“最後の課題”新型コロナ後遺症治療の最前線 電磁波で脳を活性化 「ブレインフォグはなぜ起こるのか?」原因に迫る臨床研究の現場に密着【news23】|TBS NEWS DIG

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  • เผยแพร่เมื่อ 30 พ.ย. 2023
  • “コロナ禍の最後の課題”といわれるコロナ後遺症治療の最先端の現場を取材。「ブレインフォグはなぜ起こるのか?」後遺症発症のメカニズムを解明する臨床研究の現場にカメラが入りました。後遺症患者の脳に何が起きているのか?
    ■コロナ後遺症 最先端の治療とは 脳の働きを活性化
    神奈川県・川崎市の聖マリアンナ医大病院。コロナ後遺症患者への最先端の治療を行う病院の一つです。
    その治療の一つ「rTMS」は、特殊なコイルで脳内に電磁波を発生させて、脳の働きを活性化する治療法。この日治療に訪れたのは、神奈川県に住む20代の女性。1年前から、倦怠感や、頭に霧がかかったようにぼーっとする症状、いわゆる「ブレインフォグ」に悩まされています。
    コロナ後遺症患者 女性(20代)
    「最初は倦怠感がすごくて、ベッドからも動けない感じがずっと続いて、仕事を続けることが厳しくなって、3月で療養に入りました。言葉が(頭に)入ってこない。何かを聞かれても、とっさに答えられないとか、内容が理解できないことがすごくつらかった」
    佐々木医師「(rTMSを操作しながら)ちょっと強くしたバージョンで 1秒ぐらいいきますよ。いけそうですか?」
    女性「ちょっと痛いかも」
    佐々木医師「じゃあ、前回と同じでいきます」
    この病院では、2021年の秋から、コロナ後遺症の治療に活用しています。この治療法で、300人以上の治療にあたった佐々木医師は「後遺症の一部は、脳の血流の低下が原因で起きている」と指摘します。
    聖マリアンナ医大病院 佐々木信幸医師
    「(コロナ後遺症患者は)後頭葉と前頭葉の辺りに、血流低下を起こす人が多かった印象。正常な人に比べて、部分的に脳の血流が低下している。これは紛れもない事実です」
    (画像キャプション:色が赤に近づくほど、血流が弱くなっている)
    後遺症患者の脳の血流を示した画像では、血流が著しく低下しているのがわかります。
    後頭葉は目から入った情報を、側頭葉や頭頂葉などに伝達する重要な役割があります。
    後頭葉の機能が低下すれば、情報の伝達ができなくなり、物事の理解が遅れたり、身体をうまく動かせなくなったりするのです。
    佐々木医師
    「目から入った情報をどう処理するかという過程。ここの処理がうまくいかないと、すべてがモヤモヤしてしまい、なかなか正解にたどり着けないので(脳や体が)疲れてしまう」
    血流が低下した脳の活動を高めることで、ブレインフォグの症状が改善するというのです。女性もこの治療を始めて以降、症状が改善しているといいます。
    コロナ後遺症患者 女性(20代)
    「何回かやっていくと、ちょっと頭の回転が速くなったような感じがします。ブレインフォグが一番きつかった。ストレスがすごかったので、頭が働く効果を感じています。社会に出られるぐらいにまで早く回復したい」
    この治療を受けた半数以上の患者で、症状が改善しているといいますがーー
    佐々木医師
    「効く人と、残念ながら効かない人がいる。どういうところが違うのか分かれば、より効率的な治療につながる。患者さんの負担も減ると思います」
    「あとは原因の研究をちゃんとやらなきゃいけない」
    後遺症が起こるメカニズムは、今も分かっていません。診断する方法も、治療法も確立していません。「rTMS」を含む様々な治療法は、あくまでも「対症療法」なのです。
    ■「正座して手足がしびれる感覚が脳みそで…」そのメカニズムは?原因に迫る臨床研究チームに密着
    「コロナ後遺症はどうやって起こるのか」そのメカニズムを解明するための臨床研究が、
    横浜市立大学で始まりました。研究チームを率いる、高橋教授はー
    横浜市立大学生理学 高橋琢哉教授
    「コロナは最初、呼吸器の疾患だけだと思われていたけれど、かなりの爪痕を体に残していくと。その一つが脳であるということが、臨床症状からも分かってきて、記憶がうまく機能しないですとか、脳に何か変化が起きているだろうと」
    研究チームは、脳内の神経伝達物質の流れに「何らかの異常が起きているのではないか」と考えています。
    脳には60億個以上の神経細胞があり「シナプス」と呼ばれる“つなぎめ”を「神経伝達物質」が通過することで、情報伝達を行っています。
    研究チームは、コロナウイルスが「脳内で悪さをし、情報伝達を妨げている」と考えています。
    臨床研究に参加した神奈川県に住む40代の男性。ブレインフォグに2年間、苦しめられています。
    コロナ後遺症患者 男性(40代)
    「(症状として)一番近いのは、正座して手足がしびれる感覚。しびれてしまってジーンとしている状態が、脳みそで起きているイメージ」
    「ブレインフォグの治療の一歩になる研究なので、期待をしています」
    さまざまな検査のあと、男性が向かったのは「PET・CT室」。男性の脳のなかで、どのようなことが起きているか調べるのです。
    一週間後、男性の脳の解析結果がでました。男性の脳には、健康な人の脳とは異なった点があるといいます。
    ーー男性の脳は健常者の脳と比べて違いがある?
    高橋教授
    「厳密には統計をかけない…(newsdig.tbs.co.jp/list/articl...
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ความคิดเห็น • 178

