はじめまして!いつも興味深いコンテンツばかりでとても楽しく視聴しています。 2:50 水野さんが「英語はこういう(意味が曖昧になる)ミスは起きないですね」と仰っていますが、英語も曖昧で特に以下のような文章が有名です。 Time flies like an arrow. 素直に直訳すると「時間は矢のように飛ぶ(過ぎる)」となりますが、実は他にも次のような解釈ができてしまい曖昧です。 ・矢のようなハエの時間を測定しろ(“Time”が動詞の命令文) ・矢のようにハエの時間を測定しろ(“Time”が動詞、”like an arrow”が副詞) ・時バエは矢が好き(“Time flies”が主語) 曖昧であることを強調して「Time flies like an arrow; fruit flies like a banana.」という文もありますね。 この文は、後半も「時間は矢のように飛ぶ」と同じ構造とすると「フルーツはバナナのように飛ぶ」となりますが、「ショウジョウバエ(fruit flies)はバナナが好き」の方が明らかに自然ですよね。 自然言語の曖昧さは恐ろしい…!
先の文ほど分かりやすく曖昧なものは見つけられませんでしたが、こんなのもあるみたいです。 One morning I shot an elephant in my pajamas. How he got in my pajamas, I don't know. 最初の文は「ある朝私はパジャマ姿で象を撃った。」と読めます。しかし「彼がどうやってパジャマを着たのか、私には分からない。」と続くので、前半の「in my pajamas」が象を修飾しているかのようになり「ある朝私は私のパジャマを着た象を撃った。」と読めてしまう、というものです。 修飾語がどこにかかるかが曖昧という所で観ると「頭が赤い魚〜」に似てる感じもありますよね。 ちなみにこういうものは英語版ウィキペディアの「言語学の例文一覧(List of linguistic example sentences)」にたくさん載っているので気になる方はご覧ください! en.m.wikipedia.org/wiki/List_of_linguistic_example_sentences
@@wiiu7943 Groucho Marxのネタですね。他にこんなのもあります: If I told you you have a beautiful body, would you hold it against me? 後半のwould you hold it against me?は「あなたはそれを根に持つ?」って意味ですけど、直訳すると「あなたはそれを私にくっ付ける?」になります。なのでこの文章は 「あなたの体は美しいと私が言ったら、あなたはそれを根に持つ?」 と言う意味と、 「あなたの体は美しいと私が言ったら、あなたはその体を私にくっ付けてくれる?」 と言う意味を掛けてます(笑) Groucho Marxで検索すればこう言うネタが沢山出てくると思います。そしてもし白黒映画に興味があるならマルクス兄弟の映画は面白くておすすめです
科学・化学は和製漢語だと思いますが、逆輸入された中国では発音で区別がつくようですね(Google翻訳から発音確認)。中国語からさらにベトナム語へも派生していて、こちらは khoa học と hoá học となっていて、ベトナム人は聴いて区別がつくけど、日本人が聴いてもあまり区別がつかないという状況になっています。笑
【ライブ配信のお知らせ(リマインド)】
6/19(土)の20時から、「オレたちのベスト方言グランプリ」ライブ配信を行います。
皆さんからのコメントを読みながらやりますので、ぜひリアルタイムでご覧ください!
こちらから「リマインドを設定」を押しておいてね!→th-cam.com/video/WhzAvTSYXxk/w-d-xo.html
キトキトな話題ですね。
(※キトキト→富山弁で、新鮮で生き生きしている様。)
言葉の意味って時代によって変わってしまうものだと思うのですが、辞典の初版と現代版それぞれ引き比べたら面白いと思います?(棚埋め)
rhat is played by Taro で言えませんか?
「太郎がピアノを弾く音を私は聞いた」は「I heard the sound of Taro playing the piano」あるいは「I heard Taro playing the piano」と訳せます。
@@masai8301 w
範疇の話を聞いて震える中国人です。現代中国語も範疇と範囲を混同して使用している気がします。興味深い話ですね、勉強になりました。
現代中国語に範疇ってあるんですね!
「範疇」は日本の哲学者・西周が西洋哲学書にあるcategoryという語を訳す時に、中国の『書経』にある故事成語である「洪範九疇」から作った訳語だと広辞苑にあるが、大辞林によれば『哲学字彙』(1881)を編纂した井上哲次郎による訳語とのこと。また、これは単に訳語として「作った」だけであって、「範疇」自体は造語ではない(つまり四字熟語の常として当時の中国で既に二字に略されていたのを日本で借用された)可能性もある。
@@nanakadog なるほど!だとしたら「経済」と似たような感じですね。そして和製漢語として逆輸入された以降、日本語と同じような間違った使い方が生まれました。面白い!教えてくださりありがとうございます。
@@FreeDaydream どういたしまして。ですが、むしろ逆輸入ではない可能性について言及したんですけどね。「「範疇」自体は造語ではない(中略)可能性」というのがその箇所です。真相は私が調べた限りでは分かりませんでしたが、逆輸入とは断定できないなっていうのが私の現時点の認識です。
はじめまして!いつも興味深いコンテンツばかりでとても楽しく視聴しています。
2:50 水野さんが「英語はこういう(意味が曖昧になる)ミスは起きないですね」と仰っていますが、英語も曖昧で特に以下のような文章が有名です。
Time flies like an arrow.
