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🙇お詫びと訂正🙇 19:18 からの「無調音楽」ですが、「samosamo」様からご指摘いただいたように、微分音(白鍵と黒鍵のさらに間の音)と無調を混同し、不正確な説明をしてしまいました。無調音楽を簡潔に言うなら「ハ長調やイ短調といった『調』にとらわれない音楽」と説明すべきだったと反省しています。なお、シェーンベルクが無調音楽に至るまでに関しては、「鈴木繁夫」様がとても詳しく有益なコメントをお寄せくださっていますので、ご参考になさってください。いつも皆様のコメントに助けられています。改めてお礼申し上げます。
微分音というのがあるのですね。最初、横軸が時間で縦軸が音量の微分なのかとおもったのですが調べたら「半音よりさらに細かく分けられた音程を指す」とのことでした。勉強になりました。ありがとうございます☺
なんか変な事言ってるなと思ったら… 流石の山田五郎さんも音楽の世界では絵画の様なわけには行かないというわけですね。
無名人物の中に知者がいる場合もあるし、あの著名な人がネットの世界では無名で活動していたり、現代はとても面白いですね。あとコメントを丁寧に拾って事実関係を調べて訂正してるのが偉い。
コメントさせていただこうと思ったら、既にご指摘されている方が。さすがですね。今までは「こんにちは」って言ってたものを「ちこはんに」って言ったら どんな感じになるかな、みな試みですね。
この番組って、山田五郎先生を中心にみんなで研究会をしているような感じで、大好きです。これからも間違えを指摘・訂正しながら、皆さんで切磋琢磨出来るのを楽しみにしております。いつもありがとうございます😊
無調音楽について五郎さんの言ってた半音の間にも音はあるというのは微分音の事で、これも無調音楽の一部ではありますが、無調音楽とはピアノで言えば白鍵も黒鍵も平等に扱う音楽の事です。通常はハ長調でいえば白鍵のドレミファソラシがメインの音で黒鍵の音はそこから派生した臨時の音という性質を持っています。メインとサブです。無調音楽はドからドまでの黒鍵を含めた12音を平等に扱うという音楽で、微分音の有無は無調音楽であるか否かとは関係がありません。参考までに。
取っつき難い抽象画、カンディンスキーがテーマ故の五郎さんの見事な計算か、カンディンスキー個人の人間性に光をあてた興味深い内容でした。白黒のポートレートから受ける印象では、物理学や生理学でノーベル賞を得ていそうな威厳を備えた風貌なのに、異性関係で理性のブレーキに不具合のある「ただの中年男」であった暴露から入り、我々が抽象画に抱く高い壁をやすやすと超えられる高さまで下げてくださるあたりは、さすが山田五郎と賞賛すべきですね。今回は抽象画と抽象画家カンディンスキーの「マクラ」ということなのでしょうね。
作品って「作る」だけじゃなく「守る」ことにも大事なストーリーがあるんですね。ミュンター、感動です!
ナチス政権下で作品を守ったミュンターに感動…!!!自分の感情より芸術を守った女の心意気を感じました!!あれ、ミュンターの話だっけ??って思うくらいカディンスキー良いとこ一個も伝わってこなかったけど、自分を貫き通す強さが個性として絵に現れてるのかなあ笑✨
美術知識ゼロなのに毎回おもしろくていくらでも聴いてられます…
本当は、難しい話も沢山あるけど、山田五郎様の話は、いつも面白い。それは多分素人に、大事なポイントを常に意識して話してくれてる。ありがとうございます。
学生の頃は世界史、近現代史が苦手で良く勉強してこなかったのですが、最近になって興味を持つようになりました。そんなところに五郎さんの画家、美術史、当時の世相の話しが加わることで苦手だった世界・近代史に楽しさ、面白さを感じるようになりました。いつも楽しい学びをありがとうございます♪
大好きな五郎さんの講座、楽しみにしていました!「トランペットは黄色に見える」というカンディンスキーの言葉、彼はもしかしたら『共感覚』を持っていたのでは…とふとよぎりました。文字や数字、音に色がついて感じるもしくは逆に色からそれらを感じる現象だそうです。色と、それを感じる対象の組み合わせは人それぞれに多種ありますが、そのパターンは生涯変わらないそうです。とくに、芸術家には数倍多く出現し、共感覚をもつ芸術家は知能が高く、抽象的・創造的・美的感受性が高いという検査結果もあるそうです…そう思って彼の作品や言葉を考えると、意図的なようで意図しない、彼にとっても思いがけない創造の力だったのかもしれません。カンディンスキーに限らず、五郎さんの教えてくださった多くの画家の中に共感覚者はいたのかも…?
瞑想やお薬がキマッた精神状態にも通じるような・・・
私の亡き父は山下治(清、じゃありませんw)という日本の抽象画家です。1977年当時日本人では藤田嗣治さんの次に受賞し、その作品がジュネーヴのプティパレ美術館に収蔵されています。長く手付かずだった父の作品をなんとか動かそうと孤軍奮闘中です。抽象絵画そのものに触れる機会がもっと多ければいいのに、と思っています。どう理解するのか自体をもっと楽しんでもいいんだ、って知ってもらいたいです。部屋の壁にあるだけで、違う風景どころか、全く別の空間に繋がっているような豊かさをもっと知ってもらいたいのです。抽象絵画の回、切望します!あとなかなか日が当たらない日本の近代洋画も!
山田五郎さんの声が安眠導入に最適すぎていつも同じところでね落ちるので毎日聞いてるのに聴き終わらない。。。最高です。。。
凄く面白かったです。カンディンスキーやミュンターの人柄や人生についてのお話しも面白いのですが、美術や絵画が全く分からない私にとっては、”抽象絵画は、いかにして誕生したのか?”について触れられていて、とても勉強になりました。カンディンスキーや、その他の抽象画家についても、更なる深掘り動画を期待します。動画の前半、カンディンスキーの具象画(風景画や人物画)が紹介されているシーンでは、クラシック音楽の新ウィーン楽派の作曲家、アルノルト・シェーンベルクの初期作品 弦楽六重奏曲「浄められた夜」や、アントン・ヴェーベルンの初期作品 弦楽四重奏のための《緩徐楽章(Langsamer Satz)》を思い出しながら楽しく視聴させていただきました。2曲ともヨハネス・ブラームスやグスタフ・マーラーの濃厚な影響を受けた、非常にロマンティックで夢想的な音楽で、大変気持ち良く聴ける音楽です。新ウィーン楽派が生み出した無調音楽、特にシェーンベルクに代表される”十二音技法”は、大概の場合、リヒャルト・ワーグナーが”機能和声”・”調性音楽”の範囲を拡大・突破した後に、それに取って代わる作曲技法の一つ様に良く説明されますよね。ワーグナーの歌劇って、楽譜に正直に演奏すると超分厚いオーケストラの伴奏に歌手の喉が持たないで、すぐに歌手が潰れてしまいます。NHK の番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で指揮者 大野和士さんが取り上げられた回の終了間際、大野さんが初めてワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の公演準備に取り掛かった際、一回の練習で歌手が潰れて代役を捜すシーンで番組は終わってます。前島良雄著「マーラーを識る 神話・伝説・俗説の呪縛を解く」の「マーラーとバイロイト」の章では、十九世紀の終わりから二十世紀の初めにかけてプラハ時代からニューヨークのメトロポリタン時代にかけて、ワーグナーの歌劇を514回、上演しています。そのコツは、決して杓子定規にならないで、いわゆる良い塩梅で演奏のバランスをとる事にある様です。ちくま学芸文庫「シェーンベルク音楽論選」に収められた論文に、グスタフ・マーラーとリヒャルト・シュトラウスの指揮活動を間近にに観た経験として記されています。(今、手元にこの本が無いので論文名は書けません。御容赦下さい)。グスタフ・マーラーの自宅には、アルノルト・シェーンベルク、アントン・ヴェーベルン、アルバン・ベルクの三人が、しょっちゅう出入りして、音楽について議論を交わしていたそうです。食えない頃のシェーンベルクは、リヒャルト・シュトラウスから写譜の仕事を貰い、何とか食いつないでいたそうです。なので、シェーンベルクはマーラーとシュトラウスの指揮の内情について、熟知していたと思われます。最後に、私はキチンとした音楽教育を受けていないので、確かな事は記せませんが、半音以下の、1/4または1/8等の微分音については、誰が何時、現代音楽に持ち込んだのかはハッキリと語られませんが、一般的な話として、ハンガリー出身の作曲家バルトーク・ベーラが東ヨーロッパを中心に、遠くはアフリカのアルジェリアにまで足を運んで行った民族音楽の収集の中から発見し、自らの音楽に取り込んでいったイメージがあると思われます。バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番には四分音が使われており、各種音楽コンクールの決勝で取り上げられる事がありますが、難易度が非常に高いので、この曲を選択するファイナリストは少ないです。
周辺の音楽事情についての詳細な説明、大変参考になりました。表現主義については、坂崎乙郎の美術評論「夜の画家たち」で興味深い対象になっていましたが、抽象絵画やカンディンスキーには今一つ食指が動かないでおりました。今回、山田五郎先生の人間関係を軸にした分かり易い解説で多少なりとも理解が進んだと思います。私は、動画後半カンディンスキーと ミュンターの再会のところで、違った意味で「浄夜」が頭の中に流れてきました(笑) カンディンスキーのクズっぷりを示すエピソードですが、ミュンターの絵画作品を守り切った言動で、まさに「清め」られましたね。(笑)「シェーンベルク音楽論選」は以前購入して積読状態でしたが、これを機に読んでみようと思います。(言及されているのは、「革新主義者ブラームス」「グスタフ・マーラー」あたりでしょうか)
素人考えですが、4分音とか8分音とか言われても、演奏中にいちいち機械で計測してるわけではないので、本当にキッチリ正確な音になってるのか信じられないですね。それに正確に出したとしても、普通の感覚では「汚い音」としか感じられないのではないでしょうか?聴いたこと無いですが、聴いてみたいとも思わないなあ。とはいえ、過去のどんな伝統にも縛られない感覚の未開拓分野を開こうとした音楽家や画家たちの開拓者精神(?)の時代があったという事だけでも記憶に留めておくべきですね。
@@s.samuel6133 そうですね。私も実際に微分音を駆使した室内楽の実演を聴きましたか、素人の私としては、なんともとらえどころが無いように思われて、面食らった記憶があります。
Charles Ivesの調律を四分の1音ずらせた2台のピアノで演奏する、微分音を使用した曲が上がってましたので↓th-cam.com/video/wwj8mTiZi8o/w-d-xo.html気持ち悪いけど、面白いと思います。
