【戦争を語る】 「再び戦争が起こらないように」平和への思いシャンソンに込めて【特集】 (2023年8月16日)
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- เผยแพร่เมื่อ 6 ก.ย. 2024
- 戦争体験を語り継ぐ特集「戦後78年記憶をつなぐ」。今回は熱田区のお寺に生まれ育った1人の男性の証言です。
1945年6月のいわゆる「熱田空襲」。約8分間の空襲で2000人以上が亡くなったとされます。実家であるお寺の境内には、おびただしい数の遺体が並べられ、当時6歳の男性は子ども心に戦争の悲惨さを感じます。あれから78年。男性は趣味のシャンソンを歌う事で、平和の大切さを訴え続けています。
中野さん:
「全体の空襲は60回くらいあって、その中の14回は熱田区がやられました。空襲警報が入ると昼も夜も綿入りの防空頭巾を被って、子ども用のガスマスクを肩から掛けて死体の合間を通って防空壕に入りました」
――防空壕はどの辺りにありましたか。
中野さん:
「初めはそこの大きい石のあたりに彫っていました。ここは水が湧くので防空壕に入るとすぐにお尻が濡れていました」
中野さん:
「参道へ遺体がずっと並べられました。まれに石畳だけで済まないところは土の上に並べられて。まだ息のある人は本堂の中へ連れて行って、医者がいなかったので、よぼよぼのおじいちゃんの眼科医さんが来たことを覚えています」
中野さん:
「(画像)この辺りにきれいな女性の遺体が、上向きに並べられていました。その横に上半身のない赤ちゃんの遺体が並べられていました。それが一番、熱田空襲の中で印象に残っています。たぶん、おんぶをしていて焼夷弾が直撃したのではないかと。お母さんをひっくり返すと、背中がぐちゃぐちゃだったと思います」
当時6歳だった中野さん。「子どもながらに戦争というのはひどいものだと実感した」と話します。
中野さん:
「あれから78年経っているのに、また同じような戦争の足跡が聞こえてくるなんてことは本当に許されません。子どもたちや若い人達のために、再び戦争が起こらないように訴えていくことが務めだと思います」
中野さんの生きがいは、趣味で始めたシャンソンです。
曲「祈りを捧げて」
《この世の全てがバラ色に輝いて見えます でも私は知っています 絶え間ない戦で生きる望みすら奪われた子どもたちのことを》
中野さん:
「私のコンサートのテーマは命の賛歌/今ある命を大事にして、輝かせていこうというのがテーマ。音楽も美術も芸術も、すべてが平和でないといけない、まずは平和」
曲「祈りを捧げて」
《この青空 このそよ風 緑あふれる大地を 戦火におびえ 寒さに震える子どもたちに届けたい》
中野さんのシャンソンを聞いた人:
「歌のメッセージ、曲からも戦争の悲しさは伝わってくるし、平和を訴える手段は言葉だけではなく歌や客などひとつだけではないと思いました」
中野さん:
「ウクライナの爆撃や攻撃の映像を見ると、パッと78年前に戻ります。経験した人は『戦争はいけない』と思うに違いない。それを経験者があまり声に出さないのは残念。84歳だけど体験者の中では若い方なので、これからもやれる限りは語っていきたいと思います」
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悲しいけど、戦争を仕掛けてくる奴らには平和への「思い」も「願い」も届かないけどね・・・