素直に直訳すると「時間は矢のように飛ぶ(過ぎる)」となりますが、実は他にも次のような解釈ができてしまい曖昧です。
・矢のようなハエの時間を測定しろ(“Time”が動詞の命令文)
・矢のようにハエの時間を測定しろ(“Time”が動詞、”like an arrow”が副詞)
・時バエは矢が好き(“Time flies”が主語)
曖昧であることを強調して「Time flies like an arrow; fruit flies like a banana.」という文もありますね。
この文は、後半も「時間は矢のように飛ぶ」と同じ構造とすると「フルーツはバナナのように飛ぶ」となりますが、「ショウジョウバエ(fruit flies)はバナナが好き」の方が明らかに自然ですよね。
自然言語の曖昧さは恐ろしい…!
英語の具体的な例があるのがとても面白いですね笑
他にもありませんか?
先の文ほど分かりやすく曖昧なものは見つけられませんでしたが、こんなのもあるみたいです。
One morning I shot an elephant in my pajamas. How he got in my pajamas, I don't know.
最初の文は「ある朝私はパジャマ姿で象を撃った。」と読めます。しかし「彼がどうやってパジャマを着たのか、私には分からない。」と続くので、前半の「in my pajamas」が象を修飾しているかのようになり「ある朝私は私のパジャマを着た象を撃った。」と読めてしまう、というものです。
修飾語がどこにかかるかが曖昧という所で観ると「頭が赤い魚〜」に似てる感じもありますよね。
ちなみにこういうものは英語版ウィキペディアの「言語学の例文一覧(List of linguistic example sentences)」にたくさん載っているので気になる方はご覧ください!
en.m.wikipedia.org/wiki/List_of_linguistic_example_sentences
@@wiiu7943 Groucho Marxのネタですね。他にこんなのもあります:
If I told you you have a beautiful body, would you hold it against me?
後半のwould you hold it against me?は「あなたはそれを根に持つ?」って意味ですけど、直訳すると「あなたはそれを私にくっ付ける?」になります。なのでこの文章は
「あなたの体は美しいと私が言ったら、あなたはそれを根に持つ?」
と言う意味と、
「あなたの体は美しいと私が言ったら、あなたはその体を私にくっ付けてくれる?」
と言う意味を掛けてます(笑)
Groucho Marxで検索すればこう言うネタが沢山出てくると思います。そしてもし白黒映画に興味があるならマルクス兄弟の映画は面白くておすすめです
@@keiji6688 語彙の選択が適切か分かりませんが.
I watched the machine assembling automobiles carefully.
も,carefullyが何にかかるのか曖昧ですね.
台風のとき、教頭の放送で「電車はフツウになりました」ということがあって、教室内では電車が動いてると思ってた人たちは運転が「不通」になったんだと思い、逆に電車が停止してると既に知ってた人たちは「普通」に戻ったんだなと思い込んでしまう現象を思い出しました。
p
不痛かもしれん(´・ω・`)痛くなーい
最近チャンネルを見つけてずっと聞かせてもらってます‼︎「熊」が気になりすぎたので中国語で検索してみたら有力な説を見つけました。もともと象形文字で「能」が🧸、「熊」は炎がよく燃えている様を表す表音文字であった。「熊熊烈火」という言葉があるそうです。普段喋っている言葉より漢字の種類が少なかったため同じ音の漢字を使うことがよくあり、「能」が可能の意味の動詞として使われるようになった。そして🧸は漢字が取られてしまった。本来ならここで「ちくわ」と「かまぼこ」のように新しい漢字が充てがわれる事が多い中、例外的に同じ「能」の部分のある「熊」が🧸として使われるよになった説があるようです。古代中国神話に出てくる「黄熊」は文献によっては「黄能」と書かれているそうです。(プーさんではないそうです?)完璧には訳せてないと思いますがこのような事が書かれているかと。+。(о'∀')b小学校の自由研究で漢字の成り立ちを調べてまとめまくった頃を思い出しました😂
長々と失礼しました!