高評価を選択して下さった皆様、ありがとうございます。拙いコメントを、ろくに読み返さずに送信してしまいました。今改めて読み返すと必要な語句が抜けて、趣旨が分かりにくい文章になってます。それでもなお高評価を選択して下さり、感謝しております。以下、私の勝手な自己満足ですが、箇条書きで言いたかった事をまとめます。あくまでも私一人の自己満足なので、御興味なければ、どうかスルーしてください。==1.言いたかった事シェーンベルクを含む新ウィーン楽派が切り開いた”無調音楽”は、決して何の脈絡もなく、突然生み出されたモノではなく、それまでのドイツ後期ロマン派音楽の流れを受けて生み出されたものだと思います。中でもシェーンベルクと密接な関係のあったリヒャルト・シュトラウスとグスタフ・マーラーから多大な影響を受けたであろう事は、シェーンベルク自身の記述から推測されます。(ちくま学芸文庫「シェーンベルク音楽論選」収蔵 【音楽の様式と思想】文庫本18ページ~19ページに、ワーグナーのオーケストレーションが歌手に過大な負担になる為、マーラーもシュトラウスも多くの手直しを行っていた旨、直接の記載あり)特に”調性音楽””機能和声”の崩壊の引き金を引いたと評されるリヒャルト・ワーグナーの音楽を、”ワーグナー指揮者”として514回の上演回数を誇るマーラーから、その真髄を受け、次なる時代の音楽を切り開く原動力したものと思われます。2.リヒャルト・シュトラウスとグスタフ・マーラーどちらもドイツ後期ロマン派音楽を代表する偉大な作曲家であり、存命当時は偉大な指揮者として活動していました。21世紀の現在、コロナ禍に包まれた地球上であっても、365日のほぼ毎日、どこかのいずれかのオーケストラで、練習あるいは本番の公演で、この両名の楽曲は演奏されていると思います。食えない時代のシェーンベルクをシュトラウスが支えた事、マーラーの自宅をシェーンベルク&ベルク&ヴェーベルンの3名が頻繁に訪れて音楽について議論を交えていた事は、オーケストラの演奏会パンフレット楽曲解説や「音楽の友」「モーストリークラシック」の特集記事等で頻繁に取り上げられるので、出典元の書籍は特定しませんでした。3.バルトーク・ベーラについてバルトークの”民族音楽”ついてのみ前出のコメントで触れました。確かに微分音は民族音楽の中に見受けられるものです。しかし、バルトークが微分音を自らの楽曲に取り込んだ理由を理解するには、彼のもう一つの側面と、そもそも西洋音階の起源に振れる必要があります。3-1.バルトークと数学これは余り指示されていないのですが・・・作曲者自身は公表していませんが、ハンガリーの音楽学者レンドヴァイ・エルネーによれば、一部の作品には作品の構成から和音の構成に至るまで黄金分割を基礎に置き、フィボナッチ数列を活用した、との意見があります。3-2.ピタゴラス音律”ドレミファソラシド””CDEFGABC”の西洋音階の起源は、古代ギリシャの哲学者であり数学者でもあったピタゴラスが発見したピタゴラス音律にあります。周波数比3:2の純正な完全五度の音程にある音を得ることを繰り返す事で導出される音律で、数学的・技術的に導出されます。内容は・・・私が記述するには、お手上げになるので、Wikipediaの”ピタゴラス音律”を参照願います。本当は、”純正律”だとか、”平均律”だとか、”四七抜き”、”協会旋法”だとか、”W.A.モーツァルト存命中のウィーンでピアノの調律は、調律師の家毎に異なっていて、25を超える数の調律が存在した”等々、音階について専門的に掘り始めると非常に多くの話題が存在します。でも西洋音階の出発点である古代ギリシャで発見されたピタゴラス音律は数学的・技術的に導出されるものであり、同様に数学的・技術的に導出される微分音を、作曲の一部に黄金分割・フィボナッチ数列を活用していると指摘されるバルトークが取り込む事は、いかにもさもあらん事だと思います。4.大野和士さんについて私の手元にあるNHKエンタープライズが販売した「プロフェッショナル 仕事の流儀」のDVDは、2007年発売のものです。2022年2月現在、大野和士さんは新国立劇場オペラ芸術監督、東京都交響楽団音楽監督、バルセロナ交響楽団音楽監督東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者の席にあり、2022年9月にはブリュッセル・フィルハーモニック音楽監督に就任予定にある、とても偉大な指揮者です。私には、大野和士さんについて、尊敬の念はあれども、誹謗するつもりは一切ありません。東京都交響楽団のTH-camチャンネルに掲載されたアントン・ブルックナーの交響曲第9番の解説動画は、とても勉強になりました。新ウイーン楽派とは全く異なる経緯で無調に至った、そして亡くなる日の午前中まで作曲に費やしても未完に終わった交響曲について、ピアノ演奏を交えて詳細に解説されてます。この動画を視聴して、作曲者が楽譜の表紙に記した「愛する神に」(Dem lieben Gott)という言葉に、どれだけ深い意味が隠されているのか、思いが至りました。
いつも楽しく観ています。音に色を感じるのは「共感覚」というそうです(共感覚自体は様々な種類がありますが)。五郎さんの説明で、カンディンスキー先生はまさにこれなのでは?と思ったら、自分の中で合点がいきました。スッキリしました。ありがとうございました!これからも五郎さんに付いて行きます!
カンディンスキーは、スピリチュアルというより、共感覚の持ち主だったかもしれませんね。音に色を感じるのは、正にその事例ですよね😄
音には色があり、色には音がある。わたしの娘が言っていました。今、私の娘の絵画展で、音にあった、絵を曲目にあわせて展示しています。学芸員さんの話では、10%くらいの人が、音と色の感じがわかるそうです。
今回めちゃくちゃに面白かったです! 国内の芸術評論であまりタッチされない、抽象絵画→ロシア構成主義あたりの解説を五郎先生にお願いします! デュシャンやモンドリアンやタトリン・・・ダダ、バウハウス、シュプレマティズムを横断的に、20世期の現代絵画はバックボーンが多すぎて倦厭されがちなところを、面白おかしく聞きたい・・・
いつも大変に楽しみにしております。ありがとうございます。音楽演奏及び大学教員をしておりますが、個人的には抽象が好きなうえに、留学などミュンヘンと関わりがあるので、レンバッハハウスや青騎士が出て来たのは嬉しかったです。青騎士創刊号にはシェーンベルグなどの新曲の楽譜も付いていますよね。次はクレーやバウハウス(ドイツでは近年同名の日曜大工ショップチェーンがあるために、そっちしか知らないドイツ人も多い(泣))や、彼らと音楽の関係にももう少し踏み込んで頂けると嬉しいです。和田さんが覚えてくれたヒトラーとの関わりも同じく大きいですし。(もちろん抽象にかかわらず、絵画と音楽、舞踏、服飾などはいつもセットですが。)細かいことで恐縮ですが、教授の仰っている「無調音楽」はもう少し後年の現代音楽で、この時代のシェーンベルグの「無調」とは「12音」という技法で、半音と半音の間の音(微分音といいます)を作曲家が使い始める時代はもう少し後年となります。
現代アートって全然わかりませんでしたが五郎さんの解説で流れがよく分かりました
象徴→表現→抽象の流れの話はとても興味深かったです。自分なりに良い絵は実物を見ているとどんな絵でも蠢いて見えるな~と感じるのですが、カンディンスキーは特に顕著で、そのことの合点がいきました。多くの芸術家は偉大ながらも往々にしてクレイジーだけど、ミュンターみたいな人がいてこそ後世に残されているのかもと痛感しました。「ヒトラー、出たーーっ!」思わず観ながら叫んでしまいました(笑)ワダさん、ついに大願成就なされましたね♪ おめでとうございます!ワダさんは、視聴者皆さんのアイドル?でもあると思いますが、絵画初心者の方たちにとっては特になくてはならない存在なのだと切に感じます。五郎さんのお話はとても面白いけどワダさんがいなければきっとアート通メインのチャンネルに偏っていたことでしょう。中田さんの回で随分新しい層の視聴者さんが増えたみたいなので、また別の方とのコラボで新規開拓して下さい。コラボ時にワダさんがいなくても、興味を持って訪れた視聴者を虜にするのはワダさんの役目ですからね!ワダさんの腕の見せ所ですよ!
「人を憎んで、作品を憎まず」この言葉でホッとしました。ミュンターさんの心は芸術家そのものですね❣️❣️❣️怒りと嫉妬と復讐心で全て焼滅してもおかしくないのに、ああして戦時中守り抜いて、その上博物館に寄付して下さって🥲🥲🥲🥲🥲ミュンターさんはシュゴイ強い女❣️
高校の美術の授業で、音楽を聴いてそのイメージを絵に描くという回がありました。カンディスキーさん、一見理知的で、緻密に計算された人生を慎重に歩みそうなお顔をしているのに、なんと突発的な人生&わけわかめの絵(笑) ロシアとフランス…そういえば、ココ・シャネルもロシアからパリに亡命してきたウラジミール大公と付き合ってましたね。パリのファッションショーでマヌカンをしているロシア女性が、大公の前に膝まづいたとか。ガブリエレ・ミュンターさん、最後は幸せになって良かった💖ワダさんも良かった💖
謹厳な学者風の見た目なのに生き方めちゃくちゃで面白いですね。犬まで「えっ?」っていってるの笑いました
12:46 さがした😆
Impressとexpress など、大変わかりやすく興味深い解説。愛憎劇を取り入れながらの講義。五郎さんならではですね!素晴らしいです。是非、第二弾を、お願いいたします。
ランボーがでアルファベットの各文字を色で表現した詩がありますが、実際に音で色が見えた「共感覚」の持ち主だと思われ、カンジンスキーも同様の特殊能力を持っていたと思います。ルドルフ・シュタイナーの神秘主義運動に参加していた時期もあって、やはり普通の人間には到底理解できない感受性豊かな人なので、捨てられた彼女もそんな彼の天才を誰よりもよく知っていたために作品の価値を認めていたのではないかと思います。人格的には最低でも、「肝心なとこは好き」だったんでしょうね。
「ワダちゃんなに言ってんだよ、新しい女ができたに決まってんだろ」と思ってたら、ちゃんとロシア革命の説明引きだした! すごい 👏 やっぱりこのチャンネルは五郎さんの美術愛あふれる解説+ワダちゃんの素朴な疑問あってこそですね 😅
山田五郎さんの解説は、画家の人柄も解説してくれるから、おもしろいんですね私は美術館鑑賞が趣味ですが、絵に興味を持つと、作者の人柄にも興味を持ちますまさに私のニーズにマッチした解説でありがとうございます🙇
カンディンスキーの話を聴きに来てた筈なのに、ミュンターさんの女気?に感銘を受けた件。彼女が迫害や戦火から作品を守りきってなければ、貴重な芸術作品が失われるというだけでなく抽象画が確立されるに至る経過を示す資料として歴史の足跡も永遠に失われていたと思うと、ありきたりな言い方でしょうが感慨深いものがあります。
カンディンスキー有名だし、絵も結構好きだし…。と思っていたら、一人の芸術家の話から、歴史における芸術の大きな流れの話にまで至って、感動的ですらありました。
五郎さん「何する人に見えますか?」私「ムスカじゃん」
今週も面白かったです!全然眠たくなりませんでしたよ笑音を絵にするという発想が凄いですね!この発想がシェーンベルクを通して、楽譜を絵のように自由に書いたジョン・ケージにも影響しているのでしょうね。ミュンヘンで新しい団体立ち上げて主義主張で別れたり、ロシアに戻ってロシア・アヴァンギャルドとぶつかる様は、まるで第二次UWFを立ち上げて三派分裂して、リングスからアウトサイダーに流れる前田日明を彷彿させました。
山田五郎さん、カンディンスキーのわかりやすいお話ありがとうございます。短い時間に豊富な内容が詰まった宝物のような講義でした。カンディンスキーって女性関係はほめられたものじゃありませんが、一緒に美術運動を進めた伴侶のミュンターさんには頭が下がりますね。ミュンヘンに行ったときに「ロシア人の家」とレーンバッハ美術館にも行けばよかったなあ。知識が足りなかった。ミュンヘン旅行した時にチェコの南部の町にあるエゴン・シーレアートセンターという美術館へ行きました。ちょうど館内でシェーンベルクの特別展もやっていて、音楽家だと思っていたシェーンベルクの描いた絵画を見てきました(2004.8)。
五郎さんはスピリチュアルと表現されていましたが、「この音は何色なのか、どんな形なのか」考えなさいとピアノを習っていた時に言われました。音を色などで感じる感覚を(逆もまた然り)共感覚というらしく、カンディンスキーをはじめとする抽象美術の方々は共感覚があったのかもしれないですね!
