優秀賞 亀井広忠(能楽囃子・大鼓の演奏)/Hirotada Kamei (Performance of Nohgaku Hayashi and Otsuzumi)

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  • เผยแพร่เมื่อ 5 ก.ย. 2024
  • 受賞者の亀井広忠氏は、亀井忠雄氏(人間国宝)を父に、歌舞伎囃子田中流前家元・九代目 田中佐太郎氏を母に持つという、邦楽界を牽引する一家に育ちました。現在は、能楽囃子葛野流大鼓方(のうがくはやしかどのりゅうおおつづみかた)十五世家元として、能楽舞台の第一線に立ち続けています。葛野流は能楽大鼓方の流儀の一つであり、流祖は16世紀に活躍した葛野九郎兵衛定之(かどのくろうひょうえさだゆき)と伝えられています。この人物は、豊臣秀吉や徳川家康に才能を認められた人物であり、徳川秀忠の代になると、公儀に召し抱えられました。葛野流はとりわけ多彩で複雑な音楽的構造を有するとされ、華やかで装飾的な手組(てぐみ:リズムパターン)が多いことや、曲の要となる部分に特殊な替の手組を打つことなども特徴の一つです。平成9年には、歌舞伎囃子方として活躍する2人の弟、田中傳左衛門、田中傳次郎とともに、「三響會」を結成。能楽や歌舞伎囃子の良さを活かし、それぞれの囃子から刺激を受けながら活動を続けています。また、平成15年には「広忠の会」を発足。能楽の世界だけではなく、多種多様な伝統芸能のコラボレーションに取り組むなど、新しい試みにも挑戦し続けています。伝統を守り、技術を受け継いでいることと、能楽の振興活動が認められ、受賞となりました。

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