トルコ系のクルド人についてわかりやすく解説します

埼玉県の蕨市や川口市には約2000人のクルド人が住んでおり、ここは「ワラビスタン」と呼ばれています。
クルド人は「国を持たない最大の民族」とされ、中東に多くのクルド人が住むクルディスタンという場所があります。
クルディスタンは国ではなく、トルコ、イラク、イラン、シリア、アルメニアにまたがる地域です。
第一次世界大戦後、オスマン帝国が崩壊し、クルド人の自治が約束されたセーブル条約が結ばれましたが、新たなトルコ政府のムスタファ・ケマルがローザンヌ条約でセーブル条約を無効化し、クルド人の自治区は消滅しました。
その後、クルド人は反乱を起こしましたが失敗し、クルド語の禁止などの抑圧を受けました。
1978年にクルディスタン労働者党（PKK）が結成され、クルド人の独立を目指してトルコと戦いましたが、PKKは次第に弱体化しました。
現在、トルコとPKKは戦闘を停止しています。
スウェーデンがNATOに加盟する際、トルコはスウェーデンがクルド人のテロリストを匿っていると反対しましたが、両国は話し合い、テロリストの引き渡しを約束してNATO加盟が実現しました。
日本では、相互ビザ免除制度によりトルコ人が容易に入国できるため、トルコから呼び寄せたクルド人が日本に定住し、日本人との生活ルールの違いからトラブルが発生しています。
ミジンコでも理解できるように
分かりやすく解説します。
【BGM】
甘茶の音楽工房さんの「青い空を見ていた」と「MoonSpring」という
BGMを使わせていただいています。
本編
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エンディング
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