ASDと自己愛性パーソナリティ障害は違いますか?【違うものだが一部注意必要、精神科医が8分でまとめ】

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  • เผยแพร่เมื่อ 18 ต.ค. 2024
  • 0:05 はじめに(ASDと自己愛性パーソナリティ障害は違いますか?)
    0:35 ASDと自己愛性パーソナリティ障害、この2つは違うもの
    2:09 注意点①一見似ることがある
    4:02 注意点②合併することがある
    6:51 まとめ
    ASD(自閉症スペクトラム障害)と自己愛性パーソナリティ障害は違いますか?これは「脳の特性」と「認知の偏り」の点で違うものです。ただし、一見「表出が」似る場合があること、発達障害の「二次障害」として合併しうることに注意が必要です。
    精神科医が約8分でご質問にお答えします。
    出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)
    こころ診療所吉祥寺駅前 kokoro-kichijo...
    府中こころ診療所 fuchu-kokoro.com
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    ↓↓内容の詳細は下記になります。
    (1)ご質問「ASDと自己愛性パーソナリティ障害は違いますか?」
    ご質問にお答えします。今回は、「ASDと自己愛性パーソナリティ障害は違いますか?」についてやっていきたいと思います。よろしくお願いします。
    今回お受けしましたご質問は「ASD(自閉症スペクトラム障害)と自己愛性パーソナリティ障害、この2つは違いますか」というご質問になります。
    まず、シンプルなお答えとしては「これは違います。ただし、一部注意が必要」というふうにお答えしたいと思います。
    (2)ASDと自己愛性パーソナリティ障害について
    では、この2つまず振り返っていきますと、まず自閉症スペクトラム(ASD)ですけれども、これは「社会性の障害」対人面のことと「こだわり」、この2つが特徴的な生まれながらの発達障害になります。
    社会性の障害というのは、対人面の障害でありまして、これによって他者に配慮ない言動・他の人に配慮ない言動が出てくることがあると言われます。
    その結果、最近ですとご夫婦間では、「カサンドラ症候群」などで問題になることも言われています。
    2つ目の「自己愛性パーソナリティ障害」ですけれども、これは「パーソナリティ障害」の一つでして、その中でも自分が特別だと思い、他者を下に見るタイプのパーソナリティ障害になります。
    この認知の偏り・考え方の偏りによって、他者への配慮ない言動が出ることがあります。
    これもカサンドラ症候群で問題になりますし、その他職場の人間関係などでも問題が出てくることがあります。
    (3)ASDと自己愛性パーソナリティ障害は「違う」、ただし注意点あり
    この2つは、まず明確に違うものというふうにはお伝えしなければいけません。
    ASD・自閉症スペクトラムは、あくまで「発達障害」生まれながらの脳の特性というところになります。
    その一方で、自己愛性パーソナリティ障害はパーソナリティ障害の一つでありまして。もちろんもとの要素はあるんだけれども、そこから経験も合わさったことによって出てくる「パーソナリティ障害」であります。なのでこの2つは違う。
    一方で注意点はあります。どういうものがあるかというと、まず1つ目は「一見似ることがある」というところ、2つ目は「合併することがある」ということになります。
    (4)注意点1:一見似ることがある
    順番に見ていきます。まずは「一見似るところがある」ということですけれども、この2つ原因は違うんだけれども、表出・表に出るものは似る点が多いというところはあります。
    具体的な共通点をちょっと見ていきたいんですけれども、まず1つ目としては「他者への配慮のない言動」というところ。これはASDのもとの「社会性の障害」から出ることもありますけれども、一方で、自己愛性パーソナリティ障害において「相手を下に見るという認知」から出てくることもあり得ます。
    2つ目としては、いわゆる「自分ルールの押しつけ」というところになります。これは自閉症スペクトラムのこだわりから起こることも少なからずありますけれども、一方で、この自己愛性パーソナリティ障害においても、あくまで自分の方が正しいと思うから、自分ルールを押しつけるという文脈で出ていることもあり得ます。
    3つ目としては、「冷たさや共感性のなさ」というところが指摘されることがあります。これは、自閉症スペクトラムでも、対人面・社会性の障害というところをベースに出ることもありますし、逆にNPD・自己愛性パーソナリティ障害においても、認知のところからこういった表出が出ることがあり得ます。
    ここでご質問としてあるのが、例えばカサンドラ症候群において「家と仕事で態度が違います。この場合はどっちですか」というご質問を受けることがあります。
    やっぱりここにおいては、その態度を変えることがある種器用にできるというところにおいて、ASDではなくて自己愛性パーソナリティの可能性が高いとは思われます。