動画のさり気ない気遣いとして
これまで動画で取り上げた内容が会話に出てくると右上に関連動画を表情してくれるの丁寧だなぁって思います(スマホで視聴勢)
こういう気遣い好きです
26:37 熊熊で中国語では、火が燃える時の「パチパチ」という擬音語なんですが、形よりも音が大事なような気がします。
「びわ」が、楽器なら琵琶、果物なら枇杷というのも、音優先の結果なのでは。。
「斜に構える」ってのも原義は「刀を斜めに持った、真剣勝負の真面目なる姿勢」であったもので御座候
左様で御座ったか…一生の不覚、腹を切ってお詫びする…。
@@yurugengo いいかげん、テキトーと一緒で、きりがないですね。
なんとなく気に食わない奴が壁によっかかって「ふーん」みたちな顔しながら下目遣いでこっち見てる画が浮かぶ
@@吉本興行-i5v わかる
法学部生なのですが、判例と凡例にめっちゃ設計ミスを感じます。
法律界隈ではあえて区別のために凡例を「ぼんれい」と読むのですが、過日親戚のおばさんと話していた折り、つい「ぼんれい」読みしてしまい、「○○くん、それは"はんれい"って読むんだよ~」とディスられてしまいました…
1年前のコメントにリプ失礼します
歯科医が抜糸と抜歯の混同を避けるために抜糸を「ばついと」と読むのと似ていますね
そういう瞬間拳握りしめるくらい悔しくないですか。笑笑
@@Mr.kasugai言えばいいじゃん。この業界ではそういうんですよ〜って。
化学もあえての(ばけがく)といいますし、DをEと聞き間違えないために職業的にわざと(デー)というケースもあったりしますね(´・ω・`)
「皆んな」については水野さんとは逆に、本来の意味が「想定している人間集団の全ての人」の方だという感覚です。むしろ「皆んな」で「あらゆる人々」を表す方が意味の拡張である気がします
昔、人類みな兄弟、というのがありましたが、人類と想定した集団をつけて使っていますね。
想定した集団を示す言葉をつけて使わないといけない言葉な気がしますね。
ヘンザイも、偏ってる偏在とあまねくの遍在が同音対義語で紛らわしいです。漢字もそっくりです。
最初から最後まで面白くて日本語学習者としても大変勉強になりました。ありがとうございます、次回も楽しみにしています。
「独特の世界観」って「この人、独特な世界の眺め方するよね」だと思ってたので「その人が作り出す世界の外観」を指す「世界観」という用法も生まれつつあるのだというのは逆に新鮮でした!
ブラックリスト入り単語わかります!
私の中では「おもむろ」「さわり」もブラックリスト入り単語です
場面的にどっちの意味なのか捉えにくいんですよね
同音異義語問題で2点ほど
・イベントの宣伝でよく「雨天決行」とありますが、飛行機や船の「欠航」がちらついて、音だけで聴くと結局やるのかやらないのかよくわからないときがあります。
・あと、「売」と「買」の音読みが両方「バイ」なのは嫌がらせなのでしょうか。報道などで「薬のバイニン」ときいた時、売った奴なのか買った奴なのかこんがらがるんですよね。
そして極めつけが、「買う」の英語が「buy(バイ)」。「バイニン」に「バイヤー」が絡むともう訳わかんないです。
共感できる方いますか。
確かにそうだ!!!!「バイ」、多すぎてキモいな!!!
小学生のころ、台風で電車がフツウになったとテレビで聞いて困ることないと思った。
私は「普通」各駅停車なら動いてるぞと、でも後で、「不通」の意味と知りました。
「転売ヤー」って秀逸な表現ですよね😅
買い占めて売りさばく行為が凝縮されてて💦
(※買い占め、転売はやめましょう)
「売春」「買春」はどっちもやっちゃダメなことですけど、どっちなのかを明確にするために、「買春」は「かいしゅん」と読んだりすることもあるようですね。
中国語だと売買の順が逆になり
買売で商売の意味です
発音は3声と4声で両方ともmaiです笑
とある外国人ユーチューバーが雨の日に船が動くか聴いた時「欠航する」と聞いて「決行する」と思って船着場に行ったら乗れなかった話を思い出した
Dogenスコ
結構ありますよね、そういうこと(ドヤァ)
血行良くなりそうですよね(ドヤァ)………
大学の教授がチョムスキーの教え子で、英語の構造学が専門の教授なのですが、その教授のおかげで言語に興味を持つようになりました。そんな中でこのチャンネルに出会って、いつも楽しませていただいています。僕は外国語の先生を目指していて、日本語教師なんかも考えているので、今後も楽しく学ばせていただきます。
category theoryはなぜ圏論なんだ〜!!!!!!!!!範疇論だったら想像しやすかっただろ〜〜!!となりました
あと「辞書に載ったから警察しちゃいけない」のではなく、「事象として人口に膾炙したから辞書に載ったのであり、事象として人口に膾炙しているから警察しないべき」というのが言語学的感覚なんですよね。これも警察的コメントですが。
科学と化学の例とか、愛人の例とか、すぐ取り出せるのすごい
お酒の業界では、種類を「たねるい」、酒類を「さけるい」と呼び分けています。
ニュースなどで、売春と区別するために買春を「かいしゅん」と読んでいるけど、なんか違和感が・・・
そもそも、逆の意味の「売」と「買」が同じ発音なのがおかしいですね。
カマボコは、元々魚のすり身を竹に巻つけて焼いたもので
見た目が蒲の穂に似ていたためカマボコと呼ばれてたが
その後板に盛って蒸して作る板付カマボコができると
区別するために元のカマボコは竹輪カマボコと呼ばれるようになり
そのうちゆる言語学ラジオでもやったように後ろ省略パターンで竹輪と省略され
板付きの方が単なるカマボコと呼ばれるようになったらしいです
今ではすっかり板付きカマボコみたいな半月型のもっこりした形をカマボコ型と言いますね。
道路や構内などで速度の出し過ぎを抑制する為にあるもっこりとか。
全然本来の蒲鉾の形とはほど遠い。
蒲の穂が思い浮かぶ人にとっては竹輪の形こそ蒲鉾なので言葉が変わることは無かったんでしょうけど、現代ではガマのホとは…?となってしまって板付きカマボコをカマボコと呼んでも違和感を覚えなくなったんですかね
逆転しちゃってる!面白い
へぇ、カマボコって魚でできてるんですねぇ
「ガマホ」とは読まないんですね…
「蒲の穂」はふつう「ガマのホ」なので、普通に読んだら「ガマホゴ」かなと感じました。
「頭が赤い魚を食べた猫」の話で「残酷な天使のテーゼ」で残酷なのはどっちだ?と悩んでいた学生時代を思い出しました。
こういうのはより近くのことばにかかると解釈するのが普通。
"Neon Genesis Evangelion" を素朴に訳すと、neon が genesis に掛かってるように見えるので「新世紀エヴァンゲリオン」になる。
が、語尾の -on が共通してることからわかる通り、古典ギリシア語の頭で素直に読むと neon は evangelion に掛かっているので「世紀新エヴァンゲリオン」になる
……みたいな話ですね!