Watashimo so omoimashita!
大学時代に宮城県美術館の近くに住んでいたので、カンディンスキーの抽象画をよく観に行っていました。五郎さんは作品と画家の人生を紐づけて説明してくれるので、頭にすっと入ってきますね。
ダイナミックな往来!十二音や技法や無調からさらにケージやシュトックハウゼンへ行くお話が面白いのと同様、抽象絵画と西欧史はもっとお聴きしたいです!
アートは表現者の叫び。作品の説明でなく、作者の人生をいつも魅力的に説明してくれる山田先生に感謝。
ミュンターさんがひたすら素敵すぎ。。こうなるとパウルクレーさんも見たいですねー
正直言って抽象絵画はあまり好きではありません。でも、動画で「様々な暮らし」と紹介されていた絵。この絵は子供の頃に見て強く印象に残っていて、大人になってからわざわざドイツまで実物を見に行ったほど好きな作品です。当時はColorful Life「色とりどりの人生」という題で紹介されていました。久しぶりに絵を見直してみましたが、やっぱりウットリするほどきれいです!
五郎さんがみんなのエピソードを面白おかしく、ライトに話す口調が大好きです🎉そしてタメになります!
ミュンターが作品を守り抜いたことを聴いて、胸が熱くなりました。素晴らしい女性だったと思います。幸せになれて本当によかったです。
カンデンスキーの絵の話よりも、後半はミュンター女史が全てを持っていってしまいましたね。愛憎を超えた場所にある人間性に叡智を感じます。素晴らしい。この話の中でカンデンスキーさん完全に脇役ですな。
21:38 山田先生は当然ご存じと思いますが、これは共感覚の一種だと思われます。カンディンスキーが共感覚の持ち主であれば、ここで言っていることはぶっ飛んだおぢさんの戯言ではなく、本人が聞こえ見えたままを言っていると推察されます。また、音楽と絵画の大きな違いの1つが、絵画が空間芸術であるのに対して音楽が時間芸術であるということだと思いますが、時間芸術であるシェーンベルクのピアノ曲『3つのピアノ曲』の総体を空間芸術である絵画で表現することは不可能なので、『印象Ⅲ』はこの曲の総体の「印象」ではなく、どこかある一瞬の「印象」を空間芸術に表したものと思われます。(仮に曲全体を絵画に表そうとすると、シャッターを開きっぱなしにした写真のように、エントロピーの高い黒っぽい物が出来上がらざるを得ないと思われます。)つまり『3つのピアノ曲』のある一瞬で曲を切りその切り口を覗くとこの絵が見える… そういう性質のものではないでしょうか? 仮にこの考えが正しいとすれば、この絵は曲のどの一瞬の切り口であるかを明らかにする研究が可能かと思われます。色彩やその並び方等を検証すれば、この曲のこの一瞬! ということが探し出せるような気がしますが… 自分は元々カンディンスキーにも抽象絵画にもほぼ興味のない者ですが、先生の今回の動画を見ていて閃いたことを記してみました。
極めて示唆に富むコメント、ありがとうございます! 確かに、そういう見方もできますね。「どの一瞬の切り口」なのか、非常に興味深いところです。
ミュンターさん、かっけ―‼️‼️‼️マルケやキルヒナー、ディックスやベックマンら第二次大戦中の画家達の受難を思うと信じられないです。画家の作品、生きざまを通して時代が生々しく迫ってきますね。どきどきしました。
Gabriele Münterさんのファンアカウントありました。作品もすごく良いですね。
『作品』ではなく、『人生』に重き=おもしろさとして語る五郎さんのやさしさや懐の深さを再確認する回でした!シリーズ化、楽しみにしていますm(_ _)m♪
罪を憎んで人を憎まず。女たらしを憎んで作品を憎まず。今回もお見事な解説でした。w
五郎さんの話は、論理的で美術に疎い私でも楽しく見させていただいています。今後共、頑張っていただけると嬉しいです。
もう、どっちが上かわかんないよっ!変化を平易に見事に表現する五郎さん。最高。
この方の解説が本当に好きで面白くて大学の講義でも西洋のだが芸術論取ったんだが、思ってたんと違くてずっと宗教の話してたしレポートもこの芸術論しか取ってなきゃ出来ないレベルの文字数で出されて以下にこの方が凄いかがわかった…。ついて行きます…。
抽象画は人気ないと仰っておられましたが、面白かったです😊。恋愛愛憎劇と絡めたことでエンタメ的にも楽しめました。歴史的な流れが分かったので抽象画も少し理解できました。
音を聴くと色が見える人は一部存在するらしいですねカンディンスキーの風景画結構好きですクリムトの風景画も似た感じがある気がします。
最近カメラにハマって、写真による芸術表現を勉強していくにあたり、象徴主義からの流れはすごく興味深い。山田五郎さんのオモシロ解説を取っ掛かりにもう少し深く勉強したいので、第二弾、第三弾を期待します!
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いずれは写真芸術のお話も登場するかもですね
毎回思うのですが、絵画の解説というより映画を1本見たような感動を覚えます。才能に溢れながらも不完全な人間たちが面白い!ミュンターさんも略奪愛だったから因果応報だけど、ヒトラーから絵を守ったのは立派です。私ならすぐに破り捨てるか、喜んでヒトラーに渡してしまいます(自分の作品以外😅)。マティスもやって欲しいです。昔、マティス展へ行きましたが、ナニコレ?へたくそ!としか思わなかったので。。
マティスをへたくそとは思わなかった。
カンディンスキーのお話が聞けて嬉しいです!抽象画つながりで、ロスコなどのカラーフィールドペインティングなんかも取り上げてくれたら嬉しいです✨
コロナ前に小学校で絵本の読み聞かせをしていたのですが、『にぎやかなえのぐばこ』というカンディンスキーの生い立ちを描いた絵本がありました。それを読んで、抽象画って良さは分からないけど「共感覚の人だったんだな」と認識していました。同時期に宮沢賢治の童話も読みあさったけど、賢治もきっと共感覚の人です💓色に音を感じたり、風に言葉を感じたり…五郎さんのいう「スピリチュアル系の人」という認識にも通じるんだと思います💡感性の人✨というイメージだったのに女関係がこんなにヤヴァ~イとは!人間って面白い~!
この動画を見た次の日、散歩中にパウルクレー美術館を通ったら(ベルン在住)なんとMünterの展示が!!!早速入って見てきました。山田さんの動画見てなかったらいつものように素通りしてたかも。動画いつも楽しみにしています。
「印象III」は盛り上がっているコンサート会場に見えます😅「3つのピアノ曲集」は私はなんとなく紫色のイメージです。カンディンスキーの作品では「緑色の結合」が好きです。五郎さんの解説で、ミュンターさんの芸術愛に感動しました🥺
31:52 シャガールの解説楽しみです!ジョアン・ミロ、デ・キリコあたりの抽象絵画、形而上絵画の解説もお聴きしたいです
"人に歴史有り"をいとも簡単に語る五郎ちゃんが凄い。これをTV番組でやろうとすれば間にCMは勿論の事、各方面への忖度で訳の分からん無難な内容になっちゃう。同世代として尊敬すると共に、TH-camの存在意義が明確に示されたチャンネルですね。
フランスのレコード会社のFrance's Concertというレーベルが出してる抽象画シリーズというジャズアルバムのジャケットの色使いに良く似てます、五郎さんの説明で音楽と抽象画の関連性を感じました。ビル・エバンスとかチェット・ベイカーとか、このジャケットのアルバムを見つけると中身はともかくついゲットしてしまいます、眺めてて楽しいんでw
今まで美術には興味がなかったんですが、このチャンネルで興味を持ち始めました現代音楽は好きだったので、この動画でカンディンスキーの作品を知りすごく好きになりました!ありがとうございます。
昔、授業で抽象をやっていたけれど、風を形にしたいとか、音を色に変えたいとか作品が煮詰まって来ると、絶対にクラスの誰かが言い出すんですよ…。抽象をやると、何か通る道なんでしょうか…。今回も楽しいお話、ありがとうございます。
神智学が大ブームだった頃アーティストにも影響与えたと聞いたことあります。その背景とアートムーブメントのことも聞きたいです✨🙌
抽象画を知りたくて図書館で調べてたところなので、とてもとても嬉しいです。
カンデンスキーは、いわゆる共感覚の持ち主だったんじゃないかなという気がしました。文学的表現で、激しい音楽を、熱いとか、炎のようだとか言いますが、音に色がついている感覚、温度を感じる感覚は、私も分かるような気がします。
彼の著述読んだことがありますが、ある時絵が逆さまに置いて在って、彼は、その時それが何が描かれていたのか理解できなかったけれども、それにえらく感動して抽象表現の方に向かっていったそうです。彼の絵は一応上下左右があるらしいけれども、そんなの関係なく壁に掛けても絵として成り立ちますよね。私事ではありますが、私の部屋に置いてあった置物が、ライトを付けないで部屋に入ったら突然得体の知れない恐ろしいモノとして体験したことがあるけれども、彼の絵の逆さまのエピソードと共通するかもと、若い時考えたことがあります。笑。
和田さんの感じた事を無下に否定しない優しい受け答えに五郎さんの人間の深さと大きさに感心しました。
物凄く面白い話でした。最初の絵は、私は上の方が豪華客船かなって感じに見えていました。カンディンスキー、頭が良くて絵の才能もあって、しかも遅咲きの最低男でしたね。ミュンターの功績は素晴らしいと思ったけど、考えてみたら彼女もカンディンスキーの最初の奥さんからカンディンスキーを奪っていますからねえ。抽象画って私は良くわからないのですが、そういう経緯で生まれたのかって凄く勉強になりました。
同じく、豪華客船とそれを見送る人々に見えました!
