三島由紀夫の階級社会への危惧

ビューロクラシーとは官僚制のこと。
三島はビューロクラシーは階級制が前提としてあるので、今よりも階級制はひどくなるし、不平等になるだろうといっている。
三島はそれなら税制を変える方が言論の自由も守られるだろうという。
しかし現代の日本では政教分離もできなければ裏金問題、シルバー民主主義などの問題、投票率の低さもあるので民主主義は機能していない。
また資本主義も限界に来ており、企業の利益が会社と資本家に多く流れ労働者に還元されず、また税制においても企業を守ることに注力した結果、格差も拡大しきっている。その結果急激な貧困層の拡大から出生率が下がり急激な人口減になっている以上、民主主義と資本主義が機能しなければ税制度の運用も機能せず国家の存亡の危機に陥っている。
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