    ただし、ASD(自閉症スペクトラム)でも外では過剰適応していると、家ではある種「素が出る」という部分の可能性も否定しきれないところがあります。
    ただ、一方で、いわゆる「悪意」とか「駆け引き」的なところに関しては、ASD・自閉症スペクトラム障害では比較的目立ちにくいというふうには思われるかと思います。
    (5)注意点2:合併することがある
    2つ目としては合併することがあるというところになります。
    ここでパーソナリティ障害を一つ振り返っていきますと、「もとの要素」があって、そこに「経験」が加わることによってパーソナリティ障害になるという文脈がありました。
    ここで非常に似やすいのが、発達障害に二次障害が加わったらどうかというところでして、発達障害のもとの傾向があった中で、いろいろ嫌な経験2次障害が加わることで、パーソナリティ障害、いわゆるパーソナリティ変化によってパーソナリティ障害の症状が出るということがあり得るということがあります。
    ここにおいて、より詳しく見た時、自閉症スペクトラム障害に2次障害が加わったらどうかとなりますと「パーソナリティー障害」になり得るわけですけれども、その中で何になりやすいかというと、この「自己愛性パーソナリティ障害」の方に行くことがあり得るということがあります。
    <どのように合併に至るか>
    例えば、今、幼少期に孤立したときに2次的に自己愛性(パーソナリティ障害)を合併することがあるという点で見ていきますと、まずASDがありますと幼少期なぜか対人関係をうまくいかない、(ある種)自然な形でなぜか孤立したり、なぜかいじめに遭ったりということが現実に結構あり得ます。
    そうすると、「他者に対しての認知」というのは変わってきてしまいます。他者は自分を傷つけるものだと考えると、「信じられるのは自分だけだ」となってくると、ある種の「自己愛性パーソナリティ的な認知」、自分を守るのは自分しかいないというふうになっていくということは、理論的にもあり得るということがあります。
    <合併を防ぐには、改善するには>
    これは何とか防げるに越したことはないんです。
    対策としてはどうかということを見ていきますと、まず幼少期というところで見ていくと、早い段階で何かサポートとか療育を入れられないかと。そうすることによって、2次障害を防ぐことによって、この自己愛性的なパーソナリティー的なものを防ぐことはできないかというのがあります。
    では、大人になってからどうかという点でいきますと、もし自分で気づいたらどうするかということですけども、これは気づいたら何とか徐々にでも修正できないかというところ。「今」と「昔」は違うと。昔のイメージというのは引きずってしまうことがありますけれども、それと今は違うというところを軸に、痛みもありますけれど、徐々に認知を修正するというのは一つ方法になってくるかと思います。
    では、周りの方が合併し(てい)たらどうかということなんですけれど、周りの方から見た時に、方向としてはそういう「相手が信頼できない」ところから生じているとすれば、「他者・相手も信頼できるに足る」というところを徐々に示していくということができると本来はいいんですけれども、なかなか実際問題、巻き込まれたりすると危険もありますので、もう無理はしないということが原則だと思います。ちょっと抱えきれないと思ったら「距離を取る」というのが現実的な安全策なんじゃないかなというふうにも思ったりはします。
    (6)まとめ
    今回は「ASD(自閉症スペクトラム障害)と自己愛性パーソナリティ障害は違いますか?」というところで見てきました。
    このASDと自己愛性パーソナリティ障害は本来違うものですし、少なくとも「自閉症スペクトラムを持った方が全て自己愛性的な認知を持っている」ということではありません。そこは明確に違うと申し上げます。
    その中で、ただ両者は表出・表に出るものは似ることがあったりすることがありまして、この由来が「特性」なのか、それとも「認知の面の偏り」なのかというところで判別するんですけれども、実際判別は難しいこともあり得ます。
    また、ASDの2次障害として、自己愛性パーソナリティ障害のような症状が出ることがありまして、ここは対応は難しいところですけれども、もしご本人に「変える意思がある」場合には、修正の余地が生じうるんじゃないかと思われます。
    こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
    府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
    こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)
    #ASD #自己愛性パーソナリティ障害 #重ね着症候群 #カサンドラ症候群 #療育  
    【解説者】
    医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
    精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
    2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

