毒劇法の抜け穴とは?【毒物及び劇物取締法の抜け穴により有機溶剤の劇物が自由に販売できる?】

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  • เผยแพร่เมื่อ 14 ต.ค. 2024
  • 今回は毒物及び劇物取締法の抜け穴についてです。
    毒劇法には、特に有機溶剤において抜け穴が用意されており、ほとんど劇物に近いはずなのに、法律を回避することで普通に販売できるようになっています。
    ただし、毒劇法の回避は企業活動を円滑にするものであり、悪用するためにあるのではないと個人的には考えています。
    (追記)コメント欄にて大変ありがたいご指摘を頂きました。
    毒劇法には以下のような記述があります。
    ●第三条の三「興奮、幻覚又は麻酔の作用を有する毒物又は劇物(これらを含有する物を含む。)であつて政令で定めるものは、みだりに摂取し、若しくは吸入し、又はこれらの目的で所持してはならない。」
    ●第二十四条の二「次の各号のいずれかに該当する者は、二年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
    一 みだりに摂取し、若しくは吸入し、又はこれらの目的で所持することの情を知つて第三条の三に規定する政令で定める物を販売し、又は授与した者
    二 業務その他正当な理由によることなく所持することの情を知つて第三条の四に規定する政令で定める物を販売し、又は授与した者
    三 第二十二条第六項の規定による命令に違反した者」
    毒劇を外したものが必ず毒劇法から外れるわけではなく、上記に該当すれば違法になります。
    全ての劇物を溶剤を含んだ混合溶剤が毒劇法に外れるわけではありませんので、注意願います。
    (2022/7/1追記)
    毒劇物の原体の定義について確認した資料を頂き、抜粋したものを表記します。
    原体とは?…原体とは原則として化学的純品を指すものであるが、製造過程等からくる不純物を含むもの、あるいは純度に影響のない程度に香を付け、または着色したものは原体と思料する。
    →この回答から例えばトルエン99%、別成分1%だと毒劇物と見なされるようです。
    ※動画の内容は別途訂正する可能性がありますが、まずは概要欄にて訂正します。
    この動画を通し、有機溶剤と毒劇物取締法の関係についてより詳しい情報を知るきっかけになれば幸いです。
    動画上で紹介しているQ&A集は以下です。
    www.nihs.go.jp/...
    ===動画もくじ===
    ※数字クリックするとそのポイントまでジャンプできます↓
    0:13 本日のテーマ「毒物及び劇物取締法(毒劇法)の抜け穴とは?」
    0:47 毒物及び劇物取締法の振り返り
    1:48 ①毒劇法の抜け穴
    2:56 毒物及び劇物取締法Q&A
    3:46 毒劇物指定令の重要な部分
    4:32 〇〇を含有する製剤とは
    5:22 原体とは
    6:19 毒劇法の抜け穴とは
    6:38 ②毒劇法の抜け穴の例
    8:27 毒劇外しの製品名
    9:49 参考「純〇〇」という単体溶剤
    10:56 市販されているものの事例
    12:21 注意:毒劇回避の理由
    13:30 まとめ
    ===========
    #毒物及び劇物取締法 #毒劇法 #毒劇物取締法
    ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
    チャンネルの解説している人↓
    現役で有機溶剤の営業(業界営業経験7年)をしています。
    業界知識を教えてもらうことがなく、手探りで身に着けていき、
    営業で苦労した経験から、「自分がこんなこと教えて欲しかったな」という内容を配信しています。
    このチャンネルは視聴者様との相互コミュニケーションを醍醐味としておりますので、ご不明点あればコメント欄へお願いします。
    動画の内容をブログで文字起こししています。
    まっすーの有機溶剤情報局
    aoi-masumoto.com/
    ※動画の内容より大衆向けに書いています。
    ※このチャンネルは個人のチャンネルです。
    勤め先の会社は関係ないため、本動画内容に関して、直接会社へのお問い合わせはご遠慮願います。

ความคิดเห็น • 12

  • @甘口かれー-s4r
    @甘口かれー-s4r 2 ปีที่แล้ว

    初コメントです
    動画いくつか拝見しましたが非常に勉強になりました。
    質問なのですが…
    Pc基盤等から金を抽出する動画あり、そこから排出される廃液について議論されているのですが
    主様の毒劇法、産業廃棄物処理法、安全面の見解を教えて貰えないでしょうか?

