【病気の話】 新生児仮死ってどういうこと?

แชร์
ฝัง
  • เผยแพร่เมื่อ 8 พ.ย. 2024

ความคิดเห็น • 50

  • @名姓-p9m
    @名姓-p9m ปีที่แล้ว +6

    36年前に仮死状態で生まれたものです。
    先日何気なくアルバムを見たら、生まれたての自分がたくさんの管に繋がれていて驚きました。
    母曰くかなり重い障がいが残る可能性アリと宣告されたようですが、特に病気もせず健康に生きております。

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว +2

      こんにちは。
      ご本人が生まれた時のことを気にすることがないくらい健康に育ってくれることは、ご両親にとっても、僕ら医療者にとっても一番嬉しいことです。
      ご本人からのコメントがあるのは励まされます、ありがとうございます。

  • @taka8948
    @taka8948 2 ปีที่แล้ว +7

    コメント失礼します!
    昨夜妻が初出産で産まれましたが
    一回産声をあげましたがその後
    痰か何かが絡まってしまい呼吸がやや止まったので、その後は元気に動いていたんですが念の為、大きい病院に検査入院でNICUに入ってしまいアプガー5分が3点と言われ2週間入院になってしまいました。
    担当の先生からはそんなに心配は要らないと言われましたがどうしても不安で仕方なく色々調べると不安な事ばかり書いてあり考え過ぎて寝れずにいた所
    このTH-camを見て少し安心しました。
    優しい説明ありがとうございます。

    • @sunringco
      @sunringco  2 ปีที่แล้ว +2

      takaさん、こんにちは。
      心配だったと思いますが、2週間で退院されてますので、大きなトラブルがなかったのだと予想します。
      育児、楽しんでくださいっ!!

  • @まゆまゆ-u1k
    @まゆまゆ-u1k ปีที่แล้ว +1

    7月に出産しました。
    40w5dでの出産でしたが、子宮口が全開になるも、赤ちゃんが降りてこず吸引分娩をしましたが、結果緊急帝王切開となり、重症仮死で産まれました。
    約3週間NICUで過ごし無事退院しました。
    アプガースコアは5/6でした。
    MRIの結果は小さな硬膜下血腫がありましたが、今後吸収されるとのことで、心配は要らないと医師より言われました。また、脳波検査で軽度異常が発見されましたが、こちらもそれほど心配は要らないと言われました。発達にもまず影響は無いだろうとのことです。
    しかし、脳波検査の軽度異常がどうしても不安です。主治医の大丈夫を信じたいのですが、まず、脳波検査は何を調べるものなのでしょうか?
    また、軽度異常脳波はどのようなリスクがあるのでしょうか?

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว +2

      こんにちは。
      お子さんがどの様な状況だったか(どのくらいの強度の治療を行ったか、何が理由で入院が約3週間になったかなど)が判断できないので、正確にはお伝えできないのですが、MRIで小さな硬膜下血種(多分出生時のものでしょう)があった程度だと、心配しなくて良いのかなぁと思います。
      治療経過に大きなトラブルがなければ大丈夫という気がします。
      ご質問の脳波についてですが、「僕自身は脳波は研修医の頃から読むのが苦手で、詳しく読影ができないレベルの医者です」という前提での回答と思って下さい。
      ちなみに、僕のいる施設では、退院前にMRI撮影する子でも脳波はほとんど検査していません(僕の施設はやや意識低い系かもしれません)。
      脳波に関しては脳波検査のタイミングによって目的が変わります。
      1)急性期の脳波確認
      2)経時的に脳波検査を行い、状態の変化に気づく
      3)安定した状態(特に治療をしていない)での脳波検査
      1)は低酸素性虚血性脳症や痙攣発作が疑われる時に、脳波で痙攣発作波を確認するなどします。通常は簡易脳波計です。
      2)は一部の脳波が得意な施設が行っている方法です。定時的に脳波をとっていると、赤ちゃんの体調が症状として悪くなる前に脳波の変化が先行して気づけることがあります。こちらも簡易脳波です。
      お子さんの場合は、3)の状態であり、簡易でない脳波検査かと思います。
      この場合、脳波から読み取れることは
      ・脳の週齢(脳波の睡眠パターンなどが変化するので(脳が成熟するから当然ですね)、概ねの脳の週齢がわかります)
      ・基礎の覚醒度(脳の起きてる時の状態がわかります。週齢を診るのとほぼ同じかもしれません。意識がわるいと脳波が徐波になります。脳死判定でもこれを診ますね)
      ・てんかん波の有無(特徴的な痙攣発作の波がでてないか、一部の痙攣発作を起こす病気では発作が起きてない時も特徴的な脳波があったります。痙攣発作を起こしやすそうな波がでてないか:棘波(spike)と呼ばれるもの)
      前置きが長くなりましたが、この「軽度異常」が何を示しているかによってお話しは変わります。
      多分ですが、週齢とか徐波ではなく、てんかん波についてのコメントだと思うんですよね。
      特徴的なてんかん波や棘波がガンガンでてる様な脳波所見であれば、明らかな異常に分類されると思いますので、それではないと思います。
      一番多いのは、「たまに棘波」がでてるので、「軽度異常だけど、心配はいらないでしょう」というパターンです。お子さんも、そんな感じだったのかと思います。
      その場合はかなりの確率で問題ないと考えられます(1/100でも、てんかんになる子がいると、全く問題ないと言えないのが医療です)
      正常な人間も全員脳波検査を行うと、一定の割合で棘波などの異常脳波が検出されることが知られています。
      なので、棘波や軽度異常という脳波所見であっても=人生の問題 というわけではないのです。症状が一番大事。
      脳波は正常だけど、抗けいれん薬を飲まないと痙攣する→てんかん
      脳波は軽度異常だけど、何も起こってない→てんかんでもないし、正常
      ということで、長くなりましたが、発達フォローでお子さんが正常発達していれば、脳波については忘れてもらって良いと思います。
      症状のない異常脳波は無視してしまいます。
      少しでもご心配が軽減されて、心、楽に育児ができることを願っております。

