ボクの名前はクリフトン…施設の「職員」として担う役割とは?

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  • เผยแพร่เมื่อ 20 ต.ค. 2024
  • こちらのかわいらしい1頭の犬。名前は「クリフトン」です。クリフトンはただの飼い犬ではなく、米子市内の施設の「職員」として、ある役目を担っています。クリフトンの日常を追いました。
    ボクの名前はクリフトン。1歳半のラブラドゥードルの男の子です。
    きょうはボクが暮らす場所や大好きな人たちを皆さんに紹介します。
    クリフトンがいるのは、米子市にあるヘルスケアアパートメント祗園庵。指定難病や重度の身体障害がある人を受け入れている施設です。
    クリフトンはただの飼い犬ではなく、立派な職員の一人。一体どんな仕事をしているのでしょうか?
    バイタルチェックなどのため職員が利用者の部屋を訪れる時、クリフトンも一緒についていきます。
    そして…
    「変わりないですか?お熱計らせてくださいね。お座り、ここで待っといて」
    熱を測ったり、血圧を測ったりしているときも、そっと利用者に寄り添います。
    そう、クリフトンは、「セラピードッグ」として、ここで働いているのです。
    ヘルスケアアパートメント祗園庵 北村泉さん
    「薬や点滴やそういう医療に囲まれた中で、心がどこか置いてけぼりっていうところは感じていました。一番身近であるワンちゃんに寄り添ってもらうことで、癒されて心身ともに元気になっていったらいいなという試みからです」
    高齢者をはじめ、障害や病気のある人に寄り添い、身体や心の機能回復を補助するセラピードッグ。医療や教育の現場など活動の場は年々広がっています。
    クリフトンがここで暮らし始めて1年。彼の存在は、多くの利用者の心の支えとなりつつあります。
    岡田さん
    「交通事故。困ったなと思った」
    交通事故で頚髄を損傷し、車いすでの生活を余儀なくされた岡田さん。身体の自由の効かないなかでも、クリフトンの存在が励みになっているといいます。
    岡田さん
    「懐いてくれるから。可愛い」
    1か月前からここを利用し始めた北野さん(仮名)。
    北野さん(仮名)
    「コロナにかかってね、手術したんです。のどの切開をね。目が覚めたら手術されてたっていう感じでね」
    20年ほど前から球脊髄性筋萎縮症という難病を患う北野さん。年々筋肉がやせ、身体に力が入らなくなるなか、今年2月、新型コロナウイルスに感染。後遺症が残ってしまったため、気管切開し、人工呼吸器をつけた生活が始まりました。
    北野さん(仮名)
    「基礎疾患がある人は重症化しやすいね。僕の場合はその基礎疾患があったからそれでやられたわけで、急遽気管切開を受けた。びっくりしたって、もうだからそういったことはね、全然わかってないけどね、見てびっくりした。1つの運命だと思ってね、歳も歳だから若くないしね。もうこれに従ってどう生きていくかだもん。だからあまり深く考えんようにやってる」
    想像もしていなかった生活。それでも、クリフトンに生きる勇気をもらいました。
    北野さん(仮名)
    「私も犬を飼ってたんですけど、やはりこうしてイヌと一緒に癒されることももちろん大きいんですけどね、さわりがいがあっていいですよ。可愛いです。落ち着きますね、心がね。やはりいつも元気もらってね。生きないけんなとは思います。」
    人懐っこく穏やかなクリフトン。元々セラピードッグに向いた性格ではありますが、週に1回は警察犬訓練士の訓練を受けています。
    警察犬訓練士 山本和美さん
    「噛みついたりとかはもちろん一番やっちゃだめだけど、うれしくてぴょんぴょんしたりどんどんしたりすると、何か事故につながったりする」
    まずは、お座りをしたままじっとしている訓練。周りを先生がスキップすると…一緒について行ってしまいました。
    もう一度。先生が気になりますが…今度はいい子に待つことができました。
    1歳半のクリフトンは、まだまだやんちゃ盛り。一人前の職員になれるよう、日々訓練も頑張っています。
    警察犬訓練士 山本和美さん
    「やっぱり私たちだと車いすの方とどう接したらいいのかなってちょっと緊張とか気遣いすぎちゃったりするとこがあるけど、この子は素のまま、おーいって感じで行っていると思うので、気を遣われてないうれしさとかがあるんじゃないかと思う」
    ここで暮らすみんな、ここで働くみんなが笑顔だとボクもとってもうれしいな。
    これからもみんなの笑顔のために、ボクもいっぱい頑張ります!
    ヘルスケアアパートメント祇園庵 北村泉さん
    「クリフが自然といてみんなが笑顔で幸せでいられたらいいなという風に思っています」
    セラピードッグ・クリフトンは、これからも多くの人々の心に寄り添い、笑顔の輪を広げていきます。
    【BSSニュース】
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    【TBS NEWS DIG】
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