「神宮外苑再開発のしくみを学ぶ--そのイロハから権利変換計画まで」岩見良太郎先生
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- เผยแพร่เมื่อ 6 ก.พ. 2025
- 2023年9月7日、イコモスからヘリテージ・アラートが発せられ、神宮外苑再開発計画に反対する都民の声は、いっそう高まっています。ここで、再開発事業の撤回に向け、たたかいを強めていくには、再開発のしくみをしっかり学んでおく必要があります。
いま、神宮外苑で進められている再開発は、都市再開発法にもとづく、「第一種市街地再開発事業個人施行」です。ひじょうに複雑なしくみと手続きで進められます。しかも、神宮外苑再開発は、通常の再開発のイメージからかけ離れた、異常ともいえる特異な再開発です。前代未聞の都市計画公園を対象にした再開発、少数の大地主・大資本による巨大な個人施行再開発、しかも、これほど重大な再開発であるにもかかわらず、都市計画事業としては実施されません。
2023年2月17日、都民や専門家が強く抗議する中、再開発の事業計画が認可されました。次に控えているのは権利変換計画の認可です。この権利変換計画も、変則的なものになると予想されます。注意すべきは、認可されれば、従前の土地・建物の権利は、新たな権利に移し替えられ、事業が本格的に開始されます。後戻りさせることは、ほとんど不可能になります。
こうした状況の下、今回の学習会では、この権利変換計画に焦点をあてながら、再開発のしくみについて、お話したいと思います。
【岩見良太郎 プロフィール】
1945年兵庫県生まれ。1969年東京大学工学部都市工学科卒業。1978年 同大学院博士課程修了(工学博士)。青森大学助教授、都留文科大学教授を経て、埼玉大学経済学部教授(1994~2011年)。埼玉大学名誉教授。
1968年、「区画整理対策全国連絡会議」(現在、NPO法人区画整理・再開発対策全国連絡会議)に名称変更)が設立されるとともに、その機関紙、『区画通信』の編集を担当。現在、同連絡会議代表。
著書に、『土地区画整理の研究』(1978年)、『土地資本論 地価と都市開発の理論』(1989年)(以上、自治体研究社)、『「場所」と「場」のまちづくりを歩く イギリス篇・日本篇』(麗澤大学出版会、2004年)、『場のまちづくりの理論 : 現代都市計画批判』(2012年)、『再開発は誰のためか 住民不在の都市再生』(2019年)(以上、日本経済評論社)、等がある。
仕組みや東京の全体の都市計画など時間をかけて深い議論が必要だと思いました。偏見のない議論の場が必要である。
明快な深い分析確信医なりました。東京都の無法違法な都市計画と都市計画道路の強行を止めさせましょう。
R7は文科省・金融庁再開発PFIは
国のPFIの第一号で、新日鉄が代表企業で、当時のシンニッテツ都市開発もコンソーシアムの一員として参加!因みに、完成後は区分所有建物ですので、管理組合が設立され、管理組合の運営は、日鉄興和不動産が担当
法律と行政処分に従って粛々と事業を進めてください。
複雑な話を大変わかりやすく解説していただき、ありがとうございました。この”再開発”がいかに【異常なのか!】よく判りました。
事業者は”綺麗事”しか言いません。絶対に阻止しましょう!
素晴らしい講演でした。以下に異常な計画プロセスであったかが、よくわかります。
誰のための開発なんだろう。神宮外苑は、いわば、日本そのものの象徴、いろんな意味で手をつけてはいけない場所のような気がする。だから、今日まで残ってきたと思われる。金儲けで見境のなくなった人、あわれの一語に尽きる。
手を付けてはいけない内苑、計画された公園の外苑、これでいいわけですよね
明治神宮外苑は今まで公園と考えられていましたが、今後は商業施設に変わるんですね。
Wikipediaも早速修正しないと。
え?Wikipediaを修正できるんですか?ぜひお願いします!
計画された公園の木を自然の森といって反対するのはおかしいですよね
再開発区域内は、今までスポーツ施設関係者(含利用者)以外の一般の都民は自由に立ち入りが出来ない、公園とは名ばかりの場所です。TH-camに計画説明動画
「神宮外苑地区まちずくり」をやっていますから、是非見てください。
動画では、この計画が他の計画と比べて「異常」「今までにない」とか言ってるけど、結局のところ、法や条例上の手続きに沿って進んでるんだから、何も問題はないということですね!
手続き上問題ないのに、あたかも問題のように見せるのはネガティブキャンペーン、いちゃもんと言うのですよ!
「法や条例上の手続きに沿って進んでいるんだから」いいえ、新宿区と港区の議会にかけられずスタートしました。なぜ新宿区と港区の議会へかけなかったのか?新宿区と港区へ回答ないです。これは、問題です。まだ、他にも問題あります。なぜ個人施行にしたのか?です。これも回答ないです。まだまだあります。