2024年07月26日放送 夏のペットボトル症候群に注意! 【道の駅全国制覇】

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  • เผยแพร่เมื่อ 8 ก.ย. 2024
  • こんにちは、モトブログチャンネルです!毎日暑い日が続きますね。今日は最近話題になっている「ペットボトル症候群」について深掘りしていきます。
    毎年夏になると、熱中症の危険性が大きく取り上げられます。しかし、それにも関わらず、高齢者の患者数は増え続けています。対策も様々な話題になっていますが、なにより基本で欠かせないのが「水分摂取」です。「とにかく水分を摂れ」という意識が広がりつつあります。
    しかし、ここで注意したいのが「飲み物の選び方しだいでは深刻な病気になる」という事実です。その一つが「ペットボトル症候群」です。この病気の正式名称は「清涼飲料水・ケトーシス」で、糖分の入った清涼飲料水やスポーツドリンクなどを連日大量に飲み続けることによって、体内に「ケトン体」という物質が過剰になり、さまざまな障害が起こります。
    糖分を含む清涼飲料水を摂取すると、血糖値が上昇します。これを正常に戻すために膵臓から血中にインスリンが分泌されて、食事等から摂取して分解されたブドウ糖を細胞内に取り込みエネルギーに変えます。しかし、糖分の摂取が急激に多くなってそれが継続されると、インスリンの働きが悪くなり、ブドウ糖を細胞内に取り込めずブドウ糖からエネルギーを得ることができなくなります。すると、体内では脂肪を分解してエネルギーの調達を始めます。この脂肪の分解の際にできる副産物が「ケトン体」と呼ばれる三種類の物質(アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトン)であり、ケトン体が非常に多くなった状態のケトーシスとなります。
    基本的な症状は糖尿病と同じで、倦怠感やイライラ感、意識障害、喉の渇きなどがあります。特に、ケトーシス状態を通り越すと、過剰な酸性であるケトン体のために血液が酸性化するケトアシドーシスと呼ばれる状態になります。この場合、脳への酸素供給が滞って意識や体全体の身体機能の低下を招き、最終的には昏睡状態、そして死亡に至る恐れもあるのです。
    発症しやすいのは10代~30代の男性で、特に連日2、3リットルのペットボトル飲料を飲んでいる人や、10代の学生が部活動の際に水代わりに飲むことも危険です。
    ペットボトル症候群であると診断された場合の治療は、体内の糖の排出を促すための注射、点滴が中心となります。もし、家族等身近な人に思い当たる人がいたらペットボトル症候群を疑って受診を勧めるのもいいでしょう。
    予防策としては、飲み物の選択を慎重にすることが重要です。一般的に暑いときの水分補給に適しているといわれるスポーツドリンクには相当量の糖分が含まれています。人が1日に摂取する糖分は20~40gまでがよいと言われていますから、500mlのドリンクを1日2本飲んだら、それだけで過剰となってしまうのです。こういった飲料を飲む場合には、必ず成分表示を確認のうえ、糖分の少ないものを選びましょう。甘くないお茶やミネラルウォーターもよい選択です。
    体に厳しいこの夏、ひとつでもマイナス要素を減らすためには、「飲み物の糖分を減らす」ことに気を使うとよいでしょう。皆さんの健康を願っています。それでは、また次回お会いしましょう。さようなら。

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