  • @user-wp8bk6hr9y

    正座で足がしびれるような感覚が脳内で起こってるという例えがすごく具体的でわかりやすかった。相当しんどいだろうな。はやく原因が究明されることを願ってます。

  • @user-cp1ug5mx5e

    コロナになってから、疲れやすくなって物事に集中できなくなったから何事も楽しめなくて、生きる気力が減った気がする。早く治療法が確立されること願ってます。

  • @user-qp6to1hg9q

    継続的に取り上げてください、お願い致します。

  • @OTTO_hiroge

    まじでコロナ後遺症キツい…

  • @theworld7798

    これからには必須になりそうな

  • @user-ti7wq2zd2p

    自分も県内で有名となっていた所に診察に行ったのですけどそんなものじゃないですかと言われたのですね

  • @user-up5mi3lp5c

    凄い勇気だな。コロナはかかってないと思うがブレインフォグは昔から苦しんでるが電磁波治療は怖くて受けたことないわ

  • @bee5007
    @bee5007  +16

    発達障害や認知症など脳のあらゆる疾患に効果が出る日が来て欲しい

  • @user-ry7th3tl5g

    先生アニメキャラみたい

  • @pinksaturns

    コロナ後遺症に限らず、脳内物質のめぐりによる不調全般に効く方法が見つかると良いかも。鬱や認知症の一部も改善するのではないか。

  • @manaka6095

    うつ病を発症した際、何度か受けましたがそれなりの効果がありました。うつ、双極性障害、強迫神経症、ADHDなど様々な精神疾患に効果が期待できるみたいです。それぞれの疾患で脳の刺激部位や刺激するテンポ(?)が違うみたいですが、効く詳しいメカニズムはまだはっきりわかっていないそうです。ブレインフォグにも効く人がいるとのことで大変興味をもちました。苦しむ人が減るよう、今後の研究に期待したいですね。

  • @kazutoasai2487

    やってみたい

  • @kishika0000

    私はPCR受けられなかったため新型コロナ、後遺症疑いの立場です

  • @asakura331

    これは素晴らしい🌸

  • @user-dk9df5wb1i

    私もしてみたいです😮

  • @user-dj1fs5wx1l

    同様の症状がワクチン接種後にも出ます。ワクチン後遺症も含めて今後の取材を継続していただけたら皆が救われます。よろしくお願いいたします。

  • @miss_me

    やってみたい!

  • @user-bb8fs9sp9q

    私も同じ、全く同じ症状です。毎日が辛い。。。。。。。。何とかしてほしい。

  • @mema4577

    すご!

  • @user-vl8cd7kv7h

    早くコロナ後遺症の治療を確立して欲しいです。