【初心者向け】純正律と平均律の違い【音大卒が教える】
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- เผยแพร่เมื่อ 5 ก.พ. 2025
- #音楽 #純正律 #平均律
吹奏楽部や合唱部で、「純正律」「平均律」と言われて、「それってなんだろう?」と困ったことはありませんか?
今日は初心者の皆さんに向けて、「純正律」と「平均律」の違いを
分かりやすくご説明します♪🌼
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/ ondaipiano
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調律師です。参考になるかわかりませんが我々が最初のオクターブをどう作るか説明します。まず最初にAの音を音叉で取ります。次にAから4度上のDをAと同時に響かせて完全に響き合うところから2セント(半音の50分の1)だけ広くとります。次に5度下のGを2セント狭めにとります。これをC⇨F⇨B♭⇨E♭というように4度と5度を繰り返してそれぞれの音を作っていきます。
これが平均律の作り方です。参考になれば幸いです。
難しすぎる
吹奏楽部や合唱部はこの純正律の美しさとピタッと合った時の楽しさを知ってるからやめられないのですよね。私も何か単音楽器をやっておけば楽しめたかな
大変分かりやすい説明でした、ありがとうございます。
理論の勉強していると 世界が広がって来て
この動画に辿り着きました ^^
ピタゴラスの話にも繋がって来て とても充実しています 。
また 視聴しに来ます ネ ♬
お疲れ様です。
現在の西洋音楽の理論では、〝キーの数は12〟もあるので、面倒くさいですが全てのキーでの響きを整える為にはピアノは〝平均率〟にするしかないという事ですね。
ちなみに、
アメリカ発祥の音楽〝ブルース〟における〝ブルーノート〟に関してですが、現実的な演奏の処理方として、たとえば3、5、7度の音を〝半音〟上げたり下げたりする事がありますが、それだけが正しい方法ではありませんね。
そもそもフレーズの中のある音について〝揺らぎ〟の様な効果を狙って、あえて音程を〝ズレる〟様に上げたり下げたりする事によるものが〝ブルーノート〟です。そこでは数字による正確性よりも〝人間が聴いてどう聴こえるか〟という点が重要です。音程として正しければ良いという事ではないのが面白いのです。
数値としては不正確なものでも、音楽としては成立するのが面白いですね。人間くさいと言うべきでしょうね。
以外と、通っているピアノの先生には聞けない事があります。こちらのチャンネルはまさに救世主...
ありがとうございます😊
ものすごく分かりやすいです。ありがとうございます😊👍👍
なんて、素晴らしい解説なんでしょう!
『純正律と平均律』については、楽典で目にしたことはあったんですが、読んだだけでは理解出来なかったんですが、さすがに、今日の動画で、概要が理解出来たような気がします。
『理解できた』なんて、嘘は言えません💦
ありがとうございました😊
ありがとうございます😊
体感するのは難しいですよね💦
@@ondaipiano
助かりますぅ〜❣️
「吹奏楽部・合唱部必見!」とタイトルにありますが…
「純正律」「平均律」は今初めて知りました!