    • @まゆまゆ-u1k
      @まゆまゆ-u1k ปีที่แล้ว

      丁寧なお返事ありがとうございます。
      診察時に主治医に聞けばよかったのですが、なかなかその時には質問が思いつかず、帰宅してから悶々としてしまい、先生に質問できお返事を頂き本当に安心できました。
      慣れない育児に奮闘する毎日ですが、先生のおかげで、心配事が軽減でき、肩の力を抜いてこれから育児ができそうです。
      お忙しい中、本当にありがとうございました。

  • @メロン-m1s
    @メロン-m1s 6 หลายเดือนก่อน +1

    今、小学二年の3女が新生児仮死でしたが‥
    約20分くらいは泣きませんでしたのでDr.Ns も頑張れ と声を掛けて下さり、そんなで私が娘の名前を呼んだら産声をあげました。丈夫に産んであげられなくてごめんねって
    ほんとにあのときは私自身責めていましたが、生まれてきてくれてありがとうと思っています。
    5人目妊娠していますが、がんばります

    • @sunringco
      @sunringco  6 หลายเดือนก่อน +2

      こんにちは。
      出生の時がどうあれ、今お母さんが娘さんのことを愛していることが、娘さんにとって何よりのことだと思います。
      5人目!それだけでもとても素晴らしいことです!
      上に4人いるだけでも育児が大変だと思いますが、その大変さも、5人目のお子さんも含めて楽しんで下さい!

  • @あきあき-k4z
    @あきあき-k4z 2 ปีที่แล้ว +5

    先日緊急帝王切開で産まれました。
    心肺停止10分ほどで重症新生児仮死です。
    すぐにNICUに入り低温療法に入っております。現在治療中ですべて安定はしています。これから体温を戻していき自発呼吸するかの確認になるとお聞きしました。
    後遺症が残らないことを祈るばかりです。
    医療と息子を信じるしかありません。
    この動画は表現が優しく少し安心してます。

    • @sunringco
      @sunringco  2 ปีที่แล้ว +2

      あきあきさん、こんにちは。
      お話しを聞くに、とても心配で心労が大きい状態と察します。
      特に出生から数日は気が気でないと思います。
      あきあきさんとお子さんの状況をきけば周産期に関わる全ての人間が、お子さんの回復を望みますし、僕も画面ごしですが心から祈らせてください。
      お願いがあるとすれば、夜も眠れない気持ちかもしれませんが、睡眠をとって少しでも体力を回復してください。
      そして、極わずかでも気になる事があれば、お近くの人間、家族、産科病棟のスタッフ(助産師さん、産婦人科医)、NICUのスタッフに声をかけていただけば嬉しいです。
      僕らが少しでもあきあきさんとお子さん、ご家族の力になれればと思います。

    • @あきあき-k4z
      @あきあき-k4z 2 ปีที่แล้ว +2

      @@sunringco 暖かいお言葉ありがとうございます。
      この動画で気持ちだけでも前向きになれました。
      奥さんに感謝を忘れず、しっかりフォローして母子ともに元気に退院することを祈ります。

  • @みのぶ新山
    @みのぶ新山 2 ปีที่แล้ว +4

    先月出産しましたが、新生児仮死で生まれたことがずっと気になっていました。
    先生の動画をみてすごく安心しました!ありがとございます。

    • @sunringco
      @sunringco  2 ปีที่แล้ว

      みのぶ新山さん、こんにちは。
      少しでも安心していただけて良かったです。

  • @kamomo8761
    @kamomo8761 ปีที่แล้ว

    初めまして。
    今月11日に帝王切開で出産を
    したものです。お腹の赤ちゃんは
    逆子で羊水過多・私の体重が出産前から15キロほど増えていると心配されていました。
    37w1dで帝王切開をして2600gで、赤ちゃんが産まれましたが、
    産まれた瞬間自発呼吸をせず産声を
    あげませんでした。すぐに
    口にチューブをしてその後NICUに
    運ばれました。
    診断は、新生児呼吸障害・重症新生児仮死・頭蓋内出血。
    私のお腹の中の羊水が多すぎて
    かなり浮腫んでおり、肌の色も紫色でした。入院してから2日間で
    顔のむくみや肌の色が戻りつつあって私も安心していましたが、3日目にしてPPHNと診断され呼吸器は当分外れないと言われてしまいました。
    あとは原因の分からない感染症。
    PPHNはどのような病気なのでしょうか。治るのでしょうか。
    後遺症が残るのでしょうか。
    不安で不安でたまらなくて
    どうしようも無いです。
    教えていただけますか。

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว +1

      こんにちは。
      お子さんの出生から3日、お辛い状況と察します。
      ご質問にそのままお答えするよりも、今、していただくと良いと思われることをお伝えしたいと思います。
      その上で、まだ余力があれば、PPHNの病態をお読みください。
      ■行っていただくと良いと思われること
      ①お子さんの状況に関して、ご自身を責めないこと
       今のお子さんの状況は誰かに責任があることではありません。ご自身の妊娠中の生活などとも関係はないと思いますので、ご自身を責めない様にして下さい。
      ②時間が許す限り、お子さんに触れて下さい。
       お子さん自身も頑張っていますが、僕ら医療者は医療は提供できますが、お子さんへの安心をあげられるのはご両親と思っています。
      ③不安な気持ちをスタッフに伝えて下さい。
       我慢せずに、感情のままにスタッフにお気持ちを伝えて下さい。周産期スタッフは、どんな状況にも対応します。家族の力になるつもりです。
      ④お子さんの状況を具体的に聞いてみましょう。
       例えば、当分外れないの当分はどのくらいの期間なのか。1週間?1か月?1年?。医療には見立てがあります。
       現在の状況から、回復するならどの程度の期間が必要か、1段階悪くなる場合はどういったことは予想されるかを見立てで治療を組み立てます。
      (実際に医療の話は難しいので、僕は基本的に書面で説明をお渡ししてます。ICが見返せてた方が良いと思っています)
      ■お子さんが治るのか
      実際にお子さんを診ていないので正確なことはお伝えできませんが、僕ら医療者は「治ること、後遺障害なし」を目標として治療を行っています。
      もちろん、全員がその通りになるわけではないのは、周知の通りです。
      また、重症仮死、頭蓋内出血、PPHNなどの病名だけで後遺症が決まるものでもありません。
      26週でPPHNでGr2の頭蓋内出血があっても、全く後遺症がない子も診ています。一方で正期産の頭蓋内出血で後遺障害が重い子も診ています。
      後遺症については心配だと思いますが、病名だけでなく程度など様々な因子が関与しますので、治ることを目標とする治療中にはお答えするのは、どのスタッフも難しいかと思います。病状が落ちついた時にある程度の確率論はお伝えできますが、それでも正確にはわからないのが実情です。
      ですから、まず第一にお子さんが無事に急性期を乗り越えて安定した状態まで回復することに重点を置いていただき、主治医・スタッフにお話しを聞いていただくのが良いと思います。
      辛い中でも、知ることで、気持ちが楽になることもあります。
      一緒に頑張りましょう!
      ■最後に、少しPPHN(新生児遷延性肺高血圧症)の話
      ・胎児は肺呼吸をしていないので、肺はしぼんでいます。肺の中の血管もしぼんでおり、肺の血圧がすごく高い状態になっています。
      ・出生すると肺呼吸が始まって、肺の血管が広がり、肺血圧が下がります。
      ・PPHNは様々な理由で、この肺血圧が下がらない状態です。
      肺血圧が下がらないと、
      1)右心系に強い負荷がかかり、心臓から肺へ遅れる血が減る
      2)酸素を受け取れる血液が減る(低酸素になりやすい)
      3)肺から心臓へ戻る血が減るので、心臓から体に出す血液が減り体の血圧が下げる。
      この①②③がお互いに悪循環を起こし、心臓への負荷増大、酸素化不良(低酸素)、低血圧がおこる病態です。
      正期産児でも死亡率が10%あるため、その病名だけで重症と判定されるものです。
      治療は、一酸化窒素吸入(NO)、高濃度酸素投与、人工呼吸管理、鎮痛・鎮静(これもからり大事なのでお子さんは鎮痛・鎮静下のためほとんど動きがないと思います)を中心に行います。通常NOを使うPPHNであれば回復程度にもよりますが、1週間くらいは人工呼吸管理するのは普通という認識です。

