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懐かしい棋譜を見ました。この頃のＮＨＫ杯トーナメントは囲碁も将棋も16人制で、放送は一週置きに囲碁と将棋を交互に放送していました。この呉清源九段と梶原武雄九段の対局は一回戦の第一局だったのです。解説は今は亡き長谷川章名誉八段、聞き手は往時の名物観戦記者の三谷水平さんでした。呉九段の猛攻に梶原九段の白の大石が取り囲まれて、あわやのところまで行きましたが、流石は梶原九段、巧妙な活き筋を用意していました。これには解説の長谷川先生も驚いて、「ああ、これはね、白活きているんですね」と言い放ったのを今でも覚えています。結局、放送時間の関係で対局は最後まで放映されませんでしたが、黒の呉先生の活路を求める必死の攻撃も空を切り、逆に黒の大石が殲滅されてゲームセット。この碁は布石らしい布石がないまま、いきなり双方が激突し、延々と捻じり合いを展開すると言う見応えのあるものでした。因みに、この第15回のトーナメントの組み合わせの中に、木谷実九段と橋本昌二九段の対戦が組まれていて、もし、呉九段が梶原九段に勝ち、且つ、木谷九段が橋本(昌)九段に勝ったなら、往年の巨星同士の対戦がテレビ対局で見られた可能性があったのですが、時代の波はそれを許さず、木谷九段の方も一回戦で敗れて、往年の囲碁ファンの夢は実現しませんでした。この時、記録係を務めていた新進の若い棋士が、誰あろう現在の第２４世本因坊石田秀芳氏なのですから、時の流れとは感慨深いものです。棋譜の読み上げを担当していたのは、小林光一名誉棋聖の最初の奥様になられた木谷禮子さんでした。つまり、張栩九段の奥さん(泉さん)の御母堂と言う訳です。
うp有難うございます。この碁は実際テレビで見ました。確か昭和４２年か４３年だったと思います。当時囲碁は覚えたてで、初段格の人に星目で教えてもらっていた位の棋力だったので、碁の内容は全くわかりませんでしたが、どっちかが潰れそうな局面が延々と続き、迫力満点の凄い碁だったという記憶があります。もう一度並べてみたいと思っていたので、有り難くこの動画を拝見いたしました。只、梶原先生の先番だったと思いますが？
prankjoke たしかに梶原先生の黒番でした
お陰様で視聴回数18,000回を超えました。ありがとうございます。
お陰様で視聴回数一万回を超えました。有難うございます。今後もよろしくお願いします。
当てた調子で頭を出す解説してる本がないので参考になります
コメント有難うございます。
これはスゴイ
ホントです。
昔の囲碁はこんなに激しいのは思えないんだ
コメントありがとう！50年ほど前の早碁です。
凄まじい。盤面全部殴り合い。梶原先生、無念のオワでしたか。
コメント有難うございます。梶原先生いいですねえ。
アマ低級でも似た雰囲気になるんだよね、で、潰れる。当たり当たりのヘボ碁と言われる。けど、プロはダメも判ってるから、ほんの１手ミスでどっちが潰れるかわからん状態なんだよな
コメント有難うございます。ほんとにそうですよね。
お陰様で視聴回数20,000回を超えました。ありがとうございます。
懐かしい棋譜を見ました。この頃のＮＨＫ杯トーナメントは囲碁も将棋も16人制で、放送は一週置きに囲碁と将棋を交互に放送していました。この呉清源九段と梶原武雄九段の対局は一回戦の第一局だったのです。解説は今は亡き長谷川章名誉八段、聞き手は往時の名物観戦記者の三谷水平さんでした。呉九段の猛攻に梶原九段の白の大石が取り囲まれて、あわやのところまで行きましたが、流石は梶原九段、巧妙な活き筋を用意していました。これには解説の長谷川先生も驚いて、「ああ、これはね、白活きているんですね」と言い放ったのを今でも覚えています。
結局、放送時間の関係で対局は最後まで放映されませんでしたが、黒の呉先生の活路を求める必死の攻撃も空を切り、逆に黒の大石が殲滅されてゲームセット。この碁は布石らしい布石がないまま、いきなり双方が激突し、延々と捻じり合いを展開すると言う見応えのあるものでした。
因みに、この第15回のトーナメントの組み合わせの中に、木谷実九段と橋本昌二九段の対戦が組まれていて、もし、呉九段が梶原九段に勝ち、且つ、木谷九段が橋本(昌)九段に勝ったなら、往年の巨星同士の対戦がテレビ対局で見られた可能性があったのですが、時代の波はそれを許さず、木谷九段の方も一回戦で敗れて、往年の囲碁ファンの夢は実現しませんでした。この時、記録係を務めていた新進の若い棋士が、誰あろう現在の第２４世本因坊石田秀芳氏なのですから、時の流れとは感慨深いものです。棋譜の読み上げを担当していたのは、小林光一名誉棋聖の最初の奥様になられた木谷禮子さんでした。つまり、張栩九段の奥さん(泉さん)の御母堂と言う訳です。
うp有難うございます。この碁は実際テレビで見ました。確か昭和４２年か４３年だったと思います。当時囲碁は覚えたてで、初段格の人に星目で教えてもらっていた位の棋力だったので、碁の内容は全くわかりませんでしたが、どっちかが潰れそうな局面が延々と続き、迫力満点の凄い碁だったという記憶があります。もう一度並べてみたいと思っていたので、有り難くこの動画を拝見いたしました。只、梶原先生の先番だったと思いますが？
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アマ低級でも似た雰囲気になるんだよね、で、潰れる。当たり当たりのヘボ碁と言われる。
けど、プロはダメも判ってるから、ほんの１手ミスでどっちが潰れるかわからん状態なんだよな
コメント有難うございます。ほんとにそうですよね。
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