ความคิดเห็น • 23

  • @黄泉月
    @黄泉月 ปีที่แล้ว +31

    当てはまると感じる人がいます。
    いい大人なのに何かあると親が出てきて当人を庇い、どんな手を使ってでも当人の希望を押し通せるよう高圧的・攻撃的な態度でこちらに譲歩を要求してきます。
    当人も親も、「(自分は/この子は)非常に優秀で、何人たりとも下に見てはいけない存在」と言ってはばかりません。
    ASDの子を幼少期から親が間違った方法で庇い続けた結果、自己愛性パーソナリティ障害も併発してるのかなと思い、こちらの動画にたどり着きました。
    話がかみ合わず、突飛なことを言い出し、一方的でコミュニケーションが取れません。体の動きもどこかぎこちなく、相手の表情、気持ち、場の空気が理解できず、完全に孤立していても感じ取ることができません。誰かからあからさまに拒絶されると、そう仕向けた第三者がいると考えます。
    常に悪いのは他者で被害妄想が強く、一度思い込むと軌道修正ができず、自分の非から目を背けさせるために”自分を追い込んだ”(と思い込んでいる or 非をなすりつけるのにちょうどいいと考えている?)相手を、徹底して誹謗中傷し、時に物に当たる形で攻撃的な態度を取り、話し合いの場を設けても来ず、すぐ親が出てくる。この繰り返しです。
    関係者の全てが労力を削られ、ほとほと困っています。

    • @Setsuko-60
      @Setsuko-60 2 หลายเดือนก่อน

      我が夫がまさにこれで、私もほとほと疲れて別居という形を取っています

  • @Kazzy._.
    @Kazzy._. ปีที่แล้ว +45

    他者に対する攻撃性があるかないかは分かりやすい特徴じゃないかなと思ってます

    • @fourroses4952
      @fourroses4952 3 หลายเดือนก่อน +5

      確かに。NPDの場合、想像を絶する攻撃性がありますね。 同時に知的レベルが高いケースもあり、被害が増大します。
      この種の人間に関する注意喚起は必要だと思います。もちろん彼らにも人権はあるし、社会への一定の貢献もあるのですが。

  • @mo-jc3hp
    @mo-jc3hp 9 หลายเดือนก่อน +28

    ASD+自己愛→尊大型
    尊大型の人間は味方+下にみてる人間を教育しようとするけど教育の仕方がノー提案強制一択になりがち
    外ヅラがよくみえるときは周りを自分より上認定してる・もしくは周りを味方認定してない場合だと思いますし、周りからの評価をあげる為善行をつむ場合もあります
    (それも操作の方法です)
     
    一見自信家にみえて自己肯定できてないから他者評価に依存する→他人を潰しにいったり外ヅラよくすることで自分を保つ
    またASD特性として客観視が苦手という面があります
    傍からみれば尊大型の印象だけど、当の本人は自称健常者・自称ADHD・自称受動型だったりする場合がある

  • @michikomiyako41
    @michikomiyako41 ปีที่แล้ว +15

    拘りが強く予定通りいかないと途端に不機嫌になる、話が通じない。一緒に何かやる場合、自分のプランを押し通す。例えば旅行中にお土産を何にするかという些少なことで揉めます。私が納得しなかったり反論すると、俺の話を聞かないから何度も話してやってるのに、と激昂する。これは夫です。
    初めはASDなのかと思っていましたが、お話を聞いて自己愛性パーソナリティ障害なのかも、と感じています。
    会社の人に対しても人によって態度が違うようです。攻撃性があるため人が離れていき、友達も非常に少なく、妻である私とは別居、子どもたちも成人して距離を置いています。
    本人に1ミリも顧みる気持ちはなく、まして病的であるとはつゆ程にも思っていないでしょう。
    長年服従を強いられ、心が壊れてしまうので、私は成人した子どもたちを入れて家族会議。別居し心の安寧を保つことができました。
    離婚は(自分のプライドがズタズタになるのか)絶対に認めない、そのためには生活費を払うと言うのでお金はもらっています。

    • @LUCKYBOOWY
      @LUCKYBOOWY 11 หลายเดือนก่อน +1

      ASD尊大型ですね。発達障害ASD+自己愛性人格障害の最も恐ろしいタイプです。

  • @シンボウ-v2e
    @シンボウ-v2e 5 หลายเดือนก่อน +3

    どうしても視野の狭さが生きづらさになると、ダメ出しなどご自身の人格否定などが近親者などからつづけられると合併することもありえますね

  • @matsutaketake
    @matsutaketake ปีที่แล้ว +16

    診断名が躁鬱の老齢の父親、明らかにASDなんだけど、最近人格障害について知ってNPDにもいくらか当てはまるなと感じていました。
    とにかく無自覚でほぼ縁を切ってますが、若いうちにちゃんと診断・指摘・改善がなされて欲しかったです。