@@sithadama 私も全く同じに見えました。
いやー今回も面白かった❗️続きも楽しみです
流石教授。教え方も上手い!
今回の解説もとても興味深いと思いました。時系列や人柄を含めたお話は非常に分かりやすく面白かったです!抽象絵画の見方をより理解できた気がします。音に味を感じたり文字に色を感じたりする「共感覚」という知覚現象があります。なかでも音に色を感じる症状を「色聴」といい共感覚の中では発生率が高いと報告されています。カンディンスキーのスピリチュアル的感性は共感覚を持っていた故なのかもしれませんね。カンディンスキーより、憎しみを乗り越え芸術を愛し守り続けたミュンターの方に興味と愛着が湧いてしまったので、ぜひ彼女の作品も紹介して欲しいです!お待ちしております!!
最高でした!ピート・モンドリアンとエドゥアール・ジャヌレも是非やってほしいです!
ついにワシリー・カンディンスキー!!このままバウハウスシリーズもお願いします!
またまた感動しました。カンディンスキーってこんな人だったんですね。知りませんでした。見た目はお堅い学者のようですが、いろいろなことにインスパイアされてどんどん変わっていくそのパッションは芸術家そのものですね。そして彼の作品を守った元奥さんの話、素晴らしいです。一人の女性としての葛藤はあったでしょうが、最後は人間として芸術家として芸術を愛し、尊重し、作品を守り抜いたその姿勢、尊敬します。また音楽と絵の関係性もとても興味深いです。もっと抽象絵画、現代美術取り上げてください。
かなり前にミュンヘンに行った時にレンバッハハウス美術館でカンディンスキーの絵を見ました。その後でアルテピナコテークとノイエピナコテークをハシゴしたら、真剣に観たせいか疲れてフラフラになりましたね(笑 私もクラシック音楽を聴きますが、十二音と無調をついこの間まで少し間違って覚えていました、、 19世紀末から20世紀初めのロシアの作曲家のアレクサンダー・スクリャービンの交響曲第5番「プロメテウス」に音が出ずに色彩を投影する色彩ピアノのパートがあったそうです。残念ながら、現物は残っていないようですが、、 有名なカナダ人ピアニストのグレン・グールドも○調は○色の感じがすると言っていたようですし、案外感受性の鋭い芸術家とかは共感覚の持ち主が多いのかもしれませんね。
今日、2月2日に開館した大阪中之島美術館の開館記念展を観に行ったのですが、何処かで見かけた絵が。。。と思ったら 8:34 の『第1回ファランクス展』のポスターではありませんか! 五郎さんの解説を先に見ていなければ何の記憶にも残らずに通り過ぎてしまっていたでしょう。ミュシャの『ジスモンダ』やロートレックの『ムーランルージュ』のポスターと一緒に展示されていて、ドイツのアール・ヌーボーと言われるのがよく分かりました。
今まで理解不能だった抽象絵画が少し解った気がします。ロシア革命のレーニンが抽象絵画を推奨したのも納得です。
待っていましたのカンディンスキー!わかりやすい時系列と共にやっぱり時代も人の繋がりも広がってぼんやりしていた部分が納得。早く続きをーーー待っています。
ミュンターカッコええ!最後熱いものを感じました。
嬉しい✨カンディンスキー大好きです。取り上げてくださってありがとうございます!!!
素晴らしい!! 本当に素晴らしい!! 抽象画への変遷の歴史がわかる最高の動画! 本当に勉強になりました! ありがとうございます
昔カンディンスキー展があったときにポスターで民族画風の絵を大々的に宣伝してていい雰囲気だな~と思って見に行ったら途中から抽象のオンパレードにめっちゃびっくりしたことがある
いつも楽しいです。ありがとうございます‼️クリムトのお話しもぜひ聞きたいです❗
ロシア革命政府時代のカンディンスキーがよくわからないなと思っていました。若手の構成主義者達に追い落とされてドイツに舞い戻ってバウハウスに参加したという程度の認識でしたが、なるほど確かにマレーヴィチのほうがより先鋭的でしたね。何年か前の青騎士展ではガラス絵や印象派的な絵から抽象へ至る過程がわかりやすく展示されていましたし、また早くにクロワゾニスムにかぶれたヤウレンスキーのほうが一足早く抽象に突入しているようにみえました。青騎士のフランツ・マルクについてもいつかお話が聞きたいです。
映画「ダブル・ジョパディー」を久々に見た翌日にこの動画がアップされて、あまりのタイムリーさに初コメントさせて頂きます!この映画の中でカンディンスキーの絵が良いエッセンスになっているのですが、今回の動画を見させて頂いて、もしかしてカンディンスキー本人の生き様とメインキャラクターの生き様も重ね合わせたシンボルでもあったのかなぁ〜などと思い巡らせました。映画からのこの動画で、非常に面白い偶然でした。今後の展開も楽しみにしております!現在、TH-camで一番大好きな番組なので、ぜひ今後も長くこの番組を続けて頂けたら嬉しいです。山田さん、スタッフの皆様、いつもありがとうございます。
カンディンスキーに惹かれてきました。抽象画は何が描かれてると思ったことがなく、感覚的に観て色の使い方が気に入ったらずっとみてる分野です。パウル・クレー、ディフィーもしていただきたいです。カンディンスキーの抽象画でない初期の絵はじめてみました。
パウル・クレー、是非お聴きしたいです!
象徴主義の説明がとてもわかりやすくとても楽しいレッスンでした。今からレンバッハハウスに行ってきます。
ズブの素人ですが、絵画は視覚化された感覚だと思っています。抽象画のように聴覚や他の感覚と視覚との照応を、このカンディンスキーのように形式を崩し、不定形で直接的に描くこともできれば、具象画のように立派な/不安定な形式でもって、感覚を表現することもできると思います。カンディンスキーは色彩感覚が秀でていますよね。抽象画家ではありませんが、ぜひ、フランシス・ベーコンもお願いします!!
印象派や民族美術とかにビビッときていたのも、その色彩感覚を刺激されたからなのかもね
今から35年前にカンディンスキーの展覧会があって、全く理屈はわからないものの、ものすごく感銘を受けました。今、生涯と時代の説明をしていただき、筋が通ったものとなり、あの時の感激がよみがえったのを嬉しく思ってます。
ミュンター偉い❗️本当に芸術を愛するというのは、こういう事だと思いました。
ミュンターさんすご〜い。人は憎んで、作品は憎まず。心が広〜い。
MoMAでカンディンスキーをよく眺めていました。綺麗だなあ、と感じます。今迄人となりを全く知りませんでしたが、女をそのまま捨て去る癖を持つとか初めて知って面白かったです。あとミュンターは妻から奪ったんだから、同じ目にあっても文句を言える筋合いはないですね。でも芸術で繋がっていたから、彼の芸術を守ってくれて良かったですね。
カンデンスキー好きだから待ってました!
昔々ティーンエイジャーの頃に九段の国立美術館でこの絵を目の前で見て、こんな表現があるのかと初めて知り、雷に打たれたような衝撃を受けました。私の大好きな絵のひとつです。お話を聴けて良かったです!日本人には抽象画は理解されない事が多いですよね。今度はセザンヌとかピカソ、イタリアの未来派の講義とかも聴いてみたいです。
音にも色がある、私もそう感じます。絵画の世界もいろんな見方ができて楽しいですねー
現代美術は全然わかりませんが、五郎さんの解説で流れがわかりました
最後いい話っぽく終わりましたが最初の奥さんからカンディンスキーを寝取ったのはミュンター夫人ですよねw
「黄色はトランペットの音だ」というの発言は、共感覚保持者ならではのものでは、と思いました。スピリチュアルっていうのとはちょっと違うんじゃないかな
人は憎めど、作品は憎まず…。ミュンターさんは自分も含めて仲間の生きた証を守り抜いたんですね✨強い女性です。
ミュンターさんが愛していたのは作品と彼の才能だったのかもしれません。私はカンデンスキーを見た第一印象は学校の先生みたいだなぁと思いました。学者肌で抽象画の本を書くぐらいだったから話の面倒臭い人だったりして。息子の幼稚園に音の色が見えるって子供が居ましてカンデンスキーはそういう感性の人だったのな?
