お盆のロードサービス JAF隊員に密着 出動件数は昨年比2割増

3年ぶりの行動制限のないお盆休み、車でお出かけされた方も多いのではないでしょうか。そんな中、増えるのが車のトラブル。JAFの救出の現場を取材しました。
年中無休で車のトラブルに対応するロードサービス会社、JAF。暑さや人出の増加で車のトラブルが増えるお盆の時期。汗まみれになりながら懸命に対応するのはロードサービス隊員の宮島力也（みやじまりきや）さんです。
救助の依頼は愛知県にあるコールセンターで集約され、それぞれの隊員に無線で届きます。
向かった先にあったのは川岸で動けなくなった1台のワンボックスカー。シャベルで土に埋まったタイヤ部分を掘り出してから、電動ウインチで引っ張り救出完了。暑い中屋外での作業です。
宮島隊員:
「水分補給です。暑いんで…」
休憩の合間にも立て続けに依頼が舞い込みます。
宮島隊員:
「困っている人を助けたいです」
JAF石川県支部によりますと8月6日から16日までの県内のロードサービス出動件数は、一般道が759件、高速道が21件のあわせて780件、去年と比べ2割も増えました。
そのほとんどはバッテリー上がりとタイヤのパンクです。
依頼者と待ち合わせした場所に向かうと夫婦が待っていました。
依頼者:
「お墓参りの途中で脱輪してしまって。山奥よ。結構入らないと」
険しい山道を抜け現場へ急ぎます。現場に到着すると、車の左半分がコンクリートの道路からはみ出しています。
下に敷いた木材の上に、車が徐々に乗るように電動ウインチを操ります。依頼者の車を傷つけないように細心の注意を払いながら作業を進め、無事完了です。
依頼者:
「良かったありがとう、良かった」
宮島隊員:
「お客様の車を傷つけないで出せてよかったです」
困っている人を助けたい…その一心で宮島さんは今日も現場に駆けつけます。
石川さんLiveNewsイット　www.ishikawa-t...
（2022年8月17日放送）
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