タイムトライアル【GT7】トヨタ GR86 ニュルブルクリンク 北コース

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  • เผยแพร่เมื่อ 24 ส.ค. 2024
  • マシン : トヨタ GR86
    コース : ニュルブルクリンク 北コース
    タイム : 7'34.004
    インプレッション :
    GRシリーズの中でも看板車種と言えるのがGR86だろう。スープラでは敷居が高すぎるし、ヤリスやカローラのような4WD HBが欲しいわけでもないーそんなスタンダードでピュアなスポーツカーに乗りたい人間の味方がGR86なのではないか。先代86では非力を否めなかった2.0LのNAエンジンは2.4Lにボアアップし、手中に収まるジャストフィットなパワーと化した。NAということもあって、コンピュータと吸排気系のチューンだけならば300psに届かず、400psに迫るカローラやスープラに比べてジャジャ馬感がなく幾分乗りやすい。前述の通り、GRスープラはショートホイールベースでありながら低中速コーナーを苦手としており、アンダーステアが強くお世辞にも乗りやすいとは言えなかったが、このクルマは小ネズミのようにクルクル回る。「これこれ!この感覚が欲しかった!」私真島も久々に乗用車でファン・トゥ・ドライブを体感した。やはり、自分の狙ったライン通りスムーズに曲がってくれるクルマは楽しいものだ。前後のキャンバー角を揃えたのが功を奏したのか、抜群の安定感とグリップ力を発揮している。上記のカローラやスープラとは80〜130ps以上もの差があるので、タイムは三車中最遅だが、最もコントローラブルでドライバーをワクワクさせてくれるのはこのGR86に違いない。車体の軽さも大いにそのドライバビリティに貢献してくれている。昨今のクルマはハイテク装備が満載で、量産クーペで1500キロ前後、スーパーカークラスになれば、高剛性ボディと最新技術をふんだんに投入したエンジンと相まってさらに重くなる。しかし、GR86は1270キロと'90年代を席巻したピュアスポーツカーと同等の車重しかないのだ。かといって安全装備や快適装備を根こそぎオミットしているわけではない。ボディサイズを近年のトレンドに合わせて肥大化させなかったことが、この軽さを実現できた所以だ。私が毎度毎度軽さに触れるのは、そのクルマが持つブレーキ性能に直結するからだ。図体の大きいクルマをドライブしている時は、いくら高性能ブレーキに換装していても3周も全開走行をすれば「ブレーキタレてきたなぁ」とアグレッシブに攻めたい気持ちがワンランク下がるが、軽ければ耐久性はあるし、少々行きすぎた時でも止まってくれるという安心感がある。それは特にストレートエンドからのフルブレーキング時に効果を発揮する。レーシングドライバーとして、1mmでも奥までツッコみたいのが性であり、それを快く受け入れてくれる軽量ボディとブレーキのタッグは必要不可欠なエレメントなのだ。”走る””止まる””曲がる”を基礎から体感したい人間にとって、GR86はお誂え向きなのである。

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