お話は大変興味深く、面白かったです。時代背景なり作者の伝記なりを山田先生の語りを聞きながらこの絵画を見るとなるほどなぁ、と納得しきりでした。ただ、それらを知らない、私を含めたあまり絵画に興味を持っていない人にとって、この作品は何処が良いのか判らないのではないか、という疑問が湧きました。わたしは初見では、この作品の何処が良いのか判りませんでした。今では所々で、何を描いているのかわからない、抽象画?を見ることが有ります。線とか丸とかべた塗りとか。本編の途中で出てきたマレーヴィチの黒い四角の作品もそんな感じですね。マレーヴィチの作品については、背景を伺って考え方は理解できましたが、果たしてそれは「芸術」なのでしょうか。同様に、単に「気ままに色を塗りたくっただけ」のように見える絵?について、それは「絵画」「芸術作品」に成り得るのでしょうか。という疑問点に、山田先生個人のお考え、価値観でお答えただければ、幸いです。(具体的にこの作品はどうでしょうか、という事を言えないほど 絵画に疎い素人なもので、漠然とした疑問で申し訳ありません。)最後にですが、このチャンネルの全ての動画を拝見しました。お話が判りやすいので、本当にためになります。
カンディンスキーは、全く意味が分からないのに、全体が凄く纏まっていてしっくりするし、訳がわからないのにとっても惹きつけて良いのが凄い。あの魅力は本当に分からないけど、凄く良い。でも何でかは分からない。調和があるんだよなー。
アメリカとロシアの冷戦時代にアートがそのように使われていたと聞いたことがあります。でもその時はアメリカが抽象絵画を分からないロシアを文化的に非難していたと思っていました。ダイアモンドオンラインの経済学と現代アートの底流にある共通点という記事でかじった程度の知識ですみません。ロシアの方が先に抽象絵画を発展させていたんですね✨そこら辺を詳しくやって頂けたら嬉しいです。現代のアートの基準やアートを国策にする国、最近だとシンガポールなどがありましたが、今の絵の見方や現代アート、コンテンポラリーに繋がる見方がでるととても参考になります。宜しくお願い致します🤲
正直、私も学芸員の資格を持ってるけど、山田五郎さんの知識にはかなわないし、さらには不正確な発言があったら、突っ込みを入れることができる人が見ているって、どんだけ詳しいんだよ! ってビビる。
🙇お詫びと訂正🙇 19:18 からの「無調音楽」ですが、「samosamo」様からご指摘いただいたように、微分音(白鍵と黒鍵のさらに間の音)と無調を混同し、不正確な説明をしてしまいました。無調音楽を簡潔に言うなら「ハ長調やイ短調といった『調』にとらわれない音楽」と説明すべきだったと反省しています。
なお、シェーンベルクが無調音楽に至るまでに関しては、「鈴木繁夫」様がとても詳しく有益なコメントをお寄せくださっていますので、ご参考になさってください。
いつも皆様のコメントに助けられています。改めてお礼申し上げます。
微分音というのがあるのですね。最初、横軸が時間で縦軸が音量の微分なのかとおもったのですが調べたら「半音よりさらに細かく分けられた音程を指す」とのことでした。勉強になりました。ありがとうございます☺
なんか変な事言ってるなと思ったら… 流石の山田五郎さんも音楽の世界では絵画の様なわけには行かないというわけですね。
無名人物の中に知者がいる場合もあるし、あの著名な人がネットの世界では無名で活動していたり、現代はとても面白いですね。
あとコメントを丁寧に拾って事実関係を調べて訂正してるのが偉い。
コメントさせていただこうと思ったら、既にご指摘されている方が。さすがですね。
今までは「こんにちは」って言ってたものを「ちこはんに」って言ったら どんな感じになるかな、みな試みですね。
この番組って、山田五郎先生を中心にみんなで研究会をしているような感じで、大好きです。これからも間違えを指摘・訂正しながら、皆さんで切磋琢磨出来るのを楽しみにしております。いつもありがとうございます😊
無調音楽について
五郎さんの言ってた半音の間にも音はあるというのは微分音の事で、これも無調音楽の一部ではありますが、無調音楽とはピアノで言えば白鍵も黒鍵も平等に扱う音楽の事です。
通常はハ長調でいえば白鍵のドレミファソラシがメインの音で黒鍵の音はそこから派生した臨時の音という性質を持っています。メインとサブです。
無調音楽はドからドまでの黒鍵を含めた12音を平等に扱うという音楽で、微分音の有無は無調音楽であるか否かとは関係がありません。参考までに。
取っつき難い抽象画、カンディンスキーがテーマ故の五郎さんの見事な計算か、カンディンスキー個人の人間性に光をあてた興味深い内容でした。
白黒のポートレートから受ける印象では、物理学や生理学でノーベル賞を得ていそうな威厳を備えた風貌なのに、異性関係で理性のブレーキに不具合のある「ただの中年男」であった暴露から入り、我々が抽象画に抱く高い壁をやすやすと超えられる高さまで下げてくださるあたりは、さすが山田五郎と賞賛すべきですね。今回は抽象画と抽象画家カンディンスキーの「マクラ」ということなのでしょうね。
作品って「作る」だけじゃなく「守る」ことにも大事なストーリーがあるんですね。
ミュンター、感動です!
ナチス政権下で作品を守ったミュンターに感動…!!!自分の感情より芸術を守った女の心意気を感じました!!あれ、ミュンターの話だっけ??って思うくらいカディンスキー良いとこ一個も伝わってこなかったけど、自分を貫き通す強さが個性として絵に現れてるのかなあ笑✨
美術知識ゼロなのに毎回おもしろくていくらでも聴いてられます…
本当は、難しい話も沢山あるけど、山田五郎様の話は、いつも面白い。それは多分素人に、大事なポイントを常に意識して話してくれてる。ありがとうございます。
学生の頃は世界史、近現代史が苦手で良く勉強してこなかったのですが、最近になって興味を持つようになりました。
そんなところに五郎さんの画家、美術史、当時の世相の話しが加わることで苦手だった世界・近代史に楽しさ、面白さを感じるようになりました。
いつも楽しい学びをありがとうございます♪
大好きな五郎さんの講座、楽しみにしていました!
「トランペットは黄色に見える」というカンディンスキーの言葉、
彼はもしかしたら『共感覚』を持っていたのでは…とふとよぎりました。
文字や数字、音に色がついて感じる
もしくは逆に色からそれらを感じる現象だそうです。
色と、それを感じる対象の組み合わせは人それぞれに多種ありますが、
そのパターンは生涯変わらないそうです。
とくに、芸術家には数倍多く出現し、共感覚をもつ芸術家は知能が高く、抽象的・創造的・美的感受性が高いという検査結果もあるそうです…
そう思って彼の作品や言葉を考えると、意図的なようで意図しない、彼にとっても思いがけない創造の力だったのかもしれません。
カンディンスキーに限らず、五郎さんの教えてくださった多くの画家の中に共感覚者はいたのかも…?
瞑想やお薬がキマッた精神状態にも通じるような・・・
私の亡き父は山下治(清、じゃありませんw)という日本の抽象画家です。
1977年当時日本人では藤田嗣治さんの次に受賞し、その作品がジュネーヴのプティパレ美術館に収蔵されています。
長く手付かずだった父の作品を
なんとか動かそうと孤軍奮闘中です。
抽象絵画そのものに触れる機会がもっと多ければいいのに、と思っています。
どう理解するのか自体を
もっと楽しんでもいいんだ、って知ってもらいたいです。
部屋の壁にあるだけで、
違う風景どころか、全く別の空間に繋がっているような豊かさを
もっと知ってもらいたいのです。
抽象絵画の回、切望します!
あとなかなか日が当たらない日本の近代洋画も!
山田五郎さんの声が安眠導入に最適すぎていつも同じところでね落ちるので毎日聞いてるのに聴き終わらない。。。最高です。。。
凄く面白かったです。
カンディンスキーやミュンターの人柄や人生についてのお話しも面白いのですが、美術や絵画が全く分からない私にとっては、”抽象絵画は、いかにして誕生したのか?”について触れられていて、とても勉強になりました。
カンディンスキーや、その他の抽象画家についても、更なる深掘り動画を期待します。
動画の前半、カンディンスキーの具象画(風景画や人物画)が紹介されているシーンでは、クラシック音楽の新ウィーン楽派の作曲家、アルノルト・シェーンベルクの初期作品 弦楽六重奏曲「浄められた夜」や、アントン・ヴェーベルンの初期作品 弦楽四重奏のための《緩徐楽章(Langsamer Satz)》を思い出しながら楽しく視聴させていただきました。
2曲ともヨハネス・ブラームスやグスタフ・マーラーの濃厚な影響を受けた、非常にロマンティックで夢想的な音楽で、大変気持ち良く聴ける音楽です。
新ウィーン楽派が生み出した無調音楽、特にシェーンベルクに代表される”十二音技法”は、大概の場合、リヒャルト・ワーグナーが”機能和声”・”調性音楽”の範囲を拡大・突破した後に、それに取って代わる作曲技法の一つ様に良く説明されますよね。
ワーグナーの歌劇って、楽譜に正直に演奏すると超分厚いオーケストラの伴奏に歌手の喉が持たないで、すぐに歌手が潰れてしまいます。
NHK の番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で指揮者 大野和士さんが取り上げられた回の終了間際、大野さんが初めてワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の公演準備に取り掛かった際、一回の練習で歌手が潰れて代役を捜すシーンで番組は終わってます。
前島良雄著「マーラーを識る 神話・伝説・俗説の呪縛を解く」の「マーラーとバイロイト」の章では、十九世紀の終わりから二十世紀の初めにかけてプラハ時代からニューヨークのメトロポリタン時代にかけて、ワーグナーの歌劇を514回、上演しています。
そのコツは、決して杓子定規にならないで、いわゆる良い塩梅で演奏のバランスをとる事にある様です。
ちくま学芸文庫「シェーンベルク音楽論選」に収められた論文に、グスタフ・マーラーとリヒャルト・シュトラウスの指揮活動を間近にに観た経験として記されています。(今、手元にこの本が無いので論文名は書けません。御容赦下さい)。
グスタフ・マーラーの自宅には、アルノルト・シェーンベルク、アントン・ヴェーベルン、アルバン・ベルクの三人が、しょっちゅう出入りして、音楽について議論を交わしていたそうです。
食えない頃のシェーンベルクは、リヒャルト・シュトラウスから写譜の仕事を貰い、何とか食いつないでいたそうです。
なので、シェーンベルクはマーラーとシュトラウスの指揮の内情について、熟知していたと思われます。
最後に、私はキチンとした音楽教育を受けていないので、確かな事は記せませんが、半音以下の、1/4または1/8等の微分音については、誰が何時、現代音楽に持ち込んだのかはハッキリと語られませんが、一般的な話として、ハンガリー出身の作曲家バルトーク・ベーラが東ヨーロッパを中心に、遠くはアフリカのアルジェリアにまで足を運んで行った民族音楽の収集の中から発見し、自らの音楽に取り込んでいったイメージがあると思われます。
バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番には四分音が使われており、各種音楽コンクールの決勝で取り上げられる事がありますが、難易度が非常に高いので、この曲を選択するファイナリストは少ないです。
周辺の音楽事情についての詳細な説明、大変参考になりました。
表現主義については、坂崎乙郎の美術評論「夜の画家たち」で興味深い対象になっていましたが、抽象絵画やカンディンスキーには今一つ食指が動かないでおりました。今回、山田五郎先生の人間関係を軸にした分かり易い解説で多少なりとも理解が進んだと思います。
私は、動画後半カンディンスキーと ミュンターの再会のところで、違った意味で「浄夜」が頭の中に流れてきました(笑)
カンディンスキーのクズっぷりを示すエピソードですが、ミュンターの絵画作品を守り切った言動で、まさに「清め」られましたね。(笑)
「シェーンベルク音楽論選」は以前購入して積読状態でしたが、これを機に読んでみようと思います。(言及されているのは、「革新主義者ブラームス」「グスタフ・マーラー」あたりでしょうか)
