「愛をつなぐキッチンカー」小児病院に笑顔を! きっかけは“長男の闘病の日々”【Jの追跡】(2023年5月13日)
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- เผยแพร่เมื่อ 7 ก.พ. 2025
- 「入院中の子どもに付き添う家族を応援したい」と、去年から始めたキッチンカー。「応援チケット」を使って広がる支援の輪。小児病院に笑顔を届ける、“愛をつなぐキッチンカー”を追跡しました。
■息子の手術で泊まり込み「手づくりありがたい」
群馬県渋川市にある群馬県立小児医療センターに、毎週水曜日、1台のキッチンカーがやって来ます。
夫の青木佑太さん(39)と妻の麻純さん(36)。去年10月から、キッチンカー「fufufu-soup」を始めました。
オープンは午前11時。すると早速、足の治療のために通院している男の子とお母さんが来ました。
注文したのは、「旬野菜としめじの豆乳スープ」。ニンジンやレンコン、シメジなどが入ったほんのり甘いスープです。
足の治療のため通院中の母子:「すごく具だくさん。優しい味」「神だ」
その優しい味を求めて、次々とお客さんが来ます。
麻純さん:「お疲れ様~」
佑太さん:「きょう手術?」
清水さん(29):「さっき終わった」
清水さんの1歳の次男が足の付け根のヘルニアで、この日、手術を受けました。
麻純さん:「パパはあとで(来る)?」
清水さん:「交代で食べて」
手術が終わったばかりで目が離せないため、夫と交代で食事をとります。おにぎりとスープを買いに来ました。
清水さん:「ありがとうございます」
麻純さん:「またね~」
2泊3日の入院中、泊まり込みで付き添いを続ける清水さん。およそ1時間の手術が終わったばかりでした。休憩所の隅で、付き添い中、数少ないほっと一息つける時間です。
清水さんが買ったのは、「ヴィシソワーズ」。ジャガイモの冷製スープです。
清水さん:「ジャガイモの味とクリーミーな感じで、朝もそんなに食べていなかったんで、しみわたります」
実は、清水さんは去年、長男も手術で入院し、2週間ほとんど病室から出られなかったといいます。
清水さん:「(子どもが)寝ている間に抜け出して食べるしかないので、(今は)手づくりのものが食べられるのがすごくありがたい」
■仕込みは妻の麻純さん「夜中まで作る時もある」
評判のスープ、仕込みは前日から妻の麻純さんが行います。
麻純さん:「野菜をとってほしいという思いがある」
生協で営業の仕事をしながら、キッチンカーの調理もこなす麻純さん。
麻純さん:「夜中まで作ってるとか、日を越えるまで作っている時もある」
そして、もう一つの看板メニューのおにぎりは、サケなどの定番から味噌クリームチーズといった変わり種など6種類あります。
麻純さん:「サケも天然の紅ザケを使って、焼いて一個一個ほぐしたほうが、おいしさが増すかなと」
■「スープで頑張れる」付き添い家族
続いてキッチンカーにやって来たのは、常連の根岸彩乃さん。
根岸さんは10年前、切迫早産で双子の男児を出産。弟の蓮夢(れんむ)くんは4日後に亡くなり、兄の徠来(らいき)くんが「水頭症」で入院中。およそ2週間の入院が、毎年2回程度あるといいます。
この日に買ったのは、「野菜たっぷりの豆乳スープ」です。
根岸さん:「付き添いだと本当に缶詰め状態になってしまうので、体も具合が悪くなってくるんですけど。本当にこういう温かい体に良いものが食べられたら、お母さんも子どもたちも頑張れるかなと思います」
青木さん夫婦とは知り合って1年になりました。
根岸さん:「うちの息子が亡くなっていて、一馬くんとお空で遊んでいるかなと」
■「長男の闘病の日々」きっかけに
青木さん夫婦がキッチンカーを始めた理由。それは今から5年前、長男の一馬くんが3歳の時、白血病に…。
佑太さん:「『再発さえしなければ、すごく予後が良い』と言われていたのに再発してしまって」
闘病生活は、およそ1年に及びました。
付き添いのため、麻純さんは仕事を辞めて昼間は麻純さんが、リハビリなどを支援する作業療法士の佑太さんが夜、仕事を終えた後に交代で付き添うという24時間体制の看病でした。
佑太さん:「ずっと病院と職場の往復だったので、温かい手料理が食べられなかったので、きつかった」
必死に治療を続けた一馬くんでしたが、2019年10月、4歳8カ月で天国に旅立ちました。
そして、一馬くんが旅立ってすぐ、ある思いを抱くようになりました。
佑太さん:「病気の子のパパ・ママの支援が、私たちでもできることがあるんじゃないかなと思って。栄養満点の料理を提供するというのをやりたいと」