私は高校時代は吹奏楽部でトランペットを吹いてましたが、こんなのは全く出てきませんでした。
チューニング時は、チューナーが出すB♭の音に合わせてただけなので…
私も音大卒ですが。今、やっと理解出来ました~。スゴくすっきりしました。特に、ハ長調の主和音と嬰ヘ長調のそれとの比較。これは、分かりやすかったです😂
昔、図書館で読んだ本によると、純正律は西洋キリスト教の一切の穢れを許さない考えから聖歌の透明感を演出する歌唱法として考えられたが、教会のパイプオルガンの調律法として成り立たず(パイプの長さでピッチが固定されますからね。)その事が様々な音律を試行錯誤するきっかけとなり、結局平均律に落ち着いたとの事。
ちなみに東洋では、わずかなピッチのズレが生み出すウォルフ(うなり)によって人がトランス状態に入る事を、神が降りてきたと考える宗教感が強い。
例、インドネシアのガムラン(各音程のピッチをわずかにズラし、ウォルフ効果で余韻にヴィブラートが出る。)
我が国の和太鼓やお寺の鐘。
(基音と倍音が整数倍からわずかにズレて、余韻にヴィブラートをもたらす。)
最近、TH-cam動画でしばしば見掛ける、密教の鐘の音で運を呼び込むというのも、ウォルフ音と宗教が密接に結び付いてる現れ。
そもそも現代では、重要な感情表現として、わざわざヴィブラートを掛けますからね。
酒によりトランス状態に入る事も同様。
我が国では酒は神と関わりが強い神聖な物という宗教的価値観がありますね。
カトリックは意外にもワインはキリストの血と考え尊ばれるが、プロテスタントは酒に厳しい。
(この考えがアメリカの禁酒法=暴力が街を支配する時代を生み出した。)
ちなみに私は純正和音は清らかで透明感があると思うが、ちと人間味が無いと感じます。
音楽は生身の人間の感情に訴えるものだと考えるからです。
(大部分の人はそう考えると思います。)
清き水に魚住まずて言いますからね。
53平均律という欲張りな音律があります
1オクターブの中に53もの音を入れ、純正律と平均律の両方が近似的に使えるようにしたものです
あまりにやばいので実用されることはほとんどありません
どういう計算式になるのですか。
@藤田基樹 1オクターブを53等分するので1ステップは2^(1/53)です
分かりすい説明!
ありがとうございます😊嬉しいです!
たしかに最初の和音、すごく綺麗だと思いました。心が洗われる感じでした。
とても面白かったです。
綺麗ですよね!
最近さとうみつろうさんでこのことを知りました。純正律が美しいのかもしれないけれど、やはり生まれた時から植え付けられている感性に反するとずっとは聴いていられないですね。悲しいよー😭
丁寧な動画をありがとうございました。
確かに…そうかもしれません😭ご視聴ありがとうございました✨
ピアノの音色だと波形が複雑でよくわからん。sin please.
和音は根音と純正な音程に調整しなきゃいかんということですね。
万人受けするけど及第点どまりのファミレスか,特定メニューに振り切った個人経営の飲食店かというイメージでとらえてます笑
純正律鳴った時にんん?っとなって平均律の時にピアノ音こんなだよな〜となった私の耳正しかった…(元ピアノ)
響きは覚えているものですよね!
なるほどです。勉強になりました。でも、一つ疑問が・・・ピアノに合わせて、合唱する場合は、平均律にせざるを得ない・・・と言うことでしょうか?
和音じゃなくて、ドレミファソラシド、をそれぞれで弾いて比べるほうが、違いが分かりやすくないですか?
もしくは、それぞれのドとド、レとレ、を弾いて比べるか。
平均律は19世紀の初めにピアノや弦楽器が弾きやすいように変えた周波数変換なんですよね。
理論上は、17世紀には確立されていたらしいですね。確か、メルセンヌ?
まあでも、音楽理論は平均律(2^1/12)が一番、サッポロ二番😊
2:29 純正律のハ長調の調律で嬰ヘ長調の和音を演奏するやつ、ホンキートンクピアノの音っぽい。
サックスの音とかはどうなんですか?最近サックスの動画聴いてるんですがとても心地良いです。教えてください。
とてもわかりやすかったです!ちなみに、”純正律は吹奏楽などで使われる”とのことでしたが、吹奏楽のチューニング(チューナー)は純正律の設定?で作られているというイメージで合ってますか??