素人考えですが、4分音とか8分音とか言われても、演奏中にいちいち機械で計測してるわけではないので、本当にキッチリ正確な音になってるのか信じられないですね。
それに正確に出したとしても、普通の感覚では「汚い音」としか感じられないのではないでしょうか?聴いたこと無いですが、聴いてみたいとも思わないなあ。
とはいえ、過去のどんな伝統にも縛られない感覚の未開拓分野を開こうとした音楽家や画家たちの開拓者精神(?)の時代があったという事だけでも記憶に留めておくべきですね。
@@s.samuel6133 そうですね。私も実際に微分音を駆使した室内楽の実演を聴きましたか、素人の私としては、なんともとらえどころが無いように思われて、面食らった記憶があります。
Charles Ivesの調律を四分の1音ずらせた2台のピアノで演奏する、微分音を使用した曲が上がってましたので↓
th-cam.com/video/wwj8mTiZi8o/w-d-xo.html
気持ち悪いけど、面白いと思います。
高評価を選択して下さった皆様、ありがとうございます。
拙いコメントを、ろくに読み返さずに送信してしまいました。
今改めて読み返すと必要な語句が抜けて、趣旨が分かりにくい文章になってます。
それでもなお高評価を選択して下さり、感謝しております。
以下、私の勝手な自己満足ですが、箇条書きで言いたかった事をまとめます。
あくまでも私一人の自己満足なので、御興味なければ、どうかスルーしてください。
==
1.言いたかった事
シェーンベルクを含む新ウィーン楽派が切り開いた”無調音楽”は、決して何の脈絡もなく、突然生み出されたモノではなく、それまでのドイツ後期ロマン派音楽の流れを受けて生み出されたものだと思います。
中でもシェーンベルクと密接な関係のあったリヒャルト・シュトラウスとグスタフ・マーラーから多大な影響を受けたであろう事は、シェーンベルク自身の記述から推測されます。
(ちくま学芸文庫「シェーンベルク音楽論選」収蔵 【音楽の様式と思想】文庫本18ページ~19ページに、ワーグナーのオーケストレーションが歌手に過大な負担になる為、マーラーもシュトラウスも多くの手直しを行っていた旨、直接の記載あり)
特に”調性音楽””機能和声”の崩壊の引き金を引いたと評されるリヒャルト・ワーグナーの音楽を、”ワーグナー指揮者”として514回の上演回数を誇るマーラーから、その真髄を受け、次なる時代の音楽を切り開く原動力したものと思われます。
2.リヒャルト・シュトラウスとグスタフ・マーラー
どちらもドイツ後期ロマン派音楽を代表する偉大な作曲家であり、存命当時は偉大な指揮者として活動していました。
21世紀の現在、コロナ禍に包まれた地球上であっても、365日のほぼ毎日、どこかのいずれかのオーケストラで、練習あるいは本番の公演で、この両名の楽曲は演奏されていると思います。
食えない時代のシェーンベルクをシュトラウスが支えた事、マーラーの自宅をシェーンベルク&ベルク&ヴェーベルンの3名が頻繁に訪れて音楽について議論を交えていた事は、オーケストラの演奏会パンフレット楽曲解説や「音楽の友」「モーストリークラシック」の特集記事等で頻繁に取り上げられるので、出典元の書籍は特定しませんでした。
3.バルトーク・ベーラについて
バルトークの”民族音楽”ついてのみ前出のコメントで触れました。
確かに微分音は民族音楽の中に見受けられるものです。
しかし、バルトークが微分音を自らの楽曲に取り込んだ理由を理解するには、彼のもう一つの側面と、そもそも西洋音階の起源に振れる必要があります。
3-1.バルトークと数学
これは余り指示されていないのですが・・・
作曲者自身は公表していませんが、ハンガリーの音楽学者レンドヴァイ・エルネーによれば、一部の作品には作品の構成から和音の構成に至るまで黄金分割を基礎に置き、フィボナッチ数列を活用した、との意見があります。
3-2.ピタゴラス音律
”ドレミファソラシド””CDEFGABC”の西洋音階の起源は、古代ギリシャの哲学者であり数学者でもあったピタゴラスが発見したピタゴラス音律にあります。
周波数比3:2の純正な完全五度の音程にある音を得ることを繰り返す事で導出される音律で、数学的・技術的に導出されます。
内容は・・・私が記述するには、お手上げになるので、Wikipediaの”ピタゴラス音律”を参照願います。
本当は、”純正律”だとか、”平均律”だとか、”四七抜き”、”協会旋法”だとか、”W.A.モーツァルト存命中のウィーンでピアノの調律は、調律師の家毎に異なっていて、25を超える数の調律が存在した”等々、音階について専門的に掘り始めると非常に多くの話題が存在します。
でも西洋音階の出発点である古代ギリシャで発見されたピタゴラス音律は数学的・技術的に導出されるものであり、同様に数学的・技術的に導出される微分音を、作曲の一部に黄金分割・フィボナッチ数列を活用していると指摘されるバルトークが取り込む事は、いかにもさもあらん事だと思います。
4.大野和士さんについて
私の手元にあるNHKエンタープライズが販売した「プロフェッショナル 仕事の流儀」のDVDは、2007年発売のものです。
2022年2月現在、大野和士さんは新国立劇場オペラ芸術監督、東京都交響楽団音楽監督、バルセロナ交響楽団音楽監督東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者の席にあり、2022年9月にはブリュッセル・フィルハーモニック音楽監督に就任予定にある、とても偉大な指揮者です。
私には、大野和士さんについて、尊敬の念はあれども、誹謗するつもりは一切ありません。
東京都交響楽団のTH-camチャンネルに掲載されたアントン・ブルックナーの交響曲第9番の解説動画は、とても勉強になりました。
新ウイーン楽派とは全く異なる経緯で無調に至った、そして亡くなる日の午前中まで作曲に費やしても未完に終わった交響曲について、ピアノ演奏を交えて詳細に解説されてます。
この動画を視聴して、作曲者が楽譜の表紙に記した「愛する神に」(Dem lieben Gott)という言葉に、どれだけ深い意味が隠されているのか、思いが至りました。
いつも楽しく観ています。
音に色を感じるのは「共感覚」というそうです(共感覚自体は様々な種類がありますが)。
五郎さんの説明で、カンディンスキー先生はまさにこれなのでは?と思ったら、自分の中で合点がいきました。
スッキリしました。ありがとうございました!これからも五郎さんに付いて行きます!
カンディンスキーは、スピリチュアルというより、共感覚の持ち主だったかもしれませんね。
音に色を感じるのは、正にその事例ですよね😄
音には色があり、色には音がある。
わたしの娘が言っていました。
今、私の娘の絵画展で、
音にあった、絵を曲目にあわせて展示しています。
学芸員さんの話では、10%くらいの人が、音と色の感じがわかるそうです。
今回めちゃくちゃに面白かったです! 国内の芸術評論であまりタッチされない、抽象絵画→ロシア構成主義あたりの解説を五郎先生にお願いします! デュシャンやモンドリアンやタトリン・・・ダダ、バウハウス、シュプレマティズムを横断的に、20世期の現代絵画はバックボーンが多すぎて倦厭されがちなところを、面白おかしく聞きたい・・・
いつも大変に楽しみにしております。ありがとうございます。
音楽演奏及び大学教員をしておりますが、個人的には抽象が好きなうえに、留学などミュンヘンと関わりがあるので、レンバッハハウスや青騎士が出て来たのは嬉しかったです。青騎士創刊号にはシェーンベルグなどの新曲の楽譜も付いていますよね。
次はクレーやバウハウス(ドイツでは近年同名の日曜大工ショップチェーンがあるために、そっちしか知らないドイツ人も多い(泣))や、彼らと音楽の関係にももう少し踏み込んで頂けると嬉しいです。和田さんが覚えてくれたヒトラーとの関わりも同じく大きいですし。(もちろん抽象にかかわらず、絵画と音楽、舞踏、服飾などはいつもセットですが。)
細かいことで恐縮ですが、教授の仰っている「無調音楽」はもう少し後年の現代音楽で、この時代のシェーンベルグの「無調」とは「12音」という技法で、半音と半音の間の音(微分音といいます)を作曲家が使い始める時代はもう少し後年となります。
現代アートって全然わかりませんでしたが五郎さんの解説で流れがよく分かりました
象徴→表現→抽象の流れの話はとても興味深かったです。
自分なりに良い絵は実物を見ているとどんな絵でも蠢いて見えるな~と感じるのですが、カンディンスキーは特に顕著で、そのことの合点がいきました。
多くの芸術家は偉大ながらも往々にしてクレイジーだけど、ミュンターみたいな人がいてこそ後世に残されているのかもと痛感しました。
「ヒトラー、出たーーっ!」思わず観ながら叫んでしまいました(笑)
ワダさん、ついに大願成就なされましたね♪ おめでとうございます!
ワダさんは、視聴者皆さんのアイドル?でもあると思いますが、絵画初心者の方たちにとっては特になくてはならない存在なのだと
切に感じます。五郎さんのお話はとても面白いけどワダさんがいなければきっとアート通メインのチャンネルに偏っていたことでしょう。
中田さんの回で随分新しい層の視聴者さんが増えたみたいなので、また別の方とのコラボで新規開拓して下さい。
コラボ時にワダさんがいなくても、興味を持って訪れた視聴者を虜にするのはワダさんの役目ですからね!
ワダさんの腕の見せ所ですよ!
「人を憎んで、作品を憎まず」この言葉でホッとしました。ミュンターさんの心は芸術家そのものですね❣️❣️❣️
怒りと嫉妬と復讐心で全て焼滅してもおかしくないのに、ああして戦時中守り抜いて、その上博物館に寄付して下さって🥲🥲🥲🥲🥲ミュンターさんはシュゴイ強い女❣️
高校の美術の授業で、音楽を聴いてそのイメージを絵に描くという回がありました。
カンディスキーさん、一見理知的で、緻密に計算された人生を慎重に歩みそうなお顔をしているのに、なんと突発的な人生&わけわかめの絵(笑) ロシアとフランス…そういえば、ココ・シャネルもロシアからパリに亡命してきたウラジミール大公と付き合ってましたね。パリのファッションショーでマヌカンをしているロシア女性が、大公の前に膝まづいたとか。ガブリエレ・ミュンターさん、最後は幸せになって良かった💖ワダさんも良かった💖
謹厳な学者風の見た目なのに生き方めちゃくちゃで面白いですね。犬まで「えっ?」っていってるの笑いました
12:46 さがした😆
Impressとexpress など、大変わかりやすく興味深い解説。愛憎劇を取り入れながらの講義。
五郎さんならではですね!素晴らしいです。
是非、第二弾を、お願いいたします。
ランボーがでアルファベットの各文字を色で表現した詩がありますが、実際に音で色が見えた「共感覚」の持ち主だと思われ、カンジンスキーも同様の特殊能力を持っていたと思います。
ルドルフ・シュタイナーの神秘主義運動に参加していた時期もあって、やはり普通の人間には到底理解できない感受性豊かな人なので、捨てられた彼女もそんな彼の天才を誰よりもよく知っていたために作品の価値を認めていたのではないかと思います。
人格的には最低でも、
「肝心なとこは好き」
だったんでしょうね。
「ワダちゃんなに言ってんだよ、新しい女ができたに決まってんだろ」と思ってたら、ちゃんとロシア革命の説明引きだした! すごい 👏
やっぱりこのチャンネルは五郎さんの美術愛あふれる解説+ワダちゃんの素朴な疑問あってこそですね 😅
山田五郎さんの解説は、画家の人柄も解説してくれるから、おもしろいんですね
私は美術館鑑賞が趣味ですが、絵に興味を持つと、作者の人柄にも興味を持ちます
まさに私のニーズにマッチした解説でありがとうございます🙇
カンディンスキーの話を聴きに来てた筈なのに、ミュンターさんの女気?に感銘を受けた件。彼女が迫害や戦火から作品を守りきってなければ、貴重な芸術作品が失われるというだけでなく抽象画が確立されるに至る経過を示す資料として歴史の足跡も永遠に失われていたと思うと、ありきたりな言い方でしょうが感慨深いものがあります。
カンディンスキー有名だし、絵も結構好きだし…。と思っていたら、一人の芸術家の話から、歴史における芸術の大きな流れの話にまで至って、感動的ですらありました。
五郎さん「何する人に見えますか?」
私「ムスカじゃん」
今週も面白かったです!全然眠たくなりませんでしたよ笑
音を絵にするという発想が凄いですね!