■応援チケット 一度に300枚購入した人も
この日は生憎の雨。それでも多くのお客さんがやって来ます。
検査の待ち時間に、車の中で昼食をとる親子がいました。
子どもが通院中の母親:「片手で飲めるのは考えられている。コクがあっておいしいです」
この女性、スープ以外にもあるものを買っていました。300円を払って、一枚の紙に書いたのは…。
子どもが通院中の母親:「ママやパパの心がすこしでも元気になりますように!!」
実はこれ、購入者が寄付した「応援チケット」。他の子どもに付き添う家族なら誰でも使用でき、このチケットを持っていくと300円割引になります。女性も以前…。
子どもが通院中の母親:「メッセージが書いてあって励まされた。自分もちょっとでも役に立てたらと思って」
この「応援チケット」を一度に300枚、9万円分を買った人もいるといいます。
佑太さん:「応援の循環というか、愛の循環ができていると実感する」
■“キッチンカー”で広がる支援の輪
「キッチンカーを知ってほしい、応援したい」と常連の石川京子さんがインターネットに投稿した動画です。
石川さんの長女・知果さん(10)は重度の障害があり、今も入退院を繰り返しています。
石川さん:「急に入院が決まるから、ご飯をちゃんと準備しておけなくて」
そんな時、青木さん夫婦のスープに「何度も救われた」といいます。
石川さん:「なんかパワーがつけられる源というか、元気をもらえる」
実際に動画を見て、スープや応援チケットを買いに来たという人もいたそうです。キッチンカーで広がる支援の輪です。
■「息子が縁を…」広がる絆と笑顔
実は、青木さん夫婦は月に一度、子ども食堂も開き、無料で食事や遊び場の提供もしています。
この日は、キッチンカーや子ども食堂で知り合った家族ら200人以上が集まってのイベント。キッチンカーにも大行列ができています。
麻純さん:「長蛇の列になって、すごく食べていただいたので、うれしいです」
参加者の中に、病院での取材中に出会った清水さんの姿も。次男の手術も無事に終わり、家族そろって遊びに来ました。
父:「ここちょっと手術したんだよね。木曜日(4日前)に退院して、あしたから保育園に行くんだよね」
会場は、子どもたちの笑顔であふれていました。
佑太さん:「すごく協力者が集まってきてくれるので、何か本当に一馬が、うちの息子が全部縁をつないでくれているんじゃないかと」
愛をつなぐキッチンカー、その“支援の輪”は広がっています。
[テレ朝news] news.tv-asahi....
素晴らしい。泣きそうになる。
頑張れ、みんな笑顔になってほしい!
キッチンカーは幸せをも届ける!
見ていて泣きそうになりました
一馬くんお空で見てるかな?
付き添い入院中はパックご飯、コンビニのおにぎりやパンが中心で、肌荒れや貧血になることも、、、キッチンカー羨ましい!
こういうのがいい、スープと🍙
大きい病院だと朝一で行って
検査やら治療となると昼過ぎに
なったりするんで助かるんですよね
また病院前というのがいい
わかってる人だから出来ること
ホント頑張ってほしいなと思う
すばらしいね、感謝です!
一馬くんが命をかけてこのご家族に伝えたいことがきっとあったんだと思います。
でも生きてほしかったな。
よく頑張ったね。
おばちゃん一馬くんを尊敬します。
応援しています。あったかい食事って嬉しいですよね。。
みんなはめっちゃ優しいな、もっとパワーを!
おいしそうで楽しそう😙
先日佑太さんのお話を大学講義を通して聞かせていただきました。
人生をかけてやりたいことをみつけて、辛い時はヒーロー一馬くんがついてると思って頑張ります!
鹿児島にもこういうのが欲しいですね
早く、元気になって下さいね🌈
親戚の家がすごい近いです。甥っ子連れて応援カードだけでも買いに行きたいです
いいなぁ!寝てる間に急いで院内のコンビニで美味しくないおにぎり買ってばっかりやったからキッチンカー来てくれたらありがたいやろなぁ
カウンターはシンプルですが、料理は美味しそうです。
医者って待ち時間が長いからいの一番に午後から診療してもらいたい人が個々で昼食べながら待つのはよいのではないか。
母親に多大な負担を強いる入院システムってどうなのかなと
一台しかないのが寂しいな。
ここの市民病院 私 総合病院は、院内レストランが、なくなってしまって、コンビニ 私総合病院は、コーヒー 軽食だけです。コロナの時は、コンビニで買った物を食べる場所がない
キッチンカー好きです!美味しい😊
美味しそう
お母さんのスープも飲みたいです。
高いなあ
キッチンカーはこんなもん