※ 実際に歌ってみると「残酷な天使のように〜」という歌い出しなので即解決するというオチ
@@gun_gun_gunma これ。
@@masuo64 さん
“新しい(Neon)” “創世記(Genesis)” だから「新世紀」なのだと思ってました
・・・って書こうと思ったら「キ」の字が違ってたw 今更気づいたw
めちゃおもろ!最低10回は楽しめます。
このチャンネルは何回も繰り返し見たいものばかり。
このラジオを聴いて、生き物が生まれた姿から時を重ねるごとに姿が徐々に変化していくように、言葉も生きているんだなとすごく感じました。
そしてその変化を肯定するでも否定するでもなく、絶妙な距離間でお話されているお二人の話し方がとても好きです。
これからも投稿楽しみにしてます♪(このコメントを書いていて「言葉」という字は自然とつながりも深い日本っぽい字だなと思いました。笑)
19:10 これと同じ理屈の奴で「1つの漢字に同じ意味の部分が複数入ってるやつ」を思い出した
例えば莫は元々太陽(日)が草むらの中に沈む様子を表した字で「日がくれる」という意味だったのに
「ない」と言う意味になったので太陽に関係する字であることを殊更強調するため日をもう1つ追加した暮ができた
「舞」と「踊」の違いについて、「舞」は旋回や水平移動が中心で、「踊」は跳躍や上下運動が中心と聞いたことがあります。
それこそ能では「舞」と言うみたいですね。
「舞」の元々の意味が上下運動だとすると、どこかで意味のすり替えが起こったのかななんて思って興味深いです。
「釈然としない」=「人生」ってめちゃくちゃいいな
「範疇」は、自分の場合「分類」の意味で使ってることが多いです。
あと「世界観」という単語が使われてる場合たいてい「設定」と読み替えると文章が読みやすくなります。
理系なんでSI単位系の話に水野さんが食いついたとき「分かる話キタ!」と思ったのにアイキャッチを経て丸っと飛ばされてしまっていた……
アメリカさん何とかしてもらえませんかね?
@@christmassuy84 ヤードポンド法滅ぶべし慈悲はない
ちなみにSIでは単位そのもの(秒は基底状態のセシウム133原子核の~とか)だけでなく単位の表記方法も定義されています
どんな場合でも必ず立体(斜体じゃないやつ)で単位は小文字(固有名詞由来は大文字)で省略語(秒をsecや立法cmをccなど)は駄目とか
SI文書第9版(2019)日本語版及び関連資料のp.116(pdfファイルではp.120)からのところに詳細に書いてます
unit.aist.go.jp/nmij/public/report/SI_9th/
SI単位系の話で(この回ではないけれど)ゆる言語学ラジオを見てて感動というか理解した話があって、分minutes・秒second minutesが「小さいもの」「もっと小さいもの」を由来にしてると知って、「ああ、だから緯度経度の度より下が分・秒呼びなのね」と。日本語に直してるから分からなかったw
「河原の道を自転車で走る君を追いかけた」も謎ですよね。ロビンソン。
※SI単位系の話は長かったのでカットしました
ここにいる人なら、何名か食いつくのに。
(少なくとも、ここに一名いる)
談合、愛人、忖度的な言葉で言うなら、「懇ろな仲」もそうですよね。めっちゃ良い感じ出してるのに、ネガティブな用法が先に立つ。
保証、補償、保障がいまだに考えます。また、法学やると権原と権限、拘留と勾留、原状と現状などはアホやなあと思ってました。っていうかなんで水野っちさんから事典と辞典が出なかったんだろうと思いました。
証(あかし)を出す示す・折り紙付き、【保証】
補う・償う、【補償】
障を保つ(防ぐ・守る)【保障】
かな?
@@so8661 さん、ありがとうございます。憲法でホショウされてるのは何でしょうか?