    • @kamomo8761
      @kamomo8761 ปีที่แล้ว

      @@sunringco
      お忙しい中、丁寧にご返信くださり
      本当にありがとうございます。
      帝王切開+個人病院で産み、
      赤ちゃんだけ大きい大学病院へ運ばれ
      た為、産まれてから会えていません。
      旦那さんが毎日先生のお話や赤ちゃんの
      お顔を見に15分の面会時間で写真や動画を撮って送ってくれています。
      私も早く会いたくて、会う前に亡くなってしまったらどうしよう。と涙が毎日止まらないです。
      そんな中、私が今すべき事を教えてくださり
      ありがとうございます。
      何も今は出来ませんが、私が早く
      退院して赤ちゃんに毎日会いに行ける
      ようになり自分の目でみて先生にお話を聞いたりして行動するのが1番ですね。
      今赤ちゃんはずっと眠る薬を使っていて
      まだ1度も目を開けたことがありません。
      産声も1回も聞いたことがありません。
      チューブや管が外れて普通の生活に
      戻れる日が来ますようにと信じたいです。
      入院治療計画書には
      病名▶︎新生児呼吸障害・重症新生児仮死・頭蓋内圧出血(胎内でおきたものと考えられる)
      検査内容▶︎採血・レントゲン・超音波検査等
      症状▶︎呼吸障害・哺乳障害筋緊張低下
      治療内容▶︎点滴・気管挿管・胃管
      入院程度▶︎早くて1ヶ月程度
      と書かれていました。
      +原因不明の感染症・PPHN
      原因不明のため、感染症の薬の効果が効いていない。PPHN▶︎顔・身体が紫がかった色
      無事退院できるのでしょうか、、、。
      これだけみて、またなにか分かることが
      あれば教えていただきたいです。

  • @さっぴょん-k1w
    @さっぴょん-k1w 2 หลายเดือนก่อน

    第一子のとき、私の骨盤あたりで引っかかり最終吸引分娩になりました。
    産まれてすぐ泣かず‥
    私は、『泣いてない‼️』とすぐに言うと助産師さんが『大丈夫よぉー』の言葉のあと、すぐ泣きました。
    呼吸がしんどそうだからと、3426gあった我が子ですがカンガルケアーのあと保育器に入りました。
    保育器は1日で出れましたが
    退院の時の領収書をみてびっくり‥
    仮死処置という文字‥
    仮死だったの???
    母子手帳にはなにも書かれてません。
    これは動画でもあったように
    へばっていたので処置しましたよ!ってことなのでしょうか‥。

    • @sunringco
      @sunringco  2 หลายเดือนก่อน +1

      こんにちは。
      そうですね、多分出生時に処置といいますか対応したということなんだと思います。
      診療において、アプガースコアに関わらず、出生時に酸素投与や呼吸の手助けをした場合(=体をふいて終わりではなかった場合)に、仮死蘇生術という点数が付きます。
      なので、それじゃないかなと思います。
      お子さんが元気なら、わざわざ母子手帳に記載することもしませんし(そもそも記載する欄がないです)、お子さんの人生においては特に気にされる必要はないでしょう。
      (お会計が上乗せになってると気になるとは思いますが・・・)

    • @さっぴょん-k1w
      @さっぴょん-k1w 2 หลายเดือนก่อน

      @@sunringco
      お返事ありがとうございます⭐️
      安心しました。

  • @ちゃんあや-n6z
    @ちゃんあや-n6z 3 หลายเดือนก่อน

    38w5dで経膣出産し、アプガースコア8/9でしたが呼吸が苦しい場面があったらしく、新生児一過性多呼吸と診断され分娩後すぐNICUに入院になりました。次の日鼻圧呼吸器も外れGCUに戻り直母もしたのですが夜中酸素の値がふらつき出したらしくまだ呼吸器をつけることになりました。酵素の値を診て潜在性仮死という診断も追加されました。現在日齢4。私だけ退院になりました。
    妊娠糖尿病を患っての出産でした。やはり糖尿病の原因なんでしょうか?潜在性仮死とはなんなんでしょうか?

