が政治的に利用され、
沖縄を帝国主義が主導する戦争へと巻き込む要素になった側面も忘れてはならない事実です。
琉球と日本、それぞれの人類学的また文化的な「固有」のルーツはどのようなものか、互いはどのような関係性があるのか、もしくはないのか。
今後の研究の進展を待ちたいと思っております。
なぜ琉球を「沖縄」と言うのか諸説あると思いますが、私は「沖の縄文」だと思っています。
縄文時代の高度な文化が沖縄にも有り、北海道を含む日本にもあり、ひいては環太平洋にあったのではないかと思っています。
つまり、その昔、日本列島に縄文人が住んでいた時は「国」の概念がなく、自由に行き来していて、弥生人、古墳人をはじめペルシャ人や中国人や朝鮮人がやってきて、融合国家、大きな和 ヤマト朝廷が成立したのだと思います。
ヤマト朝廷に従わない勢力を 蝦夷とか熊襲とか呼んでいましたが、沖縄までは勢力範囲を広げられなかったから、もともとの縄文文化が残っているのだと思います。
Too loud, too much music!
クバの葉 グババ? 神が宿る葉?
北海道アイヌもいれずみ入れてますよね
はい、アイヌの方々の入れ墨も美しいですよね。
入れ墨の文化の時代や場所の変遷、特に古代に関しては資料に乏しく解明されていませんが興味深いです。
よろしければぜひチャンネル登録もいただけますと幸いです!
他の動画、また今後の動画もどうぞお楽しみくださいませ。
𝓅𝓇𝑜𝓂𝑜𝓈𝓂
琉球特集なのに、鹿児島県奄美群島を持ち出すな。沖縄県のみでやってくれ。