間違った方の確信犯の話で思い出したのは、
HUNTER×HUNTERの作中の会議で、ちょっと抜けてるキャラが間違った意味で「確信犯」を使って知的なキャラがその誤用を指摘するっていうので、
間違った方の確信犯にぴったりな言葉がないけど間違った使い方もしたくないという作者の葛藤が見えた気がした
理系だから とかいう逃げ以前に頭良い人多すぎてコメ欄わけわからないけど、程度の差はあれ知的な楽しみをこれだけの人と共有できるのは嬉しい😄
毎度興味深い動画ありがとうございます
あなたのコメントで自分の気持ちに納得した
不可思議好きです。みんなは全部という意味にもとれていいなと思います。
今日 初めて観たのが 「象は鼻が長い」そこから「春とバネ、なぜ両方spring」と引き込まれました.
観てて なるほど と感心するばかり.
楽しみ増えました.ありがとうございます.
私は曲を作っているんですが、歌詞の中でも言葉は意識して遣っています。
例えば「いく」という言葉にも行く、往く、征く等々あったり、「おもう」も個人的に歌詞の中では想うの漢字を当ててよく用いています。
私も専攻は情報工学、コンピュータサイエンスなので堀元さんの仰っているツッコミにも共感できる箇所があって面白いです。
ゆる人生ラジオ、楽しく聞いております。
ピコ太郎さんをプロデュースしている古坂大魔王さんが、以前TV番組で「パ行は全世界共通で面白い」というスピーチをしていたので、PPAPはその辺しっかり考えて作られているはずです。
ロシアの人名・地名にポチョムキンってあるけど、少なくとも日本では「今日から、お前の呼び名はポチョムキンだ!」なんて言われたら、ほぼ100%拒否するでしょうね。
「プーチン」なんていうのも(ウクライナを侵略する狂人という面を除いても)音で拒否!
ドイツでドイツ語で大学に通ってる者です。
格変化は自分も好きで素晴らしいシステムだなと思っているので、私もテンション爆上がりしました。
個人的に現在の格変化が無くなる方向に現代語が進んでいるのがやるせないです。
格変化が多いという理由だけで将来ラテン語勉強したいと考えてます。
格変化万歳!!
「あいつの世界観すごい」もあいつが世界を写しとる仕方を褒めてるつもりでした
「つとめる」の漢字の話題が出たときに「おさめる」の書き分けで苦しんだ中学時代を思い出しました。
夭折、夭逝で思い出したのですが、
洗浄はもともと洗滌と書いていてセンデキと読んでいたんですが読み方間違えてセンジョウと言ってしまう人たちが増えて、簡単な書き方にする書き換えが起こったとき、洗浄と書き始めてもはやセンデキとは完全に言わなくなったという話です。
もともと夭逝と書いてヨウセイと読んでいたのを間違ってヨウセツと言い出して簡単な夭折と書き換え始めたんじゃないかなと。多分違いますが…
輿論→よろん→世論→せろん
みたいなものか
@@mozhigengo9479 ああ、読み間違えたのは書き換えの前なんですがそんなようなことです。こういうのも面白いですよね。言葉は生き物って感じがします
2人とも喋ってる時楽しそう///そういえば笑うが竹冠ってなんか不思議
笑の竹冠は、トランス状態になった巫女の乱れた髪の毛を表している…と、故・白川静先生が述べておられた記憶が…
今日象鼻が届きました!!!
生きる楽しみを増やしてくれてありがとうございます!!!!
日本語ラップを聞いていると、ああこれ良いなぁって歌詞が多いです。
「得も言われぬ気持ちはエモいじゃない」って歌詞とか最高じゃないですか?
日本語の形容がどこにかかるかボヤッとしてるってので、記憶にあるのが「綺麗な 日本の 着物を 着た女性」で 「きれい」なのは 「日本」「着物」「女性」のどれだ というのがありました。
「作者の魂を抵当に面白さを担保する」ああそうだなあ。良心を売り渡してウケだけねらったアニメあるよなあ。と、一瞬納得してしまいましたW
能(動物のあぶら肉)と灬(火)とを合わせた字。脂ののった熊の肉がよく燃えることを表す。
と小学館の漢字辞典には書いてありましたよ!
