【OC2022】「「正しい」プログラムの作り方～バグがないことを数学的に保証する～」

【正誤表】スライドp6（4:10ごろ，2箇所）：誤 6461 → 正 6561
現代では，コンピュータは，パソコン，ゲーム機，スマートフォンは言うにおよばず，車や航空機，調理機器，医療機器，証券取引や発電所など様々な場所で使用されています．コンピュータは総じてプログラムに従って動いていますが，プログラムにはしばしば不具合（バグ）があります．プログラムにバグがあると，そのプログラムが動作しているコンピュータの数や使用される目的よっては社会に大きな影響を与えてしまう場合があります．バグを減らすためのアプローチには様々ありますが，この模擬授業では，数理科学に基づく，バグのない「正しい」プログラムを作るための方法について紹介します．数理科学に基づくアプローチの利点の一つは，プログラムにある種のバグがないことを数学的に保証できることにあります．
東北大学 大学院情報科学研究科
松田 一孝　准教授