渚ゆう子 [ 京都の恋 ] ONKYO PD-1669C PIONEER 52-702F (1960s) 16cm ロクハン アルニコ フルレンジ ダブルコーン スピーカー SPEAKER 空気録音
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- เผยแพร่เมื่อ 27 ส.ค. 2024
- Windows 10 PC (Straight Out)
↓USB Connection
Amplifier:Nobsound NS-01G
↑Recording
Camera:iPhone 13 Pro (1080p HD/60 fps With Built-in Stereo Microphones)
※左に映っているONKYO製サブウーファーや下のCOLUMBIA製スピーカーは一切鳴っておりません。純粋に上のONKYO製スピーカー2本のみをストレートで再生しています。
1967年頃のONKYO製密閉型アルニコ16cmロクハン2WAYスピーカーです。真空管モジュラーステレオ用のスピーカーだと思いますが、詳細不明です。
16cmのアルニコダブルコーンフルレンジ PD-1669Cと、5cmアルニココーンツィーター TW-507に2μFコンデンサ1個のシンプルな構成です。ですがツィーター1つのボイスコイルが断線しており、修理を試みましたが失敗し、代わりに同時期のPIONEERの5cmアルニココーンツィーター 52-702Fに入れ替えると同時に、コンデンサも同容量のDayton Audio製フィルムコンデンサに入れ替えました。
しかしこのスピーカーにおいてツィーターはあくまでおまけで、音の真髄は初めて見る16cmユニット PD-1669Cです。
・8Ω 定格14W入力の余裕あるスペック
・経年で多少シワはあるものの、剥離も硬化も一切なくしなやかな布製フリーロールエッジ
・大型ダンパー
・サブコーンはボイスコイル直結のメカニカル2WAY構造&センターキャップは異種ペーパー素材の初めて見る形状
・どこかで見覚えのある特徴的なフレーム
等々、初めて見るユニットにして色々個性的で情報が豊富です。
BOXはバッフルのみパーティクルボード、残り5面は背面部もしっかり厚みのある(約8mm)合板製で、内部にはN字型に折りたたまれた化繊系吸音材がたっぷり。
久しぶりに無名アルニコロクハンスピーカーを聴きましたが、久々の機会に丁度良い驚きの音色でした。と言いますのも、無名16cmユニットの中ではトップクラスの、異例なまでの量感とコシのある低音がズンズン弾みます。しかしあくまでメインは合板製のエンクロージャー。ドロドロしたものではなくカラッとスカッと感も当たり前のようにあります。ツィーターも元気に鳴っていますがあくまでオマケで、メインはこの特徴的なダブルコーンフルレンジです。
またどこかで見覚えのあるフレームと書きましたが、以前から私のチャンネルをご覧いただいてる方はお気づきかもしれません。Columbiaの3S-50Fの16cmユニット、DS-6526と同じです。DS-6526はONKYO製ユニットと10ヶ月ぶりに判明しすっきりしました。エッジやコーンも異なるものの、磁気回路まわりの基本的な部分は同じなだけあり、パワフルで明るい音だったDS-6526と今回のPD-1669C、音も共通点が多いです。
大好きなToshibaの20151621ユニットもONKYO OEMユニット、Columbiaの3S-50FのユニットもONKYO OEMユニット、また20cmユニットではありますが、野太いコシのある音を出すCLARIONのSP-8-11AユニットもONKYO OEMユニットでした。
1960年代のONKYOのOEM供給ユニット、ちょっとどれも高次元で好みです。PIONEERの16-703F-1ユニット等ももちろん好きですが、ONKYO群はどれもさらに明るく深みのある音色で、基本設計の良さが今の時代でも十分感じられます。
デフレ時代のONKYOモデルは好きなモデルもあれば、カタログで言葉巧みに騙し、音も造りもお粗末な露骨な手抜きモデルもありで手放しに褒められませんが、1960年代のONKYO製ユニットはどれも結構輝いています。
メイン機は引き続きCOLUMBIAの7S-30Fですが、本ONKYOモデルは鳴り方が結構好みですのでサブメイン機として活躍してもらいます。
最初の出音で「重心高めな傾向かな?」と思いきや、下のColumbiaもパラで鳴らしてるよ、と言われても信じてしまうほど低音もしっかり出てるんですね。しかも曖昧さや重ったるさは無く、かなりの解像感。これ凄いですねえ。
詳細不明の真空管モジュラーステレオ用スピーカーとのことで、要するに「セットものの付属品」なんでしょうけど、それでこのクオリティ。当時の日本のメーカーって凄かったんだなと改めて思います。
おはようございます。
小型密閉型ですが、当時の一般的なこの手のスピーカーのように響かす代わりに低域はある程度割り切っている…ではなく響きももちろんありつつ、低域も積極的に攻めたモデルで頼もしいです。おっしゃるように解像感、開放感もあって小型密閉型の割に苦しさもありません。相変わらず能率も高めですので、リビングで爆音にしても音割れなんて全然しません(笑)
オーディオ、特にスピーカーはそう思います。ONKYOのこの頃のスピーカー、面白いです。これもおっしゃるようにセット付属のスピーカーですが、今の時代に単品で発売されても好きな人はきっといらっしゃる音色です。
低域がほとんど出なくてちょっとですが、中域から高音まで見通しの良い音ですね。
ONKYOのスピーカーの特徴かも知れません。
でも、良く聴くと時々、重低音が鳴っています。以外に低域が伸びているんですね。
密閉型と聴いて納得です。自分のダイヤのDS-1000Zも密閉なのに重低音凄いです。
時々、1000Zをバスレフに改造する例を観ますが、重低音が出なくなるだけですね。
学生だった1970年頃にONKYO FR-16Aをメインにして聴いていました。
高域が足りなかったので、テクニクスの 5HH17を直径10㎝の90度円錐の上から下向きにして無指向性で8kHz以上を補強していました。
重低音は400Lの左右の箱にP社のPW-30Aを入れて自作のアクティブフィルターで分割してトランジスターOCLアンプにバスブースト付けて鳴らしていました。
SATINのM-15E MCカートリッジの華麗で繊細な音が映えました。
マイクロのMB-800SターンテーブルとSTAXのUA-3一点支持アームで製作したプレーアーはスプリングで中釣りにして、厚い蓋で密閉出来る箱に入れて、前面は厚いガラスで中が見える様にして、針圧0.5gでもハウリングなしで再生出来ました。
厚板が重すぎたので7mmガラス板に変えて蝶番の破損を修復しました。
LPが本当に良い音で再生出来ました。♥
中低域が若干弱いのですが、その代わりおっしゃるように密閉型らしく下の方がよりスムーズに伸びており、時代を考えるとよく設計されたスピーカーに感じます。
中高域の明瞭さも今の時代に聴いてもなかなかでした。正直末期FRコンポのスピーカーより良い鳴りっぷりです。
FR-16Aは前面向きに、5HH17の高域は円錐に向けて下向きで敢えて拡散されていたのですね!?
密閉型をバスレフに改造してしまうのは抵抗がありますね。私もその辺りメーカーの設計を信じて安易に改造しないようにしています。本機もバスレフにするともっと中低域も出そうですが、密閉型にしてなかなかスッキリ、そして低い部分までしっかり鳴るのでこのまま楽しもうと思っています。
PW-30Aまでお持ちだったのですね!?今再販するといくらになるやら…(汗)
音の響き方が時代を感じさせますが、クリアでバランスも良いですね、素敵です😀
おはようございます。
よく響きつつ低域も積極的に攻めて来ており、当時のONKYOの底力を感じました♪