純正律の解説、ありがとうございます。
音源モジュール、電子ピアノでストレッチチューニングという設定があるのですが、ピアノの先生をやっている方、プロのドラマーの方に聞いてもストレッチチューニングというのは知らないと言われました。
高音部は周波数を少し持ち上げ、低音部は周波数を下げ、聴感上オクターブ間の音程が同じように聞こえるようにするチューニングだと思うのですが、解説していただけるとありがたいです。
グランドピアノのストリートピアノを調律しに来ていた調律師の方にこのピアノはストレッチチューニングをするのですか?と質問すると
ストレッチチューニングは行わないと言われました。
ピアノはストレッチチューニングを行うものだと思っていましたので、???です。
ストレッチチューニングの説明は、YAHOOなどで ”ヤマハ ストレッチチューニング”で検索すると説明が出てきます。
ちなみにピアノはCASIOの電子ピアノしか所有していません、電子ピアノをMIDIキーボードとし、MacBook Proにインストールした Main Stage内のスタインウエイグランドピアノで練習しています。
よろしくお願いします。
調律師です。ストレッチチューニングは意識してやるものではなく、オクターブを心地よく響くように合わせると結果的にそうなるというのが実際のところです。弦の太さ長さ、響板の大きさ形状によって倍音の出かたが変わるのでそのピアノの機種などによってその加減は変わってきます。
また私の経験上、ピアノの先生より声楽の先生の方が音程にはシビアな方が多いように思います。ピアノの先生はタッチにこだわる方がおおいですね。
osamuogawa6944 のおっしゃる通り「高音域はより高く、低音域はより低く」調律する事です。
と言うか、綺麗な和音を鳴らそうと思って調律すると勝手にそうなるので、調律師はみんな「ストレッチチューニング」をしている訳です。
ちなみに「古典調律」をする場合は.調律曲線の傾向が出ないように注意します。
sadakichi1000さん, 下段のpopura183さん 返信ありがとうございます。popura183さんの返信のところでまとめてコメントいたします。
popura183さん, 上段のsadakichi1000さん 返信ありがとうございます。
ピアノの先生、プロのドラマー、ピアノの先生の調律師、TH-camのとある調律師の方、以上の4名ストレッチチューニングという言葉をご存じなかったです。
popura183さん, sadakichi1000さんの2名がご存じということでプロの方でも認識率 33%
電子ピアノの取扱説明書にいたってはカシオしか記述がない。
これではストレッチチューニングという言葉が死語になるのは時間の問題か。
で素人ながら私の結論:
Railsback curve レイルズバック曲線の近似曲線がYAMAHAのHPに乗っているストレッチチューニング曲線である。
シンセサイザーはこの曲線に近い周波数で発音している。
ストレッチチューニングという言葉はシンセサイザー、音源モジュール、電子ピアノ、Rhodes Pianoの取扱説明書を見ない人には死語。
アコースティックピアノを弾いている方はほとんどストレッチチューニングという言葉は知らない、と思う。
レイルズバック曲線も知らないのかな。
素人ながら私の要望:
ピアノの調律結果は結論からいうとレイルズバック曲線に近い調律結果となり、周波数的には平均律ではない。
合ってますよね(笑)
なのでアコースティックピアノの調律結果はレイルズバック曲線である、と周知させて欲しいです(笑)
@@BlackWolf-125
深みにハマってしまいましたね(笑) 私の理解している範囲でお話します。
ピアノの調律は基本、平均律です。
腕の確かな調律師さんであれば高音低音を除いた中音域(4オクターブ位)では誤差 半音の 1/100 程度の正確な平均律になっていると思います。
低音域や高音域で数値上の正確な振動数にならないのは、どうやら「弦の太さ(低音域)弦の短さ(高音域)」が絡んでいるらしいですが、今のところ合点のいく説明に出会ったことがありません。 そもそも「弦が振動する時に正確な2倍、3倍の振動数を(倍音)を含んでいる訳ではない」ということも言われたりします。 倍音同士がぶつかった時の不快な唸りを全部無くすことができなくて(済みません文章で説明が難しいです)悩んで「一番マシ」な状態を探していくと調律曲線の傾向が現れるという・・・。 さらには「差音」なんて単語まで出て来るんですけど💦
何のかんのと言っても、ピアノという楽器は平均律(equal temperament)で調律するのが最もコスパが良いんですよね。
ちなみに Bach 大先生 の平均律クラビア曲集のタイトルを英語表記で見ると(well temperament)となっていますので我々が慣れ親しんでいる平均律では無さそうなんですね。Bach さんは「ベルクマイスター 第1の 3」という調律が「推し」だったらしいです。
参考文献「平島 達司/ゼロ・ビートの再発見」
you tubeで「ベルクマイスター 」を検索するといくつか出て来るし「キルンベルガー」なんてのも聞けます。(録音だと分かりにくいかも)
まあ、どんな曲にせよ平均律でも音楽性豊かな演奏は出来ますし、逆に古典調律された楽器でバロック音楽を演奏してるのに、あれれ?と思うこともあっったりします。 逆に ドビュッシー や ラベル といった印象派のピアノ曲においては 平均律以外の調律は「戦力外」です(平均律以外の調律なら調律してないピアノの方がマシでした)。
音楽の歴史の中で「調律法」を考案した人物は、ほぼ漏れなく「数学者、科学者」なんだそうです。 平島 達司先生にお会いした時に伺いました。
いつもありがとうございます🙇
ショパンは、コンサートで、調が異なる純正律のピアノを数台用意していたそうです。
ロックバンドでギター🎸を弾いていた私。
コーラスというエフェクターでうねりを出し、ホンキートンクのピアノだったり。
コンサートで、ピアノだけ、A=442Hz にすると教わりました。
二つ目は必ずずらして鳴らしているのでどうしてでしょう?
