公共の補講【15a】センの「潜在能力」【なぜ「潜在能力」が重要か】

アマルティア・センの「潜在能力」（ケイパビリティ）の議論について見ていきます。
センの議論は、それまで支配的だった資源分配（財の配分）をめぐる平等論あるいは福祉論に一石を投じました。注目するべきは資源だけで良いのかと言ったわけです。いくら財産や権利が平等に分け与えられても、それをうまく生かせる人と、（本人には如何ともしがたい事情で）うまく生かせない人がいるわけですからね。
と言うように、この動画では、センの「潜在能力」の議論1点集中でお話をするため、普段よりかなり短めの尺になっております。そしたらですね、画質を上げることができました笑。あと、作業が楽でした笑。聞いてる皆さん側も総花的な授業よりもワントピックだけの方が聞きやすいんじゃないのかと思います。私だってわかっているんですよ。短い方がいいって。でもついついあれもこれもと欲張って情報を詰め込んでしまう（そして授業予定時間をオーバーしてしまう）、それが教員の性なのです笑。皆さんが通っている学校の先生もそんな感じじゃないですかね？笑