【徹底解説】堀辰雄『風立ちぬ』|死に行く者と生き残る者の時間が重なる時(わが祖母に捧ぐ)
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- เผยแพร่เมื่อ 10 ก.ค. 2024
- ジブリの映画にもなった 風立ちぬ
実は太平洋戦争の時代 出征兵士たちに多く読まれていたそうです
それは 死に行く者と生き残るものの物語だからでしょう
そして個人的には はるかペルーで遠い昔に孤独に亡くなった祖母の死の床へ行き
生き残った者たちはこうして元気にやっていると伝えたい
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死の境を越えたあなたはもういない、しかし、あなたは確かに生き、私によってこの様に書かれたのだ、その事実は決して失われない、という、書くことによる永遠化を希求して堀辰雄は時を置かずしてこの作品を書いたのでは、と想像しました。動画の最後におっしゃられた「時空を越えて祖母の死の床に行き、あなたのおかげだと伝えたい」ということ、私も似たような気持ちを抱いたことあり、とても共感しました。悲しみや死に臨む気持ちなど、これまで多くの人が向き合い、これからも多くの人が感じるであろう重みをもった感情を通して、それらの人々と共に一つの開かれた場所へ立つ、というリルケ的世界観に私が魅かれた一因がそこにあるのかもしれない、と改めて思いました。良いお話を、ありがとうございました。
ありがとうございます。
おそらく とても意識的に堀辰雄は リルケのフレームを使って風立ちぬを書いたと思います
ある意味 ドゥイノの悲歌の 超訳です
「春」や「序曲」の描写、散文詩のような美しい描写においてあまりにもこの今の私たちは美し過ぎる!死者のようだ、よくない死に向かっている、みたいな感じを受けます