自分には和音ではなく2音に聞こえました、なのでうねりはわからない、あえてそれを狙ってのことかな?
いつも楽しく見させていただいています。
右手で三連符、左で♪を2つはどう練習すればいいでしょうか?
つまらぬ質問してしまいすいません。
主さんではないですが失礼します🙇🏻
参考になるかはわかりませんが、右手左手それぞれのリズムでテーブルや足などを叩いて練習すると良いと思います!これを出来るようなれば楽器でも出来るようになるはずです!
あとは、拍の頭が合うことと、3連符の2つ目と3つ目の間に8分音符の2つ目が来ることを意識すれば出来るようになってくると思います!
あくまで私のやり方ですので、参考にならなかったらすみません💦 コメ主さんの音楽が上手くいきますように願っておりますm(_ _)m
th-cam.com/video/Xh-L0NAzzyw/w-d-xo.html
この動画を見たらわかるとおもいます!!!
@@洒落_62 ありがとうございます。
お膳を叩きながらやっているのですが、
どうもうまくいきません。
楽器は箏でして、右手の中指が三連符、親指が8分音符二個なんです。
また、右手の親指が三連符、左手が8分音符二個の場合もあります。
少なくとも私の練習は間違っていないようですので、しばらく練習を続けてみます。
@@RMRMRmrm0823 ありがとうございます。
参考になりました。
お膳を叩きながらやっているのですが、
どうもうまくいきません。
楽器は箏でして、右手の中指が三連符、親指が8分音符二個なんです。
また、右手の親指が三連符、左手が8分音符二個の場合もあります。
少なくとも私の練習は間違っていないようですので、しばらく練習を続けてみます。
@@YoshitakaHashiba 頑張ってください!!
純正率と平均律、短時間に何度も繰り返してもらわないと違いが分からない。
ちょっとうねってるくらいのが綺麗に感じる感性はダメなんかなw
私は純正律だとピタッとし過ぎて、かえって違和感を覚えます。
俺も平均律の適度なうなりの方がむしろ心地良く感じる
ダメなわけないと思うな〜と思った
だから、ダメじゃないと思う
現代人は不協和音に慣れちゃってるからなあ。
メジャーセブンなんて小洒落て聴こえる。
因みに自分は何でもありですよ。
自然は、調和を好むようですよ。
平均率のピアノでドミソの和音を弾くと音が濁ってますが、右ペダルを踏むと濁りがスッと消えて純正率のようなきれいな響きになります。ぜひ、試してみてくださいませ。
大変わかりやすかったです。ありがとうございました。
Cの純正率でF#の和音が聞けたのがとてもありがたかったです。
ひとつ確認させていただきたいです。途中「うねり」と説明がありまきたが、「うなり」ではないでしょうか?
似た言葉ですが、明確に違う意味を持っているようです。
うなりやな
ご機嫌よう. 本日Ch登録しました. 音大ではビブラートをどう教えてるのか, ご解説を希望いたします. 何が正しいのか?あるいは美しいのか?
理屈上純正律がきれいに響くのは当然ですが、
バルブのある金管楽器は自然倍音、木管楽器やピアノは平均律、
トロンボーンは一部自然楽器の混合という条件下で、転調する
度にその調の特に第3・6・7音を低めに吹くと言うのはかなり
難しいですよね?
オケは平均律ですが、ブラームスやワグナーの様に転調が著しい曲で
純正律は現実的ではありませんし、ピアノ協奏曲はいやでも平均律ですが
汚い響きだとは思いません。
オケの平均律は全世界で一般的に受け入れられていますが、合唱なら
ともかく、何故吹奏楽は純正律を取り入れるのでしょう?