    • @sunringco
      @sunringco  3 หลายเดือนก่อน

      こんばんは。
      お子さんのご出産・ご出生おめでとうございます。
      出生直後のことだとどうしても後遺症などが心配になってしまうと思いますが、お話の内容と経験的には、後遺障害の心配はしなくて良いですよ。
      詳細は「病気の話」→「新生児一過性多呼吸」「無呼吸発作」にゆずりますが、普通の新生児で良く経験する状態かなと思います。
      お子さんに頑張ってもらうのではなく、しっかり体を休めて回復してもらってお家に帰ってきてもらいましょう。
      (退院の時に、1か月健診以降も定期受診が必要か主治医に聞いてください。後遺障害の心配が全然ないと考えてると1か月健診で終了で定期フォローないと思います)
      ご質問にお答えすると
      1)潜在性仮死
      周産期における「仮死」は砕けて言うと、肉体的ストレスを強くうけた状態と思ってください(よく42km走ることに例えてお話ししてます)。
      診断としてはアプガースコアで定義しますがアプガーが良かったからといって肉体的ストレスがなかったわけではありません(お母さんも分娩は大変な様に、お子さんも出生は大変なんです)。
      アプガースコアは良いけど、肉体的ストレスうけてヘバッてるんだろうなぁという状態を「潜在性仮死(表面上は肉体ストレスがない様に見えて、肉体的ストレスがあったと思われる状態)」と表現しているのだと思ってください。
      血液検査で逸脱酵素などが高くなっていると仮死があったと言われることが多いですね。
      2)妊娠糖尿病との関係
      妊娠経過中に羊水過多があった場合、お子さんが人工呼吸管理(鼻につける機械ではなく、口からチューブ入れて声がでなくなります)を行いサーファクタントという薬を使った場合のどちからがあれば妊娠糖尿病が影響を与えた可能性はあります(可能性はあるけど、あるとは言いきれません)。
      その2つのどちらも当てはまらなければ妊娠糖尿病は、今のお子さんの状態には関係してないと思ってください。

    • @ちゃんあや-n6z
      @ちゃんあや-n6z 3 หลายเดือนก่อน

      @@sunringco とてもわかりやすい説明ありがとうございます😭
      羊水過多や鼻以外の呼吸管理は行っていません。糖尿病が悪さをしていないのであれば安心しました。
      ゆっくり休んでもらっておうちに迎えたいと思います😊ありがとうございました😭

  • @あや-n4r2k
    @あや-n4r2k 11 หลายเดือนก่อน

    初めまして。
    早産で出産したものです。
    出産後、アプガーは8/9でしたが、新生児児仮死の診断がつきました。
    NICUに入院中のエコーでは何もなく、退院前のMRIでも特に異常はないとは言われました。しかし、この様な場合でも、成長するにつれて脳性麻痺やpvlが表れたりするのでしょうか。教えて欲しいです。

    • @sunringco
      @sunringco  11 หลายเดือนก่อน

      こんにちは。
      将来的なお話しは、可能性の点では誰しもという、前回のお答えとさせてください。
      追加でお答えさせていただきますと、定義上はアプガーは低くないので新生児仮死の診断にはなりませんが、状態をもって「仮死があった」という先生も結構いるのかなと思います。
      ただAp 8/9だと、生まれた時、元気そうだなと僕は思いますし、
      元気であっても31週だと人工呼吸管理(口に管いれて機械使います)したり、中心静脈カテーテル(PIカテーテル)使ったり、はじめはミルクの消化がイマイチで点滴抜けるまで2週間くらいかかる子は、ざらにいるので、「新生児仮死」という病名をあまり気にしないで良いかなと感じます。
      僕的にはMRIも所見なく、多分ですけど2か月くらいで退院されてるとしたら、「大多数は問題ないので、今の時点で後遺障害を心配しなくて良いですよ、でも早産だから発達フォローしましょうね」というライトなICで終わってしまいそうです。

  • @yaeg22
    @yaeg22 ปีที่แล้ว

    三輪光先生、
    初めまして。
    1歳4ヶ月の娘をもつ母です。
    2点質問させていただきたいです。
    私は30週1日で破水して、子宮収縮抑制剤の点滴をしながら、31週6日で鉗子分娩にて出産しました。
    娘のアプガースコアは1分値7点、5分値7点とのことでした。(新生児科担当医によると、8点以上が正常と認識しているとのことで、娘は正常値ではなかったとのことでした)
    8点になるまでどれくらいかかったか聞いたら、器械につないだのでその後は追っていないとのことでした。
    娘は最後苦しくなったと聞いていたので、正直もっと点数が低いのかと思っていましたが、31週6日でこの点数は、先生はどうアセスメントされますか?
    帝王切開になり得ることは産科助産師から聞いていて、"それならはじめから帝王切開にしてほしい"と伝えましたが、断られてしまいました。
    鉗子分娩のことは一切聞いていなかったので、ショックでした。
    会陰裂傷2度の診断でしたが、便失禁続いていたため専門の病院で検査してもらったところ、内肛門括約筋完全断裂で間違いなく3度、誤認とのことでした。
    このような誤認は、わりとあることなのでしょうか?
    産後ずっともやもやしています。
    よろしくお願いいたします。