諸説のひとつですね。
火のように怖いからとか燃えた後の炭から転じて烈火で黒を表しているとか色々あるみたいです。
能の部分も、能が尾を振り上げ下を向いた熊の象形(ムが尾でヒふたつが足、月が頭と口)で、元々能だけで熊を表していたなんて説もあるようです。
明確に「これだ」と特定できる説が無いのを「よくわからない」と言われてるんだと思います。
が、諸説をいろいろ挙げて貰うのもおもしろそうですよね。
50:33
人名はそういうの多いですよね。
世界史やってて「は?」ってなったの覚えてます。
ジョージだったりゲオルグだったり、フィリップだったりフェリペだったり、マリーだったりマリアだったり。
古代ローマのカエサルも、フランスだとセザールだったりドイツだとツェーザルだったり。
まぁ、人名を自国語風に読むってのは普遍的な現象かもしれませんね。
日本人も、たとえば習近平をシュウキンペイと読むし。
49:45 表記ゆれで困るのは、これが表記ゆれなのか違う単語なのか悩むことエタノールとメタノール、エントロピーとエンタルピーあたりは表記ゆれ?って悩んだ
英語でもEveryoneという語を「主観的に見て自分の周りの多くの人が」という意味で使いますよ。
むしろ「みんな」も「Eveyone」もその意味で使う方が多いんじゃないでしょうか。
完全な意味での全員は「anyone」になりますかね
「教養とは、お金がなくても暇つぶしができること」萩原魚雷
中島らもの「教養とは〜」の言葉かと思ってましたが、荻原さんの方が堀元さんの発言にピッタリな気がしました。
どちらにしてもいい言葉。
このチャンネルの雑談回はいろんなトピックへのフックがいっぱいだから、触れられてた内容掘り下げて調べたり、連想して思い出したこと調べたりする時間が充実する ネットサーフィンのとっかかりみたいに使いたいからいっぱいやってほしい笑
科学・化学は和製漢語だと思いますが、逆輸入された中国では発音で区別がつくようですね(Google翻訳から発音確認)。中国語からさらにベトナム語へも派生していて、こちらは khoa học と hoá học となっていて、ベトナム人は聴いて区別がつくけど、日本人が聴いてもあまり区別がつかないという状況になっています。笑
ざっくり中国語とおっしゃっていますが、標準語(普通話)では、kēxué// huàxué, 広東語では、FO1-hohk6// fah6-hohk6
このチャンネルで不可思議/wonderboyの名前を聞けるとはw
名曲ですよね
常識、非常識をそれぞれカテゴリーと捉えると常識の範疇でも良いように感じますね
「春日部市 粕壁」→地名が同音なので、役所などで区別が必要なとき、後者を「こめかす」と読んでいます。同じく「越谷市越ヶ谷」は、後者を「こしけや」と呼びます。こういう言い分け、他の区市にもありそうです。研究したい!
釈然としない話が好きっていう感覚分かります
学問ってそういうのをスパッと説明できる解釈を見つけることに楽しみがある気がするんですよね
昔から重力というのがあるのは当たり前だけどなぜあるのかはモヤモヤしてて汎用性のある解釈が無かったからニュートンがあれだけ有名になったわけで
言語の世界ではこんなに当たり前なはずのモヤモヤが残っててワクワクします笑
ポエトリーリーディングは30年ほど前にLinton Kwesi Johnsonを初めて聞いて、衝撃を受けたのを覚えています。あらから30年、お二人がポエトリーリーディングの話をしているのを聞いて、まだジャンルとして確立しているのが知れて嬉しかったです。
>表記揺れ
同じ人名や地名でも言語によって呼び方が異なり、学んでいる言語に引っ張られる現象には苦労させられます。自分はアメリカの高校に通っていたのですが、英語で世界史の授業を受けた際、フローレンスという地名が出てきて、後からそれがフィレンツェのことだと知り「全然ちゃうやんけ!」突っ込んだことをよく覚えています。
「みんな」は英語圏でも主観的な範囲内でのみんなであることのほうが多いように感じます。
全ての人を表したいときにはわざわざ"literally everyone"とか"All of the people"と言っているのを聞きます。
格の話、楽しみです。
ラテン語をかじってみると、格変化をやめて前置詞などにまとめていくのが進化なのかなと思うのですが、語形変化があるほうが語順は自由になるみたいですよね。
その点、「てにをは」にまとめているのに語順の自由度も高い日本語のシステムは、釘で固定しない昔の日本建築のように合理的なのかも、と思ったりします。
西洋の言語は、冠詞だの前置詞だの代名詞だの、話し始める前に脳内で並べないといけない情報が多くて大変...(愚痴)。
法学部出身で、メディアに籍をおいています。
担保はたしかによく使われる言葉ですね。自分が使ってきた時々の場面を振り返ると、水野さんがパッと浮かんだように面白さに関することが多くありました。
作家の「本来表現したいテーマや世界観」が版元やプロデューサにとって「それって売れるの?」「飽きずに最後まで観て(読んで)もらえる?」といったリスクを感じさせる時に「物語としての面白さ」や「表テーマのキャッチーさ」を担保として差し出す形です。
魂を差し出しているようなケースもあるにはありますが、自分にとっては古今を問わず何かを伝えるためになされてきたよくある「工夫」としてのイメージが強いです。
「Hello Everyone!」と言う時、それは「私の周りの人」を指すので、英語でも日本語でも「みんな」の意味合いは一緒でしょうね。
あと表記ゆれで言うと「大阪」は昔は「大坂」だったので、「大坂夏の陣は現在の大阪で行われた」となるんですよね。
しかないのかもしれないけど、外国人(日本人以外)のカタカナ表記はなかなか統一されない事がよくありますね。ちょっと古いですがF1のミハエル・シューマッハはフジテレビでは「ミハエル・シューマッハ」でしたけど、報道機関によっては、ミヒャエルだったりマイケルだったりシューマッハーだったりシューマッカーだったり、、、当時かなり混乱したのを覚えてます。
メモで、
「熊はよく分からないらしい」って書き残してたところ、久々に大笑いした。
熊は人生ですね〜も笑える
国語のリテラシーを高める為には銘々が内発的動機を持つこと、ひいてはそうさせるような干渉の仕方が必要だと思うんですよね。なので、制約を教えるような紹介の仕方ではなく、その言葉で表現できるようになることを提示していく努力をしたいと思っています。
なかなかシュールな文章ですね。
豊橋市に談合町と言う地名がありますし、そこには談合神社と言う神社もあります。
もともとから悪い意味合いだったわけではないと思います。
いつも楽しく拝見しています。
熊……よく分からない!w
確かに、甲骨文・金文に、熊という字は見られません。
わずかに一例、これほんとに熊か?って甲骨文字がありますが。
隷書の時代になっても、後漢の白石君碑という碑文に一例あったくらいじゃないかな?