海外の吹奏楽オケも一部純正律なんでしょうか?
不勉強で失礼します。
そのまま「純正律」で演奏したらめっちゃ汚くなる。ハモデで純正律ボタン押して曲弾いてみればわかると思う。
本当は「純正律」なんて使ってないんじゃないでしょうかね。調律や音律という感じで一律に正しい音の高さを設定するというよりも、演奏中はハモらせたり妥協したりなんじゃないかな。
割り込み失礼しました。
よくある勘違いは、クラシックは純正律全盛の音楽だったというわけではないということ。
そもそもの話純正律の前にピタゴラス音律があったし、
ハーモニーが綺麗かつ転調したり副三和音を使ったりできるきれいな音律を求めて、
平均律に到達する前に中全音律やヴェルクマイスター音律みたいないろんな音律を試してた時期がある。
けど、あなたピタゴラス音律の計算できるの?
@@藤田基樹 私が計算できるかどうかなんて音楽の話ではないので楽しくないしどうでもいいと思いますが↓↓↓
ピタゴラス音律は完全5度をたどって1オクターブの中を敷き詰める方法ですから、もしCから始めれば
C➡G➡D➡A➡E➡B➡G♭➡D♭➡A♭➡E♭➡B♭➡F➡C
とCにもどってくる、これが理想です。ここで注意しなくちゃいけないのは、「C➡G➡D」とピアノの鍵盤をたどっていけばわかるようにここでDが1オクターブの外に出てしまうので、このDは1オクターブ下げることで「低いCから高いCまでの1オクターブ」の中に収めるんですね。そしたら「D➡A➡E」これでまた1オクターブの外に出てしまうのでEを1オクターブ下げる・・・という風に繰り返していくんです。
数値で考えるなら、スタートをCとするよりも国際的な基準が定められているA=440Hzがいいでしょうか。Aから始めれば
A➡E➡B➡G♭➡D♭➡A♭➡E♭➡B♭➡F➡C➡G➡D➡A
とこのようにしてAに戻ってきます。
音の高さを周波数で捉えて計算するなら、「1オクターブ」や「完全5度」のような音どうしの距離は”比”つまりかけ算です。
この"比"の数値は、どの音律を使うかによってその値や、その種類(ややこしいですが、これらの音の距離は複数存在することがあります)は異なりますが、
ピタゴラス音律では完全5度としては”純正な”すなわち倍音列をもとにしたものであるところの
完全5度=3/2
を使います。また、1オクターブも純正な・・・というのも変ですが
1オクターブ=2
を使います。
先に述べた方法で実際にAから始めてピタゴラス音律を作ってみましょう
A=440 Hz
E=3/2×440 Hz=660 Hz
B=3/2×660 Hz=990 Hz...おっとここではじめのAの1オクターブ上のA=880 Hz( 440×2 Hz)を超えてしまったので
このBは1オクターブ下げなければいけません。「1オクターブ”下げる”」には2の逆数1/2を掛ければよいです。
(正確には「1オクターブ上げること=2を掛けること」、「1オクターブ下げること=1/2を掛けること」なわけですね)
よって B=1/2×990 Hz=495 Hz
G♭=3/2×495 Hz=742.5 Hz
D♭=1/2×3/2×742.5 Hz=556.875 Hz (ここでも1オクターブの外に出ないように1/2を掛けました、以後省略します)
A♭=3/2×556.875 Hz=835.3125 Hz
E♭=1/2×3/2×835.3125 Hz=626.484375 Hz
B♭=1/2×3/2×626.484375 Hz=469.863281 Hz
F=3/2×469.863281 Hz=704.794922 Hz
C=1/2×3/2×704.794922 Hz=528.596191 Hz
G=3/2×528.596191 Hz=792.894287 Hz
D=1/2×3/2×792.894287 Hz=594.67112 Hz
=3/2×594.67112 Hz=892.00668 Hz
おっと、1オクターブ上のAに戻ってくるはずが、=約892Hzということで、実際の始まりのA=440 Hzの1オクターブ上880 Hzよりも約12Hz高く
なってしまいました。これがピタゴラス音律に生じる理想との"ずれ"です。結果始まりのA=440 Hzと終わりの=約892 Hzを同時に鳴らしてもその差=約12 Hzのうなりが生じてしまうわけで、まあほかにも欠点がいろいろあるんですがこんな調子だからピタゴラス音律は現在は使われません。
