境界性パーソナリティ障害(BPD)の特徴と治療法【早稲田メンタルクリニック 切り抜き 精神科医 益田裕介】
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- เผยแพร่เมื่อ 8 ก.พ. 2025
- 本日は「境界性パーソナリティ症」について解説します。
境界性パーソナリティ症というのはどういう病気なのか、どういう合併症や診断と間違えやすいのか、それから治療法はどういうものなのかをざっくり解説します。
■境界性パーソナリティ症の特徴
境界性パーソナリティ症、昔は「境界性人格障害」と呼ばれていましたが、今は「境界性パーソナリティ症」と呼んでいます。
一緒ですが、呼び方が変わっています。
主に3つの特徴から成り立つ病気です。
・感情調節困難
1つ目は感情調節ができない。
ガッと怒るし、その怒りを止められません。
自分で止めようと思っても止められない。
怒りに支配されてしまう、我を失ってしまう、そして次の瞬間、すとんと空虚な感じになってしまう。
虚しくなってしまうというのがあります。
あとは気分変動です。
気分変動があって、すごく楽しいなと思ったら急に悲しくなったり、2、3時間ごとに気分が変わっていくというのがこの病気の特徴です。
恐らく、感情調節機能が弱いのです。
それは遺伝的な問題としてあるのでしょう、体質的な問題としてあるのでしょう、ということがわかっています。
気分変動性も2、3時間ごと、長くても2、3日なので、双極性障害や双極性障害II型とは違うと言われています。
双極性障害であれば気分が良い時や悪い時というのがもっと長いです。
少なくとも4日以上、1週間、2週間と続いたりします。
だいたいは双極性障害だったら、元気な時は1ヶ月、落ち込んでいる時は2、3ヶ月以上だったりしますが、境界性パーソナリティ一症の場合は2、3時間と短いスパンでアップダウンを繰り返します。
そこが違いだと思います。
元気が出るところ、感情を調整するところのバイオリズムが狂うというよりは、調整機能が弱いので、瞬間的にワッとなって、瞬間的にガッとなってしまう。
上がったり下がったり、ストレスに弱いということなんです。
・自己、対人像が不安定
それくらい気分でワチャワチャするので、それと関係があるかどうかわかりませんが、自己像や対人イメージ、対人像というものが不安定です。
自分はどういう人間なのか、相手はどういう人間なのか、ということが安定せずはっきりとしません。
相手のことがよくわかりません。
だから相手を過度に理想化したり、逆に「あんなのはダメだ」とこき下ろしたりするということが起きます。
対人イメージがすごくぶれるのです。
良い人だと思ったり、悪い人だと思ったりしてしまう。
でも、人間、良い人も悪い人もないんですよね。
職場の人間に対して、良いも悪いもないんです、ただ淡々とやっていますから。
好きとか嫌いさえないし、もう適当ですよ。
適当というか、そういうものはないじゃないですか、素晴らしいとか素晴らしくない、とか。
それが「ある」というのがあります。
この人の中では好きと嫌いで人間関係ができていたりします。
大人はそんなに好き嫌いが人に対してなかったりするのですが、この人の中ではある感じです。
子どもの食べ物みたいなもので、子どもの時は「これがおいしい」「これが嫌い」とかあっても、大人になってくると食べ物に別に好き嫌いはないですよね。
だいたい何でも食べるし、何でもマズイとは思わない。
極端なものは好物があるかもしれないけれど、基本的にはない。
それと同じように、人間関係に対しても基本的には何もないのですが、こういう人たちにはよくあるみたいです。
また、見捨てられてしまうんじゃないか、という不安があります。
自分に対してよくわかってなくて、自分というものが何かの軸がないんです。
不安定だと感じ、自分の将来やりたいこととかそういうイメージもちょっと弱かったりします。
自己像というものが弱いので、ヒステリーみたいな症状を起こすこともあります。
多重人格みたいな感じになったり、ストレスは感じていないが代わりに手足が動かない、目が見えにくくなるなど、身体の方にストレスが出てしまうこともあったりします。
・行動コントロール困難
あとは、行動のコントロールが困難です。
だから自傷をしてしまう。
自殺をするぞ、死んでしまう、という脅しをしてしまう。
結果的にそうなってしまうことがあります。
この脅しも、意図していることもあれば、していないこともあるのです。
恐らく一番最初は脅すつもりもないのです。
ただ死にたいから「死にたい」って言っているだけだと思います。
でもそうすると、周りが動いたりとか、周りがチヤホヤしてくれるようになり、それを覚えてしまいます。
覚えた結果、寂しくなったら「自殺するぞ」と言うようになるようです。
境界性パーソナリティ症が進むとそうなるけれども、初期の段階には、やっぱり死にたいから「死ぬ」と言っていたりします。
理想化とこき下ろしというのも、相手を操作してやろうとしているのではなくて、最初はたぶん何気なくやっていたのです。
それが段々、これをすればするほど相手をコントロールできることを本能的に覚えてしまい、境界性パーソナリティ一症が進むと、これを駆使して相手をコントロールする、というところがあったりするようです。
自傷というのも、最初は見せびらかすつもりでやっていないのです。
頭が不安で一杯になって苦しくなるんです。
そういう時にちょっと切ると、痛みや血が流れているのを見て冷静になることができるのです。
本来はリストカットを見せたくありません。だから隠します。
隠したいから、二の腕を切ったり、お腹を切ったり、太ももの内側を切ったりします。
けれども、段々それを見せたり、それをアピールするというか偶然見られると心配されたりしたことで、そのうちに病み付きになり、それを相手とのコミュニケーションの手段にしてしまうということがあるようです。
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▼自己紹介
益田裕介
防衛医大卒。陸上自衛隊、防衛医大病院、薫風会山田病院などを経て、2018年都内で開業。専門は仕事のうつ、大人の発達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと変人よりの町医者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。2020年6月5日より断酒継続中。
▼参考
厚労省みんなのメンタルヘルス www.mhlw.go.jp...