唐代の顔真卿が、やっと数例書いてた記憶はあります。
書家目線からは、古くは熊という字がほとんど使われていなかったということしかわかりません。
あとは、無と舞のように、
「熊」はいま私たちが想像している熊と同一のものか、という話になるかもしれませんね。
ちなみに、篆書から見ると、無は完全に火と関係ないことが分かります。
舞の上半分は無と同じ形で、下のタヰの部分は、右足と左足を象っています。
「降」の右側もよく見たらタとヰを上下に組み合わせています。
漢字も面白いですね。
16:30 学際分野っておもしろいですよね。自分は学部生時代、情報工学と教育学の学際分野で卒論を書きました(笑)
20:20 「ちくわ」は元々「蒲の穂」に似ていたので「かまぼこ」と呼ばれていましたが、半円型のアレに名前を盗られたので「竹の輪」に見立てて「ちくわ」と呼ばれるようになったんですよね
竹に巻き付けてすり身を焼くように成ったのでチクワとも
ギリシャ神話からローマ神話への変遷で異名同一神がややこしい 例えば アフロディーテとヴィーナス
表記ゆれ。聖書の中に出てくるエジプト王のパロが、何だか間の抜けた名前だと思ってたので、ファラオのことだと知ってびっくりしたことがあります。
わかります!「パロ・ネコ」なんていうのが出てきて、戦争の場面なのになんかかわいいなと思ってしまいました。
たぶん「パロ」は明治元訳聖書(1887年)での表記を口語訳聖書(1955年)まで受け継いだのだと思います。「Pha」を音訳するのに「ファ」という表記がまだ無くて「パ」にしたのでしょうか。
最近の邦訳聖書では「ファラオ」にしてるようです。
気の置ける(置けない) という表現は理解していても未だにこんがらがる時があります。
可能の「る」と否定の「ない」の雰囲気に引っ張られちゃうんですよねー
この場合の「気」を「遠慮」と解釈すると割と簡単です
ちくわに関連した話でいうと、江戸時代にロシア漂流民となった大槻玄沢から気球の情報がもたらされたときの呼び名は「風船」だったんですよね
これは漢字の意味を考えると風の船なので実情に即しています
しかしながら「風船」という乗り物の上にある球体の部分を指していたはずの「気球」が乗り物全体を指すようになってしまったらしいです
数ヶ月前に知ったので、Pelliculeの話が出てきて嬉しい。雑談回、楽しいです。
「世界観」という言葉を耳で聞いたとき、思い浮かぶ字面は「世界“感”」なような気がします。
本来の意味とは違う、香ってくるような別の意味を感じると意味が変遷するのでしょうか。こういう感覚以上意味以下みたいなものを「ニュアンス」と呼ぶのかもしれませんね。
46:01
たしかに同音の対義語は、母語話者でもわけわからなくなりますね。
その一方で、それを逆手に取って「fight-or-flight response」を「闘争・逃走反応」と訳した訳者のセンスにはいつも舌を巻きます。(歯茎ふるえ音)
ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E3%81%86%E3%81%8B%E9%80%83%E3%81%92%E3%82%8B%E3%81%8B%E5%8F%8D%E5%BF%9C
a sound what Taro makes by the piano でいけるのではと思いましたが、make a soundでは”弾く音”は受けられないのですかね?
同じ人物や土地の名前でも読み方が異なる話は興味深く感じました。
カール大帝とシャルルマーニュ等の例がありますし、アテネのことを英語読みでアセンズとしている本もありました。
最近のウクライナ情勢をうけてキエフ(ロシア語風)からキーウ(ウクライナ語風)に変わったり、いろいろありますね。
一番驚いたのは古代ローマのトラヤヌス帝を英語読みでトレージリアンとしている本があって、最初は誰のことだかわかりませんでした。
毎回皆さんのコメントを読むのが楽しいです。表記ゆれに入るかどうか分かりませんが、glass→「ガラス/グラス」とか、pouch→「ポーチ/パウチ」みたいに、一つの外来単語に対して分野によって異なる音訳があてられているのは、日本語を学習する外国人にとっては大変だろうなあと思います。
テキストがコンテクストになったり、ややこしいですよねー
宇宙空間が「エーテル」で満たされいるという昔話に由来するネットワークが「イーサ」ネットなんて、「ゆれ」のレベルじゃないですね。
不可思議/wonderboy聴いた!PV観て思ったのはサニーデイ・サービスの青春狂走曲を思い出した。若者のモヤモヤ感を表現した歌ってなんかオッサンになってもグッとくるよね
同音異義語から思い出したのですが、いつももやもやしている「表記わけ問題」があります。
「にんきがない」や「ひとけがない」というときの「にんき」「ひとけ」の漢字表記が
どちらも「人気」なのは、間違いのもとだなあと思っています。
また、他人という意味で「ひと」といい、また人間という意味でも「ひと」といいますが、
これを「人」と書いてしまうと、どちらの意味だか分からなくなり、漢字で表記わけを
したくなります。困ったものです。
ピジンとクレオールはなんか高校の現代文の授業で読んだ記憶がありますね……。
能とクラブの踊り💃を比べて「ほら違うでしょ」っていうのは『共時態』的に変な感じがします🤔比較するとしたら、日本舞踊とクラシックバレエだと思います😄日舞はすり足↔、バレエはジャンプや、男性による女性のリフトアップ↕など、まさに高さを美としますよね!