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว +3

      はじめまして。
      1年4か月、もやもやが残った状態だったこと、お察しします。
      ふと思い出したりすると、なんとも言えないイヤな気持ちになってしまいますよね。
      僕の回答が、スッキリできるかはわかりませんし、全ての状況を把握しているわけではないので、前提含め違ったら申し訳ありませんが、ネットの一新生児科の意見としてお答えされていただきたいと思います。
      お子さんのアプガースコアとその状態評価、はじめから帝王切開にしないのか、会陰裂傷2度と3度の違いを間違えるのは良くあることなのかの3点に、僕の考えをお伝えします。
      1)アプガースコアと状態評価
      アプガースコアは数十年前は生命予後と神経予後と言われていましたが、今はアプガーでは神経予後、生命予後は断定できないことがわかり、あくまでのその時のこどもの状態評価として使用されています。
      7点未満を仮死としますので、お子さんのアプガーが1分7点、5分7点から言えることは
      「生まれた時は結構、元気だったんだろうな」と言うことです。
      これは何週でも評価としては変わらず(22-23週で1分で7点ついたらスゴイと思いますが)、31週だから良いとか悪いというのもありません。
      ただし、元気があることとどの程度の治療が必要かは当然、出生週数が関係しますので、31週出生でしたら、アプガーの良し悪しに関わらず気管内挿管・人工呼吸管理を行うことも普通です。
      なので、イメージとしては、生まれた時はそんな具合悪くなくて結構元気、でも人工呼吸管理してもそれって普通の31週だよね、という感じです。
      31週でしたらアプガーのみで出生後の治療を推定することはできないんですよね(もっとも5分、10分も7点未満だったら、具合悪いから結構な治療が必要になると予想はできますが)。
      記憶が定かではないですが、20数年前くらいはアプガー7点以下を仮死としてる時代があったと思います。
      もともと英語表記において「<7」「≦7」(7を含む、含まない)があったためと思われます。
      今は新生児業界では教科書にも「7点未満を新生児仮死とする」と記載されています。
      2)はじめから帝王切開にしないのか
      帝王切開自体は、母体にも次回妊娠にとってもデメリットが多いです(子宮を切るというのは、次回妊娠で子宮破裂のリスクを高め、開腹手術なので母体の腹腔内臓器の癒着リスクも上げます)
      不要な帝王切開は極力避けるのが産婦人科の基本的考え方です。
      帝王切開にする明らかな理由(骨盤位で陣痛がくる、全然陣痛がきてない状態で母体または胎児的に妊娠を終了しないと危ない時→母体高血圧や胎児徐脈など)がなければ経膣分娩を進めることになります。
      ですから、帝王切開の可能性があっても経膣分娩で産める可能性があればいきなり帝王切開は行わないのが標準的な考え方です。
      経膣分娩には吸引分娩と鉗子分娩という補助的な方法があります。
      (関東圏は吸引分娩、関西圏は鉗子分娩の選択が多いです。吸引分娩は頭をひっぱるので簡易的ですが、ある意味ちょっと粗雑。鉗子分娩は上手い人が行うと子どもを包む様に守ってお産できる反面、下手な人がやると子どもに外傷を与えてしまうものです)
      僕自身は産科医ではないので、吸引なり鉗子を使う時は、妊婦さんに一声かけるのが普通だと思いますけど。
      (そこは、産科医の説明によってしまうのかと思います)
      3)会陰裂傷2度と3度の誤認
      自分が産科医ではないため正確なコメントはできなくてスイマセン。
      一般的に言うと、程度のある事象において、1度と2度、2度と3度の様にレベルが1違うものは、正確に判断できない(間違う)可能性は医学なのでありえます。
      1度と3度、2度と4度を間違うレベルであれば、これは確実にポンコツです。これはありえないというか、ヤバいですね。
      会陰裂傷における2度と3度は肛門括約筋まで裂傷がいってるかどうかなので、裂傷の程度によっては簡単にわかるけど、程度が軽いと2度と3度の評価が正確にできないこともおかしくはないと思います。
      その産婦人科の先生をかばう気もありませんが、医学的にはレベル1と2を判断するのが難しい場合と簡単な場合ともにあるのも事実です。
      こればかりは、カルテ開示でもして所見をみないと判断のしようがないかと思います。ただまぁ、肛門括約筋がちょっと裂けるではなく、完全断裂だとすると……う~~ん、どうなのかなと思ってしまいますね。
      長くなりましたが、少しでもスッキリしていただけると良いのですが。
      お子さんの健やかな成長とともにお母さんの気持ちも楽になることを祈っております。

    • @yaeg22
      @yaeg22 ปีที่แล้ว

      @@sunringco
      深夜にも関わらず、こんなに詳細に説明してくださり、本当にありがとうございます。感謝感激です。
      鉗子については、何の説明もされず突然に始まったので、本当にわけが分からなかったです。(後になって、微弱陣痛と回旋異常が理由と知りました)
      そうですよね!産科医には"奥までちゃんと縫いました"と言われたので、まさか、内肛門括約筋が完全断裂していたなんて本当にびっくりです。
      結果、便漏れという後遺症が残ってしまいましたが……色々な局面で、その都度説明をしてくれていたら(入院中、分娩中に説明を求めても流されてしまうことが多々ありました)、結果は同じでもその後の気持ちが全然違ったと思います。
      すみません、再度質問させてください_(._.)_
      先生のおっしゃる通り、出生時、娘は結構元気だったようです。"心拍が高くて鉗子分娩になった"と聞いたのですが、これは心拍が落ちる前に早めに手を打ったということなのでしょうか?
      出生時、娘は泣かなかったのですが、それでも結構元気と言えるのでしょうか?
      娘が娩出される前に、立ち会いをした夫が助産師さんから"泣かないからね"と言われていたそうです。31週の子は、泣かないのが普通ということなのでしょうか?

