【初心者】食べログポエムを書いてみよう【恥しい】
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- เผยแพร่เมื่อ 26 พ.ย. 2024
- 書いてて恥ずかしくなってくるのが、つらかったです。
VOICEVOX:ずんだもん
#vtuber #食べログ文学
小説っぽくなってしまってボツにした初稿も載せておきます⇩
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胡高町 純喫茶マップル
「ごめん今起きた、1時間遅れるわ」ゴリラ氏からLINEが来た。私は絶望した。これで連続3回遅刻ではないか。そんなだからバイト先で毎回クビになるのである。しかもゴリラ氏の自宅からここまで約40分のはず。なぜ20分もプラスされているのか。そんな思いを抱きつつも、時間を潰すために周辺の店をスマホで探す。ここJR胡高駅は、ベッドタウンの近くではあるものの、駅前にはコンビニくらいしかない。しかしスマホの検索結果によると、ここから8分ほど歩いたところに喫茶店があるらしく、そこに向かうことに。店の名前は純喫茶マップル、古いガラス扉を押して店に入ると人の気配がしない。「はて?」。ふと目の前の小テーブルに目をやると、コーヒーメーカーとマグカップが置かれており、隣に「セルフサービス 一杯300円」と書かれた集金箱が置かれている。完全セルフサービスの喫茶店は初めて見た。これも人口減少の弊害だろうか。仕方なく300円を入れて、マグカップを手に取りコーヒーメーカーを操作する。無人の店内に機械が豆を挽く音が響き渡る。ウイーン、ガガガガ。できたコーヒーを持ってテーブル席に座る。無人だがきちんと手入れされているのか埃っぽくはない。オルゴール風の「エリーゼのため」がループ再生で流れている店内。そういえば20年前にゴリラ氏と初めて会ったのもオルゴールが流れる喫茶店だった。バイトの面接に来た私とゴリラ氏。ゴリラ氏は1時間遅刻してきてそのまま落ちてたっけ。そんな思い出に耽っているとゴリラ氏からLINEが。「ごめん二度寝してた、今から家出る」。変わらない彼に少し安堵しつつも絶望に打ちひしがれる私。ちなみにエアコンがなく、コーヒーも麦茶並みに薄かったので、こちらのお店の評価は星1とさせて頂く。
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