    • @有機溶剤情報局まっすーチャ
      @有機溶剤情報局まっすーチャ  2 ปีที่แล้ว +1

      コメント頂きありがとうございます。
      薬品に何が使われているかわかりませんが、金を溶かして抽出するということは、王水ではないかと思います。
      王水はざっくり言うと塩酸と硫酸の混合品です。
      無機関係には詳しくないですが、王水のSDSを見ると、毒劇法に該当しています。(「塩酸10%以上」「硫酸10%以上」)
      産業廃棄物上では、特別管理産業廃棄物の廃酸扱いなので、かなり処理費は高いと思います。
      強酸ですから、安全対策として保護具関連は必須です。
      簡単な回答となり恐縮ですが、宜しくお願い申し上げます。

    • @甘口かれー-s4r
      @甘口かれー-s4r 2 ปีที่แล้ว

      @@有機溶剤情報局まっすーチャ
      回答ありがとうございます。
      説明不足ですいません、使用している薬品は、家庭用生活用品[トイレ用洗剤塩酸9.5%]とオキシドールを混ぜた非正規の溶液を使用し抽出してるので物議を呼んでるんですよ
      私も色々と調べておりその中でこちらの動画が参考になり質問させて頂きました。

    • @有機溶剤情報局まっすーチャ
      @有機溶剤情報局まっすーチャ  2 ปีที่แล้ว +1

      ありがとうございます。
      塩酸9.5%+エタノールの場合であれば、特別管理産業廃棄物の廃酸か引火性廃油になるだろうと考えられます。
      このあたりは産廃業者によっても判断が分かれると思いますが、塩酸が9.5%というギリギリの値を廃酸と見なすのか、エタノールの引火性を考慮して、引火性廃油として見なすかです。
      業者によっても判断分かれるので、確かに議論を呼びそうなテーマですね。

    • @甘口かれー-s4r
      @甘口かれー-s4r 2 ปีที่แล้ว

      すいません前コメントの訂正で
      トイレ用洗剤[塩酸9.5%]にオキシドールを加えた物です

    • @有機溶剤情報局まっすーチャ
      @有機溶剤情報局まっすーチャ  2 ปีที่แล้ว +1

      回答遅くなり、失礼しました。
      オキシドールとの混合であれば、産業廃棄物の「廃酸」か特別管理産業廃棄物の「廃酸」のどちらかですね。
      pHと塩酸濃度で判断されますが、判断は業者によるので、断定は難しいですね。

  • @リンチョクジュ色々
    @リンチョクジュ色々 2 ปีที่แล้ว

    初めまして
    私は色々と知りたい事が沢山有ります
    出来れば色んな事を教えて頂きたく思いました
    宜しければ
    色々とお話をしたいです

    • @有機溶剤情報局まっすーチャ
      @有機溶剤情報局まっすーチャ  2 ปีที่แล้ว

      コメントありがとうございます。
      基本的なことは動画で発信しておりますので、今後も動画を確認頂ければ幸いです。

    • @リンチョクジュ色々
      @リンチョクジュ色々 2 ปีที่แล้ว

      コメントありがとうございます
      名古屋なんですよね?
      私は岐阜の大垣市に今は住んでいますが
      元々は愛知県の瀬戸市に8年前まで住んでいました
      出来るなら
      直接お逢いして色々な事を教えて頂きたいのです

    • @有機溶剤情報局まっすーチャ
      @有機溶剤情報局まっすーチャ  2 ปีที่แล้ว

      ありがとうございます。
      中々個々で対応させて頂くこと難しいですね。
      職場は名古屋ですが、チャンネル自体はプライベートで行っておりますのでご理解頂けますと幸いです。

  • @freeengacyo
    @freeengacyo 2 ปีที่แล้ว

    動画作成ご苦労様です。
    一般に知られ難い事を解説頂ける動画を作成し公開される事は大変に有意義な事です。
    しかし、誤解を招かないように必要最小限の部分を付け加えて頂きたいと思っています。
    この動画を素直に拝見すると混合溶剤は毒劇法の規制(影響)を受けないように見てしまう懸念があります。
    毒劇法 第三条の三 第二十四条の二
    は混合溶剤でも毒劇法の規制を受けます。
    検挙例も結構ありますよ。
    トルエンや酢酸エチルが劇物に指定されたのは毒性というより社会状況なのです。
    (昭和四七年法律第一○三号―別添一 参照。)
    もちろん毒性が無ければ問題無いのではありますが、、。
    お持ちの知識だけでなく歴史的背景も含めて解説頂くとより良いと感じます。

    • @有機溶剤情報局まっすーチャ
      @有機溶剤情報局まっすーチャ  2 ปีที่แล้ว

      コメントありがとうございます。
      ご指摘頂きありがとうございます。
      仰る通り、誤解を招く方もいるかもしれませんので、概要欄にて補足しておきます。
      このようなコメント頂けること、大変感謝申し上げます。