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว +2

      こんにちは。
      お返事からはすこしスッキリはしていただけたかな?と思いますので、良かったです。
      状況をお聞きすると、ご自身の後遺症のこともあり、本来はきちんとその時の状況をちゃんとわかってお話しすべきことと思いますが、現場にいなかったので、今回も一新生児科医の意見としてお聞きください。
      1)鉗子分娩の理由
      鉗子分娩、吸引分娩というのは急速遂娩(急いでお子さんを娩出する)のための方法です。
      ある程度、分娩が進んでいる状態=子どもが出口(?)近くまで降りてきてる状態での補助方法になります。
      例えば、もう少しで生まれるけど、陣痛のたびに胎児心拍が落ちるので、それが頻回になると良くないから吸引分娩・鉗子分娩で手伝って早めに出そう!などが適応になります。
      お子さんの場合ですと、胎児心拍が高かったからではなく「微弱陣痛」と「回旋異常」がまさに理由なのかと思います。
      ・微弱陣痛=陣痛が弱く自然にお産が進まない
      ・回旋異常=頭の回旋が上手くいかず自然にお産が進まない
      という風に考えていただくと良いかと思います。
      その状態でお子さんがまだ出口近くにいたので、鉗子を用いて分娩になったのかなと思います。
      (出口付近にいなくて陣痛があれば、待つんですけど、徐脈になる頻度が増えて、帝王切開になることも多々あります)
      通常その状態でずっといると頻脈よりも徐脈になる可能性が高いので、そういう意味では胎児徐脈の予防と言えなくもないかもしれませんが……。
      上記に加えて、お子さんも頻脈になっていたというファクターもあったのかもしれません。
      2)お子さんが元気だったかどうか
      アプガーからは元気だったと思います。
      アプガーの詳細を考えた時に
      A:皮膚の色調(31週なら1分は大半の子が0点です。1分で1点とれてたら結構大きい声出てると思います。)予想0点
      P:心拍数(これが1点だと多分、活気ないので31週だと1分で7点いかないと思います)予想2点
      G:反射(刺激に対してどういう反応をするか、顔をしかめる程度などか、声を出して泣くのか)予想1 or 2点。
      A:筋緊張(平たく言うと動き方です、31週で元気あれば2点かなと思います、ただパワーは小さいので1点かも)予想1 or 2点
      R:呼吸(呼吸をどの程度してるかです)
      ここで、【泣く=呼吸をする】ですが、31週6日ですと多分体重は1500-1700g台くらいかと思いますので、泣くといっても3kgの子と声の大きさは違いますから呼吸はしてても泣き声が小さいことはあります。
      あとは、分娩場所から蘇生台が数メートル離れた位置(分娩をされた病院の構造によります)だと、声が届きにくいことがありますね。
      特に出生直後は声がでず、蘇生台に乗せるまで30-40秒、そこから蘇生して生後1分では声を上げるというのは経験的には良くあります。
      出生時における新生児科医が診る「泣く」とご家族が思い描く「泣く」が同一ではない可能性もあるかと思います。
      (31週だと、挿管になるのはおかしくないですが、出生5分以内に泣く子の方が多いと思いますよ。その助産師さんのコメントは余計なお世話ですね。自分で蘇生しないくせに変なコト言わないで欲しいもんですよ。プンプン。)
      そこでアプガーの最後のR:呼吸に戻りますが、お子さんは大きな声でなくてもしっかり呼吸はしてたんじゃないかと思います。
      とどのつまり、お子さんは生まれた時、ちゃんと泣いてて、結構元気だったんだと思います。
      筋緊張は少し弱くても、刺激で反応が良くて、呼吸もしてたのかな?と予想しますので
      予想アプガーの詳細はA 0点、P 2点、G 2点、A 1点、R 2点→7点ではないでしょうか。
      (02122や02221も可能性はありますが、元気な子で一番多いのは02212かなという気がします)
      娘さんが31週生まれで1歳4か月でしたら、フォロー継続中だと思いますので、次の外来でアプガーの内訳を聞いてみるのはどうでしょうか。
      多分蘇生の状況とかもカルテに残ってると思いますので。
      ちょっとのことでも納得できると気持ちが軽くなると思います。
      少しでも育児、お産時のことが楽になるお手伝いができればと思います。
      また、長くなっちゃいましたね、スイマセン。

    • @yaeg22
      @yaeg22 ปีที่แล้ว +1

      @@sunringco
      三輪光先生、こんばんは。
      現場にいらっしゃらなかったにも関わらず、ここまで親身になって答えてくださり、本当に本当に感謝です。ありがとうございます!
      だいぶ、気持ちが軽くなりました。
      出産後、器械につながれた娘(1609g)を初めて見た時は(私は縫合中)、想像している生まれたての赤ちゃんとは程遠い姿で、"命がけで、出てきたんだな"という気持ちだったので…また、かなり緊迫したような雰囲気で鉗子分娩が行われていたこともあり…娘はギリギリの所で蘇生されたのでは…と不安に思っていました。
      やっと…3日前のフォローアップ健診の際に、小児科担当医にアプガー値を聞き、また出生時は元気だったと聞いても、まだ少しモヤモヤがありました。
      でも、先生からのお言葉ひとつひとつによって、やっと、前を向いていけそうです。
      正直、ずっとずっと"希望通り帝王切開にしてくれていたら……娘は苦しむこともなかったし、私も後遺症で苦しむことはなかった"と思い続けていて、苦しかったです。
      でも、娘が結構元気に生まれてきていたということが分かったので、それが何よりです!!
      アプガーの内訳についてですが…担当医にアプガー値を聞いたとき、"早産児にこの指標はあまりあてにならない"とのことで、ポジティブでない反応だったので……次回の健診(3ヶ月後)でさらに内訳までは聞きづらいです…_(._.)_すみません。。_(._.)_
      私の気持ちが軽くなるようにと、アドバイスまでくださり、感謝しています。
      先生からいただいたご回答で、今すっきりしています。
      本当に本当に、ありがとうございました。
      これからも、先生の動画で学ばせていただきます。
      ご多忙と存じますが、どうかご自愛ください。
      こちらこそ、長文になりすみません。最後まで読んでくださり、感謝です。

  • @倉田一-f8z
    @倉田一-f8z 2 ปีที่แล้ว

    こんにちは, 私は肢体不自由者です。{59才・男性}
    親「母」から 仮死状態で生まれたと言われました
    説明が分かりました

    • @sunringco
      @sunringco  2 ปีที่แล้ว

      倉田一さん、こんにちは。
      観ていただきありがとうございます。
      少しでもスッキリしていただけたら嬉しいです。

  • @Mizuki_03225
    @Mizuki_03225 ปีที่แล้ว

    先日緊急帝王切開で男児を出産しました。
    その際、アプガースコアが
    1分後1点→5分後3点→10分以内で8点で、重症新生児仮死でした。
    その後NICUのある病院への転送はなく
    (都内の都立病院(総合病院程度の規模かと思います)で出産しました)
    診断で肺気胸があったため、酸素投与・抗生剤等の処置のみしております。
    現在肺気胸は回復して来ていますが、
    アプガースコアが悪い場合でも、低酸素性虚血性脳症などによる脳へのダメージを懸念してフォローの治療をしない場合はあるのでしょうか?
    スコアが私の子供より良くても、低体温治療を受けたという方がおりました。
    その子は予後良好のようです。
    息子はこの後、脳波測定とMRIを予定しています。
    脳へのダメージが大きくあるんでは無いかと心配しております。