ちなみにもちろん上の計算は手計算じゃなくて電卓でさせてもらいました。具体的な数値を書いた方が分かりやすいかと思ったので。でもピアノの調律をするときだってその精度に限界はあるわけなので小数点以下はそもそも切り捨ててしまえばいいんですけどね。
それかそうしなくても単純に式で考えれば↓↓↓
A➡E➡B➡G♭➡D♭➡A♭➡E♭➡B♭➡F➡C➡G➡D➡A
で"➡"が12回出てくるわけですからこれは3/2を12回掛けることを意味しています。つまり
A=440 Hz なら
=(1/2)^n・(3/2)^12・440 Hz
で1オクターブ内に収めるのに"1/2"を何回掛ければいいかは不明なので「n回」ということにしておいて
この時点でも比は計算できて
÷A=(1/2)^n・(3/2)^12
なわけですね。問題はこれが2になるかどうかなわけですが方程式を立ててみて
(1/2)^n・(3/2)^12=2
としてみてもこれは
(3/2)^12=2^n
2^n=129.74.....
と式変形できて、いまnは整数じゃいけないわけですが2の整数乗というのは
・・・2^7=64, 2^8=128, 2^9=256・・・
といくので129.74に近い値でもせいぜい8しかないし、8ではダメなわけなんですよ。だからそんなnは存在しない。
そんなnが存在しないということは、はじめからはAの1オクターブ上の880 Hzになってはくれなかったんだ~というわけで一件落着です。
そういう考え方もできます。
逆に、nが整数じゃなくてもいい、っていうならを880Hzに合わせることができるわけですが、nが整数だった理由はそれが「1オクターブ下げる回数」に対応していたからなわけでそこをずらしてしまうのはそもそもその操作が実現不可能なので意味がないですね。
つまり、ピタゴラス音律では異名同音の周波数比が=にならないってことでしょう。
@@藤田基樹 うん、そうだヨ
「お前は計算できるか?」って聞かれたから計算しただけだけだけど
"同じ音名でも違う高さ"の音が生まれちゃうのわよね
@@uri-pasta-yakisoba458キャ〜❤
軽く調べてみて分からなかったんですが…
例えばデジタル的にマスター音源を440hz→432にした場合、純正律ではなく
全体として微妙に低い音で違和を喚ぶ点は同じでも、個々の調律ではないので特に「ラ」は致命的にズレるという認識であってるでしょうか?
「432hz」を仕掛ける藤井風のgrace、花、満ちてゆくなどはどちらなのか気になりました
ご視聴ありがとうございます😊
全体的に8Hz(440Hz -432Hz)音階の音を下げる、ということでしょうか?
それだと平均律の音階を全体的に下げるということになりますね。音程が低くて、気持ち悪い音階になりそうですね。
@@ondaipiano 返信有り難うございます!説明が分かりづらく申し訳ないです
件の曲はこれ(th-cam.com/video/rSYoIuyks8g/w-d-xo.html)なのですが、この曲はイントロからして「通常の調律で音源を作成してからデジタル的に-8hzした」ように聞こえるのですがどうだか分かりますでしょうか?
この違和感が分からずググっていたところたどり着いたものでして…
お時間ありましたらお教えいただけると嬉しいです
平均律は隣り合う周波数比が2^1/12で設定されているので、基準のA4のHz数が432Hzになろうとも関係ないのでは?
吹奏楽部や合唱部の皆さんはこういう「純正律カルト」にはまらないように注意してください。大切な練習時間を無意味で無駄な練習に費やすようなことがないようにと切に願っています。音大を出てるからと言って必ずしも正しい音楽の知識・教養を身に着けている人ばかりではありません。「東大出ててもバカはバカ」といいますしねw。
分かりやすい説明ありがとうございます。知識としては頭に詰め込めたのですが、どうも耳が納得しません。何度聞いてもこの音が調和してるとか、うねりが生じていると確信に至れません。みなさんは両者の違いを本当に聞き取ることができているのでしょうか?この違いをどうやって聞き分けたらいいでしょうか?
