2ストキャブレター調整 パイロットジェット＆アイドルスクリューのセッティング / YAMAHA DT230 LANZA

[@restoreyan]

2ストばかりいじってたおっさんです。この場合の2ストのキャブのいじり方ですが、アイドリング調整前にアクセルを微妙に開けて暖気をして、水温が上がったらアクセルをふかしてレーシングし、パワーバンドまできれいに噴け上がるようプラグについたカーボンやオイルをぶっ飛ばしてください。これやらないと調整の差が分かりにくいうえに、やった調整が実は悪化方向だったなんてことが多々あります。
まずエアクリーナーが詰まっていないのは絶対条件で。
エアスクリューとアイドリングアジャストスクリューを規定にして、とりあえず5~10秒アイドリングできるところを探します。
スクリューをいじったら必ず軽く空ぶかしをして、回転がアイドリングに落ちてきた後で様子を見ます。
混合気が薄すぎる場合は、爆発音が軽やかにパラパラと聞こえますが、アイドリングに回転が戻るとストンとすぐエンストします。
副次的に、空ぶかしをした後にアクセルを閉じても回転がなかなか落ちてこない時も薄すぎです。
濃すぎる場合は、爆発音一発一発が野太く、バンバンとくっきりして聞こえますが、アイドリングに落ちると、徐々に徐々に回転が落ちてエンストします。
これを目安に、エンジンが止まらない調整点を薄めギリギリで探してから、ほんの少しだけ濃いめにエアスクリューを調整します。
ちょっと大きめにアクセルを開けた時に、なんか回転がついてこない感じがする場合はもう少し濃いめに調整してもいいかもしれません。
エンストしない程度の濃いめ調整は問題ありません。
2スト車はラジエターファンがついてないものが多いので、作業中のオーバーヒートにご注意ください。
もし、プラグを標準品ではなく電極の細い高性能タイプに変更している場合は、キャブのセッティングがあっていても標準の番手だとかぶりやすくなることが多いので標準品に戻すことをお勧めします。メインジェットとニードルまで詳しくセッティングできない場合は、標準以外のプラグへの交換は問題をややこしくします。
良い2ストライフを。

[@K3Factory]

お～！コメントありがとうございます👍
このバイクエンジン全バラしてるので極力空ぶかししないで調整しようとしてましたー
慣らし運転が終わったらコメントを参考にしてバッチリのセッティングを出そうと思います！
大変わかりやすい説明ありがとうございます

[@yukiminooo]

いよいよ試運転🏍だね😆
楽しみにしてるね(≧∇≦)/

[@K3Factory]

いつも応援(人´∀`)ｱﾘｶﾞﾄｰ♪
今撮影の準備頑張ってまーす👍