この発想がシェーンベルクを通して、楽譜を絵のように自由に書いたジョン・ケージにも影響しているのでしょうね。
ミュンヘンで新しい団体立ち上げて主義主張で別れたり、
ロシアに戻ってロシア・アヴァンギャルドとぶつかる様は、
まるで第二次UWFを立ち上げて三派分裂して、リングスからアウトサイダーに流れる前田日明を彷彿させました。
山田五郎さん、カンディンスキーのわかりやすいお話ありがとうございます。短い時間に豊富な内容が詰まった宝物のような講義でした。
カンディンスキーって女性関係はほめられたものじゃありませんが、一緒に美術運動を進めた伴侶のミュンターさんには頭が下がりますね。
ミュンヘンに行ったときに「ロシア人の家」とレーンバッハ美術館にも行けばよかったなあ。知識が足りなかった。
ミュンヘン旅行した時にチェコの南部の町にあるエゴン・シーレアートセンターという美術館へ行きました。
ちょうど館内でシェーンベルクの特別展もやっていて、音楽家だと思っていたシェーンベルクの描いた絵画を見てきました(2004.8)。
五郎さんはスピリチュアルと表現されていましたが、
「この音は何色なのか、どんな形なのか」考えなさいとピアノを習っていた時に言われました。
音を色などで感じる感覚を(逆もまた然り)共感覚というらしく、カンディンスキーをはじめとする抽象美術の方々は共感覚があったのかもしれないですね!
Watashimo so omoimashita!
大学時代に宮城県美術館の近くに住んでいたので、カンディンスキーの抽象画をよく観に行っていました。五郎さんは作品と画家の人生を紐づけて説明してくれるので、頭にすっと入ってきますね。
ダイナミックな往来!十二音や技法や無調からさらにケージやシュトックハウゼンへ行くお話が面白いのと同様、抽象絵画と西欧史はもっとお聴きしたいです!
アートは表現者の叫び。
作品の説明でなく、作者の人生をいつも魅力的に説明してくれる山田先生に感謝。
ミュンターさんがひたすら素敵すぎ。。
こうなるとパウルクレーさんも見たいですねー
正直言って抽象絵画はあまり好きではありません。
でも、動画で「様々な暮らし」と紹介されていた絵。
この絵は子供の頃に見て強く印象に残っていて、
大人になってからわざわざドイツまで実物を見に行ったほど好きな作品です。
当時はColorful Life「色とりどりの人生」という題で紹介されていました。
久しぶりに絵を見直してみましたが、やっぱりウットリするほどきれいです!
五郎さんがみんなのエピソードを面白おかしく、ライトに話す口調が大好きです🎉
そしてタメになります!
ミュンターが作品を守り抜いたことを聴いて、胸が熱くなりました。
素晴らしい女性だったと思います。幸せになれて本当によかったです。
カンデンスキーの絵の話よりも、後半はミュンター女史が全てを持っていってしまいましたね。
愛憎を超えた場所にある人間性に叡智を感じます。素晴らしい。
この話の中でカンデンスキーさん完全に脇役ですな。
21:38 山田先生は当然ご存じと思いますが、これは共感覚の一種だと思われます。カンディンスキーが共感覚の持ち主であれば、ここで言っていることはぶっ飛んだおぢさんの戯言ではなく、本人が聞こえ見えたままを言っていると推察されます。また、音楽と絵画の大きな違いの1つが、絵画が空間芸術であるのに対して音楽が時間芸術であるということだと思いますが、時間芸術であるシェーンベルクのピアノ曲『3つのピアノ曲』の総体を空間芸術である絵画で表現することは不可能なので、『印象Ⅲ』はこの曲の総体の「印象」ではなく、どこかある一瞬の「印象」を空間芸術に表したものと思われます。(仮に曲全体を絵画に表そうとすると、シャッターを開きっぱなしにした写真のように、エントロピーの高い黒っぽい物が出来上がらざるを得ないと思われます。)つまり『3つのピアノ曲』のある一瞬で曲を切りその切り口を覗くとこの絵が見える… そういう性質のものではないでしょうか? 仮にこの考えが正しいとすれば、この絵は曲のどの一瞬の切り口であるかを明らかにする研究が可能かと思われます。色彩やその並び方等を検証すれば、この曲のこの一瞬! ということが探し出せるような気がしますが… 自分は元々カンディンスキーにも抽象絵画にもほぼ興味のない者ですが、先生の今回の動画を見ていて閃いたことを記してみました。
極めて示唆に富むコメント、ありがとうございます! 確かに、そういう見方もできますね。「どの一瞬の切り口」なのか、非常に興味深いところです。
ミュンターさん、かっけ―‼️‼️‼️
マルケやキルヒナー、ディックスやベックマンら第二次大戦中の画家達の受難を思うと信じられないです。
画家の作品、生きざまを通して時代が生々しく迫ってきますね。どきどきしました。
Gabriele Münterさんのファンアカウントありました。作品もすごく良いですね。
『作品』ではなく、『人生』に重き=おもしろさとして語る五郎さんのやさしさや懐の深さを再確認する回でした!シリーズ化、楽しみにしていますm(_ _)m♪
罪を憎んで人を憎まず。
女たらしを憎んで作品を憎まず。
今回もお見事な解説でした。w
五郎さんの話は、論理的で美術に疎い私でも楽しく見させていただいています。
今後共、頑張っていただけると嬉しいです。
もう、どっちが上かわかんないよっ!
変化を平易に見事に表現する五郎さん。最高。
この方の解説が本当に好きで面白くて大学の講義でも西洋のだが芸術論取ったんだが、思ってたんと違くてずっと宗教の話してたしレポートもこの芸術論しか取ってなきゃ出来ないレベルの文字数で出されて以下にこの方が凄いかがわかった…。ついて行きます…。
抽象画は人気ないと仰っておられましたが、面白かったです😊。恋愛愛憎劇と絡めたことでエンタメ的にも楽しめました。
歴史的な流れが分かったので抽象画も少し理解できました。
音を聴くと色が見える人は一部存在するらしいですね
カンディンスキーの風景画結構好きです
クリムトの風景画も似た感じがある気がします。
最近カメラにハマって、写真による芸術表現を勉強していくにあたり、象徴主義からの流れはすごく興味深い。
山田五郎さんのオモシロ解説を取っ掛かりにもう少し深く勉強したいので、第二弾、第三弾を期待します!
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いずれは写真芸術のお話も登場するかもですね
毎回思うのですが、絵画の解説というより映画を1本見たような感動を覚えます。才能に溢れながらも不完全な人間たちが面白い!ミュンターさんも略奪愛だったから因果応報だけど、ヒトラーから絵を守ったのは立派です。私ならすぐに破り捨てるか、喜んでヒトラーに渡してしまいます(自分の作品以外😅)。マティスもやって欲しいです。昔、マティス展へ行きましたが、ナニコレ?へたくそ!としか思わなかったので。。
マティスをへたくそとは思わなかった。
カンディンスキーのお話が聞けて嬉しいです!抽象画つながりで、ロスコなどのカラーフィールドペインティングなんかも取り上げてくれたら嬉しいです✨
コロナ前に小学校で絵本の読み聞かせをしていたのですが、『にぎやかなえのぐばこ』というカンディンスキーの生い立ちを描いた絵本がありました。それを読んで、抽象画って良さは分からないけど「共感覚の人だったんだな」と認識していました。
同時期に宮沢賢治の童話も読みあさったけど、賢治もきっと共感覚の人です💓色に音を感じたり、風に言葉を感じたり…五郎さんのいう「スピリチュアル系の人」という認識にも通じるんだと思います💡
感性の人✨というイメージだったのに女関係がこんなにヤヴァ~イとは!人間って面白い~!
この動画を見た次の日、散歩中にパウルクレー美術館を通ったら(ベルン在住)なんとMünterの展示が!!!早速入って見てきました。山田さんの動画見てなかったらいつものように素通りしてたかも。動画いつも楽しみにしています。
「印象III」は盛り上がっているコンサート会場に見えます😅「3つのピアノ曲集」は私はなんとなく紫色のイメージです。
カンディンスキーの作品では「緑色の結合」が好きです。
五郎さんの解説で、ミュンターさんの芸術愛に感動しました🥺
31:52 シャガールの解説楽しみです!ジョアン・ミロ、デ・キリコあたりの抽象絵画、形而上絵画の解説もお聴きしたいです
"人に歴史有り"をいとも簡単に語る五郎ちゃんが凄い。
これをTV番組でやろうとすれば間にCMは勿論の事、各方面への忖度で訳の分からん無難な内容になっちゃう。
同世代として尊敬すると共に、TH-camの存在意義が明確に示されたチャンネルですね。
フランスのレコード会社のFrance's Concertというレーベルが出してる抽象画シリーズというジャズアルバムのジャケットの色使いに良く似てます、五郎さんの説明で音楽と抽象画の関連性を感じました。
ビル・エバンスとかチェット・ベイカーとか、このジャケットのアルバムを見つけると中身はともかくついゲットしてしまいます、眺めてて楽しいんでw
今まで美術には興味がなかったんですが、このチャンネルで興味を持ち始めました
現代音楽は好きだったので、この動画でカンディンスキーの作品を知りすごく好きになりました!
ありがとうございます。
昔、授業で抽象をやっていたけれど、風を形にしたいとか、音を色に変えたいとか
作品が煮詰まって来ると、
絶対にクラスの誰かが言い出すんですよ…。
抽象をやると、何か通る道なんでしょうか…。
今回も楽しいお話、ありがとうございます。
神智学が大ブームだった頃アーティストにも影響与えたと聞いたことあります。その背景とアートムーブメントのことも聞きたいです✨🙌
抽象画を知りたくて図書館で調べてたところなので、とてもとても嬉しいです。
カンデンスキーは、いわゆる共感覚の持ち主だったんじゃないかなという気がしました。文学的表現で、激しい音楽を、熱いとか、炎のようだとか言いますが、音に色がついている感覚、温度を感じる感覚は、私も分かるような気がします。
彼の著述読んだことがありますが、ある時絵が逆さまに置いて在って、彼は、その時それが何が描かれていたのか理解できなかったけれども、それにえらく感動して抽象表現の方に向かっていったそうです。
彼の絵は一応上下左右があるらしいけれども、そんなの関係なく壁に掛けても絵として成り立ちますよね。
私事ではありますが、私の部屋に置いてあった置物が、ライトを付けないで部屋に入ったら突然得体の知れない恐ろしいモノとして体験したことがあるけれども、彼の絵の逆さまのエピソードと共通するかもと、若い時考えたことがあります。笑。
和田さんの感じた事を無下に否定しない優しい受け答えに五郎さんの人間の深さと大きさに感心しました。
物凄く面白い話でした。最初の絵は、私は上の方が豪華客船かなって感じに見えていました。カンディンスキー、頭が良くて絵の才能もあって、
しかも遅咲きの最低男でしたね。ミュンターの功績は素晴らしいと思ったけど、考えてみたら彼女もカンディンスキーの最初の奥さんからカン
ディンスキーを奪っていますからねえ。抽象画って私は良くわからないのですが、そういう経緯で生まれたのかって凄く勉強になりました。
同じく、豪華客船とそれを見送る人々に見えました!