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว +2

      こんにちは。お子さんのAp 1/3/8とのことで、ご心配は大きいかと思います。
      アプガーの推移と、治療内容(気胸だけど、酸素投与で人工呼吸管理やドレーンを入れてない、抗菌薬治療)からすると、お子さんは低酸素性虚血性脳症(HIE)の状態になっていないか、あっても極軽度のものではないかと予想します。
      無責任な言い方かもしれませんが、MRIで所見なければ(多分ないと思います)、特に心配しないでも良いかなと考えます。
      HIEの治療に関してお伝えすることとして、新生児仮死の有無とHIEの有無は同じではありません。
      仮死の指標はアプガーで評価しますが、HIEの程度としてはサルナート分類などの違った指標で評価します。
      そしてHIEの治療で現在有効性が確立しているものは、低体温療法のみですが、これはサルナート2または3度の中等症~重症の子で効果があります(中等症以上の子、4-9人に1人効果がある程度。体温を下げるので治療もリスクがあります)。
      サルナート1度だと、重度の後遺障害を残すことはほぼないため、低体温療法は行わず、通常の呼吸と循環の治療をします。
      お子さんは、1分5分のアプガーは低かったものの、10分では8点と活気を取り戻しており、その後も神経症状(意識がおかしくなるとか痙攣するとか)がなかったと思われますので、サルナートも1度以下だったと予想できます。サルナート1度以下ということは低酸素性虚血性脳症になってない、または極軽度という判断という一番初めの話に戻ります。
      (アプガーが初め悪くなくてもその他のデータやサルナート分類から低体温療法の適応になるお子さんはいます)
      MRIが何もないことを祈ってます。

    • @Mizuki_03225
      @Mizuki_03225 ปีที่แล้ว

      先生、丁寧にご返信ありがとうございます。
      やはり主治医から低体温療法の説明もしていただき、必ずしも行うものではないということと、今回のケースでは必要なかったということでした。
      またアプガースコアが1/3/8でしたが、5分時点で自発呼吸はあったとのことでした。
      また検査ですが、脳波は問題なく、
      MRIは退院時は異常なしとのことでしたが、
      その後の放射線科の専門医の解析では前頭葉に少し白いモヤがあるのが気になるとのことで。。(低酸素性虚血性脳症の疑いということでしょうか?)
      ただ小児科医的判断では、現時点では明らかな病変があるわけではなく今後の経過を見ていきましょう。現時点ではお子さんの状態は100点満点ですよ。…という少し歯がゆい?診断結果となりました💦
      専門科医と小児科医の判断がなぜ違うのか理由をしっかり聞けず自分の中でも消化不良が起きているのですが、この場合、今後発達障害など含め後遺症が残る可能性が大きいのでしょうか。
      質問ばかりで申し訳ありません。

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว +1

      こんばんは。検査も終了し、退院されたのですね、おめでとうございます。
      MRI云々があると心配されるかと思いますが、主治医の先生の言う様に、文面からは現状100点満点の様な気がします。
      アプガー、1/3/8で特に神経症状もなく、小児科医的にみて頭部MRIに気にするものがないというのは、お子さんにとって考えられうる中で一番良い結果かと。
      ですから100点ですね。
      お子さんの経過(治療強度、どれくらいで点滴抜けたか、ミルクを全量口で飲めるのがいつだったかなど)を診てはいませんので、軽々しくは言うべきではないかもしれませんが、自分が診てきたAp 1/3/8で蘇生した子達の経過を想定すると、後遺症が残らない可能性の方が高い印象を受けます。
      アプガーも1分5分が低いよりも、10分以内に8にあがってる事の方が重要というか、良いことと思います(例えば、Ap 1/4/5の方が心配になります)
      もちろん、将来のことは確定的には言えないので、そこは問題がおこらないか外来でフォローになると思いますが、
      気を楽にしていただいてよろしいかと思います。気にせず普通の育児で良いかと。
      (あんまり心配しすぎると、お子さんが親御さんの心配をしてしまうので)
      ※MRI所見に関して
      ・放射線科→画像から何かをみつけるプロと思って下さい。
      ・小児科医→子どもを診るプロと思って下さい。
      MRIは画像です。ですから、基準と少しでも差異のある可能性の場所についてはコメントを残します。それが放射線科医師の仕事です。
      でも、この基準と少しでもことなる場所というのは、必ずしも病気を示してるわけではありません。
      (例えば、新生児の頭部MRIでは、中耳の部分に水が溜まっていることが多く、成人だと中耳炎に見える所見だったりします)
      ですから、
      放射線科医としては「前頭葉に一部、白いモヤがある気がする(様々な可能性を指摘。正常かもしれないけど、●●かもしれない。)」
      小児科医としては「(放射線科医はそういうけど)明らかなHIEを示す所見ではないので、(それが病変なのか、正常か判断できないので)、今後の経過をみましょう」
      となるワケです。特にMRIの結果で何かをするわけではないので(脳がガッポリ欠けてたら、リハビリとか始めますが)、今のお子さんに対しては、特に何かを行うのではなく、普通の育児と普通の発達フォローで良いのかと思います。
      ちなみに、同じ放射線科医の中でさえ、意見がわかれることはありますよ。そうですね、お医者さんによって、同じ状態の人に対しても治療方針が異なることがあります。インフルエンザの陽性・陰性のようにクリアにならないものは、お医者さんの中でも意見が分かれるのは良く経験することです。

  • @ちゃすちゃす-j6m
    @ちゃすちゃす-j6m 2 ปีที่แล้ว

    先日産まれた子どもがアプガースコア2/1/1の重症新生児仮死でした。現在は低体温療法を終えて生後1週間経過し、手足はよく動かすようになりましたが、これから呼吸器無しでの自発呼吸を評価するフェーズです。
    後遺症と直結するわけではないとのお話しでしたが、このようなケースは、後遺症発症の可能性が高いのでしょうか?
    人によって予後は様々であり、断定はできないと思いますが、先生のこれまでの経験から何か意見をいただきたいです。
    尚、主治医からは8割くらいの確率で後遺症の発生があると言われております。