「共時態」って初めて使いましたソシュってしまいました😆
矛盾という言葉が論理的な不合理を表しているのではなく、ただ対立する物事を表すのに使っているのは面白いなと思いました。
「担保する」で思い出したけど「課金する」「募金する」も本来の意味とは違う意味として日常的に使われてたりしますね。
私のいた分野のことしかわかりませんが、歴史系の研究ではギリシア(古代)とギリシャ(現代)の表記を明確に使い分けます。
お二人がよくおっしゃる「古代ギリシャ」はうちの教授には怒られちゃうな〜と思って拝見してます笑
「教養とは、金がなくても暇にならない能力のことである」って初めて聞いたけど、座右の銘にしたいくらい素晴らしい言葉です。
調べてみると、たぶんトルストイの「教養とは一切のものから快楽を作り出すことだ」ですね。
ググると堀本さんのツイートが3番目くらいにヒットしますw
日本人にはトルストイの言葉より、堀内さんの言葉の方がしっくりくるので、引用するときはそっちを使わせて貰います。
「担保する」「至上命題」「一日(いっぴ)」など、変わった用法、読み方はビジネスシーンで広まるケースが多い気がする
53:25 「拘り」という語は「拘泥する」というネガティブなニュアンスだったものが、ポジティブなニュアンスで使うことが多くなっていると思います。普段は他人に指摘したりしませんが、自分が使う時は「拘って」しまいますね。
無~「踊る」、中国語をやっている人には頷いて貰えると思います。簡体字は(数年して廃案になった)第二プランで、舞 wu3という字が同音の午 wu3に併合されました。無も舞も、上の部分は同じですから、何か通じるものがあるはずだなぁと感じることが出来ますね。現代の中国語でも、古代の中国語でも、音で別の字を借りて来ることがあるので、面白いですね。
20:00 納豆と豆腐も、字面と実際の意味が逆な印象ですね。
動画は比較的長いのに全部聞いちゃう面白さ!すごいです!
いつも楽しく見させていただきます。
レッサーパンダは元々パンダだったのにジャイアントパンダが現れてパンダとして定着してしまい、「小さい方の」と言う意味のレッサーがつけられた話が「無」と「舞」の話に似てる気がします。
文型とアセンブリの話題のとき思わず膝を打ちました
範疇って範囲というより「範囲内」という意味を含んでいるイメージ
"ちゅう"の音が"中"を連想しやすいのかもしれませんね
57:13
ラテン語やると格変化のすごさがわかる。
英語もはもはや屈折語ではない気がする。
「常識の範疇」というのは「常識というカテゴリーに属する」と理解していたので、それほど違和感は感じませんでしたね~。
「同音異義のめんどくささ」は、漢語を日本に入れたときに、中国人の音素を日本人が細かく弁別できなかったのがそもそもの原因ですね。leadとreadの違いが分かりにくいように、荒と好の違いも分かりにくいので、日本人は慣習的に同じブイの中に突っ込んでしまっている。
ついでに表記揺れ問題も、外来語をカタカナに落とし込むと避け難い問題です。
52:06 少し違うけど、プログラム書くときに「これ便利やん!」と思って関数とかコメントを書いておくと、逆にわかりづらくなったりすることあるからめっちゃわかる…
便利だけどいらないものってよくありますよね…
41:42 セルゲイ・ポバルニン(ポヴァルニーン)のファミリーネームの頭文字がキリル文字のままですが、こういう表記は初めてみました。普通はСергей→Sergeiですね。
「恣意的な言葉はダメ」というのは、有名な論文「論争の理論と実践に関する論争」(1918)で言ってたことですね。「建設的な議論をするには、議論する者同士がお互いの共通認識のあるところから始めよ」という趣旨だったと記憶しています。たとえば、数学や物理で、代数は何の文字においてもいいのに、定数はa、b、c、d...、未知数はx、y、zとおくとか、ある程度伝統的に決まっているのもそうですね。どの定理にどの記号を充てるか自由であるはずですが、本当に恣意的にやってしまったら成り立たなくなる(なぜこれはaで、なぜこれはtなのか、そこで数学がわからなくなってしまう生徒も多いそうですが)。なのに、議論では、「俺は未知数をl、m、nでおく」、「いや、未知数はp、q、rだろう」と、どうでもいい部分で言い合いになることが多い。
まあ、多分、アリストテレスとポヴァルニーンは、その言説の目的の範疇が違うと思おますよ。