  • @田苗-d4c
    @田苗-d4c 7 หลายเดือนก่อน +1

    とても私の結婚後の身内のことでしたろ参考になりますありがとうございます😊。客観的意見で救われる私の様な方が増えるようにお祈りします。有意義な動画をありがとうございます🙇。私は…これから幸せになれるように頑張ります!!
    この動画…は…有益で有難いです✨感謝感謝感謝しかないてす😭

  • @zhongnanhai_liushuiyin
    @zhongnanhai_liushuiyin 4 หลายเดือนก่อน +4

    職場の先輩が自閉スペクトラム症(ASD)で、職場の同僚が自己愛性パーソナリティ障害(NPD)ですね
    「絶対に間違いを認めない」ところだけ見ると似てますけど、よく見ると似て非なるものということが分かります

  • @SuperBraveFighter
    @SuperBraveFighter 8 หลายเดือนก่อน +12

    ASDは先天的なもので、主に脳の発達の偏りですけど、自己愛性パーソナリティ障害は(本人の元からの素養もあるんだけど)後天的なもので、本人の経験(特に親との関係)によって生じるものなんですよね。
    後者は一言で言えば、一見すると傲慢という鎧を着た自惚れ屋だけど、心の奥底では無力な自分を痛感していて、本当はコンプレックスの塊であるという事なんです。要は「ありのままの自分を愛せない」という事なんです。
    もしかしたら、ASDの拘りの強さの中に、理想の自分、特別扱いされたい願望、満たされない承認欲求などがあって、それが自己愛性パーソナリティ障害に転化してしまう場合もあるかもしれませんね。

    • @weasellesaew
      @weasellesaew หลายเดือนก่อน +1

      先天的というのは一部正しく一部誤りです。ASDのお子さんが重金属等(母体から受け継ぐ)を解毒することによって、ケロッと中に隠れていた人格が顔を出し、健全な社会生活を送ることができるようになるケースが多いです。
      NPDに関しては原因に詳しくないですが、防御反応が強い傾向なので、もしかしたらそういうことで改善する可能性もあるかも?と最近思い始めました。

  • @yurulifemama
    @yurulifemama หลายเดือนก่อน

    とってもとってもわかりやすかったです!!このように理解してくださる先生やカウンセラーさんがたくさんふえてくれたらいいのにと思いました。
    この動画に出会えて自分の過去や思考、パートナーのことなど整理できて大変助かりました!私にとってはとても貴重な内容でした!

  • @rinkasuzuki7002
    @rinkasuzuki7002 ปีที่แล้ว +4

    わかりやすい

  • @user-fq8bj7lp8u
    @user-fq8bj7lp8u ปีที่แล้ว +20

    ASDと自己愛性パーソナリティ障害を一緒にされたら、ASD当事者としてはたまったものではないです。
    ASDでも、本人の努力によって、周りと何とかそれなりにやっていけます。
    そのかわり、カリスマ性はありませんが。

    • @MEGUMI42
      @MEGUMI42 ปีที่แล้ว +1

      親が自己愛でしたが悪意の塊で人を貶める為なら手段を択ばず、他人の不幸が楽しくて仕方がない人の形をした悪魔です。
      自己愛は人の痛みが分からないと言われていますが、実際は人の痛みに対し非常に敏感で何をすれば相手が苦しむか熟知しており
      獲物をみつけると嬉々として一番痛い所を抉って反応を見て大喜び、ASDとは根本的に違うと思います。

  • @プランセス由美子
    @プランセス由美子 ปีที่แล้ว +9

    すみません。断捨離で有名な方もそうなんでしょうか?なんだか押し付けがましく思えてきたし、言ってる事が私も周りにも全く当てはまらないな、と思ってから思い込みの激しい方なのかなと。また、自称カウンセラーの方にもそんな人がおられて振り回されてます😢

    • @zj_qx_p
      @zj_qx_p ปีที่แล้ว +1

      そう感じる方、私だけではなくてホッとしました。

    • @hannashucacth
      @hannashucacth 9 หลายเดือนก่อน +1

      徐々に分かりづらくなってきましたよね。文章のクセも強くなりましたよね。