親族役員の退職金と自社株は慎重に対応!オーナー家によってリスクになる?!【事業承継 自社株対策】
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- เผยแพร่เมื่อ 26 ต.ค. 2024
- 親族役員の退職金と自社株は慎重に対応!事業承継をする際、親族役員に対しては慎重に対応しないと、オーナー家にとってリスクになります。事例をつかって解説します。
(※本動画は2020/09/23現在の税法に基づき解説したものです。ご了承ください)
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🔽この動画のあらすじ
実際にこのようなことがありました。
父である社長が急に亡くなり、会社に入社していた長男では時期がまだ早すぎる、ということで一緒に会社を経営していた叔父が一旦、社長に就任しました。
数年が経ち、長男も実績を積み、社内外から認められるようになったので、社長を交代することになりました。叔父も、これでやっと肩の荷を下ろせる、と社長交代に何も不満はありません。実は何度か経営上の判断ミスを犯しており、先代である兄のころと同じような業績を出すことができず、悩んでいたのです。
その後、揉めることもなく社長交代は進められたのですが、叔父の退職金の金額で揉めてしまいました。
長男は叔父の経営上の判断ミスを許しておらず、責任をとってもらう、という趣旨でかなり低い退職金額を一方的に決め、通知、叔父に説明すらありませんでした。会社のために身を粉にして働いてきたのに、と叔父は長男を恨み始めました。
以来、退職したとはいえ、株主でもある叔父は毎年の株主総会に出席します。株主総会といっても、先代の妻、長男、長女と叔父の4人の総会です。
この株主総会で、叔父は議案のすべてに対して、反対の意思表示をします。「配当を増額する」という議案に対してもです。
先代の妻、長男、長女で大半の自社株を持っているので、決議上、会社の経営に問題があるわけではありません。
しかし、このような関係ですから、叔父の自社株を買い取るという交渉を始めることもできませんし、仮にできたとしてもかなり高額な買取価格になることは明白です。
それでは、この場合どうすれば良かったのでしょうか?
一つの考え方ですが、「退職金と自社株はセットで交渉」することが望ましいと思います。
退職金は退職金、自社株は自社株として別々に交渉をし始めると、金額としては単純に「足し算」となり高額な支出につながり易くなりますし、退職のあとで自社株の交渉を始めると、切り出すタイミングもなかなか難しく、「記念に持っていたいから」と手放してもらえる機会を逸することもあります。
「退職金と自社株で合わせていくら」という金額を握ることができれば、お互いにとってのメリットを考えながら、退職金と自社株の金額を決めることができます。
例えば、退職金については、会社では経費にできますし、受け取る側も退職所得として税金のメリットを得られます。ちなみに、退職所得の税金のメリットですが、退職金の税金を計算する際、収入金額から勤続年数に応じた金額を控除し、さらにその1/2に対して税金をかけることになっています。当然、税務署に退職金として認められる範囲での話しですが。
また、自社株については、一部を低額での買取りが可能な持株会に売却してもらうこともできます。初めに金額を決めているため、このように自社株の受け皿を指定することも可能になるわけです。
また、親族が本社ビルの底地を所有しているケースもあります。この底地についても、退職金や自社株と同様、セットで交渉することが望ましいです。
このように「退職金・自社株のセットプラン」を検討する場合には、実務的には細かな検討事項もあります。また、株主構成や会社の状況によって、望ましい対策方法はケースバイケースで異なりますので、ご留意ください。
今回は、事業承継をする際、親族役員に対しては慎重に対応しないと、オーナー家にとってリスクになる、ということを解説しました。
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🔽解説者プロフィール
村井 克行
アタックスグループ パートナー
アタックス税理士法人 代表社員COO 税理士
アタックスグループ入社以来、長い歴史をもつ税務部門において、「会計税務の知の集結と事例の体系化」を確立すべく立ち上げた、「ナレッジセンター室長」を務めた後、現在は、組織再編や相続対策など、最新の税法・会社法の知識を生かした永続企業のための総合的な支援業務に従事。その実務家としての誠実で緻密な仕事ぶりは、多くのクライアントやオーナー経営者から、高い評価を得ている。また、講演、執筆の依頼も多く、専門的な用語を、平易な言葉で分かりやすく解説することにおいても定評がある。
🔽会社概要
■会社名 株式会社アタックス
■代表者 代表取締役 西浦道明
■資本金 3億5800万円
■所在地 東京都千代田区神田神保町1-105
■TEL 03-3518-6363/FAX 03-3518-6366
■事業内容 税理士法人、経営コンサルティング
*事業承継 自社株対策*
事業承継をする際、親族役員に対しては慎重に対応しないと、オーナー家にとってリスクになる、ということを解説します。
毎日通勤中見ております。2月にFP1級の実技試験を控えており大変勉強になります。