カプラン 臨床精神医学テキスト第3 www.medsi.co.j....
倫理規定について note.com/menta....
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BPDというより情緒不安定性パーソナリティ障害の診断が降りてます。些細な事で死んでやる!!!ってなって自傷したり未遂したりで不安定な日々を数年間過ごして入退院も繰り返してました。薬が合って気分の波が落ち着いたり母親との関係が少しよくなりつつあってから病状などが少しよくなりつつあります。まだまだ衝動的に切ってしまう事もあるけれどカウンセリングも受けて頑張ってます。まっすぅ先生のTH-camはショート動画を拝見する事はあったのですが今回初めて最初から最後まで動画を拝見させて頂きました。とっても勉強になりました。ありがとうございます。
20年以上前のことを、思い出す。
ヒステリーを起こしたり、まくし立てて批判したりする人が、いたなと、思い出す。
こういう症状なのかなと、今になって思う。
当時は、全く気が休まらなかったです。あの時は、疲れたなと思う。
勉強になります。ありがとうございます。
治療を頑張ってる方々のコメントを拝見してる上で、こんな話していいかわかりませんが、彼がそんな感じです。幼少期の虐待も影響してるのかな?
カッとなり「こ〇してやろうと思ってる」と言ったり。
街ですれ違っただけの他人でさえ感情?に障るようです。咳払いひとつでも。
機嫌がいいかと思えば、何かのきっかけで急に暴言を吐き始めたり、抑えられないみたいですね。ジェットコースターのような感情の起伏に正直絶えられそうにないです。
診断受けて治療してほしいけど、自分のメンタルも守りたい、今、距離を置いています。。。
まさに私です。
何十年もこのまま💧
カウンセリングでもなかなか変わらない💧
この動画を見て、いつも不安で、衝動的だった自分はこの性質があったと確信しました。うつはその延長だったようにも思います。でもそれも含めて全てが自分。治療やカウンセリングを受け、リカバリーをめざしています。
昨日、急に自己肯定感が下がり、世界が敵に見えるようになりました。
これは久しぶりのことです。
原因が興味深く、
先週と先々週の週末に芸術鑑賞を沢山したことで、
考えすぎて精神的に疲れてしまったことが影響しています。
その結果、「どうにでもなれ」という気持ちから
「自分は消えた方が良い」という思いに至りました。
母が体調が悪いときだけ私に構ってくれたので、
自分が人工的な境界性パーソナリティ障害を持っていることに気づきました。
しかし、自己認識ができていれば、
すぐに立ち直ることができるものですね。
感情的な事柄があっても訥々と語る。かなり、エネルギーの要る作業だと思う。宮台さんとのコラボ動画も、情熱的な内面、なるほどね、、と思いました。
こんばんわ。
娘とも距離を置きました。
(家族5人)
双極だけど、入院中の事件から、まるでSTEP 1です。別の科(病院)に行けと言う医師達が信じられません。まず皮膚科で、そんな、注射とか知ってますけど、うちじゃ無い!!
良く話し合いなさい。と言われました。私も同意。これから何科で言われるのか。どこかの先生が助けてくれないかなぁと実は期待してる。眼瞼痙攣は、はっきり精神科。事件も入院病棟。ケースワーカーさんは、年金を進めたくて張り切ってる。娘は忙しい(から、母の事まで出来ない)
マジで頼る人、大変だねと言ってくれる人。いない。
そして、どうすれば良いか一緒に考えてくれたら、もっと嬉しい。
それぞれの症状がありますが、医師から聞いたことはありません。まず、全く自分のビジョンが無いことやこき下ろしとかそのままです…あ、私の感じだ。と動画を見て思いました。
私やん…
わたし以外家族全員これ
こんばんは🌇男性の賢者タイムってこんな感じなのかな。と感じることがあります( ̄O ̄;)。
別件ですが、A型B型などの就労継続支援の制度が変わるとか、制度が破綻しているとか、経営が厳しいとか、そんな動画が各所で増えてますね
福祉専業だとうまくいかなくて、福祉以外の本業があって儲けていて、そこで障がい者雇用をしていくのがいいのかなと思います
やっぱり信頼しているドクターを裏切ったらダメだよ。って思いながら機能不全家族を修正して生かさせていただきます。
まさに私です。
何十年もこのまま💧
カウンセリングでもなかなか変わらない💧
まさに私です。
何十年もこのまま💧
カウンセリングでもなかなか変わらない💧