伸びている音をよく聴いてみてください🎵少しだけ違います😊
曲のkeyが変わる度にチューニングを変えるピアノ=ハープシコード(チェンバロ)。
まあ、ピアノではないけど。
弦を弾く爪も消耗するので、ハープシコード奏者はメカいじりに強くないとやっていけないそうです。
平均律(とは少し異なる)楽器の代表ピアノは、ウォルフ(うなり)も含めてコードの複雑な響きを上手く引き出すのが、調律師のウデの見せどころとの事。
その昔は、家庭用ピアノの音をチューナーだけで合わせて数をこなしていたエセ調律師もいた様です。
余談ですが、今は亡き村下孝蔵氏の人生2番目の仕事は、YAMAHA店のピアノ調律師店員だそう。
(人生初の仕事は実業団の水泳選手!!)
チェンバロはウェルテンペラメントで調律するので、曲毎に調律は変えません。
ひとつだけ残念なのは
録音レベルが低めで
音が小さい事かな
他の動画に変わった時に
音がデカくなり
ビックリします
クラシックの曲の場合、「平均律クラビア曲集」などと明記していない場合は、純正律で調律しているのでしょうか。
バロック以降の音楽は転調が標準装備なので平均律ですね^^;;
純正律は転調しない(あるいは転調が少ない)単純な曲が向いていると思います。それでもすべてが綺麗というわけではなく、ハ長調に調律して短和音、DmとかAmとかのコードをひくと、長和音ほどは綺麗に響かないです。逆にAmにあわせると今度はドレミが綺麗に響かないという……^^;;
ピアノの調律を変えまくると弦に狂いが生じやすいので大概は平均律に固定されているようです。
電子ピアノの場合は調律が影響しないと思いますので純正律の響きで演奏が出来るということでしょうか?
いえ、電子ピアノも平均律です😊
回答ありがとうございます。
忠実にピアノを再現するということなんでしょうか?
せっかくなら純正律の音も出せるようにすれば良いのにと素人なので思ってしまいます^_^
@@さるさる-z5k もちろん、純正律が出せるピアノ(ハーモニーディレクター)もあります😊
一般的に、ピアノは平均律で調律されますので、電子ピアノもそうなっているのだと思います!
ありがとうございました^_^
電子ピアノのメーカーや機種によっては調律の種類(ベルクマイスター、キルンベルガー等)が選べるものがあります 。
スポット的な純正律和音の利用と純正律音階による音楽を混同しやすいから注意しないとね。そもそもオーケストラなんて、バイオリン属はピタゴラス音律、金管木管は機構上純正律、ハープ、ピアノは基本平均律と。「一体どうするの?」状態だし。w
平均律の方が、後者の方がキレイに感じる
この仕組みを考えた人はアインシュタイン級だと思える。
凄いですよね!!
理屈のところの説明がもっとほしい。
家電とかのクラシックメロディが音痴に聞こえるのもこれのせい
7コメの人へ
そう思っちゃうのがダメ
ひとつ疑問なんですけど、ピアノは平均律、管楽器は純正律、そしたらピアノコンチェルトは平均律の楽器と純正律の楽器を一緒に奏でると思うんですが、どうして音が合うのですか?
管楽器がピアノに寄せるんでしょうか???
あ、調律の時にピアノを純正律に合わせていくのでしょうか?
音大目指す娘にに数学なんて必要ないよーと言ってましたがとんでもないですね!数学必要
正確に言うと管楽器は作音楽器といって、ピアノと違い音高を低かったり高かったりできます。
そのためピアノコンチェルトなどでは管楽器がピアノの平均律へ合わせてあげているという感じです
2の12乗根 1.059463094359295…
初心者向けとはいえ、今回のはちょっと説明が雑すぎるかな。たぶん視聴者の多くは音律というものをわかってないので、そこから説明を始めないとわからないんではないかな。
でも、合唱って、平均率のピアノで音とりするのでは?
上手い人は無意識に純正律でハモってる
平均律は無理数なのに、何で割り切れているのですか?
後、ウェルテンペラメントを説明しないのは何故ですか?