@@sithadama 私も全く同じに見えました。
いやー今回も面白かった❗️
続きも楽しみです
流石教授。教え方も上手い!
今回の解説もとても興味深いと思いました。時系列や人柄を含めたお話は非常に分かりやすく面白かったです!
抽象絵画の見方をより理解できた気がします。
音に味を感じたり文字に色を感じたりする「共感覚」という知覚現象があります。なかでも音に色を感じる症状を「色聴」といい共感覚の中では発生率が高いと報告されています。
カンディンスキーのスピリチュアル的感性は共感覚を持っていた故なのかもしれませんね。
カンディンスキーより、憎しみを乗り越え芸術を愛し守り続けたミュンターの方に興味と愛着が湧いてしまったので、ぜひ彼女の作品も紹介して欲しいです!お待ちしております!!
最高でした!ピート・モンドリアンとエドゥアール・ジャヌレも是非やってほしいです!
ついにワシリー・カンディンスキー!!このままバウハウスシリーズもお願いします!
またまた感動しました。カンディンスキーってこんな人だったんですね。知りませんでした。見た目はお堅い学者のようですが、いろいろなことにインスパイアされてどんどん変わっていくそのパッションは芸術家そのものですね。そして彼の作品を守った元奥さんの話、素晴らしいです。一人の女性としての葛藤はあったでしょうが、最後は人間として芸術家として芸術を愛し、尊重し、作品を守り抜いたその姿勢、尊敬します。また音楽と絵の関係性もとても興味深いです。もっと抽象絵画、現代美術取り上げてください。
かなり前にミュンヘンに行った時にレンバッハハウス美術館でカンディンスキーの絵を見ました。その後でアルテピナコテークとノイエピナコテークをハシゴしたら、真剣に観たせいか疲れてフラフラになりましたね(笑 私もクラシック音楽を聴きますが、十二音と無調をついこの間まで少し間違って覚えていました、、 19世紀末から20世紀初めのロシアの作曲家のアレクサンダー・スクリャービンの交響曲第5番「プロメテウス」に音が出ずに色彩を投影する色彩ピアノのパートがあったそうです。残念ながら、現物は残っていないようですが、、 有名なカナダ人ピアニストのグレン・グールドも○調は○色の感じがすると言っていたようですし、案外感受性の鋭い芸術家とかは共感覚の持ち主が多いのかもしれませんね。
今日、2月2日に開館した大阪中之島美術館の開館記念展を観に行ったのですが、何処かで見かけた絵が。。。と思ったら 8:34 の『第1回ファランクス展』のポスターではありませんか! 五郎さんの解説を先に見ていなければ何の記憶にも残らずに通り過ぎてしまっていたでしょう。
ミュシャの『ジスモンダ』やロートレックの『ムーランルージュ』のポスターと一緒に展示されていて、ドイツのアール・ヌーボーと言われるのがよく分かりました。
今まで理解不能だった抽象絵画が少し解った気がします。
ロシア革命のレーニンが抽象絵画を推奨したのも納得です。
待っていましたのカンディンスキー!
わかりやすい時系列と共にやっぱり時代も人の繋がりも広がってぼんやりしていた部分が納得。
早く続きをーーー待っています。
ミュンターカッコええ!最後熱いものを感じました。
嬉しい✨カンディンスキー大好きです。取り上げてくださってありがとうございます!!!
素晴らしい!! 本当に素晴らしい!! 抽象画への変遷の歴史がわかる最高の動画! 本当に勉強になりました! ありがとうございます
昔カンディンスキー展があったときにポスターで民族画風の絵を大々的に宣伝してていい雰囲気だな~と思って見に行ったら
途中から抽象のオンパレードにめっちゃびっくりしたことがある
いつも楽しいです。ありがとうございます‼️
クリムトのお話しもぜひ聞きたいです❗
ロシア革命政府時代のカンディンスキーがよくわからないなと思っていました。若手の構成主義者達に追い落とされてドイツに舞い戻ってバウハウスに参加したという程度の認識でしたが、なるほど確かにマレーヴィチのほうがより先鋭的でしたね。何年か前の青騎士展ではガラス絵や印象派的な絵から抽象へ至る過程がわかりやすく展示されていましたし、また早くにクロワゾニスムにかぶれたヤウレンスキーのほうが一足早く抽象に突入しているようにみえました。青騎士のフランツ・マルクについてもいつかお話が聞きたいです。
映画「ダブル・ジョパディー」を久々に見た翌日にこの動画がアップされて、あまりのタイムリーさに初コメントさせて頂きます!この映画の中でカンディンスキーの絵が良いエッセンスになっているのですが、今回の動画を見させて頂いて、もしかしてカンディンスキー本人の生き様とメインキャラクターの生き様も重ね合わせたシンボルでもあったのかなぁ〜などと思い巡らせました。映画からのこの動画で、非常に面白い偶然でした。今後の展開も楽しみにしております!
現在、TH-camで一番大好きな番組なので、ぜひ今後も長くこの番組を続けて頂けたら嬉しいです。
山田さん、スタッフの皆様、いつもありがとうございます。
カンディンスキーに惹かれてきました。
抽象画は何が描かれてると思ったことがなく、
感覚的に観て色の使い方が気に入ったらずっとみてる分野です。
パウル・クレー、ディフィーもしていただきたいです。
カンディンスキーの抽象画でない初期の絵はじめてみました。
パウル・クレー、是非お聴きしたいです!
象徴主義の説明がとてもわかりやすくとても楽しいレッスンでした。今からレンバッハハウスに行ってきます。
ズブの素人ですが、絵画は視覚化された感覚だと思っています。抽象画のように聴覚や他の感覚と視覚との照応を、このカンディンスキーのように形式を崩し、不定形で直接的に描くこともできれば、具象画のように立派な/不安定な形式でもって、感覚を表現することもできると思います。
カンディンスキーは色彩感覚が秀でていますよね。抽象画家ではありませんが、ぜひ、フランシス・ベーコンもお願いします!!
印象派や民族美術とかにビビッときていたのも、その色彩感覚を刺激されたからなのかもね
今から35年前にカンディンスキーの展覧会があって、全く理屈はわからないものの、ものすごく感銘を受けました。今、生涯と時代の説明をしていただき、筋が通ったものとなり、あの時の感激がよみがえったのを嬉しく思ってます。
ミュンター偉い❗️本当に芸術を愛するというのは、こういう事だと思いました。
ミュンターさんすご〜い。人は憎んで、作品は憎まず。心が広〜い。
MoMAでカンディンスキーをよく眺めていました。綺麗だなあ、と感じます。
今迄人となりを全く知りませんでしたが、女をそのまま捨て去る癖を持つとか初めて知って面白かったです。あとミュンターは妻から奪ったんだから、同じ目にあっても文句を言える筋合いはないですね。
でも芸術で繋がっていたから、彼の芸術を守ってくれて良かったですね。
カンデンスキー好きだから待ってました!
昔々ティーンエイジャーの頃に九段の国立美術館でこの絵を目の前で見て、こんな表現があるのかと初めて知り、雷に打たれたような衝撃を受けました。私の大好きな絵のひとつです。お話を聴けて良かったです!
日本人には抽象画は理解されない事が多いですよね。今度はセザンヌとかピカソ、イタリアの未来派の講義とかも聴いてみたいです。
音にも色がある、私もそう感じます。
絵画の世界もいろんな見方ができて楽しいですねー
現代美術は全然わかりませんが、五郎さんの解説で流れがわかりました
最後いい話っぽく終わりましたが最初の奥さんからカンディンスキーを寝取ったのはミュンター夫人ですよねw
「黄色はトランペットの音だ」というの発言は、共感覚保持者ならではのものでは、と思いました。スピリチュアルっていうのとはちょっと違うんじゃないかな
人は憎めど、作品は憎まず…。ミュンターさんは自分も含めて仲間の生きた証を守り抜いたんですね✨強い女性です。
ミュンターさんが愛していたのは作品と彼の才能だったのかもしれません。
私はカンデンスキーを見た第一印象は学校の先生みたいだなぁと思いました。
学者肌で抽象画の本を書くぐらいだったから話の面倒臭い人だったりして。
息子の幼稚園に音の色が見えるって子供が居ましてカンデンスキーはそういう感性の人だったのな?
お話は大変興味深く、面白かったです。
時代背景なり作者の伝記なりを山田先生の語りを聞きながらこの絵画を見ると
なるほどなぁ、と納得しきりでした。
ただ、それらを知らない、私を含めたあまり絵画に興味を持っていない人にとって、
この作品は何処が良いのか判らないのではないか、という疑問が湧きました。
わたしは初見では、この作品の何処が良いのか判りませんでした。
今では所々で、何を描いているのかわからない、抽象画?を見ることが有ります。
線とか丸とかべた塗りとか。
本編の途中で出てきたマレーヴィチの黒い四角の作品もそんな感じですね。
マレーヴィチの作品については、背景を伺って考え方は理解できましたが、
果たしてそれは「芸術」なのでしょうか。
同様に、単に「気ままに色を塗りたくっただけ」のように見える絵?について、
それは「絵画」「芸術作品」に成り得るのでしょうか。
という疑問点に、山田先生個人のお考え、価値観でお答えただければ、幸いです。
(具体的にこの作品はどうでしょうか、という事を言えないほど
絵画に疎い素人なもので、漠然とした疑問で申し訳ありません。)
最後にですが、このチャンネルの全ての動画を拝見しました。
お話が判りやすいので、本当にためになります。
カンディンスキーは、全く意味が分からないのに、全体が凄く纏まっていてしっくりするし、訳がわからないのにとっても惹きつけて良いのが凄い。あの魅力は本当に分からないけど、凄く良い。でも何でかは分からない。調和があるんだよなー。
アメリカとロシアの冷戦時代にアートがそのように使われていたと聞いたことがあります。
でもその時はアメリカが抽象絵画を分からないロシアを文化的に非難していたと思っていました。ダイアモンドオンラインの経済学と現代アートの底流にある共通点という記事でかじった程度の知識ですみません。
ロシアの方が先に抽象絵画を発展させていたんですね✨
そこら辺を詳しくやって頂けたら嬉しいです。
現代のアートの基準やアートを国策にする国、最近だとシンガポールなどがありましたが、今の絵の見方や現代アート、コンテンポラリーに繋がる見方がでるととても参考になります。
宜しくお願い致します🤲
正直、私も学芸員の資格を持ってるけど、山田五郎さんの知識にはかなわないし、さらには不正確な発言があったら、突っ込みを入れることができる人が見ているって、
どんだけ詳しいんだよ! ってビビる。