    • @sunringco
      @sunringco  2 ปีที่แล้ว +3

      ちゃすちゃすさん、こんにちは。
      お子さんのこと、とても心配な状況だと思います(そんな中で返信が遅くなりすいません)。
      いつもどおり、大丈夫ですよと伝えたいのですが、医療者として、お話しします。
      新生児仮死にも軽症~重症があり、それがその程度の期間で回復したかによって、将来的なことを考えます。
      その中で、低体温療法を行う状態そのものが、かなり高率に後遺障害を残すことがわかっています。
      (アプガースコアでない、サルナートステージというものがあり、1-3度のうち、3度では何もしなければぼほ100%に後遺障害が残ると言われています)
      昔は脳保護をできる治療法がなく、現時点で有効性のあるものとして低体温療法が確立しました。
      低体温療法によって、後遺障害を軽減したり、なくす可能性があると言えます。
      同じアプガーでも、状況や回復具合によって赤ちゃん達の状態は異なるため、将来的なことは正確なことは言えませんが、
      お子さんは、手足をよく動かしているという点をきくと、自発呼吸はちゃんとでそうな気はします。
      (脳の部分で、呼吸をつかさどる部分は通常は手足の運動をつかさどる部分より強いので、手足を動かせてるなら自発呼吸がちゃんとでる可能性が高いと考えるからです)
      まだこれからだと思いますが、お子さんの色々な部分が良くなってくれることを祈っております。

    • @ちゃすちゃす-j6m
      @ちゃすちゃす-j6m 2 ปีที่แล้ว +2

      ありがとうございます。
      その後、自発呼吸ができるようになりました。
      後遺症が残ることを前提にこの子と向き合って行こうと思います。
      後遺症があってもこの子が幸せになれるよう親として全力を尽くしていきます。

    • @sunringco
      @sunringco  2 ปีที่แล้ว +2

      ちゃすちゃすさん、こんにちは。
      頑張ってくださいとは言いません。今の状況が親御さんも頑張っている状態だと思いますので。
      大変な時こそ、周囲におっしゃってください。
      全ての子育てはサポートあってのものだと思いますし、小児医療にかかわるものは、みな同じ気持ちと思ってください。
      お子さんのより良い回復を祈りつつ、お子さんを中心とした育児をみんなで一緒に頑張りましょう!

  • @marioworld5536
    @marioworld5536 ปีที่แล้ว

    初めまして。
    生後1ヶ月半の息子を先月出産しました。
    息子は産まれた時に産声を上げず、すぐに蘇生をしてもらい、アプガースコアは1分値→2点、5分値→7点の重症新生児仮死で産まれました。その後すぐにNICUに搬送していただき、到着してからは全身状態、呼吸状態、筋緊張など回復していたそうです。(搬送時、アプガースコアは8点)
    低血糖、代謝性アシドーシス、黄疸、不整脈などもありました。
    幸い酸素などの投与などもなく、保育器からは1日で出ることが出来、哺乳は日齢1日で出来ました!
    ですが、今後の息子の予後がとても心配です。
    脳性麻痺などの可能性はありますか?
    (ちなみに大泉門エコーは異常はありませんでした。MRIは撮っておらず、新生児科の主治医からは経過が良好なのでMRIを撮るまででもないとのこと)
    後遺症が残る確率は高いでしょうか。
    毎日不安です。

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว +1

      こんにちは。
      1か月以上、ご不安を抱えてらっしゃったのですね。
      お子さんの経過からは、後遺症が残る確率は、かなり低いと思います。
      アプガースコア上は重症仮死ですが、5分ですでに7点ですし、日齢1に普通にミルク始められるくらいですので。
      自分もよく経験しますが、観察や軽度の治療だった重症仮死のお子さんはMRI撮影も行っていません。
      それは、MRIを行っても、悪い所見がない場合がほとんどだからです。
      もちろん、医学なので脳性麻痺になる可能性は無いとは言えない(正期産で普通に生まれても脳性麻痺の子が存在するので)ですが、
      お子さんの状況でしたら、後遺障害を心配していただかなくて良いかと思います。
      MRIは撮らないから不安要素というより、とる意義が小さいと考える経過(=後遺症のリスクが低い経過)なので撮影しないので、これはお子さんにとってはプラス材料だと思います。外来も・・・・・・ちかくのかかりつけ医で普通の健診だけ受ければ良いでしょうとお話ししそうな感じも受けます。これもフォローしてくれないというより、問題なさそうだからという形ですね。
      (若い先生が主治医だと、経験のために発達フォローしてごらんとか言ったりもしますが)

    • @marioworld5536
      @marioworld5536 ปีที่แล้ว

      深夜にも関わらず、丁寧な回答を頂き感謝しております。
      ありがとうございます。
      重症新生児仮死だったので1歳か1歳半まで定期的にフォローをしたいと言って頂き、先月の1ヶ月検診では異常なく終わりました。
      新生児仮死に伴う、低血糖や代謝性アシドーシスなんですが、この症状は新生児仮死になったお子さんにはよく出る症状なんでしょうか?
      点滴とメイロン補正で速やかに改善しましたと主治医からは言われたのですが、脳性麻痺を引き起こす要因になってしまっている気がして、、
      話が前後してしまいますが、日齢1日で夜間は夜通し泣きっぱなしでしたと言われましたがこれは元気がある!と捉えていいのでしょうか?
      お忙しい中、申し訳ございません。

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว

      こんばんは。少しでも安心していただければと思います。
      1か月健診でも問題なくて良かったです。
      (仕事終わってから返信するので、基本、お答えするのは夜です(笑)
      低血糖や代謝性アシドーシスは仮死があった場合に一番多い症状とっても差支えないと思います。
      むしろ、これが起こるから一見元気でも経過観察に入院してもらってます。
      「仮死」があった場合でも、人工呼吸管理が必要でなかったレベルの仮死は、後遺症を心配しないで良いのがほとんどと考えております。
      夜通し泣きっぱなし→元気に泣いていましたよ!の意味でスタッフがお伝えしたのだと思います。
      1歳半までフォローを続けていただき、歩行完成と言語理解を得られると、本当に安心していただけるかと。

    • @marioworld5536
      @marioworld5536 ปีที่แล้ว

      1番多い症状なのですね。
      ありがとうございます。
      血液検査でわかると思いますが、入院もせずに自宅に返されてしまった場合の事を考えると怖いですね💦
      何個も質問してしまい申し訳ございません。
      低酸素性虚血性脳症を発症していなくても脳症麻痺と言った診断がつく事例はございますか?

    • @sunringco
      @sunringco  ปีที่แล้ว

      こんばんは。
      脳性麻痺自体は「受精卵~出生28日までに起こった何かによる障害」という広範囲病名です。生まれた時の低酸素性虚血性脳症がなくても後々診断される子はたくさんいます。普通にしてても、成長過程で脳性麻痺がわかる子もいるため、乳幼児健診を受けることも大事になるんですよね。